2021年2月14日 (日)

jazz喫茶マスターの憂鬱

2102151サン・ジミニャーノ(San Gimignano)はトスカーナ州にあり、石造りの高い塔が競って立ち並んだ古都で、一番気に入った。イタリアのあっちこっちでも見たが、観光客相手に自分で描いた絵画を売っている。そうだ、これだ!スーパーリアリズムは描けるからサン・ジミニャーノの風景画を描いて、彼女と同じように観光客を眺めてやろう。あっち側の席の方が面白そうだ。

2102152IAIを辞して、何人かでjazz喫茶をやろうと意気投合したが、口ばっかりで誰もやろうとしない。でありますから、2004年にjazz喫茶amp工房を1人プロジェクトxで開業し、あっち側の席へ収まった。マスターと呼ばれていい気になって3年ほど居座ったが、やたら自分を聞いて欲しい族、音にケチをつける輩、過去は失敗だなどと傍若無人、終いには人生相談まで来てしまい、あっち側の席のjazz喫茶のマスターは憂鬱だらけ。とてもじゃあないが、覚悟が違うから一関ベイシーのスガワラさんのようにはなれない。あっち側の席とはとかく良く見えるもの。音は究極まで来てしまい、後は寿命との取引でどこまでやれる。コロナ禍中に非常識人間に来られたり、無関係な修理依頼が来たり、ブログは憂鬱だらけ、よってブログもひとまず休止としよう。

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amp工房への訪問はご遠慮ください

2102130現在、新型コロナ感染防止対策で、開発のご依頼のあった企業様、amp工房の一部メンバー限定で活動しており、amp工房への一般の方のご訪問は、無期限で休止致しております。
(試聴・会話等は出来ません)
併設のカフェについても、昨年からカフェブログでお知らせしている通り、常時換気の難しい建物構造につき、一般のお客様のご利用は同様に休止中です。
また、以前からホームページに記載しておりますが、オーディオ等の修理・相談等は承っておりません

ネットで見たと(肝心の営業に関するお知らせはスルーしているようですが)、未だにマスク無し&飛び込みで会話目的のご訪問をされる方が何件かあった為、邪魔ですがお知らせをブログトップに固定する事に致しましたのでご了承ください。
あんぷおやじは高齢で、新型コロナ感染の際の重症化リスクも抱えており、何かあった場合工房を閉鎖する事になります。
現状できる対策は、人との接触を最小限にするしかありませんので、ご理解頂きますようお願い致します。

記:サイト管理人R

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2021年2月13日 (土)

音色力学 dcs Elgar DAコンバータ回路真空管化手法2

2102131x転ぶ、転ばない...
ベイシーにあるあんぷおやじ専用の椅子、転ばなければGabor Szaboな。スガワラさんはリンの超高価なcdpを目の前にしても決して転ばなかった。もっとも25トンのレコードを目の前にしては、転びようも無いのでしょう。アナログだ!レコードだ!とエラい先生方が騒いでも、たいていの方はcdのデジタルへ転んでしまう。どっちが正解かって?そりゃあアナタ転ばない方ですよ、転ばない不動の方が信用できるし。もっとも、アナログとデジタルの両方をやると複雑さはとんでもなく、寿命を縮めてしまう。シマッタ、もう手遅れだ~。

2102132その複合技術の複雑に、また入る。これが原価500円くらいのdcsエルガーに付いている3端子レギュレータの±15v回路。最終価格260万円もしたエルガーですらこんなチープな回路で、設計者の度胸が良いのか?面倒なのか?この3端子レギュレータは相当なクワセモノで、別にオーディオ用に作った訳ではない。訳ではないが、オーディオエンジニアが楽が出来ると勝手に使い始めて広がった。

2102133dcsエルガーを水晶粒から掘り起こす。掘り起こすが実際は工業用の掃除機で水晶粒を吸い出すため、基板にダメージを与えないか細心の注意で作業を進める。

2102134これで掘り起こし完了です。何度もここをいじっているのでハンダの熱で基板が妖しくなり、リード線を出してジョイントしている。これが功を奏して作業は至って楽です。

2102135先ずは+15vのジョイントを離し、10Ωの抵抗を付ける。その抵抗の両端へオシロスコープのプローブを付ける。これで準備完了です。


2102136電源をオンして電流を測定する。+15の電源は1.53vで153maの消費電流と出た。


2102137まてよ1.53vも電圧降下したのでは電流は正確でない。そこで1Ωの抵抗に交換した。いずれも精度±1%の抵抗を使用。


2102138これが正解です。-15vの電源の消費電流は179maとなる。

2102139+15vの消費電流は161maとなる。いずれの波形もリップルだらけで「これが電源エンジニアのやることかい」とお叱りを受けるでしょうが、チットばかのハムより音色の良いofc純銅電解コンデンサの方が良い。もっともofc純銅電解コンデンサを設置してから2年も経ったから容量抜けして、丁度メンテナンスをやるタイミングでもある。この程度の電流ならばgz37管で間違いなく±電源は出来る。

21021391x訃報:チック・コリアさん逝く。
jazzを聴けと言われて、いきなりマイルス・デイヴィスの「イン・ア・サイレント・ウェイ」で、初心者には難しいjazzだった。むしろ「ビッチェズ・ブリュー」の方がプログレロックみたいで聴けた。フェンダーのローズを操る鬼才もまた、居なくなった。

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2021年2月11日 (木)

音色力学 dcs Elgar DAコンバータ回路真空管化手法1

2102071x2017年5月のニュースではもう古いのですが、dCSのVivaldi DACを内蔵したSACDトランスポート「Vivaldi Transport」の金メッキ品は、なんと1,200万円もする。販売数が少ないものだからハイエンドオーディオの高額は天井知らずとなり、昔の手作りオーディオマニアから益々遊離していく。もし仮に、この1,200万円が手に入ったとしたも、怖くてdcsエルガーのようにズタズタには改造は出来ないから、手足をもがれたも同然となる。

2102072そこでズタズタに改造出来るdcsエルガーの再登場です。daコンバータの製作は長いが、とてもじゃあないがdcsエルガーには勝てない。その勝てない理由はデジタル側にありで、daコンバータの場合デジタルの音が良くなければ全体に音は良くならない。「デジタルはデータだから音質には関係ない!」と言われる御仁も多いが、フィボクリスタル半球体cdの音を聴けば「デジタルが音を決めている!」と直ぐに気付く。

2102076それを理解したのがcelloのR-dacで、トム・コランジェロがオーディオスイートのベストなアナログ基板を持ち込んだが、デジタル側はアポジーエレがやったフツーのチップセット(pcm63等)だったから、dcsに勝てなかった。dcsの5bitリングdacを超えるデジタル処理は当分出てきそうにも無い。あんぷおやじ流儀も最近まで、デジタルなんか音質に関係無い、アナログで音質を決めているのだからとi/v変換に真空管を持ち込んだりしていたが、何ともならなかった。

2102073しかし今更デジタルフィルターの開発は無理、従来通りのアナログをいじるしかない。dcsエルガーを第1次と2次で電源を強化して、今回は電源力学から真空管に登場してもらい、第3次で電源を銅プレートの整流管化する。画像の±15v電源がofc純銅トロイダルチョークコイルとトランス、銅プレートのgz37管とofc純銅電解コンデンサ、で武装すれば、電源が音を出している理屈から真空管の音色となり、何だか凄そう。

2102075そりゃあそうでしょうよ、1個150円の3端子レギュレータで作っていたアナログ電源が巨大な電源ユニットになるのだから、大きさだけは凄い。画像のΦ350mmトロイダルはチョークコイルで2個要る。gz37管で±15vの電源の可能性は既に実験済み。複数の電源を内蔵したdaコンバータシステムにおいて、±15v電源の立ち上がりが真空管によって遅れ、弊害が起きないかdcsエルガーの過度現象を調査しなければならない。

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2021年2月 9日 (火)

電磁力学 磁束漏れの怪?

2102092x出展:日本溶接協会
現場の機械が故障したらいち早く直すのも電気係りの仕事で、時々電気班に同行する。同僚同士が技術力を競い合い、誰が先に故障の原因を解明するか競争で勢いがあった。日立清水の鋳造工場の一角には、江戸川乱歩に登場するような暗幕の怪しい部屋が2,3室ある。その中は独特の臭いがあり、またブラックライトも使われており益々怪しい。鋳物のキズ探傷装置で磁気探傷と言う。たいていは磁化用の直流電源が壊れて、修理もさほど難しくは無い。ただ暗幕とブラックライトで怪しいイメージが強烈に残っている。キズから磁束が漏れ出し、磁粉をふりかけるとキズの文様が浮かび上がる仕掛けで古典的キズ検査法だが、現在も続いているとは驚きです。

2102091x「磁気回路に穴をあけるなんざあ、たいしたこたあない」と高を括ってm氏の質問に「どうぞ冷却用のファン穴を開けてください」と言ってしまった。励磁コイルと駆動コイルで数百wの発熱が見込まれるため、相当な風量を流す必要がある。磁気回路の実験開始で磁束密度が上がらない、困った!困った時はネット情報で延々と検索するが、正確そうな情報は出てこない。妖しい情報や素人情報が氾濫して万事休す、の所へ昭和40年代に少し係わった磁気探傷の説明文を見て、目からウロコです。

2102093元大学の教授の文章の中に「磁束線連続の法則」と出てきてシメタと検索するが、そんな法則の解説文など出てこない。出てこないが、文章から理解すれば発生する磁束数と帰還する磁束数は不変とゆうことになる。そうか!比透磁率は空気が1で飽和しかかった鉄の比透磁率は200や300だから、200倍と磁気絶縁抵抗の低い空気中へどんどん漏れ出し、そして戻るのだ。

2102094ん?このレシオ200は何処かで経験したような、そうだ妖解コンデンサの絶縁抵抗が低いと同じだ。磁気も電気も回路は同じで、磁気漏れも電気漏れ(漏電)も元へは戻るのだ。この穴から磁束がガバガバと漏れ電磁石となって発電所、いや発磁力所のアンペアターンを消費してしまい、仕事量にならない、まだまだ仮定の話ですが。磁気回路に絶対穴を開けるな!とでも何処かに書いてあれば...

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2021年2月 7日 (日)

2021年 冬ジャパンレプタイルズショー

2102081静岡ツインメッセへ駆けつけるとizoo園長のシラワさんが迎えてくれた。そして園長自らが体温測定して回っている。「いつもありがとう、今年は反対も多くありましたが、やりきりました!」「いや~、あなたの努力のお陰です、爬虫類を心待ちにしているファンにはありがたいコトです」参加しない選択肢もありましたが、あと何回こんな体験が出来るのか?を考えたら自ずと答えは出た。

2102082コロナ禍の自主規制で人出は少ないだろうな?と踏んでいたらあんにはからんやで、生きものや菊屋のブースにドッと爬虫類ファンが押し寄せた。至る所にアルコール,次亜塩素酸、そしてマスクにフェイスシールド、息苦しさと用心で菊屋のブースへ終日居座った。

2102083展示物も心なしか地味で、菊屋のめだまはウロコ無しのスケールレスボールパイソンのようだ。ドバイのタカレースに参加している猛禽屋の社長さん、2006年組みラグビーで戦った三島のユカワ君のおやじさん、ボブの通訳のインテリ女子、等など知った顔と旧交を温め、参加したからこそ見えてくる今年の景色があった。

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2021年2月 5日 (金)

反戦絵画とjazzと弘田三枝子さんと

2102053出展:wikipedia
投下されるナパーム弾!
あの時代は僕ら一介のサラリーマンでも「何か行動を起こさなくては...」の空気が漂っており、ベトナム戦争を題材にしたシュールレアリズムの反戦絵画を、多く描いた。活動家でもないし、徒党を組むことは一番嫌なタチだから、単独行動が常で一人絵画で反戦した。当時の画家仲間の合言葉は「do not kill in Vietnam!」でした。LAトーランスのソフトウエア開発室の人材採用では、ボートピープルだったトムを優先的に採用したのもそれがあったから。ベトナム戦争は深い教訓で、アリに巨象が勝てない現実を見せつけられた。1969年はまだ車を持てない時代でバス通勤、新清水駅に日立バスが止まるとjazz喫茶5spotへ行くか、時間調整でパチンコ屋へ入る。この時良く流れていたのが弘田三枝子さんの「人形の家」だった。パチンコのジャラジャラ騒音と「人形の家」とで、とにかく凄い時代だった。

2102054jazzを歌わせたらピカイチで、jazz仲間が全員ミコちゃんファンだったから示し合わせて、スイングジャーナルの女性ボーカル部門の1位にミコちゃんになってもらおうと応募をしたものだ。昭和の偉人伝でナカニシ・レイさんは、その「人形の家」の作詞も手がけられ、戦後の引き上げ時に日本に見捨てられた体験を描いたダブル・ミーニングと分かり驚嘆した。「人形の家」はナカニシ・レイさんの怨歌だったのか!反戦絵画の真っ只中に居て、「人形の家」を聴いていてもただのラブソングとしか分からない状態も、今思えば深い出来事であった。

2102051それが分かったものだから慌ててミコちゃんのレコードの買い直しと、cdを入手した。jazzかぶれで、シャレコマなんか冗談じゃあねえや!と粋がっていた時代だから、日本語の「人形の家」はからっきしダメで、英語版のlpだった。

2102055今回のニューカマーは1965年のニューポートjazzフェスティバル出演後に、ビリー・テイラー・トリオで録った幻盤をcd化したもの。このcdの入手にはエラい苦労をした。レコードのオリジナル盤(日本コロンビア)の方が入手は容易。上手い!文句なしに上手くこれで18歳か?恐るべしだったのだ。お二方ともコロナ禍の2020年にお亡くなりになった、ご冥福を...
そして昭和の開いていたページは次々と閉じていく。

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2021年2月 3日 (水)

密度力学 見えないものは音束密度と磁束密度

2102031トランスだけ銅プレートgm70管パワーアンプの再組み立てが終わった。中学以来メガネになり、しかし何十年も0.4より悪くなったこともない。儀式でメガネを掛けて見えない音束密度を見る。お店を開店したした時はクレルのksa50と銀線で、若旦那曰く「洞窟から音が出ているようだ」一生懸命洞窟を見たが見えない。転機は真空管アンプに戻った時からで、音束が少しづつ見え始めた。今は完全に音束密度が見えるようになり、直ぐに改良カイゼンが良い方向か悪い方向か分かるようになった。銅プレートgm70管パワーアンプの音束密度は最強で、エヴァンスのピース・ピースはこれでもかと美しい音色、コルトレーンのクル・セ・ママはmonoだが狂気の音散り、ガボール・ザボのスペースはボストンまで行って見えなかったjazzワークショップが見える。

2102033音束密度は見えるまでに何年も何十年も掛ってしまった。何年も掛かったのでは困るのが磁束密度で、連日ウンウンしている。電気電子回路はオシロスコープや各種測定器が完備されて見える化が進んで、たいていは問題点が暴露される。磁気回路も見える化が出来ていると思ったがまるでダメ。磁場測定用のガウスメータを2台購入した。偶然だが2個が別々なメーカになってしまい、返ってこれで良かった。別なキャラの2台で測定して値がほぼ一致していれば正しい磁場で、1台だけでは中華のこともありガウスメータを疑ってしまう。2台はほぼ同じ値で磁場測定は出来るようになった。しかし見える化の道具はこれだけです。

2102032この純鉄の塊(180kg)の中を磁束が通り、外から見ただけでは皆目見当が付かない。当初はガウスメータの磁気センサーを差し込めるΦ5mmの穴を開けて突っ込めば、磁束が測定できると踏んだ。鉄の深穴開けは簡単には出来ないから、あまり現実的ではないのだが。

2012126_20210203044901組み立て用でm10位のボルト穴が開いており、そこへガウスメータのセンサー部を突っ込んでみた。磁束は見事に穴を逃げながら鉄中を流れて、穴には漏れ磁場しか発生せず、この方法では測定出来ないコトが分かった。さて、見えないものを見る...このプロセスは音束密度と同じで、見えるように推論する作業になり、ひたすら純鉄の塊を見ている。あこれですね~、スピーカの後に付いている磁石を励磁型にした巨大なもので10kw、これに直径2mのコーン紙を付ければ位置帰還もあるから300hzまではmfbのリニアモーションをする。

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2021年2月 1日 (月)

Gabor Szabo Dreams Ebalunga!!! ebl-003cdとebl-003lpの詳報

2102018以前のエントリーから「ナベタニ弁護士の発案でベイシーの椅子を新調しようとゆうコトになった。好きなjazzミュージシャンの名前と本人の名前を金プレートに刻み、ベイシーを訪れた時誰かが座っていたらどいてもらう権利付き。12使徒の末席だからコルトレーンもだめでエヴァンスもだめ、そこでGabor Szabo と銘したかったがチョットしたjazzの見栄でアート・ペッパーにしてしまった...」Gabor Szabo にはスマンことをしたが、dj界で有名にした功績?で許されよ。

2102011Gabor Szabo Dreams Ebalunga!!! ebl-003cdとebl-003lp の両方が揃った。Dreams を録音した1968年のクレジットは「Arranged By, Producer, Piano – Gary McFarland、Bass – Louis Kabok、Cello – George Ricci、Design [Cover] – David Stahlberg 、Drums – Jim Keltner、Engineer [Gotham Recording Corporation] – Eddie Rice、Engineer [Western Recorders] – Andy Richardson、French Horn – Brooks Tillotson, Ray Alonge, Tony Miranda、Guitar – Gabor Szabo, Jim Stewart、Liner Notes – Bill Ardis、Liner Notes [Quote] – James Joyce、Percussion, Congas – Hal Gordon、Violin – Julius Schacter」となっている。

21020191ここで録音エンジニアの「Gotham Recording Corporation」のEddie Riceを追っかけるとスタジオの画像が出てきた。少々不鮮明だが真空管式のミキサーなどが見えて、1968年はまだトランジスター化されていなかったのだろう。だからDreamsの音色は輝いていると思う。「New York City studio active from the 1950s through 1970s. Known as the site of early recordings for Jac Holzman's Elektra label」
sk-7オリジナル盤には丸にMRの刻印がある。「Monarch Record Manufacturing Company - Plating and pressing plant in Los Angeles, CA. Re-branded as Electrosound Los Angeles in January 1985. Discs pressed by Monarch usually have a stamped, encircled "MR" in runouts (sometimes found reversed). The etched letters "MR" were also used occasionally during the '60s and '70s, and exclusively post-1985 -- refer to profile images for examples of each 」録音原盤の情報を探ることでGabor Szabo Dreams Ebalunga!!! ebl-003cdとebl-003lpの謎は解けるのでしょうが、時間が掛かる。

2102012レコードの003lpはスカイのsk-7と全く同じジャケットで少々ガッカリした。

2102013cdのような見たことも無いイラストが全く無くオリジナルを尊重したカタチだが、レコードの場合はリマスタと更にカッティングマシンの問題があって、オリジナル盤に勝てないのだからカタチを崩しても良いのではないでしょうか。

2102014003cdの正面

210201500cdの背面

2102016003cdの内部1

2102017003cdの内部2

2102019003cdの内部3

21020193ampex350で録って真空管式カッティングマシンで切られたオリジナルのsk-7にしても、ヴァン・ゲルダーのレコードのような音の分厚さは、無い。ここが録音年代の違いか、録音エンジニアの腕、またはスタジオの違いか分からない。まあしかし、オリジナルレコード盤に音の分厚さが少ないものだから003cdで起きた事件は、デジタル化することでアナログで埋もれてしまう情報も出てくる訳で、イギリスのリマスタエンジニアのmr Martin BowesとCage Studiosに感謝したい。ガボール・ザボのドリームを聴くならば苦労してもGabor Szabo Dreams Ebalunga!!! ebl-003cdと、おまけでebl-003lpを手に入れるべきです。

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2021年1月30日 (土)

電源力学 gm70管用トロイダル電源トランスの組み込み作業 了

2101308何時ものように新清水駅裏のjazz喫茶5spotへ立ち寄る。マスターのk長谷さんが「xxx君が交通事故を起こしてしまい、援助で彼のレコードを売っている、高く買ってあげてよ」と言う。レコード箱を見ると100枚くらいはあるだろうか?直ぐに欲しかったGabor Szabo Dreams を見つけて、お代2,500円を払って身請けした。今考えるとタイミングが良すぎで、どうも妙である。つい先日まで流れていた新譜のGabor Szabo Dreams sk-7 をxxx君が持っている訳がない。一見横柄で気難しそうなマスターだが実は気の優しい人物で、自分のレコードを提供したに違いない。50年前の真相らしきがものが今見えてきて、何とも可笑しい。このGabor Szabo Dreams の冒頭「Galatea's Guitar」に衝撃を受けてしまい、これは幸運だった。1969年に身請けしたレコードを2021年の今もひたすら聴いており、生涯聴くレコードになるなど予想もしなかった。

21013001目の上のタンコブが-c電源調整用のポテンショメータで、ニクロム線の巻き線抵抗で出来ている。これを取り去らない限りトランスだけのパワーアンプとはならない。現存する抵抗の中では音質はベストだが、銅線には敵わない。フランスのなんとか抵抗は音が良いだとか、なんとか工業の金属皮膜抵抗は音が良いだとか、耳が悪いものだからさんざん惑わされて、疲れ果てた。そこでエイッ面倒だ、いっそ抵抗を止めてしまえばこの悩みは消える。思い立ってから相当年月が過ぎて遂に実現した。

2101301最後の砦は画像のスペクトロールのポテンショメータとディールのrs5巻き線抵抗になる。スペクトロールはマーク・レヴィンソンのlnp-2lに使われていた計測器のよな精度感もなく、合理化された安物のポテンショメータに、もう魅力は無い。またrs5の50kΩのニクロム線の径は髪の毛よりも細く頼りない。

2101302上画像の2個の抵抗がカルダストロイダル・インプットトランスの入り口に付いていた。無くなったものだからトランス周りは随分スッキリしとして、気分も晴れ晴れとなる。

2101303これで銅プレートgm70管パワーアンプの電源部とアンプ部の配線は終わる。この配線を見て汚いと感ずるか、合理的と感ずるかはお好きにどうぞだが、徹して従来の方式を取らないのが開発者魂です。

2101304その後は躊躇する通電で、先ずはフィラメントと負バイアス電源を入れる。gz37管には水晶粒は充填していない。gm70管は60wのトリタンで水晶粒を超えて灯りが洩れてくる。この段階では+b電源コンデンサは日立製となっている。

2101305これがgz37管で作った負バイアス電源となる。センタータップの全波整流としたため、ofc純銅電解コンデンサ123μfだがリップルは見えない。

2101306こちらがgz37管で作った+b電源だが電圧が低く、負荷抵抗のせいか?実際のカルダスアイソレーショントランスに接続して、gm70管を繋ぐと丁度600vとなる。

2101307無事音が出たから紙管を延長して、日立の電解コンデンサから名工ミルトさん作のofc純銅電解コンデンサ600vの58μfと38μfに交換する。久し振りに+b電源にofc純銅電解コンデンサで、音色豊かな音に戻り安堵する。奥側がトランスタワーで下からチョークコイル、+b電源トランス、負バイアスフィラメントヒータトランス、最上部にofc純銅電解コンデンサ、表面にgz37管が2本となり、手前のgm70管パワーアンプ部の方が遥かに小さく、電源力学からすればこのスタイルが正解なのだ。

2101309満を持してGabor Szabo Dreams EBL-003CD をかける。ヤバイぜ、これは一体何なんだ、スカイsk-7オリジナル盤の比ではない新解釈だ。こんなコトってあって良いのだろうか?慌ててGabor Szabo Dreams Ebalunga!!! EBL-003LP(25£=3,600円) のレコードをオークションで4,500円(送料込み)で落札した。このEBL-003CDとLPは2020年のオーストリア盤だが「Remastered by Martin Bowes at Cage Studios (UK)」、このリマスタが予想を遥かに超えて、最後に宝くじを当てた。音でなく、音楽でオーディオをやっていたからの奇跡に違いない。

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2021年1月28日 (木)

電源力学 gm70管用トロイダル電源トランスの組み込み作業

21012812018年5月、最初に手配したΦ300mmのトロイダルコアは優秀で、電源トランスからチョークコイル、インプットトランスからアウトプットトランスまで、何処でも使える。設計の根拠はほとんど無く妖しいが、エイッ、ヤッ!の気合で手配した。そりゃあそうでしょうよ、オーディオ用のトランスなんか経験もなく、もっぱらスイッチング電源の高周波トランスだった。まあ、幸運とゆうか誰にでも出来るのがトロイダルトランスなのでしょう。磁路を長くして磁気ギャップの代用にし磁気抵抗を稼げば終わり。だからamp工房最大のトロイダルΦ450で全部作れば、磁気飽和なんか生じないから重さを除けばベストです。

2101283そのΦ300でベストのトランスが出来た。gm70管用のトロイダル電源トランスで、フィラメントやヒータの低電圧巻き線を除いて全て均等巻きにした。ここが1つのポイントでフィラメントやヒータも均等にすべきだが、流石に巻き層が増えるため遠慮した。先ずはΦ350mmカルダスチョークコイルをトランスタワーの底に入れて、水晶粒で防振しその上に+b電源用のトランスを置く。

2101282そうこうしている内に名工ミルトさんが「出来たよ」とofc純銅電解コンデンサの耐電圧600vを持ち込んでくれた。ミルトさん曰く「600vの電解コンデンサは全てが良く出来ている」「お代は?」「送料込みで17,000円」「相当数ofc純銅電解コンデンサが出来るから、決して高くないね」「そうです」となれば560vのこっちで手配したjjの電解コンデンサの使用は止めて、当初の600vの電源電圧でいこう。

2101284次に+b電源用のトランスのofc純銅ポリウレタン線にリード線をハンダ付けする。これで下ごしらえは完了で水晶粒を充填する。一時紫水晶を購入した時期があり、音的には良いのでしょうがごま塩みたいで美しさを損なっている。もうこの時点でトランスタワーの高さ方向は限界が来てしまい、紙管の延長を検討する。

2101285x次はタコ足の-c電源フィラメントヒータ用のトランスを置き、ofc純銅ポリウレタン線にリード線をハンダ付けする。こっちのトランスを3階建ての最上階に置いた理由は-c電圧の調整で、gm70毎にばらつき修正でトランスのタップを変える。電圧分解能は0.16v/tとなり、1ターンで0.16vと微妙に調整できる。この段階でgz37整流管を2本準備しておく。

2101286ここからがハイライトの接続作業で、リード線同士を捩りマスキング紙テープでグルグル巻いて接続は完了する。不埒な!となるのでしょうが電気主任技術者がやっているから問題ない。ここで事故の起きた例(ためし)もないが、あくまでも自家用です。一番のポイントはハンダ付けしないことで、基本的に接続点での音質劣化は無い。昔、沖縄のガレージメーカでハンダ付けゼロと全て溶接で接続したアンプを1千万円で売っていたが、気持ちは分かる。

2101287画像はamp工房貿易部のm+aさんがイギリスから取り寄せてくれたGabor Szabo Dream のcdで、とにかく出来が素晴らしい。cdケースは4つ折りで、内部のイラストは見たこともなく、もともとあったイラストなのか?現代人が真似して描いたか?音についてm+aさんは「かなり凄い!」とニヤリとしており、早く聴きたいが本日の作業はこれまでにしよう。

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2021年1月26日 (火)

電源力学 gm70管用トロイダル電源トランスの製作 了

2101261流石に480hpのamgはモンスターで、下手なコーナリングをすると飛び出してしまう。怖いものだから左足でブレーキを踏み、右足でアクセルする技で、タイトなコーナーを抜ける。似たようなモノが高性能な電磁鋼板で、高透磁率でどんどんアクセルし、磁気ギャップでブレーキを掛ける。殆どのトランスはこの手法によるが、トロイダルトランスは基本的に磁気ギャップは付けられないからブレーキの掛けようもなく、大いに困る。今の世の中も似たようなもので、高性能化は行き過ぎを生み、常にブレーキを掛けていないと何かと暴走したがる。

2101262+b電源が出来たものだから次は-cと各種フィラメント電源を巻く。画像のofc純銅トロイダル電源トランスは名工ミルトさん作のgm70管用のフィラメント電源で、これに追加巻き線を施す。

2101263x最初にgz37用ヒータの5vを2回路巻き、続いて負バイアス用を巻く。1次側の設計値は220tだったが、このトランスは目一杯巻きの625t巻いてある。降圧の場合はこの方法の方が分解能が取れて正解です。

2101264これで巻き終わりです。けっこうなタコ足になりました。

2101265次はハイライトのデータ取りです。1次側100vに10Ωの抵抗を付けて無付加電流を測り、インダクタンスを出す。それと各種巻き線電圧の測定もやる。


21012661次の無負荷電流は9.62ma。100v/0.00962=10.4kΩ、l=10400/6.28x60=27.6hと出る。

2101267 次はgm70管フィラメント電圧。

2101268次はgz37ヒータ電源で2回路ある。

2101269最後はgm70管の負バイアス電源でセンタータップとしてある。

21012691次は負バイアス電源の確認になり、gz37を動作させて巻き数の調整をやる。1次巻き線は625t、ac電圧45v出すには280tとして多めに巻いてある。

21012692これが完成で2回調整をやった。ac45vでdcは55v、ac38vでdcは48v、ac35vでdc45vと目標の電圧になった。280t~240t~220tとだいぶ少なくなった。調整は至って楽で、ofc純銅巻き線のポリウレタンを少し剥がしてリード線を出す。決れば正式にハンダ付けするが、止めの時はテープで絶縁処理をする。

210126932個のgm70管用トロイダル電源トランスの製作が完了した。トロイダルコアは漏れ磁束が少なく、トランスとして製作した場合、巻き数比にきちんと合った電圧が出て製作は容易です。m氏の励磁型(フィールド型)スピーカモータの開発やトロイダルトランスの磁気回路に携って何年か過ぎたが、磁気は見えないから苦労するし、見えないから不安に駆られる。その見えないを見える化したのがAnsys の有限要素解析だが、使いこなす力量も時間も無いし、シュミレータで一番重要なテストベクタが出来ないから無理。テストベクタが作れるならば、とうにトロイダルトランスなど出来るとゆう訳。いっそトロイダルコアに穴を開けて磁場検出素子を埋め込んで見たろ、と思ったりしている。

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2021年1月24日 (日)

電源力学 gm70管用トロイダル電源トランスの製作1

2101241m氏の励磁型(フィールド型)スピーカモータの開発でも巻き線、gm70管用トロイダル電源トランスでも巻き線、ひたすら巻き線する。巻き線と言えばモータとなり信州の特産物。上田市のシナノケンシは名前の通り絹糸生産からモータへと転身した訳で、同じく上田市の山洋電気、茅野市の信濃電気、駒ヶ根の信濃特機、伊那市の三協精機、飯田には大手の多摩川精機がある。更に下請けさんであっちこっちに小さなモータ工場がある。多摩川精機と山洋電気以外はm&aにより社名が変ってしまい、企業にも永遠は無い訳で、げに恐ろしやです。さてタコ足のgm70管用トロイダル電源トランスは敵わんので、+b電源用だけにした。よってΦ300mmのトロイダルトランスが2個で電源は構成される。

2101242先ずは+b電源用を作る。1層目に2次巻き線が施してあり、2層目が1次の100v、3層目が2次巻き線と試作してあった。無駄な抵抗なんでしょうが、1次巻き線をサンドイッチする構造を採ってある。2と3層を巻き解き1層目の623ターンは生かすことにした。

2101243623ターンの巻き数を延長していく。1次の100vの巻き線は220ターン、すると2次電圧は460vだから1012ターンとなる。残りの389ターンが巻けて2次の片方の巻き線が終わる。

2101244巻き線が完了したら絶縁テープでグルグル巻きとする。前回の事故は巻き層間の短絡だからテーピングは丁寧にやる。これでミイラ巻きの完了です。

21012451次の100v巻き線が難儀する。220ターンと巻き数が少ないため均等巻きに苦労する。これを手抜いて密巻き線にすると励磁部が偏り、変換効率が悪くなる。220ターンを8分割したマーキングを付けて巻いていく。

2101246一応片側だけの完成でデータ取りする。1次の励磁電流は47.2ma、ac100vrms
472mv/10Ω=47.2ma、100v/0.0472=2.12kΩ、l=2120/6.28x60=5.6hと出る。巻き数もインダクタンスも少ないが、これを増やすと2次巻き線数が多くなりこれまた大変で、実績から220ターンとしている。

2101248こちらが2次巻き線が2個完成したデータで、オシロがスケールオーバーする為1次は50vで測定した。ターン数を揃えているから電圧は正確に合う。データの数値の違いはオシロのデジタルサンプルの違いで、概ね0.5vくらいには入る。gz37の全波整流回路は460v巻き線を2個必要としているから大変になり、1個の巻き線で整流管の全波整流も可能だが最低でもgz37が3本必要となり現実的ではない。

2101249これで正式なgm70管用トロイダル電源トランスの+b電源用は完成した。方向性の電磁鋼板で透磁率もまあまあの材料だが、電源のように鈍重で馬力を出すならば無方向性にして0.35tくらいの厚板を積層した方が良いのかも知れない。昔のmjをパラパラめくっていたら、パナがofcの電源トランスを作っていた。その後オーディオの衰退があり、電源トランスの重要性など何処かえ消えてしまった。一方で高性能電磁鋼板の開発が進み、これらはパワーコンデショナなどのスイッチングの高周波特性を重んじたモノだが、オーディオ用でも幅を利かせている。

2101247しかしです、アモルファスやファインメットの電磁鋼板が音を出すのですかね?これらは大きさ、板厚からくる振動による音質の変化は当然考えられるが、音は巻き線が出している。ですからオーディオ用の電源トランスを作るならば、パナがやったことを現代風に再現すれば、高音質の電源トランスは出来ると思いますが。フツーの銅線とofc純銅線の音質の違いは?僅かです。もっとも、200万円のデュエット350を500万円のパフォーマンスに替えた差も、僅かでしたがね。オーディオのスケールとは、この僅かな差が無限にも近いスケールになるのです。

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2021年1月22日 (金)

振動力学 フィボクリスタル防振スーパーターンテーブルの夢を食う1

2101220ダ・ヴィンチから、い~やamp工房ミルト研究分室から手稿が送られてきた。近頃はcadやパソコンの図形処理でやたらと綺麗なドキュメントが幅を利かす時代だが、綺麗さと内容は全く関係ない。手稿でダ・ヴィンチくらいの内容と綺麗さで描けたならば、それが本物とゆうモノ。こっちは画家のなりそこないだが全く下手だし、名工ミルトさんも上手くはないが、意気込みだけはダ・ヴィンチに負けないようにしよう。先日の密談の後、直ぐに実験に取り掛かってレポートを提出してくれた。レコードが発明されて100年以上が経ち、ここで一度全部破壊してしまい、ゼロからの構築に「フィボクリスタルスーパーターンテーブルの夢を食う」の巻きです。

2101222x事件は起きた...RLP 12-291 Everybody Digs Bill Evans、Bill Evans, piano; Sam Jones, bass、Philly Joe Jones, drums、NYC, December 15, 1958、 エヴァンス最高の曲「Peace Piece」リーブス・スタジオ録音のオリジナル盤が画像のフィボクリスタルcdに負けた時に遡る。リバーサイドの録音はボブ・ワインストックのプレステッジやアルフレッドのブルーノートのようなエゲツナイ音ではなくて品の良い音だから、a810のテープでリマスタしても結構良い音がする。

2101224ですからフィボクリスタル防振スーパーターンテーブルを構想した時、上画像と同じをイメージした訳です。その話をした次の日、ミルトさんからフィボクリスタルレコードを作りました、と驚きの連絡があった。これが世界初のフィボクリシタル防振レコードの勇姿です。

2101221その結果「5mmほどたわみますが...」とも添えられていた。

2101223そこでたわみ防止で且つ防振の構造を考えた。水晶粒を入れた紙管をメタルブッシュの軸受けで回転させ、全体は無理だから局部的に支えと防振を行う。以前考えた全体を滑らす方式は余りにも摺動抵抗が大き過ぎで解決を見なかった。今回は水晶粒防振ローラとして回転させるからその問題は無い。またdd駆動モータも3相誘導電動機の2.2kwと旋盤を回すぐらいパワフルだから、回転ローラをベタベタ付けても何ら問題ない。

2101226これで下側からのリニアトラッキングも問題なく出来る。現在と同じようにフィボクリスタルレコード用防振スタビライザとして作るもの、最高傑作はレキシントン盤に直接フィボクリスタルを充填して激しく犠牲の伴うもの、この2種類となる。

2101225ん?だが待てよ。
この防振構造が考え出せるならば、通常のリニアトラッキングでも問題ないはずだ...しかしこの程度かい、たいしたこたあない。もっと破壊して創造しろ、もっと出せアイディア!

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2021年1月20日 (水)

失敗学 ofc純銅トロイダル電源トランスの奇妙な動作

2101201休日の夕方、名工ミルトさんが「秋野不矩美術館へ行ってきました~」とみえる。そこでGabor Szabo Dreams 「Fire Dance」 を聴いてもらい、水晶のターゲットに耳を合わせて分厚くなったgm70管の音を確認してもらう。更にペレスさんの火祭りの踊りからアンセルメの3角帽子と次々に聴いてもらい、年代における録音の問題点を議論した。最後にGabor Szabo Dreams 「Fire Dance」 から閃いたターンテーブル新システムの説明をする。

2101206帰られた直後、Gabor Szabo Dreams 「Fire Dance」の音がスーッと消えていき、gm70管パワーアンプがこと切れた。実は以前から負バイアス回路の抵抗をやめようとgz37管の電圧を調整するたびに、短絡のような状態が発生して、この奇妙な現象が全く分からなかった。gz37管のマイナス電源の回路が悪い?と何度も何種類も回路の実験をしても、初期回路以外はダメだった。不可解が出る度に、チョロイ理屈は吹き飛んでしまう。

2101202そこでgm70管の配線を外し通電するも短絡状態で、こうなれば面倒だがofc純銅トロイダル電源トランスしかありません。水晶粒からトランスを掘り起こし、テストベンチへ掛けると、1次側にモロに短絡電流が流れた。

2101203完全解体しか方法がないので巻き線を解き始める。意外にも簡単に短絡現場が現れた。絶縁テープが焼け焦げ、積層された巻き線間の短絡であった。cx350管からgm70管に変り、更にダイオード整流からgz37管に変り、その都度巻き線を増やしていったから仕方がない事故だ。

2101204更に解体を続けると原因がはっきり見えた。ofc純銅線の接続部をガンコにしてありそのコブが水晶粒の圧力で絶縁テープを突き破り、一番重要はセンタータップ整流で460vx2と両端ではピークで1000vを超える電圧が加わり、その結果じわじわと短絡へ向かったと判断がついた。

2101205丁度正式にofc純銅トロイダル電源トランスを作る時期で、巻き直すことにした。ofc純銅ポリウレタン線の隣同士は耐圧上も大したコトはないが、積層は電位差が大きくなるため、養生テープを2重とする。だいたいが養生テープを使うこと自体がもっての外ですがね。確かに失敗だが、誰も他にやっている御仁も居ない訳だから失敗とは言えないのかも知れない。トランスが不安定になると、とんでもなく不可解な現象が出てしまう、これは良い勉強になった。それにしても巻き解いて巻き直すのは、エラくしんどいですね~。

2101209備忘録
負バイアス電源をgz37で作る場合、低い電圧では内部抵抗が大きく変り注意を要する。ac電圧36vではdc出力はー39vでほぼ同一電圧、ac55vではdc出力はー62vとなり1.13倍、よって巻き線可変で対応する。

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2021年1月18日 (月)

Gabor Szabo Dreams 「Fire Dance」 de Falla からの強力なメッセージ

21011402,000年から2,004年までベスタックスのdj用ターンテーブルの開発を、4機種(pdx2000~qfo)くらいやった。ロボットテクノロジーを持ち込んだ世界初のacサーボモータのdd制御で、人間の感覚まで踏み込む難開発だった。その時のベスタのチーフエンジニアが無類の音楽好きで、amp工房へみえる度にjazzを聴いていた。ある日「チョット毛色の変ったjazzがあるから聴いてください」とガボール・ザボのドリームをかけた。聴き終わって「う~ん」と唸って「これは良い...クラブでdjすれば凄い音楽になる」と熱心に写真を撮り、メモしていた。

2101145_20210118015501そして彼が持ち帰りプロのdjの連中に広めたのだ。復刻版のcdのライナーノーツにdj界では評判のレコードと書いてあり、ふ~んそうなんだ~と読んでいたら急に気がついて、ガボール・ザボがdj界で評判になったきっかけは、なんだい我にあり...ですかね?

2101144さて、4曲目ファリャの「火祭りの踊り」ファイア・ダンスになり、これぞ50年の集大成と思える音楽エネルギーに満ち満ちて、音の位置を見つめる目にチカラが入る。

2101147x頭を左右に振って音の厚みを確認していくと、とんでもなく分厚い領域が点で存在していることに気付く。monoだから当たり前の話なのだが。まあ、ここまではフツーの話なのだが、その分厚さが尋常ではないのだ。思わずmonoの方が良いとなる。これが銅プレート真空管の威力と理解できる。黄色丸印に水晶ターゲットを置き、ここを耳の中心とする。

2101148xxxするとガボール・ザボとファリャから分厚いメッセージが届く。「cdでここまで音を出したのだから、最後はレコードをやれ!」更に続いて「芸術は破壊だ、常識を破壊しろ!」Gabor Szabo Dreams 「Fire Dance」 de Falla からの強力なメッセージは安住するな、破壊して創造しろだった。ファイア・ダンスを聴きながら一気にターンテーブル新システムの創造を描き上げた。ベンチャーズから音楽に入りロボットへ転移して半世紀、多分このためにロボットをやってきたのだ。最低でも3軸の直交+Θ軸のアームでカートリッジを動かす、ん?昔作ったロボットのような。丁度カートリッジを手で持って人間aiでレコードの溝をトレースする、そんな雰囲気としよう。画像のリニアトラッキングアームは金田式に搭載され、mjのk川氏のモノです。

2101149リニアトラッキングアームが良いに決まっているが、決め手が無い。そのリニアトラッキングを超えたリニアトラッキングを作る為に、リニアモータの開発、ボイスコイルモータの開発など、全部やったろ。リニアモータでx軸を送り、最初の音をキャッチしてから精密なトレースモードに入り、振動対策からレコードの裏面側でトレースさせるから針圧調整はz軸のボイスコイルモータとなり、精密なトルクセンサを使う。コンストラクションはcdと同じ方式が良い。現代制御理論の柔らかい制御を持ち込み、risccpuの最速制御でカートリッジの位置、針圧、トラッキングなどの制御をやる。最終章で環境は整い、精密加工と機構のアドバイスにk工業のm氏が居る、早速m氏の知恵を借りよう。更に何でも作ったろの実践主義の名工ミルトさんも居る。遂にロボットに携ってきた50年の落とし所を見つけた。

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2021年1月16日 (土)

恋は魔術師 マヌエル・デ・ファリャ(Manuel de Falla)の系譜

2101141ボロのヘッドフォンで電子ドラムを叩いていたらパーカショニストのnakaさんが、「これ使ってください!」とakgの高級品を持ってきてくれた。最近はもっぱらyoutubeで使っている。ひょんなコトから「恋は魔術師」のマヌエル・デ・ファリャ(Manuel de Falla)の系譜を追っかけることになった。先ずたまげたのが洗足学園音楽大学前田ホールで演奏したルイス・フェルナンド・ペレスさんの「火祭りの踊り」、演奏も凄いがスタインウエイd274の音が良過ぎ。ここが問題、生録音は音が良すぎでオーディオ装置の進化を遅らせてしまうのだ。パソコンのおまけのグリコのdaコンバータでも、akgのヘッドフォンから凄い音が出ており、ソースさえ良ければこうゆう奇跡的も起きる。

2101147当たり前と言えば当たり前なのだが、音はオーディオ装置よりソースが支配するのだから、良い音を聴きたければ現在録音の方がいい。とゆう訳でルイス・フェルナンド・ペレスさんの「火祭りの踊り」を緊急手配した。早速聴いてみたが、youtubeのルイス・フェルナンド・ペレスさんの「火祭りの踊り」とは似ても似つかないスケールの小さな録音で、がっくりきてしまった。スタインウエイの高音の響きに独特感があり、何処かで聴いたような?そうだmaレコードma46aのハンブルク・スタインウエイか、随分とニューヨーク・スタインウエイとは音色が違う。言っちゃあなんだけど、このcdに随分期待したから入手の苦労はいとわなかった。

2101143そこで確認のためGabor Szabo Dream をかける。1曲目「Galatea's Guitar 」と3曲目ファリャの「Song Of The Injured Love 」が凄い。クラシックとjazzの違い、更に真空管で録音したか、opampで録音したか、などの違いだから同次元で評価は出来ないが、音を出した瞬間に音楽のエネルギーがまるで違い、これが金属真空管録音の音色力学なのだ。

2101146更に確認で有名なアンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団の「恋は魔術師」1955年録音、10曲目~19曲目をかける。タイトルの3角帽子の方が圧倒的に音は良く、こっちは1962年の録音になる。今回のメインは14曲目の「火祭りの踊り」となり、gm70管になって初めて聴き込むが馬力が凄い。ペレスさんの録音は絹ごし豆腐でアンセルメは木綿豆腐、どっちが良いかはお好きにどうぞの世界とな。クラシックはあまり聴かないから、3角帽子はアンセルメで決まり。

2101145スワッ...一大事と騒ぐが大山鳴動して何も出ないの繰り返しで、もう止めたらと思うのだが。ガボール・ザボの繋がりは画像のジャケ買いをしたslc1138アンセルメの3角帽子で、これには「火祭りの踊り」は入っていない。開店間もない2004年、音の良いjazz喫茶が清水に出来たとプチ評判になり、腕試しにマニアが結構聴きに来てくれた。2mを超えるスピーカに上に上がって調整をしていると、品の良さそうな紳士が入ってきて聴くなり「ファリャのファイアダンスですね」と言われた。亡くなったクラシック音楽界の重鎮のo田さんとの最初の出会いだった。以降クラシックでは随分多くを教わり、ファリャをかける度にo田さんの思い出へ繋がる。

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2021年1月14日 (木)

電源力学 2021ofc純銅電解コンデンサ製作1

21010612カニンガムcx350管パワーアンプアンプから、gm70管+gz37管パワーアンプに進化してシステムがだいぶ変ってしまった。dc電源部に銅プレートの整流管gz37が2本入るため、水晶粒防振構造の冷却タワーを2本露出させる。よって縦に積み重ねていたものが、銅プレートのgm70管パワーアンプと横並びに配置する。パワーアンプのステレオ分で4個の筐体になり増えるが、マルチアンプは止め、ラインアンプも止め、で結果はアンプ製作台数が大幅に減って楽になった。但しofc純銅電解コンデンサをメンテナンス上、独立させるか?否か?で検討中。

2101061最近の音色向上の立役者は勿論銅プレートgz37整流管なのだが、一方でofc純銅電解コンデンサは不可欠なのだ。現在のトランプタワー式の50μf は収まりの具合が悪く、いささか邪魔になってきた。

2101062そこでトランプタワーを作り直すことにした。やっと登場はパーカショニストのnakaさん転じて磨き屋nakaさんで、ポルシェやフェラーリのマフラーもピカピカに磨いているらしい。Φ350mmの紙管にofc純銅板1.0mmの950mmを巻いたヤツで、中古なので表面は相当に酸化していた。それをご覧のようにピカピカに磨いてくれた。

2101063今回は負バイアス電源でせいぜい70v程度なので、ニッケミの160v15,000μfを使う。このコンデンサは6c33cb otlパワーアンプ用で仕入れた為、大量に在庫していている。

210106415,000μfに目が眩んだが案外ダメで、胴回りが太いとゆうことはたいして静電容量密度が取れないとゆうこと。経験を積んできたから見ただけで静電容量は検討がつく。例の如くカッターナイフで切れ目を入れて、後は強引にニッパで切り開いていて切開する。下部についているパラフィンが音を悪くしているから丁寧に削ぎ落とし、コンデンサエレメントと水晶粒をジップロックへ入れてシールし、配線はシリコン接着剤で封印して出せば、簡易型の水晶粒防振の最強の電解コンデンサが出来る。

2101065電圧が70vと決めたから作業は至って楽だ。結束バンド3本で締め上げて静電容量を増加させる。450vの時は危険だから結束バンドは使えない。


2101066hpのlcrメータ4274aで静電容量を測定する。123μfと出て、静電容量はまあこんなもんでしょう。大容量を作る場合は密度の高い小型の電解コンデンサを選べば良い。

2101067続いて耐電圧試験。一応77vまで印加して合格。低電圧のofc純銅電解コンデンサの製作は実に楽だ。

2101068Φ400mmの紙管へΦ350mmのofc純銅電解コンデンサを入れて水晶粒を充填すればお終い。

2101069トランプタワー式は0.2mmのofc純銅板だが、今回は1.0mmと厚くなった。音はまるで違い、よりクリーミーで深い表現になる。負バイアス電源でこうも音色は変るのか?と感慨に耽っていると名工ミルトさんがコーヒーを飲みにやってくる。「ofc純銅電解コンデンサのofc純銅板を0.2mmから1.0mmに交換したら音に深みを増した...」するとミルトさんは「やはり振動だな、1.0mmの方が振動に強いとゆうこと」最近のミルトさんの作品は全て1.0mmになっており音は最強。dcsエルガーやアキュフェーズのdp-80などは低電圧のofc純銅電解コンデンサだから、1.0mmの全て交換しよう。

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2021年1月12日 (火)

整合力学 新しいワインは新しい皮袋~真空管の録音は真空管に返せ

2101121ベンチャーが成功して次なる飛躍はコーポレート・アイデンティティ(corporate identity 略称:CI )となる訳で、何とか能率大学から講師を招いて勉強会を始めた。突き詰めると哲学であり思想であるとなり、どうも子供の頃学んだ聖書の内容に似ており、つい講師に質問してしまった。「この哲学は聖書の一節と同じと思いますが...」「は~、確かにそうかも知れません」いっぺんで高額コンサルタント料の意義を失った。

2101123とゆう訳で、聖書の一節に登場してもらいます。ルカによる福音書5章37~39節です。「37節 また、だれも、新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。そんなことをすれば、新しいぶどう酒は革袋を破って流れ出し、革袋もだめになる。」この節はオーディオのコトも予言していたなんて、60年の歳月が過ぎて初めて理解した。メインの600vのofc純銅電解コンデンサは未完成だが音色はかなり良く、たまたまファリャの系譜を辿っている内にリビングステレオの60枚組を聴くハメになった。

2101124「38節 新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れねばならない。」自慢のcelloのパフォーマンスからコルトレーンもガボール・ザボも全く上手く再現できなかった。これが38節の意味だった。現在の半金属のopampで録音された音色は繊細極まりないが、痩せる新しい音はcelloのパフォーマンスが似合い、1950年代の金属真空管で録音された分厚い音色は銅プレートのgm70管アンプが似合うとゆうこと。だからどっちが正しいかではなくて、ワインが新しいか古いかで決めることなのだ。

2101125「39節 また、古いぶどう酒を飲めば、だれも新しいものを欲しがらない。『古いものの方がよい』と言うのである。」しかし39節で結論がつき「古いワインの方が良い」と聖書はおっしゃり、リビングステレオ録音と銅プレートgm70管アンプの勝ちとな。リビングステレオの60枚組は「どうせ安物でたいしたこたあない!」と高を括っていた。それは高慢な態度でcdに身分の差など無く、あるとすれば差別したがる我に非ありだな。

2101122デナリオン銀貨にはローマ皇帝の肖像が刻印されており「カエサルのものはカエサルに返せ」から、「真空管で録音したものは真空管に返せ」で答えは出た。リビングステレオの60枚組みは聴いた瞬間レンジは狭いと感ずるが、それよりも分厚く音色豊かで聴いていて心地よい。オーディオの進化の過程において、cdがモノによって上手く鳴ったり、鳴らなかったり。「オーディオ装置が良くなれば全部良く鳴るも間違いである」これが今回の探求で明確になり、同時に全てを無理して上手く鳴らす必要も無い。

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2021年1月10日 (日)

音色力学 Gabor Szabo Dream cd 騒動記2

2101095これが地球を模したフィボクリスタル半球体cdの構造図で、外部及びcdプレーヤから印加される振動を水晶粒の摩擦熱と圧電効果による発電の両方で消費するなど、稀有な防振構造体となる。半球体の主たる構造は薄いポリカで出来ており、外乱振動を出来るだけ早く抵抗無くして内部フィボクリスタルへ伝達する。本構造体は特許であるが出す気は無く、著作物にしておき且つ周知の事実としておこう。さて本命のGabor Szabo Dream のcdを、フィボクリスタル半球体cdとして騒動記に決着を付けよう。

2101091日立の社員バスは新清水駅前で止まる。「道草を食うにはここでお降りが便利です~」とバスが囁き、居眠りから目覚め慌てて飛び降り、新清水駅裏にあるjazz喫茶「5spot」へ駆け込む。恐る々入り口付近の1人掛けに腰を降ろし、未だコーヒーは苦手だからたいていは格好つけてコーラをもらう。小柄なマスターのk長谷さんはジロリと上目遣いに誰かを確認する。ある日、jazz向きサンスイの木格子のドンシャリスピーカから勢い良く流れていたのがGabor Szabo Dream だった。1969年のことで50年以上も前だが、その強烈な印象は鮮明に覚えている。

2101092忘れた頃にやってくるとはこのコトで、アマゾンからcdが届いた。国内盤2枚でしくじり、詳細は分からないままアマゾンの輸入盤を手配していたが、時間が掛かり過ぎで忘れた。アマゾンの問題点は肝心なcdのクレジット情報を上げないことで、便利さは満載だが素人細工のようでもある。

2101094例のディスコグラフィから全容を把握する。青丸印はレコードでsk-7がゲイリー・マクファーランドが作ったskyレーベルのオリジナル盤、国内盤のフォンタナも持っていたがオリジナルには敵わない。cdは全部で5種類出ている。オレンジ丸印の1992年モノは海外に中古はあるが数十ドルもする高額で、手が出ないし1992年では音が?で除外する。今回はspainの2007年盤だからお国柄もあり、期待は出来る。残されたebl-003は2020年のオーストリア盤だが「Remastered by Martin Bowes at Cage Studios (UK)」と、これが最高に期待できる。

2101093そこで手配をかける。amp工房貿易部のm+aさんにお願いした。音色力学の驚異のリマスターcd「Light In The Attic Records」の扱いで、これはいけると思ったが調べると納期は相当に妖しく、待っちゃあいられない。そこでロンドンのJuno Recordsへ切り替えた。m+aさんの分も合わせて3枚手配をしてもらったが2枚で在庫切れ。まあ、2枚確保できればいいか。

2101096さて、いよいよspain盤を聴いてみよう。これは良い!はっきり分かったのは元々の録音レベルが低いことで、国内盤はそのせいもあり情けない音になっている。驚異的はaltecスピーカシステムをmono接続しているにも係わらず、stereo的に音が左右に飛び散ることで、これは理屈で説明のしようがない。おお、いよいよ来ましたか~、ん?ビブラスラップ(Vibraslap)の・ガ~のガ~の喉口がレコードほど深みと迫力が出ない。ここにリマスターの限界を感じてしまった。それ以外はレコードで埋もれていた情報がバランス良く噴出して、Gabor Szabo Dream cd の新たなjazzの側面を見た。こうなればたたみ掛けて「Remastered by Martin Bowes at Cage Studios (UK)」cdを半球体のフィボクリスタル化して、50年の落とし前をつけたろ。

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