2018年2月20日 (火)

音色力学 恐るべしSound Lab electrostatic speaker A1 2

0ma jazzクラブの場所は新清水駅に近く巴川沿いで、水商売からしたら一等地にありバブル期ならば相当なモノだったのでしょうが現在は閑古鳥状態。直ぐの道路を挟んだ先が駐車料金の安い元清水市営の千歳橋駐車場、そこから巴川を撮影したが夕日は美しく、わが町清水(市)は実に良い所だ。ma jazzクラブの整備仕上げ作業も佳境で、パーカショニストのnakaさんの献身的な作業に頭が下がる。遂にはm+aさんにも入っていただきオーディオの整備も開始する。

1 2,000円cdに水晶粒を詰めたら音は抜群に良いが、基板にストレスを掛けてrfチップのハンダ不安定で音飛びが起きてしまった。そこで水晶粒防振構造のtascamを持ち込むが、ソニーの2,000円cdの方が音が良いのだから参ってしまう。こんなくだらないと思われることもノウハウで、素材が良くなければ話にならなくて水晶粒防振効果は万能ではない。ご覧のように綺麗にma jazzクラブは仕上がって、”箱”は完成した。これをどう有効活用するかに移る。
2ソニーのcdp-337esdフルチューン版をSound Lab electrostatic speaker A1に組み込んだ音を、ma jazzクラブの整備の合間にm+aさんに聴いてもらう。余りの凄すぎに絶句してしまい、してやったり。m+aさんもあんぷおやじと同じで、ハイエンドオーディオの洗礼をたっぷり受けており、凄い音を出すにはハイエンド機器が必須で、しかし幾らお代を投じても鳴らないコトもしばしばで、常にその矛盾に葛藤がある。しかしamp工房のA1システムはスピーカだけがハイエンドで、それ以外はハイエンド機器とは呼べない駄物だから、それでm+aはたまげている。
3ソニーのcdp-337esdのcdメカはフィリップスのcdproにも匹敵する、いやリニアモータを使っているから上に思う。この構造は1軸ロボットと同じで、かってのあんぷおやじの本業だからやたらと詳しい。片軸フィックスの片軸ローラーフリーのガイドシステムで、研磨丸棒ガイドにメタルブッシュで油膜でスライドさせている静音構造で、お見事。altecメインシステムからA1シアウテムへ移動の際に水晶粒を暴れさせてしまい、このメタルブッシュに水晶粒の粉塵が入ってしまってスライド機構にガリが生じて壊れた。全く好事魔多しで、たいていこうなる。予備の程度の悪いソニーのcdp-337esdで仮に音出ししているが、m+aさんの聴いたあの音は幻となってしまった。

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2018年2月16日 (金)

音色力学 恐るべしSound Lab electrostatic speaker A1

1毎晩 ma jazzクラブの準備で忙しい。水曜日はkuraiman社長氏がお手伝いにみえて、先ずはA1を聴いてもらう。”良いじゃあないですか!”とたまげているので、気を良くしてA1ミニコンサートと相成った。コルトレーンも聴けるし、ビルエヴァンスのコンプリート盤も良いし、rcaのレッドシールも良い。ampexの300録音の音色がダントツに良く、A1は録音の状況をはっきりと示す。翌朝は音の良い時間帯にm+aさんがみえた。”空間の表現が素晴らしい、但しリスニングポイントはaltecのスピーカ前位に離れよう”滅多に褒めないm+aさんが褒めるのだから、このA1はもしかしたら...

3午後にはロボットベンチャー時代の盟友、ロボット設計者で精密加工も得意なm氏が、世界一のターンテーブル開発の打ち合わせでみえた。先ずA1を聴いてもらうと”ピアノの音色が素晴らしい!”とこれまた褒められた。プラッターの素材は木として厚みは100mmくらいにし、カップ状に加工して水晶粒を入れる。ダイナミックバランスを取り、漆塗りで木の湿気を抑える。スピンドル径はできるだけ太くしてスラスト精度を確保しつつ、オイルで回す。モータの直径はΦ400mmなど奇想天外な打ち合わせが続いた。

2_2m氏が帰られても休憩も取らずma jazzクラブの準備で電源箱ケーブル作りをしていたらへこたれてしまい、夕方パーカショニストのnakaさんがみえた時は疲労困憊で”nakaさん今日は冷蔵庫の運搬だけで、オーディオのセッティングは止めよう”と逃げ腰。早々にma jazzクラブの準備を切り上げてnakaさんにもA1を聴いてもらう。あんまり褒めるものだからつい調子に乗り、altecメインシステムにセッティングしてあるcdp-337esdのフルチューン版をA1システムに入れた。nakaさんが”A1の覚醒だ!”と唸り、A1の音色力学は恐るべし。もはや軟弱なコンデンサスピーカではない。半ば逃げ腰でaltecがメインだからと気持ちに隙があったが、あんぷおやじ流儀通りにやれば結果は突然劇的に出る。altecでもコンデンサでもない新しい巨人が姿を現し、これはエライことになった。

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2018年2月14日 (水)

電源力学 2重アイソレーショントランス

00Sound Lab electrostatic speaker A1がここまで蘇るとは思いもしなかったし、パフォーマンスより上手く鳴らせるとは我がjazzオーディオ技術も進化したものだ。しかし駆動しているアンプがトランジスタでは1950年代のampex300などのふっくらした音色の再現は難しく、真空管アンプが?となるが現実的ではない。更に何度も書いているがA1は音色感度が高過ぎで、朝に希望を見出し、昼には絶望しているが如く、晴天の日は太陽光が強くなるとどんどん音が悪くなり、せっかく投入したカルダスマルチストランド水晶粒防振構造の最強のケーブルはどうしたのだろうか?

1そこでふっくらさせる為に次なる手の繰り出しで、電源にアイソレーショントランスをもう一段追加する。altecメインシステムで実証済み、音は鈍くなり電源密結合に反して粗結合となるが、鈍くしてもふっくらとさせたい。音は中央に集まり始め少しはクリーミーになったが、鈍さ=エネルギー不足で面白くない。

2何度やってもダメなものはダメで、2重アイソレーショントランスは断念した。アイソレーショントランスを無尽蔵に持っている訳でもなく、実はアムクロン、cdp、A1高圧電源と3個アイソレーショントランスを必要としていたが2個でお茶を濁した。そうだここへ投入しよう、2重アイソレーショントランスがA1高圧電源専用のトランスになった。効果はてき面で煩さは減少したが、目指す音色とは程遠くA1は難しい。

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2018年2月12日 (月)

素材力学 銅とofc純銅2

0画像出展:wikipedia
ローマのテルミニ駅で自由時間となり、サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会(San Luigi dei Francesi)のコンタレッリ礼拝堂にあるカラヴァッジオの3部作、「聖マタイの召命」、「聖マタイと天使」、「聖マタイの殉教」を観に行く予定だったが、行き帰りの時間を考えていると時間が足りず苦慮する。考え込んでいるあんぷおやじ家族を尻目に1人旅女子は、”アタシ、ヴァチカンのラオコーンを観に行くわ!”とバスに飛び乗った。ラオコーン像の制作は紀元前160年から紀元前20年と推定され、まあ簡単には2,000年前と考え、1,500年代にはミケランジェロに影響を与え、2,000年後にはミケランジェロのピエタを観た彫刻家安田 侃さんに”すべきことは無い”と言わしめ、芸術とは時空を超えたタイムマシンとなる。ITだのパソコンだのスマホだの進化したふりをする表皮に踊らされて、団塊は時代に取り残されると不安を感じるでしょうが、取り残されて大いに結構。幸い我らが携わっている芸術の芸のつくjazzオーディオは普遍的だから、時代の進化とは何ら関係ない。

1ミルトさんは街の優良な電気屋さんで、誠実真面目に修理まで引き受けている。”ミルトさん、fケーブルある?”とミルトさんのお店に飛び込む。”Φ1.6mmを10m売ってください”、”ようがす”と10m切ってくれた。”お代は?”、”授業料だからいいよ!”と感謝でありました。音色感度の高いSound Lab electrostatic speaker A1の電源を工事する為にfケーブルを入手した。これの被覆を剥ぎ水晶粒で防振構造化するのだが、被覆を剥ぐのも簡単じゃあなくて、そうだ!トランスを解体したΦ1.6mm線を使おう、となった。

2全長で8mもあり熱収縮チューブに水晶粒を充填する作業は現実的ではなく、1m単位くらいの短い長さに水晶粒を充填し防振構造にして、チューブ同士ははめ込み接着若しくはテーピングしながら尺取虫のように延長していく。水晶粒の入った熱収縮チューブ側をテーパを付けて細くし、そこへ新しい熱収縮チューブを差し込むのがミソ。

3黄色丸印がケーブルヘッドで、h社時代に電気の職人さん達が高圧のケーブルヘッドを作っているのを見て学んだ。オールナイトで作り明け方には音出しするが、「音は別に」でドッと疲れが出る。この別にが一番は腹立たしく、悪けりゃあ考えの間違いで納得するし、良けりゃあしてやったり、別にはどうすりゃあ良いの!

4気持ちが悪いのでカルダスマルチストランドワイヤーの現在最高の手法を次の夜には繰り出した。fケーブルもΦ1.6mmのポリウレタン線もタフピッチ銅で99.9%台、カルダスはofcの5~6ナインでそんなに純度は高くないが、電線自体が防振構造をとっており最強の電源ケーブルとなる。

5こっちはケーブルジョイント部で、ケ-ブルヘッドと同様の処理を施してある。


6次の明け方には音出しするが圧倒的な表現力で、Sound Lab electrostatic speaker A1の新境地を開いた。ここまでくればもう絶対となり、真鍮より銅にすべきだが、銅よりofc純銅が必須なのだ。某国製のプラグも純銅の定義からすればタフピッチ銅であっても正解で、純銅かどうかでなくてofc純銅かどうかの判断となる。22年前のA1の音も知っているパドバの店主が”昔より音は良いけど、何だかaltecに似てきた”と言われ、なんだい、俺は一体何をしているのだ!

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2018年2月10日 (土)

素材力学 銅とofc純銅

0Sound Lab electrostatic speaker A1は相当にヤバいスピーカで、音色感度が高すぎる。はっきり言って、こうゆうスピーカとは係わり合いを持たない方が良い。羽衣の松の天女と美しく形容していたが、高級クラブのお姉さんみたいにチットばかり貢いでも振り返りもしないと一緒で、アンプやケーブルにお金が掛かり過ぎる。更にお姉さん方は滅法我がままで、cdのアラを即出してしまうから聴けるcdが少なくなるし、大音量を出せないからjazzはからっきしダメだし、やっぱりjazzオーディオaltecに限る。しかしA1の妖麗な表現力は麻薬的でもあり、存在意義は認めるものの...

1あっと言う間に音が壊れた。某国製純銅電源プラグ + iceインレットコネクターの能書きで安く売っていたものだから、楽をしようと購入した。この商品の純銅電源プラグと表記された「純銅」とは、単なる電気銅ではないだろうか?ofc純銅は柔らかいから案外加工が難しく、オーディオ部品に使うとコストはアップするから、こんなに安くは出来ないと思うが。

2慌てて元に戻した。松下電工の医療グレードwf5018プラグが改造の母体で、プラグ歯は真鍮にニッケルメッキが施されている。

3_2そのニッケルメッキの歯を抜き取り、ofc銅板で製作したものに付け替えてある。自前の製作では金型プレスでないから美しくなく、某国製は見た目も綺麗だし、つい間違いを犯した。amp工房製のofc純銅の成分も分かり手作り品に間違いはなかったのだ...反省。

4コンセントボックスも余っているmdfのテキトー箱を再利用した。昔ジュラルミンの箱が良いと言われて大枚投じたが音は別にで、マシニング加工した超精密コンセント箱に大金を払う必要はない。ただ同然の箱に受け歯をofc改造したコンセントを付け、水晶粒で充填して防振構造にしたコンセント箱は明らかに音は良い。黄色丸印が慌てて元に戻した手作りプラグ。

5しかしこれだけでは終わらない。A1の電源用のiceインレットも某国製から戻さなくてはならない。iceインレットは製作が難しく、今まで使用していたofc手作り品では不安定で作り直すことにした。

6先ずは改造用ボディに某国製を使う。ofcの歯を苦労しながら作り嵌め込むが、これが結構難しい。プラグカバーは水晶粒防振構造にする為に使わず、画像の状態で完成。歯のむき出し部とofc配線部を熱収縮チューブで覆うが、加熱中に樹脂製ボディが溶け出した、あり得ん!

7こっちはフルテック製のボディ、上記と同様の作業をするが熱の問題はまるでない。


8思わぬ難工事になったが音は元より若干良くなった程度で、骨折り損の安物買いのゼニ失いになってしまった。冒頭にも書いたが、Sound Lab electrostatic speaker A1の音色感度は抜群で、特に電源系のカイゼンはその効果が如実に表れる。今後のプラグ、コンセント、iceインレットは、国産の部品の歯をofcに交換するめんどくさい方式に徹する。補足:従来が真鍮製のプラグとコンセントならば、某国の純銅製に交換しても効果はある。

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2018年2月 8日 (木)

素材力学 音の抵抗勢力

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パブロ・ピカソが描いたゲルニカはスペイン、マドリッドのソフィア王妃美術館にある。縦横のサイズは3.49mx7.77mとデカイ。ピカソは青の時代の支持者でキュビスムは嫌いだった。希望者だけソフィア王妃美術館へ行くことになり、家族全員を引き連れ出かけた。この巨大なゲルニカの前に立つと我を忘れて涙が滲み、戦う芸術の必要性を痛感した。ゲルニカ(Guernica)は、スペイン内戦中にドイツ空軍の無差別爆撃に抵抗して描かれた。近頃の抵抗勢力は品質が落ちてしまい、どっちがどっちだか分からないくらいの体たらく。
01x出展:wikipedia
今回はその抵抗勢力のお話です。素材力学からすると銅が一番良いが抵抗値は低く抵抗体にはなり難い。多く生産され安価なカーボーン抵抗は論外で、金属皮膜抵抗はせいぜいニッケルとクロムの合金の蒸着でこれも脱落、とゆう訳でニッケルクロムの巻き線抵抗はディールにあり、評判が良いので長年使ってきた。しかしニッケルクロムで本当に良いのだろうか?
1_2Sound Lab electrostatic speaker A1の高音質化で、ディールのrs-5ニッケルクロム抵抗体の5wを自信を持って投入したら、音の腰が抜けてしまいやっきりしてディールの巻き線抵抗は使用禁止!とした。この時はA1オリジナルアッテネータのニッケルクロムの太い巻き線に戻して事なきを得た。ここで分かったコトは同じ素材でも細い線はダメ。
2Sound Lab electrostatic speaker A1の高音質化で残された7.5Ωパワー抵抗に手をつけた。セメント抵抗の中身はニッケルクロムの巻き線抵抗をセメントで固めてあるから、音的にはディールの巻き線抵抗より悪い。
3オヤイデの銅マンガニン線のΦ0.6mmを10m手配した。お代は2,000円で7.5Ω1本辺り1,000円となる。Φ75mmの紙管にグルグルとテキトーに巻き付け、端末処理してお終い。その時間僅か30分。セメント抵抗は音の抵抗勢力と感じてしまうほどで、銅マンガニン線抵抗に変えると音の透明度が増し、伸びやかでありがたい。今後の抵抗の取り扱いに一石を投じた。

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2018年2月 6日 (火)

熱力学 水晶粒防振構造の放熱方式

0Sound Lab electrostatic speaker A1の復活と高音質化作業は、半端ではない集中力を必要として歯を食いしばった。1週間ほど歯痛がして放っておいたが、日曜日の午後にはゲシュタポの拷問くらいな歯痛で寝込んでしまった。一睡も出来ず月曜日の朝一番でhori dental clinicへ出かけた。hori先生曰く”この歯はどうやらダメのようです”と相変わらず悪い方向へ言う。歯を削って抗生物質をもらい帰ってきたが、相変わらず痛い。月曜と火曜はamp工房お休みです。今まで医者にかかるのは歯医者くらいで、しかし無理は歯にくるようです。

1Sound Lab electrostatic speaker A1のシステムにおいてパワーアンプはb級だから熱は出ない。他にcdもA1本体の消費電力もたいしたことはない。よって通電しっぱなしにしてコンデンサスピーカのエネルギーチャージに当てている。パワートランジスタはアルミ製のヒートシンクを使っており、銀銅金アルミとくるから熱伝達速度は速い。そのヒートシンクの上部だけ水晶粒から顔をのぞかせ(赤丸印)、そこにめがけてファンで風を送る。これが見事に成功して、振動を吸収して且つ放熱の手法が確立した。アルミの音は悪いので、自前のアンプは真空管にしてもトランジスタにしても純銅で放熱器を作り、水晶粒から顔を出した冷却部を大きく取り冷却効率を上げる。
2昔のボスは熱力専門で一緒に仕事をしていると門前の小僧になり、一端の熱力学の能書きを垂れる。その時は役に立つのかなあ?などと疑問を持ったりするが、すべからく一生懸命やっていれば何れ報われる。なぜならば、jazzオーディオは複合技術の最たるものだからである。画像の温度記録計は48時間も記録できるから温度上昇のカーブを記録するのに便利な機械、これと温度センサーを使い特に水晶粒防振構造古典管アンプの温度上昇は明快にしておく。
追記:昨日お休み中に仙台より来客があり、家族でオーディオを聴きに見えたようで、お子さんがSound Lab electrostatic speaker A1システムの音を聴いて”レコードみたい!”と言ったそうで、子供たちの方が素直に反応する。

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2018年2月 4日 (日)

Sound Lab electrostatic speaker A1 高音質化 了

0Sound Lab electrostatic speaker A1の復活と高音質化がここにメデタく終了した。苦節22年、この厄介者は当時の輝き以上に美しく輝きコンデンサスピーカの妙なる調べを奏でてくれる。jazzオーディオの進化は10年単位くらいの長い話で、簡単に答えはもらえないが、”なぜ?”に徹しないと10年経っても変わらない。先日もオーディオマニアの方のご来店があり、”電源を200vにしたら音が静かになって良かった!”と言われたので、なぜ?を突きつけると答えは無かった。2a3の音が良いとか、300bの音が良いとか、なぜ音が良いかと質問しても答えは無い。この22年間はなぜ?なぜ?の謎解きに終始した時代で、謎は解けたのか?解けなかったのか?

1_2アムクロンのパワーアンプの高音質化で、水晶粒を充填する筐体が必要になる。エンチョーへ出向いてmdf板を切り出しするのも面倒で、50のラインアンプ箱を切断して準備した。

2_2スピーカ端子はofcΦ16mmから手作りしたものが3個ありこれを使う。マイナスは左右共通にして3個でまかなう。

3_3筐体のリアパネルは左からカルダスのrcaジャック、ofcΦ16mm純銅端子、純銅iceインレットとなる。

4_2基板の改造1、内部アッテネータは音が悪いので短絡して使用しない。黄色丸印2箇所ショート。

5_2基板の改造2、電源トランスのサーモスタットスイッチは使用しないので短絡する。


6クラウンマークの電解コンデンサを撤去、代わりにフィルムコンデンサを付ける。後方のフィリップス電解コンデンサがメインとなる。


9筐体のアッテネータの位置が配線上まずくて右端へ移動し元々の位置はメクラを付ける。


7これにて準備が完了して配線作業へと移る。線材はモガミの2516と2515の2種類を使う。

8配線を始めるが明け方には完了してしまい、ワンボードパワーアンプの威力を実感する。底部には中目の水晶粒が充填してある。基板の防振は裏側まで水晶粒に接触させることが重要で、表面だけで終わらせない。

91緊張して電源を投入するとカチッとリレー音がして一発で動いた。早速コンデンサスピーカに接続して小音量だが音出しすると何とも甘い音がして、とてもじゃあないがpa用パワーアンプとは思えない。気を良くして音量を上げていくと、バッバッとフェイルランプが点灯して、失敗か?と青ざめる。原因は金属筐体が無くfgが取れていないため、パワー電流が流れるとgndが浮いて誤動作した。そこで黄色丸印の3箇所を電源の0vへ接続して解決した。

92 たたみかけて音出しするが、コンデンサスピーカの妙なる音色とはこのことで、深遠なるモノに引きずり込まれそうになる。気になる所は電源トランスで高々出力が50w程度でも温度上昇し、どうもトランス設計上の問題点とみた。冷却ファンの回転数を増して対処した。後はA1本体の7.5Ω抵抗を銅マンガニン線で手作りして交換すれば良い。22年前と同じでゴリゴリjazzはやはり無理で、低音の増強されたヴァン・ゲルダーの録音などはビリビリ振動が出る。更に一番コンデションの良い状態は放電が始まるギリギリの高電圧バイアスで、静かなクラシックをかけると埃によるチリチリ放電が聴こえ、レコードの溝に詰まった埃と同じ。まあ叩けば埃が出る人間が殆どだから、レコードとコンデンサスピーカはチリチリでよろしい...了

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2018年2月 3日 (土)

Sound Lab electrostatic speaker A1 高音質化6 悪魔のトランス

Carabaフィレンツェのウフィツィ美術館で初めてカラヴァッジオ(Caravaggio)を観た。それまでは嫌いな絵の代表格みたいなモノだったが、本物の絵力にやられて今ではミケランジェロ、ダ・ヴィンチに続く画家になってしまった。嫌いなものは理解が及ばないだけで、理解が及ぶと好きなモノより遥かに良くなる。コルトレーンがそのケースで、とにかく聴け!と言われて聴き続けたらすっかりコルトレーンフリークになってしまった。ウフィツィ美術館でに展示してあったカラヴァッジオの 「メデューサの首」は悪魔に見えた。

1Sound Lab electrostatic speaker A1本体の高音質化の第一次作業が完了して、次にパワーアンプの高音質化に移る。アムクロンのce2000はドキュメントが揃っており、安心して解体作業(破壊?)に入る。

2安心して?解体しているが基板が抜けず大いに汗をかく。筐体の開口部より基板の方が大きいので取り出すに工夫がいる。


3音の元は電源トランスで、流石1kwのパワーアンプだけのことはあり重たい。汚いトランスで且つポリウレタン線とスズメッキ線接続部は緑青が発生して電線が腐食している。まるでカラヴァッジオの 「メデューサの首」みたいで、悪魔のトランスだ。これでmade in usaとなっているが、某国に違いない。

4頭を抱え込むが、ともかく汚いフィルムや絶縁紙を丁寧に剥がす。ミルトさんの頑固トランスも似たようなモノで某国のトランスは大いにまずい。


5トランスの解体が終わりパワーアンプの主要部品を並べる。電源の電解コンデンサはクラウンとプリントされた小型で、とてもじゃあないが1kwのリップル電流など流せない。そこで駿河屋さんから頂いた最後のフィリップスの電解コンデンサを投入する。

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2018年2月 2日 (金)

Sound Lab electrostatic speaker A1 高音質化6 ブリリアンスコントロール

0これがSound Lab electrostatic speaker A1を鳴らしているシステムです。一応ジャンク品ではないcd機とパワーアンプの2台合わせて4万円と、ケーブル代にもならない。チャップリンのライムライトの名言「人生には、勇気と想像力、それとほんの少しのお金があればいい…」cd機とパワーアンプはそのほんの少しのお金で、そしてjazzオーディオでは勇気は余り必要ないでしょうけど、大いなる想像力は必須です。

1_2A1からブリリアンスコントロールが悪いと告げられ、直ぐに解体してみた。構成部品はアッテネータとソレンの7μfフィルムコンデンサ、crフィルターの7.5Ω抵抗となる。今回7.5Ωの抵抗は大電力の為手が付けられない。

2アッテネータをバラすとt型の定インピーダンスタイプのもので、ニッケルクロム線のえらく太い巻き線になっている。摺動部はt型で2箇所もあり、おまけに外部出力端子が鉄製では音が悪いに決まっている、とこのアッテネータは使うのを止めにした。

3こっちが一応高音質部品で、Duelund社の銅コンデンサ(こんなのゴロゴロしている訳がなく休止中のスキャンスピークから外した)、アウリキャップ、ディールの5w抵抗、これに交換した。良い面と悪い面が出てしまいハタッと考えるが、ディールの抵抗しか思いつかない。そこで元のアッテネータに戻すと高音が伸びきって、これで良い。遂にディールの抵抗が陥落で、先日もkuraiman社長氏のラインアンプのプレート抵抗をマンガニン線の手巻きにしたら激変して、グリッド抵抗など手巻き出来ない高抵抗部だけに使用は限定される。アッテネータもディールもニッケルクロム線だが、ディールは如何せん細すぎた。

4しかしこのアッテネータも具合が悪いので改造するが、ワイパー部は2箇所あり内側の巻き線部はofc銅板の変更はできないので止めて、ワイパー部を削ってみた。真鍮ではなくてリン青銅でまあ銅の純度は良いだろうとした。その削った部分にモガミのofc線をハンダ付けして可変部引き出し線にした。固定部は内部のカシメ部にモガミのofc線をハンダ付けした。これで音が鉄を通ることはなくなる。

5アッテネータの裏カバーの中心に穴を開け、可動部引き出し線を出して出来上がり。A1はそもそも低域トランスと高域トランスを持っており、何でトランスが2個も要るのだ!と疑問を持っていた。今回高域でしくじったら全く鈍い音になってしまい、高域専用のトランスが必須であることを理解した。全帯域を通過させるマッチングトランスを作るのに限界があるのでしょう。こっちはトロイダルコアで自在にトランスが出来るから、何れ高電圧マッチングトランスを作るのも目標が出来てよろしい。

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2018年2月 1日 (木)

Sound Lab electrostatic speaker A1 高音質化5 高電圧回路

1コッククロフト・ウォルトン回路が31df6とロボット用のポリプロピレンコンデサで完成し試聴しているが、22年前のcelloパフォーマンスより豊かな音になり成果は十分にあった。パフォーマンスより安物アムクロンのアンプの方が良い、などとはあり得ず、当時はcelloパフォーマンスを使いこなせなかっただけなのだ。今パフォーマンスがあればアムクロンの比ではない。会社帰りにパーカショニストのnakaさんに寄って聴いてもらう。”全然違う!”とたまげて、続けて”鳴らしているのがcdp-337esdとアムクロンだからな!”と言う。実はここにjazzオーディオの真髄があり、高級や低級に係わらず目一杯性能を出すのがjazzオーディオの醍醐味なのだ。

2コッククロフト・ウォルトン回路が素晴らしく良くなり聴いていると、A1からお呼びが掛かる。高圧トランス可変用スライダックが悪いぜ!

3そりゃあそうでしょうよ、真鍮端子に加えて、何と言ってもスライド機構はカーボンブラシと真鍮板で音は最悪なり。

4jazzオーディオ3種の神器は電源密結合、純銅素材、水晶粒防振構造で、これさえやれば音はどんどん良くなる。電源密結合の純銅素材とするために、カーボンブラシの上にofcの銅板を貼り付ける。こんなの作業は簡単すぎて、しかし成果はとんでもなく大なのだ。

5真鍮端子は止めで、ポリウレタン線接続部にモガミのofc線を直接ハンダ付けする。


6カーブンブラシに被せたofc銅板へ直接モガミofc線をハンダ付けする。赤丸印のスライド部分のカバーも考えたが、エイ!面倒だ丸ごと水晶粒に埋没させよう。高電圧バイス調整なんか年中回す訳ではないから、こんな強引な手法がとれる。結果はヒリツキ感が減り音は甘くなる。パーカショニストのnakaさんと羽衣の松の天女がやっと豊満になってきたと話をしていると、又してもA1からお呼びが掛かり、ブリリアンスコントロールが悪いぜ!

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2018年1月31日 (水)

Sound Lab electrostatic speaker A1 高音質化4 高電圧回路

0amp工房で一番広く取れる空間がこのA1の配置(黄色丸印)で、スピーカセンターの間隔が6mもある。なかなか広い空間を取れないのが日本の家庭事情で、シメタ!と意気揚々と音出しするが、真ん中の音が薄い。altecシステムに見られる真ん中の音の分厚さは無い。まあ、当たり前と言えば当たり前で、広い空間に音が散れば厚さは減るし、コンデンサスピーカならばなお更とゆうこと。今まで狭い部屋でハンディと思っていたが、狭い部屋の方が音が分厚くなりjazzには良い。妖しいコンデンサスピーカならば、広い空間に音を漂わせて良しとすべきでしょう。

131df6に数珠繋ぎが終われば、コンデンサの数珠繋ぎになる。中間のofc線を出しながら片側4本を繋ぐ。

3ポイントは充電部を露出させないことで、コンデンサ接続部とofc引き出し部は熱収縮チューブで密閉する。こうしておけば水晶粒へ埋没させても高電圧リークの心配はない。

2 コンデンサの接続が終われば31df6の5本ユニットをコンデンサアレイの上に置いて、概ねの接続方法を検討する。なんせモノが大きくなり電気箱に入れるのもしんどくなった。

4これがテフロン基板のコッククロフト・ウォルトン回路。

5それが基板を止めてラダー状の構造物になった。

6いよいよ本体へ組み込み、一応しくじった場合にヒューズでも付けようと思ったが0.068μfで1,400v印加しても10maしか流れないから保護のしようが無い。早速音出しするが別物くらい変わって31df6x5本の高圧電源は素晴らしい。

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2018年1月30日 (火)

Sound Lab electrostatic speaker A1 高音質化3 高電圧回路

0岡谷電機さんはロボットのサーボアンプに使用するコンデンサ等で有名な会社で、その昔は真空管やニキシー管も製造していた。1970年代にはhf-300と300b真空管の国産化もやられた。その担当常務が突然我社へ訪ねてこられて、貴重な音楽テープを頂いた。オールcelloシステムでjazzを聴いて頂くとampexの音ですね...から始まりアメリカのテープレコーダの歴史を教えて頂いた。流石ヒモ族(テープレコーダマニア)の先輩で感心しきりでありました。それから22年が経ち、遅ればせながら今頃はっきりとampexの音がSound Lab electrostatic speaker A1で理解した。どうゆう音色かって...レンジが狭めで中音が分厚い真空管の音色です。

1Sound Lab electrostatic speaker A1が鳴ったものだから次々と常連さんたちが聴きにみえて感心されたり、落胆されたり、反応はさまざまで面白い。一番誤解を生み易いのがA1の風体で、さぞかし広大な音が出ると思われるがそうはならない。左チャネルは400pfでビビリ防止の消しゴム付き、右チャネルは170pf、この状態で右チャネルの音が大きく左チャネルの音が小さい。よもやコンデンサエレメントのダメージかと青ざめる。

2左チャネルのコッククロフト・ウォルトン回路の調子が悪く、再ハンダしたが直っていないと判断して調べるが、基本的に測定できない。


3しかたがないので基板を外して机上でしかも低電圧で回路動作を調べた。これでも0.022μfのコンデンサ容量とオシロプローブの入力インピーダンスでは測定出来ない。断念...

4業を煮やしてコッククロフト・ウォルトン回路の左右を入れ替えた。すると今度は右チャネルの音が大きくなり、コンデンサエレメントは問題なく安堵する。結局最初からのコッククロフト・ウォルトン回路の問題を解決できないまま引きずっていた。今回セラミックコンデンサは全てオリジナルの流用で、ダイオードは耐圧4,000vの新品に換えたから、セラミックコンデンサに過去のダメージがあるかも知れない。そこで当初の計画通り31df6を5本使う方式で作り直す。5本直列では電圧のアンバランスが心配となるが、我らのように大量購入で同一ロット内のバラツキは小さいので、問題ないと踏み切った。

5先ずは5本の31df6を所定に長さに切断して、面倒だが丁寧にスズメッキを剥がす。足同士をダイエイ電線の裸銅線で縛り、ハンダ付けをする。これを5本数珠繋ぎにして完成。

6それを片チャネル8本作るから容易なことではない。合計40本の31df6のメッキ剥がしに指が膨らむ。水晶粒防振構造で充電部がむき出しでは高圧リークが発生するため熱収縮チューブに入れて絶縁する。このファーストリカバリーダイオードユニットの長さが120mmにもなり、この時点でもう基板の使用は無理となる。

7問題の銅コンデンサは諦めて、ロボットサーボアンプ用のポリプロピレン高耐圧コンデンサにする。少なくともセラミックの磁器より、3,000vの金属蒸着のポリプロピレンの方が音が良いと判断した。且つ0.022μfを0.068μfと3倍にし、高抵抗を100MΩと下げた。これをどう組み上げるかが次なる課題となる。

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2018年1月29日 (月)

ライブ力学 ma jazzクラブ開店?

Ma昭和の42年頃の巴町界隈の迷路のような小路は、懐へ札束をねじ込んだ船主、土地が売れて鼻息荒い農園園主、我ら企業のサラリーマンなどで溢れかえり、まともに前に進めないほどだった。美人女将で知られた巴川沿いの「串一」へh社先輩は入れ込み、毎晩のように飲めないあんぷおやじを連れて飲みに出かけた。その「串一」のあった所から100m位にjazzプロデューサm氏のお店がある。その昔はブルースのライブハウスを営業していたが閉店、その後はパブかスナックで営業していた。今般そこのお店が空いて貸してもらえることになった。水商売には興味は無いからjazzのライブハウス、しかも会員制のjazzクラブにしてプライベートjazzコンサートが出来るようにしてみよう。勿論amp研究所のjazzオーディオ実験ライブハウスにもなる。

Ma2会員制jazzクラブだから電話は無い。お店の名前は?と質問するとパーカショニストのnakaさんが即座に”maバー”ときた。そこで考えたが、jazzプロデューサm氏のmにamp研究所のaを合体すればmaとなり、m+aオーディオブランドとのダブル・ミーニングでma jazzクラブになり、これはいける。かくしてお店の名前は決まり、各自オーディオ機器や楽器の拠出を頼もうと思っている。

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2018年1月28日 (日)

Sound Lab electrostatic speaker A1 高音質化2 高電圧回路

0トランプさんは好きでない。理由は単純で、随分昔になるがニューヨークへ旅した時、先ずは5番街の有名なトランプタワーへ見学に出向いた。金ぴかプレートの品の悪さにいっぺんに幻滅した思い出がある。好きでないトランプさんの言うことで唯一賛同できるのが”フェイクニュース”で、昔からどうもニュースや新聞に操られていたような気がしてならない。史実もニュースも権力者の大いなる思惑でフェイクされていくのだろう。

1_2Sound Lab electrostatic speaker A1などのコンデンサスピーカは高電圧バイアスのコッククロフト・ウォルトン回路が重要で、ここに高音質化の活路を見出す。それ以前に水晶粒に埋め込むと音がおとなしくなり、quad esl-63の時も同じ現象があった。ここを見逃して前に進めないので、一度埋めたコッククロフト・ウォルトン回路の水晶粒を抜いていくと、ジージーと音が出始めてリークしていることが分かり、これで高電圧がドロップしていたのかも知れない。ジージーは水晶粒に埋没すると消えてしまい、またfgとの間の放電ではなく直近で起きていた。この対策は充電部の露出を避けるしかない。

2_2続いて電圧について観察する。電源にアイソレーシュントランスを入れていることから若干高めで、スライダックフルで電源電圧が145vpp、この時の2次側高圧電圧は何と2500vppとなっている。1400vrmsx√2=2000vppが正解。

3この時のd1ダイオードの波形を見ると3500vppとダイオードとセラミックコンデンサの耐圧をオーバーしている。本当は2500vppの2倍だから5000vのはずだが、大幅な測定誤差が出ているのか?オシロスコープの波形を写真に撮っていたが、LeCroyのds4354mlはfddが正常でデータが保存出来る。忘れてた!

4そこでスライダックを調整して耐圧ギリギリの調整を行うと80vppとなる。2次側高圧電圧を1500vppとすれば各部品の耐圧は2倍で3000vとなり、コッククロフト・ウォルトン回路8段で12000vとなり、これで良い。これを高音質部品で作り直す計画に入る。耐圧は3000v、音の良いファーストリカバリダイオードは31df6で600v、これを5個直列接続して水晶粒防振チューブに収める。片チャネルで40個使用、売るほど在庫しているから問題ない。続いて銅コンデンサ、これが難問で0.1μf1000vは1個25$もする。これを3個直列にして両チャネルで48個使用、48x25$=1200$(14万円)、ここまで投資は出来ない。思案...

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2018年1月27日 (土)

Sound Lab electrostatic speaker A1 高音質化1 悪魔のケーブル

0vinchijazzオーディオは科学と芸術の融合であるからにして、基礎的な科学力と芸術的感性は必須なのだ。だから両方を持ち合わせていないと他人さまに頼ることになり、いささかややっこしくなる。マークレヴィンソンがその好例で、jazzベーシストで芸術的感性に優れているものの回路技術者ではないからジョン・カールに頼んだりトム・コランジェロに頼んだりしている。組織的プロジェクトxも大いに結構だが離合集散が付きまとい、結論は万能の天才ダ・ヴィンチとミケランジェロの1人プロジェクトxが正解となる。よってjazzを聴きながらオーディオの基礎技術を身につけよう。

1今回の干からびた音事件に実は伏兵がおり、それが悪魔のケーブルなのだ。名誉に係わるから銘柄は明かさないが、m+aさんにテストで渡したら”ダメケーブル”と烙印を押され、amp研究所の研究員に無料であげたら、やはりダメと言われた。大枚はたいてもこうゆうダメケーブルは即捨てよう。quad esl-63の時のケーブルでは電源もスピーカケーブルもとどかない為、ケーブル延長の必要性が出た。電源の方が音質的に影響が大で、まあスピーカケーブルならばよかんべえ~と安易に延長に使った。これが悪魔だった。

2そこで登場が金田式のモガミ2497で、昔100m単位で2箱くらい買ったからゴロゴロしている。モガミは信州人で理屈っぽい嫌いはあるが、真面目で論理的だから間違いは無い。困った時には何時も登場してもらい、スピーカの延長ケーブルを悪魔から2497に交換した。途端にヒリツキ感が減少して救われた。水晶粒防振構造化は高度な音質向上が可能で、ダメなものは即座に暴露してくれる。とゆうところでやはりカルダスマルチストランドワイヤーにするしかない。

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2018年1月26日 (金)

Sound Lab electrostatic speaker A1 復活 了 22年目の奇跡と新たなスタート

0ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂へ入ると、あっちこっちでストロボが光っている。祭壇の踊り場に居る警備員たちは”写真撮影は止めてください!”と叫んでいるが、群衆の方が圧倒的に多いから警備員の制止は全く効果が無い。50年以上前から”何時かはシスティーナ礼拝堂のミケランジェロの天井画を観よう!”だったが、子供の頃の夢がよもや実現するなど思いもしなかった。瞬間にその思いが走馬灯のように駆け巡り涙が滲み、ハッと我に返り”奇跡だ!”と叫んで写真を撮りまくった。

122年目の証拠が黄色丸印で、celloパフォーマンスで駆動していた時代に高電圧バイアス用のトランスはユニオン電機に特注しており、96年1月とある。1次側を95vとしたのは2次側定格1,400vをもう少し上げるため。1次電圧95v、2次電圧1400v30ma、単位はrmsです。

2ステレオの場合は2個作らねばならないから、こうゆう時は別チャネルのコッククロフト・ウォルトン回路に交換してみよう。音になった!コッククロフト・ウォルトン回路の製作不良で高電圧の成極電圧が十分に出力されていなかったのだ。早速高電圧マッチングトランス部に水晶粒を充填する。

3高電圧の放電の音(ジージー)を確認をしながら、一番危険な高電圧のコッククロフト・ウォルトン回路へ水晶粒細目を充填していく。特段放電の音も聴こえない。

4細目の水晶粒の充填量は凄まじく、満タンで40kgくらいになった。


5早速左チャネルのみモノラルで音出しをしてSound Lab electrostatic speaker A1の様子をみるが、動作上問題なさそう。たたみ掛けて右チャネルの組み立て作業に掛かる。問題のコッククロフト・ウォルトン回路は再ハンダ付けした。

6左右両チャネルが完成して晴れて音出しをするが、音質については緒に付いたばかりで評価する段階ではない。何よりもこの22年間で我が人生の環境は大きく変わり、引越しもありこの超大型A1は面倒になりぞんざいにしたが、致命的な破壊が無かったのは奇跡的といえる。22年目のA1の音は羽衣の松の天女のような妖しさは陰を潜め、若干筋肉天女のような音質に変わり水晶粒の威力を知る。昔、浜松のテクソルさんで2a3のテストをやらせてもらった時の、KR Audio ElectronicsKR 2A3のクリスタルガラスの貴婦人のような余人を寄せ付けない音に似たりで、これはエライものを蘇らせた。22年目の奇跡に感謝して、徹底したSound Lab electrostatic speaker A1の高音質化に新たなスタートを切る。

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2018年1月25日 (木)

Sound Lab electrostatic speaker A1 復活 24

A1思案、思案...

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2018年1月24日 (水)

Sound Lab electrostatic speaker A1 復活 23

1昨年難作業だったサーボアンプ修理のお陰で、測定器類はゴロゴロしている。プローブ群の箱を引きずり出し役に立つプローブを探す。案外オシロスコープに気を取られがちだが、測定の要はプローブにありで、ここに良いものを投入しないと正確な測定は出来ない。通常のプローブの他に高圧差動プローブ、電流プローブなどがある。

2コッククロフト・ウォルトン回路はコンデンサの容量が0.02μfしかないから、プローブの負荷抵抗に測定結果は大いに左右される。コッククロフト・ウォルトン回路の高電圧10kvの測定に適応するプローブは持ち合わせていないので、hioki9322の2,000v測定プローブに登場してもらい2,000vまでの測定で判断する。

3オシロスコープはLeCroyのds4354mlに登場してもらう。基本で4チャネル持っているから高電圧バイアス測定の1次ac100vの可変、2次ac高電圧、コッククロフト・ウォルトン出力回路、それにスピ-カ端子のaudio信号の4つを同時観測できる。

4早速測定に入るが、コッククロフト・ウォルトン回路がリップルだらけになって測定不能だった。予想はしていたがhioki9322測定プローブは入力インピーダンスが9MΩでこれでは低過ぎで測定出来ない、とゆうかコッククロフト・ウォルトン回路の出力測定は無理と結論付けた。

5そこで一気に音出しをして正常かどうか調べることにした。黄色が120vppでスライダックの可変電圧、赤が高電圧トランスで1,800vpp、青がスピーカ端子のaudio信号となる。これで正常に作動している、はず?

6音を聴いて青ざめる。quad esl-63コンデンサスピーカの初期レベルの音にも至らず、充電が進んでいないことは認めるがこの干からびた音は何だ!苦労がいっぺんで苦悩に変わる。思案、思案...

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2018年1月23日 (火)

Sound Lab electrostatic speaker A1 復活 22

0_2

サウンドラボA1取り扱い説明書から原文のまま
「スピーカをやや内側に向け、背後、側壁面より45cm程離して下さい。この目的は壁からの反射をさけるためです。壁からの反射はベースの周波数をキャンセルすることがあります。後、側壁面を吸音材で処理すれば理想的です。」ほーらごらん、サウンドラボ社もちゃんと認識しており、低音の逆位相による抜けについては言及しているが、低音回折による音の濁りについては言及しておらず、気が付いていないのか?気が付いていても無視しているのか?よってバックチャンバーで完全密閉する方式が正しい。
1_2前エントリーにあるcrフィルター抵抗の容量不足は、抵抗4本を離しそれぞれ水晶粒によって放熱する方式をとった。この熱の問題は7.5Ωを束ねて基板に密着した実装方法にも問題ありで、放熱空間をとって4本バラバラに実装すれば100w程度では事故は起きない。
2高圧のマッチングトランスを元の電気箱に配置して、配線の引き回しや高電圧の干渉やリークについて検討を重ねた。
3電気箱底に粗めの水晶粒を敷き詰めて重量物の防振対策をやる。ここからが配線で、2台作るから無駄の無いように丁寧に配線ルートを検討する。
4_2新規の電気箱を載せて箱の固定をやる。高圧の電源トランスとコッククロフト・ウォルトン回路は、水晶粒に埋没させるから固定せずに宙ぶらりんにしておく。高圧のマッチングトランスも勿論元の電気箱内で水晶粒に埋没する。
5仕事は段取りが半分以上で、段取りに時間を掛けたから昨夜からオールナイトで組み立て配線して只今完了した。まだ素の配線状態だから動作を確認して高電圧のコーキングなどの仕上げ処理を実施する。ひと眠りしてから回路の点検、通電はオシロを使い波形をモニタしならが電圧を上昇させコンデンサエレメントの状態を観察して、okならば音出しをする。順調にいけば今夕には音が出るはず...

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