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2008年4月30日 (水)

SAE MODEL2600再生プロジェクト5

Sae2600昭和45年頃、角栄の所得倍増論に後押しされ高度経済成長は加速された。実際2,3年で給料が倍になった。我々の職場には電気、電子機器の保全部隊も抱えていて技術職のあんぷおやじは登場しなくても良いのだが、率先して生産現場へ駆けつける。高度経済成長期、1分1秒を争う生産停止時間で故障箇所の発見は正に第6感になる。

おかげで第6感は鍛えられ、故障箇所の発見推論は人並み外れた特技になった。ただもう一方でどんな大手の優秀な連中が設計製作した機器がいとも容易く壊れる現実を目の当たりにして、誰が設計しても大差ないなとゆう感触を持ち怖いもの知らずになった。

前置きが長いがSAE2600の故障箇所の発見に全力を挙げる。幸い3台同時に再生する為、基本の相互比較修理法でDC、ACの波形を比較し違う箇所の調査で故障箇所を発見できる。

弟子のkouhei君から”何処まで部品を変更しますか”の質問があり、プリドライブの損傷した抵抗周りとキャンタイプトランジスターに電圧増幅段は半固定ボリュームをコパルの多回転型にする、と伝えた。日本製の電解コンデンサーが多用されているが、これがオリジナルか何処かの修理か分からないので、ここも慎重に対応する。

分厚くそれでいてスピーカを鷲づかみにする駆動はさすがトランジスターアンプで、長年愛用したcelloのパフォーマンスは月見草でボンジョルノはひまわりだ。このひまわりを何処まで再生するかがポイントで透明度は上げられない。

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2008年4月27日 (日)

サウンドラボA1

A1謎めいたJAZZ喫茶”AMP工房”へ時々登場するサウンドラボ社のA1だ。入り口側席方面に2本並べて設置してある。たいていの人はスピーカと気が付かず、がしかしさしたる興味も示さない。

これを国内で販売していた商社がサポートするかどうかは知らないが、熊本Beronさんも高圧回路の不調で困っておられた。これだけ高額のスピーカは皆さん一生もんで手に入れるのだからサポートをきちんとして、絶対的安心感を与えるのが商社の役目だと思う。幸いあんぷおやじは本職で、振動板以外は全部作り直そうと思っているくらいで故障は一向に気にならない。

静岡のイーサンさんもA1のユーザーでスペクトラルで鳴らされていて、おお!そうかその手もあったか。先ず指向性が強いとゆうが、そんなでもない、大柄で音像が大きい、いや決してない。一時JAZZを鳴らし大振幅で振動板を接触させてしまいスマン!

パワーアンプは空中にポッと音を浮かび上がらせる事に集中して開発を心がける、プリはマークのLNP-2Lなら簡単に空中へ音を浮かび上がらせるが自作では難しい所、だがやりがいはある。

近々A1再生プロジェクトをスタートさせる...

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2008年4月26日 (土)

DP100,DP80再生プロジェクト10

Dp80テクニクスのSL1200などが専用のサーボ制御ICでターンテーブルを制御している頃マランツから依頼されて、レコードプレーヤ界で初めてCPUを使ったソフトウエアサーボシステムを構築した。専用のLSIを開発すれば1000万単位で掛かる物を安いものよ!

見れば”なーんだ”も最初は発明的で革新的で、その後物真似が登場した。後の奴は楽だね、何にも考えずに真似をすれば良いから....所がここが落とし穴でシステム構築の訓練をしてないと独自のシステムはできず、結局超えることは出来ない。”システム=思想”が第一義である、そうゆう事。

DP80の速度制御のからくりはPLLでパルス時間間隔を計測して、目標値と比較、その答えをPID制御に掛ける。よってエンコーダの印刷精度で回転精度は決まるが、フィルターを使い誤差をなます方法も有効だ。PLLの様に位相限界はなく、大幅な位相ずれは飽和させて検出値をロックしPIDの外乱とならないようにする。

特許もんだが、ステンレスのエッチング程度のラフなエンコーダ盤でも、標準原器のワウフラ0.01%をコピーすれば、ローコストだが高精度化は容易くできる。これはあくまでも回転精度を競い合うときに話で音の良さとは直接的ではない。

これで時間軸制御が固まりいよいよ実作業に入る。

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2008年4月25日 (金)

謎めいたJAZZ喫茶AMP工房 その20

AmpkoubouどこぞのJAZZ喫茶のように灰皿が飛んでくる事はない。禁煙で灰皿がない。一杯のコーヒーで粘ってもマスターは文句を言わない。音にケチをつけても”お好きにどうぞでしゃあない”とやんわりかわされる。早朝、深夜気が向くと”OPEN”のランプが点灯する。

コーヒー豆は師匠の大石焙煎人が世界中から美味い豆を手に入れ分けてくれる。上海駿河屋さんがベトナムの奥地まで出かけタヌキコーヒー豆を手に入れ届けにきてくれる。

毎日少量だがroaがパンを焼き、クッキーを焼いている。美味いコーヒーに、美味いパン、クッキー、それに時々エバンスやコルトレーンが現れるステージ。

良いJAZZ喫茶だと思うよ!

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2008年4月22日 (火)

DP100,DP80再生プロジェクト9

Dp80無事時間軸と電圧軸が決まり回転の基本は出来上がった。次は速度帰還に移る。フィードバックの嫌いな人もいるが自然界もフィードバックの輪で出来て自然の法則だから逆らいようがない。

だからパルスモータのようにフィードバックの無いものは不自然だ、とゆう事になりサーボモータ化すべき。

DP80の速度検出は素晴らしいアイディアで、プラッターの内側に磁気コーティングしてパルスを記録させそれを磁気ヘッドで検出する。この時代のテープデッキ技術の展開で感心する。

現代はこの程度の検出精度と分解能では具合が悪く、硝子盤エンコーダを使いパルス量のカウントかパルス間隔時間の計測で速度検出を行う。このパルス間隔時間の計測による速度制御がPLL制御と同義。問題はエンコーダの取り付け方法で思案しよう。

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2008年4月21日 (月)

Marantz CD-16F その5

Cd16fCD-16FのDAコンバータ基板の裏側だ。44.1Khzで入ったクロックもビットストリームでは10Mhz近くにもなり高周波の世界になる。TDA1547,DAコンバータはicのピンが見事に整理されてご覧のパターンだ。(下の2個)

まあ4層盤でない問題もあるが、メーカー製の基板ではコストと生産性が一義で性能は多少落ちても良しとする。高周波対策は甘く、しかし我々は部品の手付けが出来るので周波数特性の良いセラミックコンデンサをTDA1547のピンへ直付けする。高周波ではコンデンサリード線のインダクタンスを問題にする為、最短のリード線にする。

これで一段と音楽が生き々する。

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2008年4月20日 (日)

1954年録音風景

1954クインシー.ジョーンズとフランク.フォスター位しか分からない。1954年ニューヨークのスタジオでの録音風景だ。中央にマイク1本しかなく現代では考えられない録音のマイクセッティング、セッティング等と表現するより1本しかないのだから全員の真ん中にセットするしかない。

録音を経験すれば直ぐに分かるが、この位の至近距離ならば音は十分ナチュラルに取れ申し分ない。近頃は管楽器1本にマイクは何本使うのか知らないが、信じられない顕微鏡的音まで入ってオーディオマニアを喜ばせる。

だが音は体からも出し空中ではハモり、その自然さをデジタル処理しても不自然で細かく明瞭だが繰り返し聴くレコード、CDにはならなく、いつも古い録音を好んで聴いてしまう。現代人は、はなっから人工音に溢れてそれが自然なんだろう。

それにしても全員お洒落で当時のJAZZメンの待遇は良かった?

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SAE MODEL2600再生プロジェクト4

Bias見つけた!多分放熱器へトランジスターを接触させ温度検出を行いバイアスの温度補償を行っている。画像の半固定ボリュームがそうで、トランジスター何個かで形成されている。

だがここはアンプの底に当たりこのボリュームの調整の方法がない。パワートランジスターがソケット式になって表から交換できる構造までは良かったが、バイアス調整は不可能だ。

国内の改造が施されており、パラ接続トランジスターのベースには抵抗(47Ω)が追加されて壊れやすい対策に苦慮した痕跡だ。まあ意味ない抵抗でコレクター.ベース間容量Cobの放電が遅れ、増してや2段重ねで放電インピーダンスも同じでなく高周波的パルス信号のような過度現象による破壊と想定し、対策は?ない。

そりゃあ困る、と言われる貴方!やりようはあるが規模が大きいし、オリジナリティも損なわれるので出来ない、そうゆう事です。この手の破壊は出力が大きいほどコレクター.ベース間容量Cobの放電が遅れて破壊の危険が増す、あんぷおやじ達ALTEC派は5wもあれば十分で自家用では問題ないか?

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2008年4月19日 (土)

エルビン.ジョーンズさん

Elvin_2JAZZ仲間のe川さんがJAZZメンの写真を持ってきてくれた。モノクロが圧倒的に多くカラーもあるが、”やっぱモノクロだよな”と言いながら写真に見入る。

昔からモノクロが写真の真髄の様に言われてきたが、JAZZの写真を見るようになってからその意味する所が分かってきた。モノクロ写真は見る側が写真へ参加でき創造活動が伴い、カラー写真は映画で、モノクロはオーディオ、とゆう事。

エルビン.ジョーンズさんの記憶は、音の、音楽の、JAZZの、記憶よりもズルズル前に出るバスドラを足で押さえた振動の記憶....です。

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2008年4月17日 (木)

ラッカー盤

Lp4LPレコードの製作は、マスターテープをSTUDER A-80で回しノイマンSX74カッティングマシンでラッカー盤にカッティングし(画像の左下)、次にこのラッカー盤からメタル.マスターを作り、次に逆型のスタンパーを(画像の右下)作りスタンパーでビニール盤にプレスして量産となる。

オリジナルレコードで1stプレスが圧倒的に良いのはスタンパーの鮮度の良さなんだろうか?

Lpこのチャーリー.パーカーのラッカー盤は金田式アンプ仲間より頂いた物だが、画像のように通常のLP(下のLP)よりも大きい、当然片面ずつプレスするので片面カッティングだ。

レコードプレーヤが三保のJAZZショットバー.クレイドルへ貸し出し中でそこへ持ち込んで聴くしかない。オリジナルレコードも凄いがこのラッカー盤に適う物はない、マスターテープは更に凄いがこちらはテープデッキの問題が大きく難しい。よってこのラッカー盤がレコードの歴史を伝える貴重な音源だが一部の人しか聴く事はできない。

合理性、便利性からかけ離れたこのエジソンの産物に大いなるロマンと夢を感じ、時代は進化の一途でない事を思い知らされる。

門外不出のこの貴重品をお送り頂いた金田式アンプ仲間に感謝!

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2008年4月16日 (水)

謎めいたJAZZ喫茶AMP工房 その19

Ampkoubou突然正面壁がオレンジ色に光り始めた5時13分、朝日が来た!夕べに絶望し打ちひしがれても、朝日と共に希望が蘇り、ジュニア.マンスの”朝日のようにさわやかに”のメロディが頭を渦巻く。

金田先生がDAコンバータを自作され余りの凄さに”CD革命だ”と興奮されているが、そりゃあCDも凄いぜ!CD-16Fの3次フィルターLCの交換、カップリングコンデンサのフィルム化etc等改造を施す。

コルトレーンの情念が見えてたまげ、これ以上のJAZZはあるだろうか?次に登場させるミュージシャンに躊躇する...

だがこの音も瞬間の幻で消えてなくなる。

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2008年4月15日 (火)

DP100,DP80再生プロジェクト 8

Dp80時間軸のお話の続きです...

PLL制御にしてもPID制御にしても制御は同じでPLLもPIDに包括される。この制御の基本がサンプリング時間になりデジタル量子化が起き、アナログサーボと違った遮断周波数でだいたいが低めになる。

そこであんぷおやじはひたすら高速化を狙いアナログサーボに近づける。ここで分かりましたね、電流制御が何で200Khzも必要なのか。

200Khzで5μsecの処理時間になり、バリバリのアッセンブラでなければ動かん、そう時間軸はこの5μsecの分解能になる。例えば8極として33rpmでは1電気角450msecになり450/0.005=90000分割で十分、これなら100Khzでも良い、45000分割で電圧軸の16bitに見合う事になる。

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SAE MODEL2600再生プロジェクト3

SaetrSAE MODEL2600の出力段を追うが、どうもカスコード接続になっている。片チャネル8個の出力トランジスターで4パラでなく2パラになる。最大出力に対し低電圧大電流のトランジスターしか無かったので、この様に複雑になったのか?

Saetr2400wで8Ω、電流値は7Armsピーク10A、2パラで1個当り5Aみれば良い。PCは125wにもなり大きい。

pチャネルトランジスターでhfeが130もあり結構大きい。破損したトランジスターを解体すると電流集中によるエミッタ破壊でコレクタ、エミッタショート状態だ。このパターンはモトローラに似ている、ハーメチックの色もモトローラっぽい。外観上からアルミキャン?と見えたが解体して鉄である事が判明した。

下の画像でくし型の上がベースで幅の広い下側がエミッタになる、アルミボンディングワイヤーを金線にすれば音は素晴らしく良くなるが、太い金線では到底コストが合わん。出力段は更に丹念に追っかけよう。

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2008年4月14日 (月)

SAE MODEL2600再生プロジェクト2

Sae26001訳あってSAE MODEL2600の再生プロジェクトをスタートさせた。弟子のkouhei君が担当でその後の状況をお伝えしよう。

ジェームス.ボンジョルノはやはり豪快で8Ω、56.6vrms=400wをたたき出し凄い、アイドリングはまるで熱が出ない、とゆう事はB級アンプになる。このB級アンプは、ちっともチマチマせず、クロスオーバー歪み、そんなこたあ知らん!的でその度胸を買おう。

Sae26002なぜ良く壊れるか?その答えはまだ出ていない。

kouhei君の調査によると#1002号機は電圧増幅段、トランジスター全て正常、プリドライブ段抵抗焼損、トランジスター正常、出力段pチャネルトランジスター1個ショート。対策は抵抗交換、出力トランジスターは電源±100vで耐圧は250vになりMJ15025しかない、これをペア組みして2個交換。

これで通電可能となり、とりあえず電圧を序々に上げて様子をみる、右発振しかかり、そうか!追加改造のcb間マイカコンデンサはこの為か?オフセットあり、左音が曇る。通電は出来ただけで、この先精密なる検討調整が必要だ。

音出ししてぶったまげた!豪快、エネルギッシュ、JAZZには最適なアンプが理解できた。部品交換は容易いがオリジナルを出来るだけ崩したくないので慎重なレストアが要求される。

だけどさ、これが30年も前のアンプで我々は一体何をしてきたのだろうか?

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MJ15024/15025

15024あんぷおやじの拙稿を読んで頂いている愛知のS藤さんから、Amcron PSA-2Xの終段トランジスタ(D 5617 8039)が破損して代替品にMJ15024はどうですかとの問い合わせがあり、検討した結果使えそうなのでお送りした。

幸い回路図が公開との事で英語のマニュアルを苦労しながら読みDCオフセットとバイアス電流の調整ができ、素晴らしい音で鳴っていると喜びの報告が届き、思わずこちらもニコニコしてしまう。

つくづくオーディオはお金ではない、努力と情熱の賜物である事をを改めて思う。そりゃあViolaのBravoを4BOXも使える人は凄いと思うが、やはり原点は創意工夫であり何時の間にか高額でなければオーディオにあらずのようなコマーシャルベースが蔓延してしまい気が付きゃあ、オーディオメーカも疲れてしまった。

愛知のS藤さんのように”お金をかけず何とかしよう”は、もう拍手喝采です。

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2008年4月13日 (日)

DP100,DP80再生プロジェクト 7

Dp80今日は時間軸のお話。

世界を支配している人は残念ながらブッシュさんでも、プーチンさんでもありません。ブッシュさんだって水晶時計で時間が来れば強制的に起こされる。パソコンの水晶に支配され、良質な水晶の産地でカット加工が出来る甲府が世界を支配していると、言える。

最近は水晶の5ppm精度では満足せず、原子時計、ルビジュウム時計に支配をゆだね更に身動き取れない。

DP100,DP80再生のポイントも水晶時計だが5ppmなんて言わず、普通の50ppmで沢山だ。精度目標はワウフラ0.05%と言いたいが1%で十分で、下手をしたらレコード製作時のカッティングマシンより高精度となる。レコードプレーヤのサーボ制御を経験すれば分かるが、高精度=ハイゲインでマイルスのトランペットが益々ミュート状態でつまらなくなる。

問題はサイン波の高分解能化で電圧軸は16bit持てたが、時間軸がどうだろうか、そこを検討する。

続く...

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2008年4月12日 (土)

DP100,DP80再生プロジェクト 6

Dp80青色が12bit DAコンバータ出力でrmsで2vの電圧をパワーアンプに加えている。パワーアンプのゲインは15dbでかなり低く設定している。それでも黄色、出力電流が0.3Armsで十分なゲインで当然低めの方が音が良い。

糸ドライブやベルトドライブが相変わらず主流は、モータの振動から逃げる手でもあるが、非剛性体でジョイントする事で必然的にゲインが上がらずこれが音質に良い結果を出している。

DDでモータの振動を出さない唯一の方法が誘導電動機で、これをサーボモータ化する方法も確立されγーδ軸変換、すべり制御で同期電動機と同じになる。これの研究もかなり期待できるが、現状はエディカレントacモータでDD駆動振動レスを目指そう。

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2008年4月11日 (金)

謎めいたJAZZ喫茶AMP工房 その18

Ampkoubouお店が突然作業場になる事があり、何も知らないお客さまはたまげる。陶芸の窯出し後はもう大変で、100個以上の焼き上がりが店に並び、それらのバリ取り作業でボール盤を持ち出す始末。

時にはプリウスの大型モータが店のど真ん中で回っているし、何やら難しい顔をしたスーツ姿と打ち合わせてる。そりゃあしょうがない、最初は事務所を予定していたものが、JAZZ喫茶に変身した、そうゆう事です。

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2008年4月 9日 (水)

Marantz CD-15 その1

PllCD-15とCD-16Fはデジタル基板、DAC基板、アナログ基板が完璧に同じで、違いは電源周り筐体等でえ!っと驚く。DAC7の音を楽しむならCD-16Fで十分とゆう事になり、中古市場でも倍、半分でCD-16Fに軍配が上がる。

このCD-15は2ndPLLが改造してあり、子基板に水晶、電源が載っている。少しでも音を良くしたい気持ちは分かるが、時計は一番最後でも良い。改造方法に問題があり33Mhzにもなると配線インピーダンスがモロに効いてきて抵抗分が増える。電源のパスも曖昧だ。時計に凝るとミサイル誘導装置のルビジュウム時計になりたまげる。

そこまで時計に神経を使うならば、先ずFETバッファ後のカップリングコンデンサ(SILMIC 220μf 16v)が2個直列接続になっている所に目をつけよう。ここをフィルムコンデンサに変えるだけで音楽が激変する。但し100μfは高価で取り付け場所にも悩む。

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2008年4月 8日 (火)

謎めいたJAZZ喫茶AMP工房 その17

Ampkoubou2先日も遅い時間にお客様が来られ、最新の音を聞いていかれた。CD880Jが遂に壊れCD-16Fに交換、音は一時スランプ状態になり、そこから調整を開始して前以上の音にしなければならない。

そのお客様は、便利な時代で携帯で”ほっと、するカフェ”で検索したら”謎めいたJAZZ喫茶AMP工房”が出たと言う。客は誰も居なくてそのお客様はラッキーで、丁度第一次CD-16Fの改造が終わり、やおら音を出し始めジョン.コルトレーンのwise oneをかけてる最中だった。

CD-16FはスチューダーD730と全く同じシステム構成で音質も似かより、毛羽立つ空気感を表現できる優れもので、コルトレーンの悲しみ、苦しみが現出して度肝を抜かれ、そのお客様とため息をついた。

あんぷおやじが一言”この音はこの場限りで終わり、2度と出ん”?

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2008年4月 7日 (月)

Marantz CD-16F その4

Ad79761ダブル差動で差動最終出力がこの波形になり、電圧の変化が4vで100nsec、従ってスルーレートは40v/μsecでオリジナルに付いているOPAMPは内部飽和を起こして、あかん!とゆう事になる。AD797でも20v/μsecで足りん。OPA627なら問題ないがとりあえずAD797で進もう。

Ad79723次フィルターの出力波形にはオフセットが付き更に50Mhzのノイズが乗る。

これがビットストリームの実態でデカップリングは必須になり現状のノイズリダクション能力ではとても足りず、結論は最低でも4層基板になる。

CD-16Fはデータ的には崩壊している様に見えるが素晴らしい音が出ていて、ここでもデータが一義でない事が分かる。これを承知で両面基板設計してCD-16F、CD-15、LHHー700を出荷しているのだからマランツの設計陣は、つわものだ!と言える。

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2008年4月 6日 (日)

Marantz CD-16F その3

Hdamマランツが相模大野の国道16号線沿いにあった頃レコードプレーヤの開発で良く通った。メーカ開発者の凄さは原価意識で、1円50銭の抵抗でここまで凄い音に仕上げるのだからたいしたものだ。

”アマチアはいいよなー、1本500円のディールNS2Bが使えるからな”と言われてしまった。

そうなんです、実はここがポイントで原価低減と音質は相容れない所があり、そこのジレンマに音質改善の鍵がある。売価16万円のCD-16FもMC(工場出荷価格)は25%で更に粗利を差っ引くとだいたい3万円が原価と想定できる。3万円でこれだけの音が出せるからプロは凄い!

その見方でCD-16Fを見ていくと改善だらけで原型を留めない。画像のHDAMモジュール横の電解コンデンサは4.7Ωとのデカップリングで抵抗コンデンサ両方交換したほうが良い。ただアナログ回路のデカップリングは必然か疑問?実働させてから決めよう。

問題はFETバッファ後の220μ電解コンデンサー2本がカップリングコンデンサで音を支配する。まあメーカはこの15円の電解コンデンサでも良いが、我々はいかん!当然フィルムコンデンサの投入になるが等価的に100μFも要る。

例えば auricap EGA7956-53は値上がりして1本1万円以上になり20本も使う訳だから、うーん難しい。それと入れるスペースがない、思案のしどころだが、ここの改善は想像を遥かに超え音楽が別物になる。

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2008年4月 5日 (土)

DP100,DP80再生プロジェクト 5

Dp80電流値0.5Aでセンターシャフトを押さえるとトルクは十分出ている。なんだい非科学的と言われる貴方!マランツ,ベスタのDJ用ターンテーブル開発で5年間DJに携わり、だいたい手で押さえて必要トルクがどの程度か分かるようになった。

勿論トルク計でトルク測定はするが最後で良い。

この時の印加電圧が30V(正の半サイクル)で十分トルクが出るのだからオリジナル回路の100v,pwmは如何にも具合が悪く、モータの特性に合わせた電源電圧が必要。

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2008年4月 4日 (金)

Marantz CD-16F その2

Cd16fflt 金田先生のDAコンバータがPCM1794で登場とインターネットに載った。随分昔だが先生と話をした時DAコンバータの変換ベースが対電源に拘っておられ、何か秘策を持ち出すのだろうか。若い頃の金田先生ならば、研究室の学生も巻き込みDAコンバータチップその物を作ってしまうと想像するが。

マランツCD-16FはTDA1547ビットストリームで基板はノイズ対策でガチガチだ。差動モードを差動アンプで受け(JRC2114D)更にJRC5534の差動アンプ合成で3次フィルターへと入る。まあこんな構成で、3次フィルターにLが使ってあり100μHでOFCの銅線とフェライトコアで数ターンで出来るから交換しよう。デカップリングは4.7Ωのカーボンが入ってここも問題だ。

定数を調べてたまげた!philipsのTDA1547のマニュアルにあるアナログ回路と同じで”回路図があれば随分助かるのになあー”が、図らずも実現した。CD-15もCD-16SEも更にphilipsのLHH-700もみな同じとゆう事。

ビットストリームはマルチに比べ絹ごし豆腐で力感を増すにはOPAMPはアナログデバイスのAD797と必然的に決まり、常用バーブラウンのOPA627では繊細になり過ぎる。

近頃の基板はチップ部品で全て小さく部品交換に骨が折れる、何ーんだ、本職と同じになってしまった!

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謎めいたJAZZ喫茶AMP工房 その16

Baiseお店にカウントベイシーの傑作写真がある。

ベイシーマスターの相棒である弁護士先生からベイシーとベイシー楽団の貴重な写真は沢山頂いたがこれは違う。

あ!どこかで見たことがある。そうなんです”ジャズ喫茶「ベイシー」の選択”count 11 見出し写真だ。マスター菅原さんが店内を案内してくれた時見つけ、写真の写真を撮った。だからマスターも目撃していたが別に許可をもらった訳ではなく黙認?....

よって門外不出だが、友人のオーディオショップにだけは上げて、これが真相!

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2008年4月 3日 (木)

Marantz CD-16F その1

Cd16fdaマランツのCDプレーヤCD880Jが連日の酷使に耐えかねて遂にギブアップした。もう1台のCECのTL1-Xは極めてデリケートに出来ていてお店の常用には使いたくない。そこでCD-16Fに入れ替えた。

とりあえず音だしをするがチョット信じがたい。音が空中にポット浮き、羽毛のようにきめ細かく1bitの良さを見事に出している。

10年以上も前か、スチューダーD730をオーディオショップが眉をしかめるくらい強烈な改造を施し、妙なる音で楽しんでいた。CD-16Fも基本は同じビットストリームなので、技術の進化を投入して価格差無限大に近い本機でD730を凌駕しよう。

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2008年4月 2日 (水)

謎めいたJAZZ喫茶AMP工房 その15

Ampkoubou近頃ご年配のお客様がめっきり増えた。電話口で興奮して”え!清水にJAZZ喫茶があるの!”勝手に興奮されても困るが、気持ちは十分に伝わる。”えーどうぞどうぞ”心行くまでJAZZを楽しんで下さい。

オリジナル盤に凝っていた時代にレコードを3000枚まで集めたがわけあって手放した。それを期にCDだけで進もうと決心したが、レコードプレーヤの開発を日本マランツから依頼されたり、結局この世界から足を洗う事が出来なかった。

お客が増えると同時にリクエストも増え、千差万別な選曲に対応しきれず、スマン!なんせ正統的JAZZファンでないため、へんてこCDが多く、良い機会だから50年代、60年代の代表的JAZZの補充をぼちぼちするか。レコード時代は無いものに恐怖観念を覚え、ひたすら集めたが最近は原資に乏しく恐怖観念も寄り付かない。

所がこれが実に良く”無い位が丁度良い加減”でその分思慮深くなり、楽しさ倍増也!

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