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2008年5月30日 (金)

JBL2405 アルニコ

2405現在手元にあるスピーカユニットは長い付き合いで激動する人生にいつも寄り添ってくれてあんぷおやじの生き証人だ。この先も長い付き合いだから感謝を込めて最良の条件を作り出している。

端子は鉄の止めネジに本体は真鍮ニッケルメッキで、まあ悪くはないがこれを取り外しベルデンのスピーカコードを直接つなぎ引き出し線とする。振動板からのテンションが掛かる引き出し線は胴の平板だが、これも99.99%金平板に変更する。イコライザは磨きに磨き(研磨半ば)ホーン内部も磨き倒す。

ALTECはツイータに弱くJBLの力を借りるしかないが、チューニングされた2405は実にナチュラルにJAZZを奏でる。

ありがとう2405!

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謎めいたJAZZ喫茶AMP工房 その23

Roa音は3日と同じでないがroaが担当するパンは日々変化する事はない。roa定休日の水曜日以外は少量だが毎日焼いている。

当然食べたくなり食べてしまうと、いつもひいきにして頂いているお客さんに”また食べちゃったの!”と言われてしまうが、あんぱんの焼きたては実に美味く誘惑に負けてしまいスマン!

美味いコーヒーに焼きたての”あんぱん”たまらんなー!

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2008年5月29日 (木)

謎めいたJAZZ喫茶AMP工房 その22

Ampkoubou2

スイングジャーナル編集部の斉藤さんがお見えになった時、東京のJAZZ喫茶が次々姿を消していく実情を話された。

1960年代の清水、静岡には多くのJAZZ喫茶がありマスターが競い合ってJAZZの啓蒙活動に務めていた。清水オリオンにあったKさんの名物JAZZ喫茶ファイブスポットには入り浸りだった。

そらから40年が過ぎて硬派なJAZZ喫茶は無くなり、JAZZ啓蒙活動も場が無くなり正統的JAZZを聞けるチャンスは少ない。

”謎めいたJAZZ喫茶AMP工房”はとても正統的JAZZとは言えないが、50年代、60年代のJAZZ黄金期を現代風な解釈でオーディオチューニングして聴かせている。マスターも苦虫を噛み潰した強面でもなく、持ち込んだCDも気前良く掛ける気さくなあんぷおやじ...ただ3日と同じ音ではないので”あの音を...”と言われても出来ん!

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SAE2600の問題点 その2

Sae2600ここの所の気温上昇で通常設置の機体の方も温度上昇が厳しくプリドライブが危うい。一応出力段に接近して設置された放熱器だが冷却ファンの風の流れが殆ど無関係で冷却できない。がまん出来ず小型のファンを手配してしまった。

割烹”わかすぎ”の若旦那が高校生のときこのアンプを使っていて(1球自作アンプのあんぷおやじとは大違い)音は良いのだが燃えてしまい、併せてスピーカまで駄目にして嫌気が差しオーディオから遠のいた経緯のアンプで、当時の販売店fオーディオがサポート出来なかったのだろう。

電源電圧±100vの高電圧、燃えるほど流したプリドライブA級増幅、えい!馬力は負けない8オーム400wのB級出力段、複雑な回路、ジェームス.ボンジョルノは無理矛盾を孕んだ鬼才としか言いようがない。

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2008年5月28日 (水)

マークレビンソン LNC-2L その2

Lnc残念ながら完動品とは言えず残念!ハイパスのモジュール1個のゼロクロス歪が大きく周波数帯の高い方で歪が発生して使えない。初めて目にするトラブルでB級アンプのゼロクロス歪みに近い波形だ。

手に入れて1年間放置しておいたバチがあたった?オークションの怖さでどうにもならん。

300hzのローパスフィルターは周波数の調整が出来ず、ハイパスフィルターは歪みで使えず八方塞になってしまい思案のしどころだ。

続く...

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2008年5月25日 (日)

里見紀子さんのバイオリン

Satomi笑顔が素敵な里見紀子さんでしたが、後日談がありバイオリンのお話。

諏訪内晶子さんが奏でる銘器“ドルフィン”はハイフェッツ愛用の1714年製ストラディヴァリウスの歴史的銘器で日本音楽財団から貸与されている。

有名なバイオリニストはスポンサーが付き歴史的銘器を貸与されるケースがほとんでで自前で準備する事はない、いや出来ない、余りにも高額、数が少ない。

個人的な感想で年代物ストラディヴァリウスは余りにも枯れてしまい低音は膨らまず高音寄りでオーディオ再生では一番難しくいつも頭を悩ませる。

所が里見紀子さんのバイオリンは低音が豊かで驚いた。更に驚いた事に”億”までしない銘器を自分で手に入れた事で普通ではあり得ん!胴のかすれ具合に歴史の重みを感ずるが、なんとゆう銘器か次回のコンサートの時に確認しよう。

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2008年5月24日 (土)

マークレビンソン LNC-2L その1

Lnc2lクレイドルY井さんがマークレビンソンのチャンネルデバイダLNC-2Lをオークションで手に入れた。クロスオーバーが300HZで600HZに調整し直して欲しいと依頼されたが、多忙で1年間放っておいた。スマン!外観は美品でかなり高額のようであった。

先ずは性能測定とゆう事でクロスオーバーゲインの測定でQ=0.7程度と出て通常の18dbと見た。目論みはどこかに周波数調整があるはずだと調べる、あった!半固定ボリュームが背面から調整できるようになっていてCornerの文字が見える。

Cornerイコールクロスオーバー周波数の調整で、データをきちんと取った上で調整する。ローパスのアジャスト範囲が小さい、ハイパスは問題なく調整できた。困った!だいたいこの手は周波数が可変できるのが当たり前、と設計者のあんぷおやじは思うのであった。

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2008年5月23日 (金)

謎めいたJAZZ喫茶AMP工房 その21

Ampkoubou2開店間もない頃ベイシーの常連さんが来られていたが、最近は来ない。勿体ない話で、音の良し悪しはその時の音と諸般の情勢を考え現状ではここまで、と判断が必要になり短絡的評価は損をする。

何が勿体ないか!寝食を忘れ取り組む連中は3日と同じ音の訳がない。オーディオはプロセスだからそれを横目で見ているも随分参考になると思うがね。

他と比べている内は高が知れていて探求していく内に人様の音は関係なく、如何にして自己表現が出来るか、如何にして芸術的表現が出来るか、に到達する。そこまで行けばシメタもので、逆に人様の音も事情を考慮した評価が出来るようになる。

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2008年5月21日 (水)

SAE2600の問題点

Sae2600ジェームス.ボンジョルノはきちんと未来を見据えていた。A級動作はドライブトランジスターまでで、出力段は電流を流さず省エネアンプだ。”JAZZ喫茶AMP工房”の高能率ALTECシステムでは100dbを越え雷鳴如き大音量でも5wに満たない。

通常の運用では出力段に電流が流れず発熱しないのに何処が問題だろうか?エージング試験で直ぐに答えが出て、ドライブ段のA級動作による発熱が問題になる。

冷却用のファンは当然出力段に設置され、ドライブ段はヒートシンクの冷却能力に頼る。通常の床置きでは大丈夫だがラックに入れると、ドライブ段の放熱が機能せず温度上昇に陥る。その熱で、もともと余裕の無い抵抗群が焼損する。修理した3台ともここの抵抗が焼き切れたり基板が焼損炭化していた。

SAE2600を長期安定的に使用するならば、左右ドライブ段の抵抗電力容量アップと小型の冷却ファンを取り付け強制冷却をする。

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2008年5月19日 (月)

トランジスターを創る その2

Tr2金田教信徒落第おやじ殿から手作りの真空管をつくるフランスのWEBサイトをご紹介頂いた。自由自在な姿勢が大事で限界に突き当たれば突破する為に行動を起こそう。

素材はお好きにどうぞで”わたしゃ銀が良い”わたしゃOFCの銅だね”と決めてコレクター母材を選ぶ。コレクター共通が回路方式のポイントで金田式ファンの貴方なら、もうお分かりですね。バッテリー時代に良く使われたインバーテッドダーリントンで必然的にこの方式になり、選択の余地はない。

画像は銀6mmΦ99.99%の丸棒の両端にpチャネルトランジスター、nチャネルトランジスターを銀ハンダ付けしたものでトランジスター複合体だ。熱伝達速度は桁違いでオーバードライブに耐えられ真ん中の4mmのネジで熱伝導の良い母材へ取り付け全体をガラス管に収め真空を引けば前にも言ったが、真空管トランジスターの出来上がりだ。

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2008年5月16日 (金)

バードランド

Bird仙台Aさんが寄贈してくれたチャリー.パーカーのラッカー盤の余りの凄さに度肝を抜かれ、ニューヨークのJAZZクラブバードランドが思い出される。

チキンを食べ過ぎのチャリー.パーカーはバードと呼ばれその由来でバードランドと聞いていたが、どうやら関係なさそうだ。歴史の伝聞は往々にして都合の良い方向へ自然に傾くようで我々は知る由もない。

古いJAZZクラブでそれなりの歴史の重みもあり認識していたが、ラストラブのバードランドは忠実なる再現のスタジオセットで、やられた!なんとなく違和感を感じていたが。

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2008年5月 6日 (火)

SAE2600の電源

Sae2600 実に上手い構造で中央に電源整流器とEIコアの電源トランス、左右に電源電解コンデンサ、配線はコモングラウンドが左右の電解コンデンサをアルミ板のバスバーで渡る、+電源、-電源は同じくアルミ板のバスバーで渡る。

比重が軽いアルミは重量が問題となる高圧送電線に多用されているが、オーディオ機器の配線部では使いたくない素材で銅に比して50%も導電率が低い。即座にOFCの銅板に変えたいとなるが思案のしどころ。

透明度は上がり緻密さも上がり美しくはなると思うが、力感が失われたのでは勿体ない。手軽に実験できる構造なんで、音で確認しながら決定しよう。

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2008年5月 5日 (月)

SAE MODEL2600再生プロジェクト 了

Sae最近の若者にしては珍しく熱い。徹夜で直したいので何とかして欲しいと言われkouhei君とゴールデンウイーク真っ只中、徹夜の運びとなった。

電圧を徐々に上げ各部のチェックだ。AC入力60v位までは正常に動作して,それ以上は雷鳴の様なノイズ音が発生して気絶しそうになり元の持ち主のたまげぶりが想像できる。

オフセットは50mv程度まで容易に追い込みができて安定度も高い。AC入力60vで強引に音出しするが、凄まじいドライブ力に唖然とする。しかし時間が経つと60vでも雷鳴音ノイズが発生して、さあ思案だ。

Sae1こうなると基板の部品半田劣化が想定でき初段ペアトランジスターを交換しよう。交換と同時にハンダがリフレッシュされる。2sa798と2sc1583の金田式トランジスターが 使われていて、勿論在庫豊富で問題なく交換できた。感が見事に的中し完治した。AC入力100vで長時間安定動作、オフセットも厳密に合わせ作業完了。

Sae2音出しに入るが、celloもviolaも関係ない、SAEは粗いも関係ない、AMP工房のシステムに入るとSAE2600は生き生きして分厚く繊細極まりなく、これ以上の音は必要ない。

日本製の真面目な部品、出所不明のあやしいガラクタ的部品、工業製品のような電源、キャンタイプトランジスター、直列接続された出力段、これらを組み合わせたボンジョルノの魔法が未踏のJAZZサウンドを生み出した。

時代の進化は表皮のみで真の進化とは?長いオーディオ暦でこれだけショッキングな出来事は初めてで今までの知識知恵全てが霧散して深い謎に帰結してしまった...

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