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2008年5月21日 (水)

SAE2600の問題点

Sae2600ジェームス.ボンジョルノはきちんと未来を見据えていた。A級動作はドライブトランジスターまでで、出力段は電流を流さず省エネアンプだ。”JAZZ喫茶AMP工房”の高能率ALTECシステムでは100dbを越え雷鳴如き大音量でも5wに満たない。

通常の運用では出力段に電流が流れず発熱しないのに何処が問題だろうか?エージング試験で直ぐに答えが出て、ドライブ段のA級動作による発熱が問題になる。

冷却用のファンは当然出力段に設置され、ドライブ段はヒートシンクの冷却能力に頼る。通常の床置きでは大丈夫だがラックに入れると、ドライブ段の放熱が機能せず温度上昇に陥る。その熱で、もともと余裕の無い抵抗群が焼損する。修理した3台ともここの抵抗が焼き切れたり基板が焼損炭化していた。

SAE2600を長期安定的に使用するならば、左右ドライブ段の抵抗電力容量アップと小型の冷却ファンを取り付け強制冷却をする。

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