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2009年1月31日 (土)

金田式ADコンバータ

Ad金田先生がdaコンバータを発表された時、脳耳破壊論で色々言う人も居たが、10数年前に16bit,daコンバータを作り始めた頃は、腕の未熟さもあり、お世辞にも良い音とは言えず確かに脳耳はダメージだった。

最もcd発表当時はもっとひどくて、daコンバータを作ろうとは思わなかった。そのひどさが返ってレコード信奉者を増やしてしまった、とも言える。

大学を退官されてから進化の度合いは早く、adコンバータにまで挑戦されている。通常は何をしようか悩む定年後の人生を、新たな出発点と心得、未知の世界へ果敢に挑むその姿勢に敬意を払いたい。

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2009年1月30日 (金)

マイケル.エリオットの音 その5

Sa31外部のトランスボックスは、トランスも含めて実にプアーだ。交流の300v程度で送られた主電源は、ダイオードで整流されてspraugeの80μfに入りdc440vになる。その後500Ωの抵抗とspraugeの80μfで420vにフィルタリング降圧する。

Sa32次にベースにツェーナーダイオード3個を直列接続した2sc2791で極めて簡単な240v定電圧電源を生成して、spraugeの200μf何個かでフィルタリングする。

2sc2791のコレクター電圧は420vでエミッター電圧が240v、仮に40ma電流が流れたとすれば、pcは7w程度になり放熱器の容量が?でここの発熱が一番大きく、改良が必要でしょう。

ハイブリッドと表現されているが、電源が半導体だからそうゆう表現か?sa3の音がパンと張っているのは半導体電源による所で、穏かに深みを増したいなら整流管を使用したsa5になるのだろう。

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2009年1月29日 (木)

カウンターポイント SA3 回路図

Sa332bit risc cpu の1命令10nsec(ナノセカンド)をきゅうきゅうとプログラムしていると、真空管が懐かしく思えて息抜きにカウンターポイントSA3の回路をスケッチした。(回路、定数は不正確?スケッチなので参考までに)

たまげたね!こんなに簡単で...だから真空管は怖い、音を膨らませjazzは実に上手く表現する。マイケル.エリオットを音の魔術師と言うが、こんな簡単な回路から7変化を出すから魔術師と言われているのだろう。

似たような仕組みに上海駿河屋さんの単段ラインアンプがある。もっと凄すぎの前衛的な過激ラインアンプでcelloあたりを聴いている上品なお客さんには、理解されない。

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ブラジル紀行 その25

Iguazu h社の大先輩から、イグアスの滝はチャンスを作り見ておくべき、と言われていた。後先考えずに見たいと思うようになり、しかし意外に早く見学できる機会が巡ってきた。

アルゼンチンとブラジルの国境に位置する巨大なイグアス、轟音、水しぶき、なんとも凄まじい滝であっけにとられる。自然の力を見てやろう!なんておこがましく何万年も不動に存在するイグアスの滝の方がよっぽど偉く”見ているつもりが、自然に見られている”人間の無力さを痛感する。

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SHM-CD その2

Hmcdお客さんtime盤がありますよ!それだけで嬉しくなり思わず買ってしまった。たいてい今の若い店員さんはjazzに関しては殆ど分からず、質問もしても???でそれが当たり前の田舎のcdショップ。

shm-cdが何枚か揃い、凄いの連発でリマスター技術の進化もあるんだよなーと仲間内で話していたが、なぜかtime盤のブッカー.リトルが冴えない。

えー!オリジナルアナログテープが存在していない?1960年代に一度レコードからアナログテープに落とし、それをマスターテープとしていたと解説に書いてあった。スクラッチの疑問もリマスターでもさほど良くならない疑問も解けた。

ブッカー.リトルもスコット.ラファロもこの録音から程なくして世を去り、歴史的貴重盤のオリジナルテープが存在していない事実を知った。

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2009年1月28日 (水)

マイケル.エリオットの音 その4

Sa3金田式は、何も足さない、何も引かない、方式でナチュラルで素晴らしいが、事jazzに関してはあれも付けよう、これも付けようで欲が深くなる。

sa-3のライン出力は6dj8の単段、sa-5のライン出力は6dj8のパラ単段で殆ど似た構成デス。差動増幅等のdc直結ではなく段間はカップリングコンデンサが必須で、実はこのコンデンサが音楽を駆動する。

コンデンサで音楽を駆動する?あり得ん、と言われてしまうが大学の研究室でも答えの出ないオーディオは、定量的でなく数値で表現できない為、実験により確認して後に理論的理屈をくっつける?

mike推奨のdynamicapは国内で入手可能か?何種類かテストして高々片チャネル3個のフィルムコンデンサを決めれば良く、作業は極めて楽だ。

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ベーシスト 坂井紅介さん

Sakai清水(市)初登場のベテランベーシストに注目が集る。200年を経たキズだらけのベースとベテランベーシストが奏でるjazzは、繊細で美しくスインギーで尚且つ額に汗した熱演で素晴らしかった。

黒人ベースのようなガンガン音を飛ばすタイプではないが、日本人の感性、日本人のjazzを感じさせた。何よりの驚きはピックアップのセッティングとアンプのセッティングで、常々オーディオ的不満に思っていたボワ付くベースは皆無で弦のストレートな音、胴鳴り、弦の擦れる音が克明に聴こえて、初めて経験する生音だった。

アフターアワーズでも実に穏かで、素晴らしいベーシストと知り合いになれた。

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2009年1月27日 (火)

6DJ8真空管代替品

6cg7SA-3や3.1の6DJ8真空管代替品が6CG7や6FQ7である事が分かり、急に輝きを増し身分の序列が最高位になった。

箱一杯の6CG7や6FQ7を取り出し、清掃整理して驚いた。国産の銘柄が殆ど存在していて、記憶からすっかり消えていたが、村のスーパースターの格好いい電気屋さんから、良くぞ沢山のテレビをもらったものだ。

左からNEC(新日本電気),ゼネラル(富士通ゼネラル),松下電器(パナソニック),TEN(富士通テン),東芝,早川電気(シャープ),マツダ(東芝),日立,最後の一番右端がなんと富士電機でたまげた!

日本の電機業界が高度経済成長を起動した”時代の証”が、40年の時を過ぎて出現した。

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チャリートさんjazzコンサート その2

Charito2チャリートさんの2度目の来店となった。前日の打ち上げから行動を共にしているが、苦労人なんだろうか?気さくさと陽気さがみんなを明るくする。

ミシェル.ルグランと競演した本人のcdを聴いてもらい、他にリクエストは?と聞くと、”常に音楽漬けで静かにjazzを聴きたい”とチャリートさんは言い、置かれている立場の違いを感じた。

1年に1度か2度一関ベイシーに必ず訪れて、自分の演奏のズレをチェックしている、とベースの坂井紅介さんは言う。200年物のベースにピックアップを胴の開口部に向けて取り付け、クリアな音で聴衆を驚かせていた。

我等が力武誠君は、大物ミュージシャンに混じって全力投球の体を張った演奏に感心しきり。力武君のファンは清水に確実に増えていた。

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2009年1月25日 (日)

チャリートさんjazzコンサート その1

Charito16時開場で6時少し前にマーカムホールに到着する。入り口でニコニコしているのはjazz仲間のe川さんだ。何時もは連れ立って行くのだが、今回はこちらの都合が不明で別行動だった。

2年振りに再会したチャリートさんは、格段と上手くなっていた。パリでミシェル.ルグランと競演して製作したcdの中から”シェルブールの雨傘”のサウンドトラックを何曲かを熱唱した。

相変わらず陽気だが、時折フッと見せる深い表情はこの2年間の苦労を物語る...

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マイケル.エリオットの音 その3

6cg76dj8/ecc88が脚光を浴びるのだから、人生どうなるか分からない。6dj8で当然ハイゲインだから6cg7/6fq7となり、これはもう昭和30年代テレビの時代へと突入する。

金鉱?の壊れたテレビから救出されて新しい人生を迎えた真空管達は、あんぷおやじの勝手な決定により身分の序列が決まる。定番の双3極管は12bh7a,6cg7,6fq7で、エレキアンプのヘッドアンプに使えそうで?上位序列になる。

あれから40年が過ぎて、倉庫の奥深く眠っていた双3極管6cg7,6fq7を引きずり出した。あるは、あるは、国産の殆どの銘柄がありチョット自慢だ。

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2009年1月24日 (土)

チャリートさんjazzコンサート

Rikitake24日25日は出張の予定が入っていて、はなっからこのコンサートは無理だと諦めていた。ところが急遽出張が取り止めとなりありがたい雰囲気が漂ってきた。

Member:チャリート(vo)、 ユキアリマサ(p)、
坂井 紅介(サカイベニスケ)(b)、 力武 誠(d)
日程:'09年1月24日(土) 開場18:00 開演19:00
チケット:4,000円 One Drink付
お問い合わせ マーカム株式会社 TEL 054-366-2478

ベースの坂井さんは清水初お目見えで、どんなベースを弾くのだろうか?友人の力武君に会えるのも楽しみだし、ユキさんの透徹な孤高のピアノも楽しみ。2年振りの再会で、日本jazzボーカル界を上り詰めたチャリートさんのボーカルは凄いだろうな。

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300B

300b友人のs山君は日本人離れしていて、普通の家にイタリアンレッドのフェラーリが置いてある?若い頃の殆どをイタリアで料理人として活躍し、帰国後は静岡七軒町にイタリアンレストランを出していた。

最近見えないなと思っていたら母親の介護で、お店も休業中だった。身近に介護問題がひしひしと詰め寄ってくる。

そのs山君が300bが切れたと青い顔をして飛び込んできた。いやー今は修理業は休業中で君が自分でやるなら見てやる、と言い本人が交換作業に挑むがバイアス調整機構がないので交換するだけ。交換して新品の玉(エレクトロハーモの300bがペアで19000円、300bの価値も下がったものだ)が真っ赤になり、2人の顔が真っ青になった。

パラプッシュでバイアス調整機構が無い物だから、新旧の特性不揃いで電流集中が起きた。某有名メーカの300bアンプだが、呆れた!s山君にパラプッシュだから、300bのクワッドを買えと指示して一件落着。

画像左がvenus soundの2a3、右がエレハモの300b、何が違う?

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2009年1月23日 (金)

マイケル.エリオットの音 その2

Sa3dcpssa3の回路図はないが、そう複雑ではないのでじっくり追いかけよう。何が良いって、思想が近いところで安心できる。

マーク.レビンソン、トム.コランジェロは凡人には及びもつかない深い思考が感じられ手ごわいが、マイケル.エリオットには親しみが湧く。

定電圧かリップルフィルターかは決めていないが(未観察)モトローラのto3が出てきてこれは勿論パフォーマンスのパワートランジスターmj15024に交換しよう。お隣の国産電解コンデンサはフィリップスに変えよう。

それにしても頭がハイブリットなマイケル.エリオットさんでした。

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2009年1月21日 (水)

マイケル.エリオットの音 その1

Spragueトランジスターに寝返ったマークレビンソンのLNPの登場は、法外な値段と舶来尊重主義(コンプレックスとも言える)のあんぷおやじを直撃して、オーディオ雑誌から妙なる音が聴こえる始末で以来大ファンになった。

jazzならばマイケル.エリオットの方が向いているとは思いながらも、若き日の支配的な支持思想を覆すには時間が掛かってしまった。

SA3の電源はシリコンダイオードでここの交換でも劇的に変わるが、なんといっても電源フィルターのsprague社の電解コンデンサでこれがいかれたら困る。国産では音が生真面目になってしまい、現在入手できるsprague社atomの音色は確認しておこう。

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2009年1月20日 (火)

大型スピーカ

A1表現の基本はゴッホの糸杉で、空間一杯にねじれた糸杉が表現できれば満足デス。そうなると勢い大型のシステムとなり、一時画像のaltecシステムとサウンドラボa1とウエストミンスターが24畳のオーディオルームに混在したのだからもう堪らない。

余りにも性格が違う扶養家族が3人居たようなもので、面倒を見るだけで疲れてしまい音楽を楽しむ所ではなくなった。でどうしたかと言うと、ウエストミンスターは里子に出し、a1は長期休暇を与え、やっぱりjazzはaltecだよなー、と決めた。

”謎めいたJAZZ喫茶AMP工房”はこのaltecシステムを強化してやっと空中へ音を飛ばし、エリック.ドルフィーのバスクラリネットが正にゴッホの糸杉となった。大型スピーカに取り組んで20年以上の歳月が流れた。

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2009年1月16日 (金)

Blu-spec CD その2

Evans還暦2人が興奮して”すみや”へ押しかけた。田舎町清水のcdショップでBlu-spec CDが飛ぶように売れて、この珍事に訳が分からない店員さんは目を白黒させていた。 

買占めはいけないので”クレイドル”に譲ったエバンスのpiano playerがすみやに再度入荷して、2500円を握り締め身請けに出向いた。大体がオムニバス盤ではあまり良い事はないが、このエバンスのオムニバス Blu-spec cd に賭けた。 

cd終焉の大逆襲か?はたまたcdエンジニアの執念か?ずるい!としか言いようがないね。トラック3~4は1968年にエピック盤で出ていたものを”あかほり”で買い、以来40年も聞き続けたエバンスにとり憑かれた、きっかけの盤だ。

40年間何を聴いていたのだろうか?この2500円はやっぱりずるい!としか言いようがない。

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2009年1月10日 (土)

RVG remasters

Eric情報遮断は世の中の出来事が驚きを持って感ずる事ができて、すこぶる具合が良い。

Blu spec cd から始まった高音質cdは各社がしのぎを削っていた事実で、若干の差こそあれ共に素晴らしい出来で、やはり現代技術のリマスターに寄る所が大きい。

five spot は現在のファイブ.スポットでは勿論なく、録音はルディ.バンゲルダーが担当した。1961年の録音とゆう事は50年近くも前の録音を、いまなお元気なルディ.バンゲルダーがリマスターしたものだから、もう堪らない。

昔所持していたレコードはオリジナル盤ではなかったが、凄い演奏が伝わってきて感動を持って聴いていた。それがRVG remastersでは”エリック.ドルフィー”は、バスクラ1本でゴッホの糸杉を思わせる多色なうねりを作り出していたのだった。

何時しか”謎めいたJAZZ喫茶AMP工房”は、NY、five spot 近くに住んでいた前衛芸術家達の溜まり場と化して...

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