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2010年8月29日 (日)

Mark Levinson JC2

Jc2気になる所があって、又しても無理を言って常連のs木さんのMark Levinson JC2を借用した。

やっぱりLNP2とは違うのである。

LNP2は音像をポッと浮かび上がらせ、更にゆったりとたなびかせるが、JC2はそこまでの技を持ち合わせて居ない。

その気になるところとは?

鍵はそのシステム構成にあった。LNP2は入力opamp(ディスクリートで作られたモジュール)と出力opampの2段構成、JC2はopamp一発の1段構成。cdなんかで入力レベルが大きいとゲインの必要性も無く1段のラインアンプで良しとしてしまう。

プリアンプ(ラインアンプ)の基本仕様を検討中で、今回のMark Levinson JC2借用は実に意義があり迷いが吹っ切れた。

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2010年8月28日 (土)

水晶とデジタル

Xtal世界は水晶に支配されていると前に言ったが、残念ながらオーディオも水晶に支配されている。

オーディオ製品はデジタル化が進み、オーディオコントロールの中心にはcpuやdspが居座る。アナログエンジニア不遇の時代の到来で、老兵は去るのみか...

cpuやdspの登場で俄然元気が水晶振動子(発振子)である。1度叩かれたら忠実に同じ作業を正確無比にこなして、昔の日本の生産現場みたいなヤツだ。

cdもターンテーブルも水晶のクロックでデジタル的正確無比に動くはず...だった。

所がモータはすみからすみまでアナログで、そうは問屋が降ろさなかった。それでも某メーカは無謀にもデジタルモータ(パルスモータ)を使って解決しようと試みたが...あの独特のバグパイプサウンドには参る。

老兵よ早まるな、まだ々活躍の場はあるさ!

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2010年8月25日 (水)

Technics SP-10を測定する その2

Sp103マランツから依頼された時は0.05%が目標でかなり厳しい数値であった。もう7年も前の事で、16号線沿いのマランツも今は無い。

現在のように測定器が完備され、各社のターンテーブルのワウフラ実力値を承知していればもっと気楽に開発できたのだが...

Sp102常連のs木さんにお願いしてTechnics SP-10を借用した。前回の1台のみでワウフラデータを判断するのはマズかろうと思い測定した。

結果はもっと具合が悪く0.1%程度、最良データで0.08%、但し機体でこれだけばらつきがあるのはメンテナンスが必要とも言える。速度誤差が4hzでこれも0.1%の精度。

ただメーカ発表のワウ 0.03%以下(W.R.M.S) フラッター 0.02%以下(W.R.M.S)にはかなり無理があるように思う。

Sp101マランツの時は高精度化のために高橋研究室へお願いしてmatlabのシュミレータでpid制御器の構成を研究してもらった。i-pd方式、ip方式など様々な方式をシュミレーションし実験を繰り返し、随分苦労した。

現在開発中のスーパーTTプロジェクトは、このようなテクノストレスから開放される為に精度分解能は1桁下で進めている。

もっともレコード盤から3khzの信号を取る方式は参考程度で、高精度ロータリーエンコーダの時間計測がワウフラ測定の基本となる。

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2010年8月19日 (木)

Cardas Golden Reference

Cardas良い時代になったものでオーディオ仲間やお客さんがハイエンド機器を所有している為、直ぐにテストできる。

jazzには若干不向きなCardas Golden Referenceのスピーカケーブルを、常連のs木さんから借用して聴いている。

前回は余りにも豪華な音にたまげたが今回はアンプの進化に伴いその奥深さにたまげた。良いとか悪いとかは別にして、このCardas Golden Referenceがきちんと鳴らないうちはシステムに問題を抱えていると考える事にした。

余りにも質感や気配を出して素晴らしいが、jazzの荒々しさは薄れて物足りない。物足りないがこれもアンプの問題点と決めて改良に励もう。

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2010年8月14日 (土)

Denon DP-80を測定する

Dp803Technics SP-10と全く同じ条件で測定した。

Denon発表データもTechnicsとほぼ互角だが、時々ワウフラ0.1%目盛りを振り切ってしまいdp-80支持者はおおいに焦る。

あれこれいじって0.06~0.1%がチャンピョンデータ。

Dp801これは故障か?
しかしストロボ表示は自信たっぷりに同期を示し、縞模様は微動だにしない。

周波数測定は±6hzで0.2%程度。

Dp802denon公表値:
ワウ・フラッタ0.015%w.rms以下(DENON測定法)
0.02%w.rms以下(JIS)
回転数偏差 ±0.002%以内。

余りの違いにこの古い機体は故障?とゆうことにしないと収まりがつかない。

Dp80おまけ...

プラッターのストロボマークから速度信号を取る方法もあるが、この程度では高精度は得られず精密測定用のガラス板エンコーダを使う。

もしこのストロボマークから速度信号をとる場合には、反射形フォトセンサーは安定度の高いモノを使い、cpuのインプットキャプチャーでカウントする。

次に速度データをma(移動平均)フィルター(段数調節)に掛けてデータを整え、pid制御器に掛ける。

参考までに:ワウフラを0.01%にしたい場合、仮にストロボマーク信号カウントを10000パルスにしよう。10000パルスx0.0001(0.01%)=1パルスとなり分解能はギリギリ、1/10000なんか温度や機構の不安定さでどうでも可変してしまい、難しい。

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2010年8月13日 (金)

Technics SP-10を測定する

Sp102今更ながらTechnics SP-10を測定してみた。テストレコードはdenonのad-1を使用してワウフラを測る。

当時のメーカ発表値、ワウ 0.03%以下(W.R.M.S)ラッター 0.02%以下(W.R.M.S)となっている。

Sp1042実測は0.05%~0.06%WRMS(JIS)がチャンピョンデータで、Technics SP-10ファンには申し訳ないのだが、実力はそんなもんでしょう。3khz周波数に対し±4hzの周波数誤差=速度誤差があり0.13%となる。

白丸印、wtd,jis,0.1%レンジ,表示データ0.06%。

Sp101ddで何機種か開発したが0.05%が関の山で、Technics公表の0.03%も出ないことは無いのだが測定セットアップに苦労する。

レコード盤の3khz音溝でワウフラを測定する事自身問題が起きやすい。センタースピンドルにガタのあるレコードで測定すれば上のデータも、たちまち0.1%台に跳ね上がる。

Ad1おまけ...

denon製作アナログテストレコード、米RTI社プレスのad-1は優れもので180g盤、ワウフラ測定の音溝は最内側に切られている。

この盤を手に入れた時はマランツの仕事でdenonはライバル?現在はマランツとdenonが合体してしまった。

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2010年8月12日 (木)

モールドトランジスター

On誰だい、モールドトランジスターの音が悪いと言ったのは!

スマン自分でした、先入観は発展を遅らせる。分かっていながらもっと自由な発想を...

オーディオ用のトランジスターの日本での製造は壊滅的で信じられないほど少ない。

オーディオの需要が減ったので仕方がないがモノは考えようで、音の良いトランジスターを世界に向けて売れば結構需要はある。

デジタルアンプのpwm出力段にしたって、音の良いトランジスターで駆動すれば良いに決まっている。

単価が1000円でも音が良ければ買う。同じ半導体で、花形のマイクロプロセッサーの薄利多売とどっちが良いだろうか?

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2010年8月11日 (水)

アイルトン.セナのお墓

Senna南半球は気候が日本の逆でブラジルは8月が冬になる。

冬と言ってもそう寒くはないが、この日は氷雨と感ずるほどの寒さで手がかじかんだ。

広大な墓地の一角に地面に銅板が埋め込まれて墓標となっている。英雄の墓標なのだが、周りの人々と同じ墓標で何を意味しているのだろうか?

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2010年8月 4日 (水)

フラッター

Wouリアクションシンクロナスモータの実力を見極める。

sh7145の0.1度毎の精密サインテーブルから読み出したデータをda変換してオーディオdcアンプを経由して主巻き線に印加する。更にその精密サインテーブルに、
mov.w       sin90,r0         ;副巻き進み角
mov.w       @(r0,r11),r0     ;サインテーブルの値
90度位相を進めて読み出し同様に副巻き線に「印加する。

特注で作ってもらったモータは見事に回りだし速度安定度の検査を行う。周波数8.33khz(エンコーダ1000パルス使用)回転速度で500rpm定格の1/3の速度である。フラッタメーターはMK-615(MEGRO)は0.45%を指しサーボアンプ制御系の見事さを証明した。

これならば実用で500rpmから1500rpmに使える。

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2010年8月 3日 (火)

最後のガボール.ザボ

Szaboサンフランシスコの中古レコード屋には珍しいgabor.szaboがあった。プロモーション.オンリーの非売品で先ず手に入らない。

それらまで旅出させてしまい2度と戻ってこないので諦めて、最後の1枚を常連のs木さんにオークションで購入してもらった。

この盤はベスト盤でとり得はジャケットになり、ギブソンのj-160eが見事に写っている。見開きにはtobyのアンプの写真もある。

丁寧にビニールコーティングされたインパルス”赤のgabor.szabo”は最後の(蒐集)1枚に相応しい。

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イタリア紀行 番外編 サン.ジミニヤーノの風景力

Sanj2シエナの次はサン.ジミニヤーノに居座る。この風景力がたまりませんデス...

人間が作ったに違いないのだが、歴史を重ねると魅力ある自然な風景になってしまい古い町並みは好きだ。

画像の場所がいい。このサン.ジミニヤーノの町並みの細密画を50号くらいのキャンバスに下描き、仕上げはこの場所に居座る。

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2010年8月 2日 (月)

Cardas部品

Cardas偽物か本物かで不安があるならば正規代理店から購入すれば良い。

Cardas部品の正規代理店はTaipei(台北)にあり、次回サーボアンプで呼ばれた時は表敬訪問しよう。

スピーカ端子は銅の削り出しでrcaジャックはロジュームメッキがかかっている。

システム全体が研ぎ澄まされてくると Cardas部品の凄さに腰を抜かすはずだ。

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