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2010年10月31日 (日)

EMT927 モータ顛末 その2

Emt927m暫くemt927モータ話でスマン!

なんせモータとなると血が騒ぎ夢中になる悪い癖デス。それにemt927はターンテーブル中キングで興味が倍加する。

36rpm所がemt927モータ駆動に重大な問題を発見してemt927モータの身分が急落した。

ショックな事態だが、そこでへこたれないのがあんぷおやじで更にモータのテストを続けた。

Tst1簡単な計算式:Z=R+jωLに当てはめ、先に測定した300mhと78オームを代入する。
1800rpmでは137Ω。
これを33rpmにすると78Ω。

回転数が高いうちはインダクタンス成分の影響も大きいが、33回転のように低くなると抵抗成分のみ考えればよい。

そこで33回転の実験をした。周波数シンセサイーザーの精密化を行っていないので簡単に36rpmを出して回した。

何ら問題なく回りしかもインダクタンスの影響がないため電源電圧は大幅にダウンできる。

36rpm2駆動電圧のピークは31v、等価直流機抵抗は1/2となるので31v/(78/2)=0.79a...計算値。

実測0.7aでロスや誤差を入れるとほぼ計算通りの電流が流れた。

滑らかとは言えないがトルクは十分に出て使える!

33回転のddダイレクトドライブは無理にしても、400回転程度から実用範囲に入るのでプーリー径が太くできる。3相駆動と相まってモータ音は皆無になる。このスタイルで24極を作ればddダイレクトドライブが完璧に出来るのだが。

結論:emt927のリラクタンスシンクロナスモータは素晴らしいモータで、駆動方法の問題であった。これにて身分は最高位に回復した。

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2010年10月30日 (土)

EMT927 モータ顛末

2drivやられた!

emt927はとんでもないモータ駆動をしていた。音がいいのだからしょうがないか?

トラブルは進相コンデンサのボッシュがいかれて、サブコンデンサの生き残り容量で進相し、手で起動すると何とか動いた。

M1この際だからモータを分解して完全オーバーホールをしよう。

エンドブラケットが2個、ステータ、ロータの4個に分解される。

やたらメンテナンスが入りステータはオイル漬けの様相を呈して、分解と同時にオイルが噴出した。そのせいで回転に粘性負荷が加わった状態だった。

M2ステータはスキューが掛かりその一辺がカットされて、カットされていない部分が凸極を構成している。

所謂リラクタンスシンクロナスモータと呼ばれているタイプで、3相かご型モータから作り出すため近年増えた方式である。

M3ステータとロータのギャップに凸極の様子が良く分かる。

オーバーホールを終えて再組み立て、進相コンデンサを高音質コンデンサに交換して動作させるが...どうも怪しい。

2uvこれからが地獄の責めで何をしても思い通りにならない。進相コンデンサをつけたのだから位相は90度進むはずだが、画像のデータのように60度程度しかずれない。

可変抵抗器がついていて調整するも位相角が無くなる方向しか可変しない。117vのモータを販売店の指導疎かで100vで駆動したツケが回り、モータがイカレたか?

コンデンサ容量を増やすが一向に位相は90度にならないし100vでは起動しない場合もあり暗礁に乗り上げた。

Etstもしかして!と閃いてモータの特性を測ることにした。

いつも通りの逆起電圧の測定方法を持ち出し残留磁束を頼りに測定した。インダクションモータも少ないが残留磁束がある。

Euvあ!やられた!

120度位相ではないか、答えは3相モータだった。

そこで頭を3相に切り替えデータを取る。

インダクタンスは3相とも300mh、抵抗は78オームで見事にバランスしている。間違いない3相のリラクタンスシンクロナスモータで、こともあろうに3相モータを単相で回す奥の手60度位相で回していた。

3drivそうなればあんぷおやじの独壇場でsh7145の100khzサーボアンプを持ち出し3相駆動する。

驚いた事にemt927本体に付いていた時のブーンとゆうモータ音はしなくなり静かこの上ない。サーボアンプの電圧が低く更に電流帰還まで掛けていないので波形は汚いが見事に回る。

3uviu相v相の電流波形はキッチリ120度ずれている。

この時の周波数が2電気角で28hz、約1700rpmで回転、周波数は自在に可変できる。

3vi残念ながら電源電圧がピークで35v、これを目一杯振って駆動した。

驚いた事に3相の正式な駆動をするとトルクの出方が十分でこの電圧でも動きそうな気配がある。

s山さんにemt927はモータ駆動に問題があるのでサーボアンプが必須と伝えよう。唯一無二のemt927が出来る。

Multiconverter DU 937とゆうサイン波発生装置もあるが、モータ駆動の根本を見直すべきでしょう。

興味に引きずられて夢中で解析したが時代背景は怖い所があり当時の技術ではコンピュータを使った3相シンクロナスモータの駆動が出来ず、苦労の跡が分かる。

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2010年10月29日 (金)

EMT927 その2

Emt1千載一遇のチャンスでチューニング&修理しながらemt927を徹底分析しよう。

原因はまだ分からないがとにかくモータが起動できない。荒業で起動をかけとりあえず音を聴くが、凄い!のひと言。

何度か聴いてはいるがamp工房の環境は初めてで改めてemt927の実力を知る。音楽の品格が違う...

Emt3感心ばかりしていられない、早速分解前のデータどりを行う。

カートリッジは常用のtsd-15を使い、sp10からlinn,lp12までの一連の測定と同じ条件でワウフラを測った。

Emt2ワウフラデータを見て音の凄さがピンときた。音楽の腰が据わるのはこれだ!

どのターンテーブルよりも安定度が高い。ワウフラは0.05%から0.06%で格別良い訳ではないが、ふらつがこの範囲ではみ出る事が無い。

周波数精度も一番良くてddターンテーブルのワウフラ0.025%などとゆう数値は一体何だったのだろうか。

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2010年10月28日 (木)

クラングフィルム オイロダインシステム EMT927

Emt927直感的に”ヤバイ”と思い、レーシングメカニックのk尻さんに”コーヒーをおごるから手伝いに来て!”とsosを流す。

間違いなかった。emt927は黒檀かなんかの重量木フレームで武装されていて到底1人では無理な話だ。大先輩のs山さんに”運搬手伝って!”とは言えない。

クラングフィルム オイロダインを見事に鳴らしているのはemt927で、ここのメンテナンスとスーパーチューニングから手始めとなる。

電気系に若干のトラブルを抱えその修理から入るが、電源の改良、モータ駆動アンプの新設、イコライザのスペシャルバージョン、ケーブル類のカルダス化...etc

膨大な作業量を抱えて、妄想と現実を蜜結合する。

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2010年10月24日 (日)

カートリッジの半田付け

Tsd15金田先生の田無試聴会でdenonのdl103に直に半田付けがしてあった、とdcアンプマニアさんの報告があった。

dcアンプマニアは20年も前からやっていたと言われているが、あんぷおやじも似たようなモノで随分昔からやっている。

問題は熱の掛け具合でボディの樹脂は軟化してピンは傾くし場合によっては壊す。何を隠そう失敗もあった。

dl103では失敗はなかったが、カートリッジは何種類も使っていたのでサエクなんか見事にピンが曲がって断線した。半田付けされる方は要注意ですよ。

tsd15も直付けでrcaピンまで直結半田付けだが、音を良くすると言うよりコンタクター部の接触不良から逃げる為で精神衛生上よろしい。

但し今回もあったがカートリッジ交換ができない為、チト困る事もある。

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2010年10月14日 (木)

真空管アンプとコンピュータ

2a31真空管アンプをそのまま作ると不安定さや音の引きずりやすさで気になる。

そこでコンピュータを搭載した管理機構をつけようと考えたが、既にやっている所があるらしい。

コンピュータの搭載となると速度と分解能で性能は決まる。製品であれば12bit程度の量子化になるが、あんぷおやじ流はad,da共に16bitの量子化にする。

カソード電流のadコンバータは流石に速度が命となるためads8323の16bitクラスが必須になる。この16bit,adコンバータは変換時間が1.6μsecで200khz管理速度の5μsec以内に完璧に収まる。daコンバータは元々高速で速度も分解能も心配ない。

全くターンテーブルのサーボアンプと同じで管理機構の速度は最低でも100khz、cpuを高性能にして200khzとする。当然この速度で動作させるにはアッセンブラ言語で命令を節約しながら高速化する。ここの量子化や速度がとろいと管理機構をつけた意味が無い。

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2010年10月13日 (水)

ガボール.ザボのギター

Gretschインパルスの初期はグレッチのアコースティックギターにマグネッチックピックアップを付けていた。

ライナーノーツには平気でgabor szabo plays a GIBSON guiterとなっているがアメリカの大らかさか?

ギブソンの近い機種にj45とかj50があるがヘッドの形状が違うのでgretschが正解。グレッチとなればベイシーマスターがグレッチドラム愛用者で有名。

その後ビートルズの影響かギブソンのj-160eに変わっていく。初期はグレッチで中期以降はギブソンになった。

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2010年10月12日 (火)

アイルトン・セナ 音速の彼方へ その3

Senna1ハリウッド映画を観に家人とエスパルスプラザへ出向く。面白かったが直ぐに忘れた映画だった。

そこで ”音速の彼方へ”のパンフレットを見つけ何枚か頂いてきた。

Senna2勿論お店に張りprの一役を担おう。

”史上最も偉大なドライバー”と大事故から生還したニキ.ラウダは表現する。

生きていれば50歳だった...

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2010年10月11日 (月)

サムシング.エルス

Szabo2_2久しぶりにbmwのドレスアップチューニングショップを開いている一休さんが訪ねてくれた。

趣味でロックをやり、リッケンバッカーのベースを愛用している。

頼もしい若者達で”人生にワクワク感をもたらすサムシング.エルス?”を求めて日々創意工夫している。

”おじさん、この音楽凄い!”とgabor szaboのspaceボストン.ジャズワークショップライブ盤に腰を抜かしていた。

感動している若者をみてこちらが感動してしまい、40年間も狂ったように追い求めてきたモノに”サムシング.エルス”があったのだろう。

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2010年10月 8日 (金)

Bill Evans The Complete Riverside Recordings

Bill2もう10年前になろうか。

すみやのjazzコーナーに”Bill Evans The Complete Riverside Recordings”が並び、何度も足を運んで決心がつくのを待った。

勿論lpのボックスは所持してこのcdボックスの価値は承知していた。

税込みで23,940円、丁度仕事が上手く進んで手に入れる理由が出来た。
ポン!と現金で支払い身請けした。全くビル.エバンスにどれだけお金を使ったか分からない。

Bill1011956年から1963年の録音で画像の如く数々の名盤が切り出されている。

その全てが入ったこのコンプリートボックスはビル.エバンスの黄金期であり、あんぷおやじ終生の宝である。

ビル.エバンスの再現に費やすこと40年、今このコンプリートから”迫真”が聴こえる。

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アイルトン・セナ 音速の彼方へ その2

Senna2movix清水では上映開始が11月27日となった。

手張りの日付修正が痛々しいが、清水での扱いはそうゆう事なのだ。

ロータスホンダの1000馬力ターボ車時代からマクラーレンホンダの時代がセナの黄金期だった。

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2010年10月 7日 (木)

OFC配線材

Ofc2昔、オーディオ界で著名な方がパワーアンプの配線材は太い方が良い、と14m㎡(スクエア)の電線を使った。

太い配線ならば電気主任技術者は専門で”負けてたまるか!”と日立電線にφ16mmのofc配線材を発注した。

純度は99.99%強、但し最低引き抜き重量100kgで大量に届いた。安易に発注しないようご注意あれ!

単純計算で200m㎡(スクエア)以上で太さでも純度でもこっちの勝ち。これでスピーカの配線をしたが身動き取れない状況に周囲はあきれた。

肝心の音は?
カルダスの最高級ケーブルが何本か買える位の投資(投資は我が先輩)が”別に”で配線材の役目は終えた。何事も聴いてみなきゃあ分からない。

そのまんま引き下がるのでは余りにもシャクで転用を考えた。現在、アース母線や電源のバスバーで大活躍して面目躍如である。

オーディオは人生にも似て簡単に答えは出ない、出せない...

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2010年10月 6日 (水)

ギラ.ジルカさんの新譜”all Me”

Geila101人は最初に会った時の印象に支配されがちであり、その第一印象が良かった。

初対面からごく自然体の会話となり、こっちもつられて自然体になり旧知の間柄みたいになってしまう。

Geila111神戸時代にはタレントも経験されてかmcは実に軽妙で愉快、歌は上手いし何時も楽しいjazzコンサートになる。

注:mc(master of ceremonies)とは曲の合間にある演奏者のお話。

Gila121”それじゃあ早速cdの手配をします。”
と言うとjazzプロデューサーの森さんが、
”いやコンサートの時お買い上げでサインしてもらおう!”
となり入手はお預けとなった。

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2010年10月 4日 (月)

JAZZシンガー ギラ.ジルカさんの新譜

Geila03 jazzプロデューサーの森さんがコーヒーブレイクに立ち寄る。

”来年2月にギラ.ジルカさんのコンサートを企画しているけどどう?”と言いながら10月20日発売のcdを大切そうに差し出す。

”いいですねー、家人とコンサートに行きます!”

早速”all Me”をセットして聴く。

Geila31バックは竹中俊二さんのギターにパーカッションとフリューゲルホルンが加わったシンプルな構成で、ギラ.ジルカさんのjazzボーカルの上手さが際立つ!

録音も素晴らしくオーディオファイルにとってもありがたいcdである。

ファースト.ソロアルバム”オール.ミー”となっているのが意外で、既に円熟の域に達している。

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2010年10月 2日 (土)

アイルトン・セナ 音速の彼方へ

Senna”アイルトン・セナ 音速の彼方へ”
セナのドキュメンタリー映画が2010年10月8日に公開されます。

注:清水movixの公開予定は11月27日。

16年が過ぎたと報じられ、とゆう事はブラジルへ墓参りをしてから14年が過ぎた事になる。

ただ時間は過ぎて、しかし風化させたくはない。

ジム.クラークに風戸裕、そしてアルトン.セナ、魅力的な人物は短命で燃え尽きそして”音速の彼方へ”と去っていった...

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