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2012年1月17日 (火)

ホール素子でサイン波駆動する方式 その4 電気角

Sinevx画像はモータの逆起電圧が青、u相ホールicの信号が黄色になる。モータの逆起電圧は抵抗(1kΩくらい)をスター接続してそのスターポイントを0vに接続して測定する。sp10mk2のモータを外力で回すと逆起電圧が発生して、その電圧位相とホールicの位相を見る。

ホールicの立ち上がりにu相逆起電圧の0vを合わせるとめでたく電気角が合った事になり、これで初めてホールicが有効になる。

逆起電圧より30度遅らせてホールicの信号が立ち上げる方式を良く見かけるが、これは120度通電の矩形波駆動でサイン波駆動のレコードプレーヤには使えない。

この角度がズレた場合にd軸からq軸の角度が90度より小さくなり効率が悪くなる。その値は30度ズレた場合cos30=87%と落ち、ここは意地でもズレを0度近くに合わせ100%にしたい所である。

Sinxx_2さてこのまんまサイン波駆動に持っていけるがさらに高精度にする為に(ロータリーエンコーダを使えばこんな苦労はいらないが)u,v,w相信号を立ち上がりと立下りで6個のエッジ信号を生成して360/6=60度毎補正を加えるようにする。

主題中断
これらの作業はソフトウエアでなければ実現できず、ハードウエアで実現するには相当に複雑で現実的ではない。現代テクノロジーにはソフトウエアが不可欠でハードウエアは出来るだけシンプルに作り、簡単に修正が可能なソフトウエアに複雑な作業を任せる。更に深みにはまり、音そのものもソフトウエアで作る時代になってしまった。

閑話休題、続く...

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