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2012年9月30日 (日)

逆回復電流とノイズ

Igbt5igbtにソフトリカバリーダイオードを付けた組み合わせの波形。

①が逆回復電流+cossのコンデンサ成分充電電流となり極めて少ない値で、emc対策では誠に有利である。ポイントはigbtと並列のダイオードの逆回復特性が、ソフトリカバリーであること。

ここへsjmosfetなどを持ってくると、いらん世話寄生ダイオードの性能が悪く盛大に逆回復電流が流れてしまう。駆動電流を大きくすると逆回復電流も比例して大きくなり、ヘボパターンではゲートドライブicがやられてしまったり、周辺へノイズを撒き散らす。しかし効率はオン抵抗の低さからsjmosfetが良い、全く持ってトレードオフの塊で苦労する。

②はおまけだが、フィルターコイルに流れる電流で見事な1次カーブである。これが指数関数的になると磁気飽和を起して、筒抜け状態の過電流となりigbtを破壊する。

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2012年9月29日 (土)

ビル.エヴァンス仲間遠方より来る

Evansブログなんでしょうが”謎めいたjazz喫茶amp工房”の情報を得て、名古屋からjazzオーディオマニアが訪ねてくれた。

上品な紳士は同い年で団塊世代、スピーカがa7とくれば只者ではない。

よって1日だけの臨時営業で久しぶりの音出しに、てんやわんやと相成りました。

”あのー、ビル.エヴァンスをお願いできないでしょうか?”
”待ってました!ようがす、かけやしょう。”

”オリジナルのワルツフォーデビーです。”
”私も2ndを持っています。”
”あ!それです。”

ビル.エヴァンスにどれだけお金を投じた事か。余談だが、一関ベイシーでお気に入りのjazzプレーヤの名前の付いた椅子を作るコトになったが、ビル.エヴァンスは先約が居て付けられなかった...実に残念!

かくして長い休業中のターンテーブル、カートリッジを叱咤激励して、ビル.エバンスコンサートが始まった。極度にチューニングされたレコードシステムは気難しく、正にワルツフォーデビーとのインタープレイとなり辛うじてクリアできたが、レコードとはかくも疲れるものよ。

心地よい疲労感に包まれながら、遠方からのご来店に感謝した。

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2012年9月22日 (土)

イタリアルネッサンスと桃山ルネッサンス

Bott癪なのは写真撮影が禁止であるコトと、観光客が多くてゆっくり鑑賞できない...
あんたも観光客だろうが、のウフィツィ美術館でした。

画像では分かりにくいが、サンドロ・ボッティチェッリのプリマヴェーラ(1478年ウフィツィ美術館)の足元には、草花が丹念に描かれている。しかしリアリティは乏しくどちらかとゆうとイラスト的である。

プリマベーラの足元ににじり寄り、穴の開くほど見つめていると周囲の怪訝な視線が...おまけ:画集では理解の及ばない本物の世界は、感動的デス。

Touhaku一方日本では桃山時代の長谷川 等伯がいる。あんぷおやじ流儀では桃山文化を日本最高峰と決めている。

1592年頃となっている京都・智積院の楓図、ボッティチェッリからは年代が少し離れるが、長谷川等伯は後期イタリアルネッサンス時代と一致して、10000kmも離れて同時期に文化が蜂起した事実は、何と説明付けようか?

よって桃山ルネッサンスと呼ぼう!

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2012年9月20日 (木)

9.11レクイエムⅡ

Twinxjazzボーカリストのkumikoさんからレッスンで行ったニューヨークは魅力溢れる街でしたと、メールを頂く。

確かにプロの人達は現在進行形で当然のコトでしょうが、1950年代~60年代jazzの再現に生涯を捧げている我らアナログjazz人間には過去と思える。

その象徴がツインタワーで、苦境で行ったニューヨークからヤル気を授かり、この画像がそれなのです。ツインタワーが消えてようやくニューヨークで過去のjazzを追う幻想から解き放たれた、と言える。

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2012年9月19日 (水)

マイ.フェイバリット.シングス

Sm2jazz番マイ.フェイバリット.シングスとなれば、コルトレーンとサラになる。

”それではマイ.フェイバリット.シングスを歌います”
sayamiさんのイントロ...
”raindrops on roses and whiskers on...”

台北jazzライブハウス”swing”の空気が、蜂蜜をスプーンでかき混ぜるが如き心地よい抵抗感に包まれ、一体これは?

長年マイ.フェイバリット.シングスを聴いているが、このようなイントロのjazzボーカルは初めてで、腰を抜かした。swingを訪れるjazzファンの皆様、sayamiさんにマイ.フェイバリット.シングスを是非リクエストしてみて下さい。たまげますよ!

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2012年9月18日 (火)

デジタルの真実

Lecroyw台北の客先はビッグカンパニーで、測定器は一流品が目白押しである。

オシロスコープはlecroy(レクロイ)の200mhz2.5gサンプル4chで便利この上ない。勿論テクトロの方が波形精度は良いのかもしれないが使い勝手では優れものデス。

Lecroyx時々騙されるのが高速データを低いサンプリングで見るととんでもないデータが写り、その事実を忘れているとエライ事になり翻弄される。

デジタルはどんな状況下でも答えを出そうと頑張るから?それが真実として音を出す。

アナログはそうはいかない。”何とかしよう機構”などないから早々にギブアップして真実を暴露してくれる。ま、お好きにどうぞで、どちらが正直者か各自判断すれば良いが、時々デジタルエンジニアのあんぷおやじはアナログの素直さを取るね。

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2012年9月17日 (月)

レコードプレーヤ用モータ苦肉の策 その1

Rsckmx_2モータ型代の予算が無い!
となりゃあ、ギブアップで磁石付きのコギングだらけのシンクロナスモータを使うしかなく、しかも低速用の24極モータなど国産には無い。

ac100vで4pのリラクタンスシンクロナスモータを如何にしてレコードプレーヤ用モータに変身させるか?

4p(4極)モータの場合電源周波数に同期で、60hzでは何と1800rpmまで回ってしまう。同期速度を遅くするには極数を増やすしかないが、型代がないからスロットとロータの極数の変更は不可能となる。

ならば周波数を低速にしよう、とゆう訳でベルト駆動のプーリー比を入れると500rpmまで下げるには18hz程度まで、低周波にする必要がある。

普通のモータをここまで低周波駆動して、果たして速度安定度は?勿論ロータリーエンコーダを付けて速度帰還を掛けるのだが...

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2012年9月12日 (水)

9.11レクイエム

911xマンハッタンのイーストリバー、ナイトクルーズから見たツインタワーで、爆破される5年前の画像である。

ニューヨークのシンボルは何と言ってもツインタワーの世界貿易センタービルで、対岸のブルックリン地区から眺めるマンハッタンは、やる気を起こさせる魅力溢れる風景だった。

パリから移った近代芸術もニューヨークの必要が無くなり、オバマさんが大統領で黒人人権運動で戦ったjazzも必要が無くなり、全てが折り目正しく整然となったニューヨークはツインタワーの消滅と同時に、沸きたてる魅力が無くなった。

ニューヨークは今9月11日午後5時...

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2012年9月 7日 (金)

音と時代のエネルギー

515baltecの515bの能率は100dbを超えてエネルギー効率は最強!

真空管アンプが非力な時代の515bは高効率を目指したが、1kwアンプを平気で作るトランシスター時代は効率など関係なくなった。

財布も豊かになり質素倹約は美徳でも何でも無くなり、大いに消費しないと具合の悪い経済は高効率から遠ざかり、時代のエネルギーが希薄になった。

amp工房は現在も未来も515bを使い続け、あの時代のエネルギーを再現し続ける。

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2012年9月 5日 (水)

高効率で音の良いオーディオ用電源 その2

Resetxx2sk175は日立の傑作mosfetでゴールドムンドに採用された経緯があり、日立に顔の利く時代に大量に仕入れた。

出力段では真空管に音色と色気では適わず暫く一線から退いていたが、ようやく日の目を見る。

vdsが180vでidsが8a、スイッチング速度は現在のsjmosfetに比べて一桁遅く、しかしゲート容量は700pfと圧倒的に小さく、sjmosfetがカミソリとしたならばナタのような存在で気に入っている。

絶縁スイッチングトランスで100vをダイレクトに整流してダブルブートの手もあるが、2sk175のvdsが不足で使えない。それよりも音の良い素材を加えた方が表情が豊かになる。

前エントリーでも書いたがプライトロンの電源トランスで絶縁し電圧を降圧してダブルブートにすれば音が良くなると同時に、デジタルオーディオ時代の鉄則、コモンモードノイズ除去(cdが圧倒的に良くなる)が実現できる。

bj44v190e様
いずれsicの音の評価をする予定です。

現在台北に居ますがネットワークの関係かコメントが拒否されてしまい、エントリー内に記述しました。

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