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2013年1月24日 (木)

クレモナとストラディヴァリウスとグァルネリと

Cremonaxxイタリアのクレモナへ行こう!と決めた1枚のレコードがある。

”クレモナの栄光”(オリジナルは米deccaで1963年録音)とゆう15挺のヴィオリン名器の1人競演レコードで、演奏者は昨年他界したアメリカのヴァイオリニスト、ルッジェーロ・リッチ(Ruggiero Ricci)さんデス。

イタリアルネッサンス末期の1500年代半ば、宗教改革などでヴァチカンの権威は揺らぎ、権威回復のためにミケランジェロがシスティーナ礼拝堂に最後の審判を描いていたその時期、クレモナではアンドレア.アマティがヴァイオリン作りを始めて、1600~1700年代のグァルネリからストラディヴァリウス(ストラド)と続く、輝かしいヴァイオリン名器の系譜が始まる。

1 イントラーダ,アンドレア.アマティ
2 ラルゲット,ストラドのロード
3 前奏曲,ニコロ.アマティ
4 カンタービレとワルツ,ストラドのモナステリオ
5 アダージョ,グァルネリのプラウドン
6 即興曲,ストラドのスペイン
7 メロディー,グァルネリのラフォン
8 ラールゴ,サロのガスパロ
9 シチリアーノ,ベルゴンツのコンステーブル
10 クレモナのバイオリン作り,グァルネリのド.ベリオ
11 ラルゲット,ストラドのマドリレーニ
12 ロマンス・イ長調,グァルネリのエクス.ヴュータン
13 ハンガリー舞曲第20番,ストラドのヨアヒム
14 ハンガリー舞曲第17番,グァルネリのギブスン
15 五月のそよ風,ストラドのエルンスト

15挺もの名器を一同に集めて同じ演奏者が奏でる音色は、たまんなく興味がある。振動対策後のシステムは実に細かい音まで掘り出して”クレモナの栄光”を魅力的に伝えてくれる。

15の名器の音色謎解きは、オーディオ最終章の開発に相応しい。

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