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2013年4月27日 (土)

コルトレーンと共に

Jazzx伊賀焼きの名手
若旦那が作った湯のみ茶碗
コーヒー豆の名手
ブラウニーマスターが挽いた
グアテマラ
あんぷおやじが作った
jazzオーディオ
Villageコルトレーンがのた打ち回る
ヴィレッジ・ヴァンガードライブ
天才コルトレーンの生涯
そして至福...

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マスターテープ

Bill1xプレステッジのビル.エヴァンス、一連のマスターテープである。見るからにボロボロのテープで(1956年~1963年の録音で最古は57年前)お宝なのである。これをとっかえひっかえリマスターして稼ぐに決まっているが、デジタル化(実はここに問題あり)で万全は期していると思う。

Bill2xアナログテープを回してリマスターしてカッティングしたりad変換するのだが、アナログテープデッキの重要性に気が付いていない?いや問題にしていないのだろう。

A80x現代リマスターの多くは、
studer a80なのである。更にカッティングはneumann sx74となり、ここでヨーロッパサウンドになってしまい品の良いjazzになる。

Ampex200jazzの1950年代はampexサウンドの時代で、しかも真空管アンプの時代だった。

192k24bitも結構だが、マスターテープを回した瞬間に音色が付きキャラクターは決定してしまう。高精度adコンバータやデータのフォーマット以前の問題に支配される。

Ampex300使いづらかったampex(テープカウンターやテンションコントロールが無い)よりも安定して操作性の優れたstuderになるのも、プロの世界では当然の成り行きだった。

使いづらいからこそが名器で、使いづらいからこそ傑作が生まれる。いでよ!ampex200や300を操る1950年代jazzリマスターエンジニア!

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2013年4月26日 (金)

パートリッジMCトランス改造奮戦記 追記

5cxカルダスの内部配線用ワイヤーは期せずして評価となってしまい結論は”使えない!”になった。

カルダスならば何でも良いとは限らない。苦労して手に入れた(贔屓は目を曇らせる)1m300円の内部配線用ワイヤーと、実績のある1m1万円程度のhexlink golden 5cでは違って当たり前か。

5c0エージングの時間が無い為、cdに使っていたエージング済みhexlink golden 5cのrcaケーブルをバッサリ1/2切り取った。

5c1 それを解体して芯線を取り出しベルデンの708mk2に代えて配線した。

hexlink golden 5cの音の良い秘訣は、太いリッツ線と裸の細い銅線の組み合わせによるのだろうか?

さて音出しだが品位がまるで違う。もやっていたベースの弦の動きが見え出しこれは一体...ブルーノートlex盤に無限の可能性を感じさせる。たかだか1m弱の配線材だが、レコードプレーヤ周りは音を支配する為効果絶大で、アンプをいじるより手っ取り早く音の改善ができる。

カルダスは高いが”ゴールデン”が付くケーブルに間違いはない。これにてパートリッジmcトランスの改造作業は完全了となった。

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2013年4月24日 (水)

パートリッジMCトランス改造奮戦記 了

Ptrffx当然ここまで考え抜いて改造したから、パートリッジmcトランスは凄いjazzを鳴らすに決まっている!

期待したのもつかの間、情報は増えてたまげるが肝心の分厚さが足らず重心が下がらない。やられた!そうだ、カルダスの内部配線用ワイヤーに違いない。

慌ててベルデンの708mk2(スピーカ用で本来使うべき配線ではない)に交換、今度はバドのb面、ナイト・イン・チニジアのマックス・ローチのドラムが暴力的で、してやったり。

総延長1m足らずのmcトランス内部配線は、他所が研ぎ澄まされた結果で素材によりコロコロ変わり実に面白い。困った時の708mk2は決め手ではないので、まだ探求は続く。

ブルーノートrex盤には空恐ろしい音が刻まれ、現代ではできない破天荒な時代だったのだろう。しかしながらレコードの溝にハイテクが適わないのだから、これまた痛快である。

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パートリッジMCトランス改造奮戦記 その4

Ptrf1苦労して台湾で手に入れた、カルダスの内部配線用のワイヤーを使う。

リッツワイヤーで薬品を使いエナメルを剥がすが、これが結構面倒で、しかし手抜きは音に影響が出るため頑張る。

Ptrf2次にシールド用の薄い鉄板を丹念にトランスに巻きつけハンダで固定する。

Ptrf3 次なる要はrcaジャックで、カルダス純正のロジュウムメッキタイプを使う。

Ptrf4x最後に二酸化ケイ素系の防振材をケースとトランスに充填して完了である。

この効能は絶縁と振動防止が同時に可能で、あんぷおやじ流儀の最たるモノ。

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パートリッジMCトランス改造奮戦記 その3

Tr1音の悪い素材を撤去し、むき出しになってようやく安心した。

トランスは至って普通の構造で音の良さは謎?

Tr2コア材はμの大きい方が高効率だが、音楽の効率と電気の効率は全く関連性がなく、あんぷおやじ流儀は普通の珪素鋼板でいい。

Tr3ゲイン38dbを稼ぎ出す巻き線比は大きく、微細な信号を扱う為1次2次の結合が高効率になるよう巻き線に工夫がいる。

ここに各社のノウハウがある。

Tr4全て解体が終りパーツだけにして、再組み立てを待つ。

これに使用するパーツが最後の重要で、気をつけなければいけないのがレンジを伸ばして音を薄くしないコトである。

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2013年4月22日 (月)

パートリッジMCトランス改造奮戦記 その2

Ptr1xパートリッジのmcトランスth-7834を解体するが、目を覆いたくなる惨状である。スポンジに怪しげな緑のビニール、左右2個のシリコン系樹脂の充填量が全く違う作り。Made in Englandもこの程度か?

Ptr4音の悪い素材のオンパレードで全て撤去しよう。スポンジを剥がし、プニョプニョのシリコン系樹脂(グレー)は撤去に手間取り、緑のビニールテープは綺麗に剥がす。

Ptr5_2 ここ2年間は太陽電池関連で高周波トランスを、いや!とゆう程作りトランス屋になってしまった。

勿論mcトランスも出来るが、悪態をついたパートリッジのように音の良いトランスは無理でしょう。物理的には出来ても音がねー。

Ptr2x_3ケースや他の金属材料の思想がマチマチで、いずれここも完鉄で作り直そう。丸ケースは深絞りの為アルミを使っている。フタが鉄製、トランスのシールド(黄色丸)は薄い鉄材、何のための金属材かと言えばハム防止で低周波電磁シールドを期待するのだから、全てμの大きい鉄材になる。

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2013年4月21日 (日)

パートリッジMCトランス改造奮戦記 その1

Ptxいろいろ使ったがmcトランスはパートリッジのth-7834が、余分な主義主張をせず使い続けている。mcヘッドアンプはcelloの時代にやりつくし登場の場面は無い。

Pt4x特性はこの通りでデータ上は全く問題ないとゆうより立派過ぎる。顕微鏡的jazzではないので10khzもあれば十分。

Pt3x接続は30Ωを基本としている。ゲインは30Ω接続時40倍ほど稼いで十分である。

ブルーノートjazzにはうってつけのトランスで、情報量を出しながら豪快さに繊細さを加味させる。狙いはその通りだが、まだうるさくもっと背後のシンバルを表に出したい。

Mcxそこでパートリッジのトランスを作り直すことにした。

アルミ板厚10mmの無骨な箱がmcトランス箱だが、誰だ!アルミが良い音と決めたのは?あんぷおやじに決まっているが今となっては鉄に限る。

まあ箱は次回としてトランスを解体してあんぷおやじ流儀で作り直す。

続く...

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2013年4月20日 (土)

Bill Evans The Complete Riverside Recordings #2

Evansx ビル・エヴァンスのThe Complete Riverside Recordingsの録音は、1957年の9月から始まり1963年の6月の7年間で終わっている。

リバーサイド時代の集大成で、このように歴史をまとめてもらえるビル・エヴァンスは恵まれている。

丁度始まった1957年頃はブルーノートも1500番台が終わろうとしている時期で、音の分厚さはまだ健在な時代と言える。同年はリーモーガンのキャンディ、翌年1958年はマイルスの名盤サムシング・エルスの登場となる。

興味深いのは、1957年録音から1963年録音になるに連れて音の分厚さが段々消えていくコトで、より緻密繊細な音撮りに変わる代償に分厚さを無くしている。

amp工房のお宝はjazz録音の時代背景を克明に伝え、やはりお宝デス。

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2013年4月16日 (火)

レコード遺跡発掘 その2

Budx_2レコード遺跡発掘作業に意を強くする出来事が起きてしまった。なんとブルーノートの至宝1500番台のバド・パウエル、オリジナル盤がサボさんから届いた。

Bud PowellのAmazing Bud Powell Vol.1, Blue Note BLP1503でリリース年はなんと1953年、更に驚きは1949年と1951年の録音であんぷおやじ年齢である。

Bud1xオリジナルグレードは195gの重量盤、両面ともVan Gelderのカッティング手書きRVG刻印、耳マーク、9M手書き、両面Lexingtonレーベル、両面溝、額縁カバーと書くとややっこしい、となるが純粋なオリジナル盤を表している。

ウンポコロコの3連発にやられない奴はjazzを聴く資格が無い、などと言われてしまっていたが、celloのパフォーマンス+銀線コンビは全くダメのキンキンカンカンでギブアップしていたからしょうがない。更にオリジナル盤ではないハンディも重なった。

”ブルーノートづいているねー”と言うが、ブルーノートが聴けるまでにオーディオが進化を遂げて、禁断のブルーノートを解き放っただけなのである。dp80はddプレーヤで、線は細いが振動対策の結果分厚い音が出始めdd特有の情報量の多さと相まって、他では表現できないブルーノートjazzが鳴り始めた。ウンポコロコの3連発に完全にノックアウト、シンバルはxxmmでしょうが、あんぷおやじ流儀ではマックスローチのカンカンが10mm厚のブロンズに聞こえてたまげる。

rex盤に封じ込められた時代の夢や怨念や音魂を、深く発掘しこじ開けてやろうとイメージは際限なく広がり、只今発明の権化と化している。

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2013年4月15日 (月)

不自由な時代の自由な音

Bluelpx現代は何もかもが自由で、自由過ぎた時代こそ不自由であるコトを知れ!不自由な時代こそ自由があった、いや自由を作った。

上海駿河屋さんがフライトの前に立ち寄ってくれた。上海からベトナムホーチミン(旧南ベトナム、サイゴン)へ向かうと言う。

”あんぷおやじー、ブルーノートrex時代のバドのジャケットを見て欲しい。カラーはせいぜい3色で、アルフレッド・ライオンも売れないレコードに苦労したに違いない。”
”なるほど”
”それにさ、マイクはダイナミック型でレンジは狭いからルディ・ヴァン・ゲルダーはクリフォードにもっと強く吹け!チャリーミンガスに音を飛ばせ!と指示したのさ。”
”あーそうか、それで音が分厚くなったんだ!”

まあそんな具合に想像するが、黒人開放運動の時代背景、感度の低いダイナミックマイク、豪快だけのampexテープデッキ、プアーなミキシングコンソール、不自由な時代だからこそ”I Have a Dream(キング牧師の名言)”が自由なjazzを形作ったのだろう。

”jazzは格闘技だぜ!”と言い残し、颯爽と上海駿河屋さんは飛びたって行った。

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2013年4月13日 (土)

ブルーノートの反則技

Bluex1960年代の後半、ブルーノート盤がかかるとやたら音が飛び出して凄い!印象の行きつけのjazz喫茶であった。

だいたいがブルーノートはドンシャリっぽくて且つ古い録音で、上手く再生できずコレクションの枚数も少なかった。それがオリジナル盤では全く違う事に気付くまでには相当時間が掛かった。田舎で、良きメンターに恵まれなかった結果ではあるが。

しかしそれが良かった。お陰でオーディオは進化してそれなりの表現が出来るようになった。最初からブルーノートのオリジナル盤では凄い音が出すぎて、オーディオの進化を遅らせたのだろう。

沢山はいらない、わずかだがブルーノートのオリジナル盤(注)を揃え、最終章は反則技のブルーノートオリジナル盤で、オーディオを進化させよう。

注:あんぷおやじ流儀のオリジナル盤とは、1500番台のLexingtonを言う。

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2013年4月11日 (木)

ブルーノート(blue note)の奇跡

Sonnyx_2店主のナベさんに”47wとnyに差がありますか?”悪いと思いながら質問してしまった。

律儀なナベさんは試聴して”大差はありませんねー!”と返事をくれた。

blue note のオリジナル判別はレーベルの住所で行い、Lexingtonが最古のモノで、次が47 WEST 63rdで、最後がNEW YORK, USAとなるわけ。その後はアルフレッド・ライオンがギブアップしてLibertyとなるが、時代背景と合わせて分厚さは消えてしまった。

Bnx_4”それじゃあ2ndのnyでお願いします。”と反則技でBLP-1581:A Night at the Village Vanguard/ Sonny Rollinsを入手した。

ヴィレッジ・ヴァンガードライブ再現をレコードプレーヤ開発の目標テーマに掲げたのだから、屈指のソニー・ロリンズは必須だった。

Elvinx_2ソニー・ロリンズのバッ!バッ!にたまげ、エルヴィンのカーンが大砲弾で椅子から転げ落ちそうになる。

2ndとは言えオリジナル盤の威力で1957年録音のレコードは、ヴィレッジ・ヴァンガードの怪しげで熱い音魂でamp工房を支配して、進化したはずの現代もデジタル192k24bitも吹き飛ばし、奇跡と思わせるjazzにやられた。

しかしなー、何度も行ったニューヨーク、ヴィレッジ・ヴァンガードでこんな凄い音は聴いていないし...

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2013年4月 9日 (火)

アナログを蘇らせた...

Anaxアナログ(レコードプレーヤ)を蘇らせた...本が出版されたのが1992年のコトで、cdに移行してから10年足らずであった。

当時はcdをやりつつ(daコンバータの試作に没頭)レコード再生に益々磨きを掛けていた矢先で、レコードが死んだなど失礼千万と思っていた。レコードが死んだなどはマスコミの表面的把握論調で、本が出版されてから20年が過ぎた現在も状況はたいして変化無くレコードは続いている。

レコードをあきらめ切れない人達は多く、アナログを蘇らせた...などいらん世話の心配御無用てーもんだ。しかもアナログ人間の方がデジタル人間よりも数段面白い。

そこでマスコミの表面的把握論調は”最近レコードがブーム”だってさ!努々振り回されないように...

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2013年4月 8日 (月)

Coltrane ”Live” At The Village Vanguard

Village0xインパルスの初期盤はオレンジレーベルになる。インパルス盤の時代はリアルタイムで、清水銀座にあった”あかほり”でもコルトレーンは結構手に入った。

ブルーノートの時代から随分と時が経ち(10年は経過した)時代は進化したのに係わらず、音の分厚さは消えうせてしまった。Coltrane ”Live” At The Village Vanguardはルディ・ヴァン・ゲルダーが録音を担当しているのだが...

まあお陰で、impulse!stereo a-10 Coltrane ”Live” At The Village Vanguard オレンジは、7,000円程度で入手できて至福である。

あの狭いヴィレッジ・ヴァンガードが正にjazz vanguard(前衛)と化して音がギュルギュルとのた打ち回り、Village Vanguard のjazzと音の神様に感謝であり、最大限の再生を持って答えなければならない。

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2013年4月 7日 (日)

吸音材=情報量操作

Npdxx流石にジャンボエンチョーで販売されている安い韓国製のグラスウールではまずかろうと、正式に手配した。

密度と厚みで吸音特性はコロコロ変わり、特にグラスウールの厚みが低音側吸音特性において有効で100mm厚、密度24(kg/m3)を入手した。

特性表でいけば125hzから4000hzまで同じ吸音率で、マサカ!200hzから250hz辺りを吸音してくれればいいのだが、実際には背面空気層などで特性は大幅に変わり、やってみなければ分からないが付きまとう。

実際には特性表ほど効果は実感できないが、ソニー・ロリンズのリードの鳴きがはっきりして、成果ありと決めた。振動対策=情報量操作の能力にはあきれ返り、下手にアンプを開発するよりもよっぽど効果的でたまげる。

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2013年4月 3日 (水)

Village Vanguard

VillagexLorraine Gordon honored as an NEA 2013 JAZZ MASTER

2013 recipients: Lorraine Gordon, Mose Allison, Lou Donaldson & Eddie Palmieri

2013年全米 jazz master に知り合い(握手しただけ)のロレイン・ゴードンさんとルー・ドナルドソンさんが受賞した。

画像はアルトのルー・ドナルドソンさんで、丁度この席側を歩いてきたので”ナイス、パフォーマンス”と言って握手した。愛嬌たっぷりの小柄なアルト奏者で、jazzは決して体力ではない事をこの目で確かめた。

この時代は写真撮影は禁止でノーストロボでこっそり撮影したが、この画像程度が限界である。ヴィレッジ・ヴァンガードのステージの形状を伝える貴重な画像と大事にしている。

3角コーナーの狭いステージだが実はこのへんてこりんな形状が、ブルーノートやスイートベイジルには無い恵まれた音響環境と理解した。

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