Lexington盤の輝きと謎
昔から西海岸のロイ・デュナン、東海岸のルディ・ヴァン・ゲルダーと言われ、気候じゃあないがウエストコーストは明るく輝き、イーストコーストはどんよりと重く、と言われてきた。
しかしあんぷおやじ流儀解釈はチト違う。東のルディ・ヴァン・ゲルダーの方が輝いている。例えばコンテンポラリー1956年録音のc3527シェリーマンのオリジナルmono盤だが、気配感は抜群なのに輝きが足りない。もっともLexington盤を聴くまで長い間、何ら疑問を持たなかったが...
東のルディ・ヴァン・ゲルダーLexington盤、blp1520は1952,3年の録音で上記コンテンポラリーより3年前の録音になる。
針を落とした瞬間に暴力的ともとれる音エネルギーに圧倒され、おまけに音の輝きに圧倒される。どっちが良いの悪いのなど問答無用と迫る。
想像の範囲だが、ampexとwesternカッティングヘッドは同じとすれば、1つ疑問はコンデンサマイクではないだろうか?
Lexington盤の謎解きは今、始まったばかりである。
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