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2013年6月29日 (土)

ひどいレキシントン盤が来た!

Milesx毎度ながらamp工房の技術部長の尽力で、レキシントン盤を入手している。

ボロボロのテープ張りだらけのくせして案外高価でやられた。ブルーノートコレクターはまず手を出さないグレードの盤で、ライナーノーツやクレジットも読めず、おまけに見苦しいのでジャケットをダメにしないよう注意してテープを剥がした。

音出しは予想通りプチパチのオンパレードだが、演奏も賑やかでまあまあ聴ける。blp1502 マイルス・デイヴィス・オールスターズ vol.2のレキシントンは1954年の盤で、60年前となりボロボロの方が普通なのだろう。

問題の音質だが、音は分厚く輝きレキシントン盤の真骨頂である。
マイルスのトランペットは良く抜け、アート・ブレイキーのドラムは太鼓の皮までイメージできる。blp1501 マイルス・デイヴィス・オールスターズ vol.1は2ndで持っているが、こっちの方は結構音がうるさい。やはりオリジナル盤でなければならない結論となった。

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2013年6月26日 (水)

トランジスターアンプの振動対策法

Trx最近の金田式はsicなど最新デバイスに移ってしまいモールド型になってしまった。このモールドも振動対策は出来るが服の上から掻いているようなもので歯がゆい。

やはりキャンタイプが一番振動対策し易い。

a級アンプのcelloのパフォーマンスだが、店主の言いつけ通り電源を24時間入れっぱなしにすると、電気代が2万近く掛かって家計を圧迫する。そこでb級アンプにして電気代を節約しよう。

2sbx_2この発熱の少ないb級アンプならば放熱器は音特性の良い鋳物が使える。これで振動対策第1が実行される。

次にキャンを切り取りトランジスタウエハをむき出しにして2酸化珪素系の振動対策材(あんぷおやじ考案)を注入すると、トランジスターのウエハとワイヤボンデ線の直接型振動対策ができる。これで振動対策第2が実行される。

デバイスとか回路方式はなんでも良い可能性を秘めた、トランジスターアンプ振動対策の奇想天外なアイディアです。

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2013年6月24日 (月)

ALTEC 515Bの振動対策

515bx粗い!と言われてもjazzも1950年代の再現であれば、録音もワイルドだしjazzミュージシャンもチョットヤバイ状況で、時代背景も風雲急を告げて、結局はきめ細かでクリーミーな現代とは違う。

よってケプラーコーン紙もいらないし、プラスチックホーンもいらなし、増してやダイヤモンドツイータもいらない。

かくして何十年も前のaltec 515bがamp工房の不動のウーファとなる。毎日515bを眺めていると、疑問が次々と沸き起こり都度改造を加え、とても転売できるシロモノではない。

スピーカのホーンの取り付部が紙パッキンor紙ガスケット(神ではない、ただのボール紙、赤丸印)で、誰もこれに意義を唱えない。これだ!と思い全部剥ぎ取った。あんぷおやじ流儀の振動対策材を充填したチューブ断面丸型の振動対策パッキンを作った。黄色丸印、これをネジで押さえ込み取り付けた。

roaが”低音が澄んだ!”と驚いていた。素人でも分かる激変で、常識とか慣習とか昔からやっているとか、これらを破壊しよう。

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2013年6月22日 (土)

システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展

Micxシスティーナ礼拝堂
500年祭記念
ミケランジェロ展
天才の軌跡
会期:2013年9月6日
~11月17日

システィーナ礼拝堂の天井画は剥がして持ってこれない。よって見るならば必然的にヴァチカンを訪問するしかない。しかしこれがいいのだ!

絵画はライブに限る。
その場所へ行き、ミケランジェロが吸った空気を同じように吸い、ミケランジェロが歩いた道を同じように歩き、ミケランジェロが見たテヴェレ川を同じように見る。

jazzはレコードに限る。
ニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードへ行ってもジョン・コルトレーンは聴けないし、サンフランシスコのキーストン・コーナーは既に無くjazzは聴けない。

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2013年6月13日 (木)

Bill Evans The Complete Riverside Recordingsからの手掛かり

EvansxBill Evans The Complete Riverside Recordingsの録音は、1956年の9月から始まり1963年の6月の7年間で終わっている。

録音の始まった1956年はブルーノートも1500番台のレキシントン盤が現役で、分厚い音が元気な時代であった。

そこでBill Evans The Complete Riverside Recordingsを年代順に再生して、音がどのように変化していったかを注意深く観察してみる。

side1~side6までが音が少々厚く(分厚くはない)monoで年代は1956年から1959年、それ以降の1961年からはstereoで聴きなれたワルツ・フォー・デビーの時代へとなり、厚さは消えてきめ細かくなる。ただside6までは少々厚いが音の輝きが少ない。レキシントン盤は分厚く音が輝き、別格を改めて思い知る事となる。

Bill Evans The Complete Riverside Recordingsで音の分厚さの謎解きの手掛かりが少なからず得られ、研究は更に進む。

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2013年6月 8日 (土)

ブルーノートレキシントン盤の注意

Lex2xブルーノートレキシントン盤のオリジナルを入手するには、それなりの勉強代が必要である。一説によるとブルーノートのコレクターは日本に300人ほど居て百戦錬磨の兵達ばかりで、この連中を相手にレキシントンオリジナル盤を入手するわけだから、覚悟がいる。

オークションや中古レコードの表記には、ありのままの情報が記載されている。この記載に間違いがあれば違法になるから、誤記などトンマなことは少ない。ただ売り手の知識不足による間違いも見抜かなくてはいけない。注意すべきは、表記されていない内容を勝手に想像しないコトである。

レキシントン盤はblp1501~blp1543まで、年代は1954年~1957年までである。オリジナルの資格は、住所rex,rvg手彫り,フラットリム(フラットエッジ),深溝...など。

画像はblp1526クリフォード・ブラウンのメモリアルで全てオリジナルの資格を持っている。最初に入手したものは殆ど同じだが、ただ1点フラットリムではなくグルーブガード付きで2nd?になる。

同じblpナンバーのレキシントン盤の表記でも
盤1
side1:手書きrvg・耳あり、rなし、lexington
side2:手書きrvg・耳あり、rなし、lexington
盤2
side1:手書きrvg・耳・深溝あり、rなし、フラットエッジ゙、lexington
side2:手書きrvg・耳・深溝あり、rなし、フラットエッジ゙、lexington

盤1は2万円台、盤2は4万円台、レキシントン盤が2万円台ならばと盤1を購入したとする。当然記載されていないコトは文句も言えず、エッジはグルーブガード付きでフラットではない、深溝は無い、となる訳で盤1は2nd?も深溝が無いから年代はかなり後になる。

結構失敗したから良く分かり、無駄ではない勉強代がそれなりに掛かった。掛かったが短時間に猛勉強して、ブルーノートとは実に面白いレーベルを実感した。

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ウフィツィ美術館のミケランジェロ

Mic画像出典:wikipedia

毎度ながら恨めしいのがウフィツィ美術館の撮影禁止である。100歩譲って、フランクフルトのシュテーデル美術館のように有料でも構わない。

画像の”聖家族”は、1507年頃イタリアルネサンスの最盛期に、ミケランジェロが描いた油絵の傑作、この後ミケランジェロはシスティーナ礼拝堂天井画の製作で、フィレンツェを離れローマへ行くコトとなる。

Micxシスティーナ礼拝堂は天井が高くしかもフレスコ画、ミケランジェロの技を見るにはチト遠すぎる。

この作品はウフィツィ美術館の展示室で至近距離で見ることが出来て、彫刻家ミケランジェロの天才ぶりに腰を抜かした。

wikipediaの上画像はコントラストが強すぎで、下画像のように修正したがまだ本物にはほど遠い。彫刻ピエタ像のようにきめ細かく繊細で、透明的でクリーミーで周囲をやわらかくする表現法は、後にも先にもこの絵しかない。

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2013年6月 2日 (日)

リマスターの限界

BnstxBLP-1595のマスターテープである。 ご存知キャノンボール・アダレイ(実質マイルスリーダーアルバム)のサムシンエルス。

マランツのターンテーブル開発時はずーっとこのレコードで音色調整を行った。よってブルーノートオリジナル盤の中では一番深い付き合いをしている。

アナログプロダクツ社の45回転盤2枚組入手して比較したが、オーディオ的が45回転盤でjazzのエネルギーではオリジナル盤とすみ分けがついた。問題はリマスター時のテープデッキで、アナログプロダクツ社はstuder a80を使用している。とゆうか殆どのスタジオでstuder a80,a820を使っているのが現状。

Studera820xstuder a820のテープのかけ方から走行、テンションコントロールからジョグ送り及び高度編集機能など、美しいのひと言で参りました!
あんぷおやじがリマスターを担当してもa820を迷わず使う。

この時点でオーディオ的になりjazzのえげつないまでのエネルギーは消えうせるが、骨董ampexを使い世界遺産のマスターテープを破壊の危険にさらす訳にはいかないのだ。とゆう訳でデジタル化も含め、何度考えてもオリジナル盤を越える手法は現れない。

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