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2013年8月 1日 (木)

wow and flutter

Wow_and_flutterレコードプレーヤ制御にpid制御方式は使えない。i.pd方式やpi.d方式も全てやってみた。馴染みの大学の研究室でmatlab解析もやってみたが答えは出ない。

d(微分項 iqad = ksd x (ωe - ωe(t-1)) )を加えれば外乱となり、i(積分項 iqai = iqai(t-1) + (ksi x ωe(t-1)) を効かせればwow and flutter値が悪くなる。

ここで出た答えは”オーディオは科学するな、芸術せよ!”だった。

速度誤差 ωe = ωrm - ωrmf でp比例項 iqap = (ksp x ωe) となり、ωrm(速度指令値)を操作するのである。p だけでは目標値にオフセットがつくし速度誤差ωeが小さい時は無限のゲインが要求されて、無理。そこで比例ゲインkspを下げて意図的にオフセットを発生させる。比例ゲインkspを下げるとwow and flutterが途端に良くなる。最後の仕上げがωrm(速度指令値)+発生オフセットとして速度指令値を操作してしまう。

瞬間得られた結果は0.03あたりが出て素晴らしい、となるがもっと大きな問題が潜み、オーディオテストレコードのセンタースピンドル穴が、音溝データに対して若干ずれていてクリアランス分と併せて測定毎データが僅か違う。客先提出データを出す為に回転中のテストレコードを指でコンコンと叩き、チャンピョンデータを叩きだす。よって実力値とも違い仕舞いには訳が分からなくなってしまう。

やはりオーディオには曖昧が潜み芸術せよ!だね。

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