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2013年12月28日 (土)

カウンターポイントsa3.1モンスター電源 その3

Men10ノイズレストランスmen-10-2010の解体がここまで進み、正体見たりノイズレストランスである。2kvaのトランスは凄い!2次側の100vなど平角銅線がとぐろを巻いている。

もっとも注目すべきは、1次コイルと2次コイル間のギャップ(距離)である。画像のように単純に距離を稼いでストレーキャパシタンスを低減している。

Men11なんだい、それだけのコトか。ノイズレスやノイズカットトランスで排除してきた重要はストレーキャパシタンスで、コモンモードノイズはここを経由して迷走する。

これだけ余裕があるならばユニオン電機からカットコアのみ譲って頂き、自分でコイルを巻いて電源トランスを作るコトができる。新発見に心躍り、このモンスターカットコアを使いモンスターmcトランス(昇圧比10倍)を作ったろ!

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2013年12月26日 (木)

Thelonious Monk At The Blackhawk

Monkxブラックフォークよ、お前もか?サンフランシスコの名門jazzクラブは殆ど店じまいしていた。ホテル、レストラン、レコードショップなど手当たりしだい聞きまくったが、「jazzクラブ?知らない」では仕方がない。

Thelonious Monk At The Blackhawk rlp12-323モノ・オリジナル盤が、なんと我家の大部屋から出てきてたまげた。手に入れたが、上手く再生できなくてレコード大部屋に入っていただけ。こうなると途端に身分の向上で、神棚級となる。

チャリー・ラウズの相変わらずのノタノタしたテナーも深々と沈み込み、セロニアス・モンクのピアノは弾けながら孤高の世界を舞う。コルトレーンを助けた逸話を知ってから、益々モンクのファンになった。

jazz界巨匠のライブにも少なからず遭遇しているが、往年のバリバリ感は失せて、だいたいが優しくなる。だから、jazzライブを聴きにいっても名盤の感動など中々生まれない。よってオリジナル盤の再生に懸けるしかない。

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2013年12月25日 (水)

ビル・エヴァンスに試されている

Evaxビル・エヴァンスにどれだけお足を投じたか知れない。

オーディオを進化させる原動力は、案外シンプルで多くを必要としていない。40年以上調整に使用したレコードは、ガボール・ザボにビル・エヴァンスに、最近鳴り始めたブルーノート(レキシントン盤)の3種のみだった。

問題はビル・エヴァンスで人気があるものだから実に多くのlpやcdが、姿かたちを変えて登場する。お足を投じただけでは芸がないので、ビル・エヴァンス大研究と洒落込んだが、青ざめる事態となってしまった。画像手前右のリマスターcd3枚組はビクターで抜群に音が良く、奥左の同じくビクターのlp18枚組も日本盤にしては音がいい。
奥右がAnalogue Productions社の限定1,500セット45回転盤のlp22枚組で、amp工房のお宝デス。

今、レキシントン盤が上手く鳴りはじめて、奥左のビクターの18枚組(赤)が高価な45回転盤22枚組(黒)より自然なピアノで、困った!なんだい、ビル・エヴァンスに試されていたのか?

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2013年12月23日 (月)

録音方式を探る

DavexMG 36056 Presenting Gerry Mulligan Sextet emarcy(エマーシーはマキュリーのjazzレーベル子会社)のオリジナル盤で1955年の録音。ドラムの Dave Baileyの上方向にマイクが1本、見慣れたマイクでrcaの77タイプ、ベロシティマイクで当時は至るところに登場していた。

今みたいにドラムに数本のマイクを使うなどあり得ず、カルテットやクインテット全体の録音では数本のマイクと記されている。

思うに、現在の顕微鏡的オンマイクは倍音や倍倍音までもしっかり拾い、そのせいで音楽がつまらなくなったのだろう。1本マイクならばドラムのハーモニーは拾うが倍音などの周波数成分の高いほうは距離に比例して減衰して、これが分厚い音になったのかも知れない。

この1955年はjazz黄金期で、しかしエマーシーのこの盤はオリジナルなのだがレキシントン盤には適わない。このあたりが録音方式の謎で、調べることが多すぎる。

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2013年12月19日 (木)

サボイ原盤の威力

Dizzyx2度目のいや3度目のエントリーだが、今まで分からなかったサボイ原盤の威力が...

1945年から1946年の録音で、特筆は仲良しのチャリーパーカーがいい録音状態の登場でありがたい。b面のブラスセクション13人は下手をしたら騒音にしか聴こえないが、最近のあんぷおやじ流儀はこのブラスを解きほぐして聴けるようになった。

Dizzy Gillespie - Groovin' High  (Savoy MG 12020)
Dizzy Gillespie (trumpet) Charlie Parker (alto saxophone) Clyde Hart (piano) Remo Palmieri (guitar) Slam Stewart (bass) Cozy Cole (drums) NYC, February 28, 1945 Groovin' High

Dave Burns, Dizzy Gillespie, John Lynch, Matthew McKay, Elmon Wright (trumpet) Taswell Baird, Al Moore, Gordon Thomas (trombone) John Brown, Scoops Carey (alto saxophone) Bill Frazier, James Moody (tenor saxophone) Pee Wee Moore (baritone saxophone) Milt Jackson (vibraphone) John Lewis (piano) Ray Brown (bass) Joe Harris (drums) Kenny Hagood (vocals) NYC, November 12, 1946 E man on

jazzは1960年代までと先輩から聞かされ妙に納得して40年間も聴き続けたが、最近は1945年から1959年までと勝手に決めた。1960年代に入るとノイマンやakgのコンデンサマイクが増えて、情報量は増したがエネルギーがそれに反比例して消えていく。

1945年頃の録音など悪いと思っていたがとんでもない、ディジー・ガレスピーのトランペットがここまで輝かしく聴こえる録音など他に無い。1967年に本物のディジー・ガレスピーを聴いているが、ナマでもこれほど輝いていなかった。お年のせいなのだろう。サボイ原盤にヤバイ状態が刻まれて、困ったコトになる。

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カルメン・マキ論

Makix当時カルメン・マキ論なるものが登場して論じられたが、音楽など論を持つべきでなくて自問自答して心で論ずればよい。ただ直に音楽(jazz)聴くべし!である。

絵画の世界も同じで、論が力を持ってからゲージュツはつまらなくなった。

音楽(jazz)は望遠鏡で、はるか彼方の我が思いを見ることが出来る。カルメン・マキはあの時代の思いを蘇らせ、最近の”狂”がつく迫真の音は論など微塵にしてしまい、ただ音楽(jazz)を聴き続ける。

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2013年12月12日 (木)

カウンターポイントsa3.1モンスター電源 その2

Men1日本の一般家庭は単相3線式になっていて中点と両端は100v、両端どうしは200vと実にうまく出来ている。

あんぷおやじは電源が専門の電力技術者で、特技を生かしjazzオーディオの電源に単相3線式の200vでやっていた時期もあったが、結局は投入する200v/100vのトランスで音楽駆動力が決まる為、100vに戻した。

Men2ノイズレストランスmen-10-2010の200v/100v,2kvaの解体を始める。グレードの高いノイズゼロトランスも使っているが、ノイズ対策トランスは音をクリーミーにする。

Men3

巨大で無骨なカットコアが2個が見え、トランスの解体は進む。

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2013年12月 8日 (日)

HI-FI ELLINGTON UPTOWN

Ellix駿河屋さんが「モンクのピアノの弾き方は、エリントンの影響を受けている」と言う。そこでデューク・エリントンを聴こうと相成った。手持ちはhi-hi ellington uptownのcbsソニー盤である。

かける前から駿河屋さんが、「ルイ・ベルソンは凄いドラマー!」と言った矢先に、ドスッ、ドスッと大口径のバスドラにやられて思わず椅子から転げ落ちそうになる。ツインベードラ(2個のバスドラ)で、とんでもないドラムの演奏が入っていたものだ。1曲目のski deepでルイ・ベルソンフィーチャーです。

こりゃあオリジナルにしよう!となり、その場でtopsのナベさんの所に「至急発送願う」のオーダーメールを入れる。ナベさんの所は我々レベルのレコードはたいてい在庫している。

即刻送ってくれて、columbia cl830のオリジナル盤を聴く。殆どの場合のオリジナルと一緒でうるさくなくエネルギー感が全く違い、特に太鼓の皮の張り方が決定的に違い、生涯掛けて再生するレコードが又1枚増えてしまった。

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2013年12月 5日 (木)

Counterpoint SA3.1プリアンプ

Sa31xCounterpoint SA3.1プリアンプをリニューアルするについて、回路図があれば便利とインターンネットで探すと、なんと見つかった。sa3.1はハイブリッドアンプで、電源がトランジスタで安定化されている。

Cpsa36dj8のグリッドをご覧あれ、今時珍しいグリッドリーク・バイアス方式を使っている。グリッドリーク抵抗は4MΩと高抵抗で、-1v弱のバイアス電圧を確保している。こんな回路で音が良ければアンプ設計者は大いに困る?高度な回路=音の良い回路信仰、が支配的である。

Cpsa5xこちらはsa5の回路図を見ればマイナスのバイアスが掛かり通常の使い方になる。

割烹わかすぎの若旦那曰く”sa3.1がsa5より音が良かった!”高校生の頃に使っていたが、直ぐ壊れるのでマークレヴィンソンのlnpに変えたと言う。sa3.1がsa5より音の良い理由は、バイアス方式の違いより電源にあると思える。

回路図が入手できたお陰で各部設計値が計算できる。npnトランジスターによる定電圧電源は、celloのパフォーマンス出力段トランジスターと同じものを投入し、ヒートシンクを大型にして現在の熱的危険から改善しよう。

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2013年12月 3日 (火)

ブルーノート再生の難しさ

Hank最近2ヶ所のjazz喫茶めぐりをした。同業でもあり、jazzオーディオのレベル、コーヒーの味、お店の雰囲気、経営状態?など興味は尽きない。

ウエスタン・エレクトリックで固めた小布施のjazz喫茶のブルーノート1500番台は、見事な鳴りっぷりで一瞬焦って、その後の”ウェスタンエレクトリック WE91Aリピーティングコイル奮戦記”へと、影響が大であった。

一方、現代ヨーロッパスピーカ(推定2,000万円)から出てくるハンクモブレーのブルーノートは、全く相性が悪く気の毒としか言いようが無い。ブルーノートでは相手が悪かったが、jazz喫茶ではかけない訳にはいかなし、まあ現代録音ならばうまく鳴ったと思う。

ただ言える事は、ブルーノートを鳴らそうとしたらそれなりの覚悟がいる。ハイエンドオーディオを持ってしても容易に鳴らせない再生の難しさは、身を持って証明済みデス。

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