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2013年12月23日 (月)

録音方式を探る

DavexMG 36056 Presenting Gerry Mulligan Sextet emarcy(エマーシーはマキュリーのjazzレーベル子会社)のオリジナル盤で1955年の録音。ドラムの Dave Baileyの上方向にマイクが1本、見慣れたマイクでrcaの77タイプ、ベロシティマイクで当時は至るところに登場していた。

今みたいにドラムに数本のマイクを使うなどあり得ず、カルテットやクインテット全体の録音では数本のマイクと記されている。

思うに、現在の顕微鏡的オンマイクは倍音や倍倍音までもしっかり拾い、そのせいで音楽がつまらなくなったのだろう。1本マイクならばドラムのハーモニーは拾うが倍音などの周波数成分の高いほうは距離に比例して減衰して、これが分厚い音になったのかも知れない。

この1955年はjazz黄金期で、しかしエマーシーのこの盤はオリジナルなのだがレキシントン盤には適わない。このあたりが録音方式の謎で、調べることが多すぎる。

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