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2014年1月30日 (木)

Over The Rainbow

Budx遂に時期が来たなと決めて、割烹わかすぎの若旦那の登場である。包丁をドライバーに持ち替えて、amp工房の音響マイスターをやっていただく。

「アルトが高いねー、エラが遠くで歌っているのは、なぜ?」今までの勢いはいつの間にか消えて「あのー、実はですねー、私もそう思ってまして...」急にしどろもどろになる。

マイナスドライバーを握りしめてスピーカと椅子の間を何度も行き来する若旦那。「だいぶ良いがまだまだ、ツイータの位置が高い?下げて、ほーら、エラが寄り添って歌っている」

ツイータとスコーカのアッテネータの調整、ツイータスタンドの足を撤去して1段下げる。これで調整は完了、実に鮮やかな調整である。

すかさず至宝のオーバー・ザ・レインボウ BLP 1504 The Amazing Bud Powell, Vol. 2 Bud Powell (piano) WOR Studios, NYC, May 1, 1951 BN383-0 「Over The Rainbow 」レキシントン盤をかける。

「おー、これは一体!鬼気迫るバド...」

5度

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2014年1月28日 (火)

jazzと金

Goldxxエントリーのjazzと金(きん)はお金(かね)の話でもある。jazz好きは分厚い音や過激な音が好きらしい。常連のy本さん曰く、銀は繊細だが線の細い音で使わない、更に見た目のような音がする、と続けられた。全く同感で見た目のような音である。

金は光り輝き、銀は繊細で、銅は堂々とした音である。もっともお好きにどうぞで、人さまに強要するものではない。

割烹わかすぎの若旦那の勧めで銀から金にチェンジした。理由は割烹料理に金箔を使うからで、体に害は無いものは良い、だった。

初期は金の入手方法が分からず知り合いの歯科技工士から分けてもらっていたので、金歯用で18~20金のはず、最近は99.95%まで純度が上昇し24金相当で文句なしである。

問題はお代で、金の上昇には頭が痛いところではある。グラム3,000円台から4,000円台に上昇した。たとえば、スピーカの錦糸線の代わりに使う金リボン線0.1mmx2mmは1本4,000円程度、これが515b4発で8本、32,000円となる。この金によりベースがゴンとなりピアノがはじけ、レキシントン盤が光輝く。これを高いと考えるか安いと考えるかは、そりゃあアナタ次第...

1度霜少々

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2014年1月25日 (土)

1枚の真実

Lpxレキシントン盤のレコード棚でコレクションなどと呼べない枚数であるが、これで十分とゆうか多すぎる。

たとえば、BLP 1507 The Jazz Messengers At The Cafe Bohemia, Vol. 1 Kenny Dorham (trumpet) Hank Mobley (tenor saxophone) Horace Silver (piano) Doug Watkins (bass) Art Blakey (drums)  "Cafe Bohemia", NYC, 1st set, November 23, 1955

1955年カフェ・ボヘミアでのジャズ・メッセンジャーズのライブ録音、冒頭にアート・ブレイキーのmcが入り「ニュースター、ハンク・モブリー」と紹介がある。ソフト・ウインズが始まると典型的なブルースの12小節で、ソロパートに入るとハンク・モブリーが吹き始めるが、もたついた頼りなげが良く見えてくる。ホレス・シルバーのピアノではカフェ・ボフェミアのハウスピアノがラグタイムに出てくるような古ピアノのベコベコだったものが、ピキーンとはじけてベコベコピアノではないと解釈が変わる。

真実解明のため音楽理論も必要となり、jazzギタリストの駿河屋さんについて音楽理論を学んでいる。jazzオーディオが振動対策で進化するとjazzの解釈が変わってしまい、たった1枚のレキシントン盤のたった1曲の真実に辿り着く事が容易な事ではない。よって多くを必要としていないのだ。前人未到など冒険家の代名詞だが、jazzオーディオだって1枚の真実を追い求める冒険は前人未到と言える。

3度

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2014年1月24日 (金)

オリジナル盤の力

Lexx君子ではないが豹変してしまいスマン!時代の垢を落としてしまった。逆説的には垢皮膜でレコード溝を長い年月保護していたとも言える。

アルカリ電解水 を使いある方法で20枚を1時間で洗浄してしまった。タオルのゴシゴシの苦労は何であったのだろうか?力はまるでいらないし垢の落ち方が桁違いで、レキシントン盤のうるささがjazzエネルギーに変換されて圧倒される。

ビフォワー、アフターの激変ぶりは圧倒的にレキシントン盤が凄くて、サボイもクリフも適わない。ただワルツ・フォー・デビーのステレオ盤rs9399オリジナルだが、戦うビル・エヴァンスがヴィレッジ・ヴァンガードに出現してエヴァンスjazzの解釈が変わった。前々から薄々は気づいていたが、オリジナル盤には相当な力がありそれを余すところなく出す、技術(腕)がなかった。

4.5度

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2014年1月22日 (水)

カルダスコンデンサ

Cardasxテフロンは電気的特性が素晴らしく、評判も上々で早速プリント基板に使ってみたが、別にで、苦労の割りに効果が薄くて止めた。銀線のテフロンチューブも同様で、見た目のような線の細い音がする。

とゆう訳でテフロンと聞くとイマイチだったが、そこはカルダスのテフロンコンデンサで、現状では最強のコンデンサと決めている。繊細さにおいては圧倒的にすぐれ、レキシントン盤の輝きも見事につけてくれる。問題はお代で、高額さにへこたれるが変えられるものは他にはない。ネットワークもカップリングコンデンサも全てカルダスで固めたいが、原資の都合で実現していない。

コンデンサで音色付けして、抵抗と真空管及びトランジスターは出来るだけニュートラルな音質の部品を選択するようにしている。真空管など国産の真面目で地味なモノの方が使いやすい。

2.5度

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2014年1月21日 (火)

カウンターポイントsa3.1モンスター電源 了

C2左は12,000μfの電解コンデンサが2本で24,000μf、工業用の電解コンデンサで15kwのサーボアンプで使用したモノ、+b主電源用である。奥がmenノイズレストランスで手前がrコアトランスになる。

31df6電源整流用のダイオードも極めて重要でショットキーバリアダイオード31df6を使用している。何年も前になるが日本インターで31df6が製造中止となると聞き、慌てて大量に仕入れた。

B1全体を木箱に入れて配線を行い防振材を充填する。作業に掛かると夢中で写真撮影も忘れてしまい、画像が足りないが、配線材はカルダスクロスの極太芯線を使い、画像では春日の工業用端子だが最終的にはカルダスの銅端子にした。acインレットはフルテックで金ヒューズを使う。

音はゴリゴリの骨太jazzでカウンターポイントsa3.1の潜在能力の凄さにたまげる。とまあ、ここまではたいていできるがこの先が重要である。

音を前に出すコトは容易だがヒケは難しく、jazzの根幹であるブルースは憂い、悲しみ、怒り、絶望、希望で、これを表現するにために最後はカルダスの配線ケーブルを使いカウンターポイントsa3.1までつなぐ。カルダスはこのヒケを見事に表現して、これにてチューニングも完了である。

altec515bは足は速いが重低音は出ない。この音速の速さにやられて長年使い続けているが重低音が出始めて、515bの重低音は出ないのではなくて出せなかったコトにこの期に及んで気付かされる。カウンターポイントsa3.1モンスター電源は様々な事を示唆していた。

4度

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2014年1月18日 (土)

金細工

Agx寓話に出てくる柄杓の金、銀、銅の話とは少し違うし、電気的特性とも少し違う。電気的特性ならば銀、銅、金となるが、問題は酸化で金以外の銀と銅は酸化してしまい永久には使えない。だが一番の問題はお代で銅、銀、金となる。

銀線は使うところが限定されてしまい、銅線はフツーに何処にも使え、金線は何処にも使え表現力が抜群である。ただし分厚いjazzの話で、電気楽器が多用された現在の音楽ではこの限りではない。

金ヒューズを使ったり、画像の如きスピーカ引き出し線の錦糸線を金リードに変えるだけで、jazzは分厚さを増し輝くのである。金線をカンカン叩いて薄く延し金細工のスピーカ引き出し線を作るが(赤丸印)、箱スピーカではコーン紙の動きが大きすぎて機械疲労により金線が切れる。我らのようなオールホーンではコーン紙の動きが小さく、既に数年が経過したがウーファ4本中1本の切断だけで十分に実用化に耐える。

jazzオーディオ音のポイントは金細工にあったが、なんだい結局良い音はお金じゃあないか!いや大丈夫、金の延べ棒は使わないから高級クラブで1回飲んだ事を考えれば安い。

5度

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2014年1月16日 (木)

cdに罪は無い

Artxcdのサンプリングが44.1khzだから周波数特性は20khzでスパッと切れて、レコードのように高い周波数成分が出ない、などまことしやかに伝わってくるが、サボイの原盤を聴けば高い周波数成分など感じられず、ガレスピーのトランペットがエネルギーを持つなどは別な要因と考えるべきと思う。

常連さんたちがレコードをcd化して持参してお店で聴いているが、時々ギョっとする。聞くとたいしたadコンバータも持たずにレコードをcd化しただけで、音が分厚くなる。ソースに分厚い音が入っていてリマスターにしくじらなければcdだって分厚い音が出せるはずで、よってcdに罪はない。

0.5度霜

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2014年1月10日 (金)

マイナスプラス手法

Ampxx限りなく進化する音に、もし音の神様が居るならば大いに感謝しよう。

amp工房技術部長とはハイエンドオーディオ仲間で、彼はリボンに走りあんぷおやじはコンデンサに走り、はやりにやられた時期もあったが、ジェームズ・バロー・ランシングの流れに戻りaltecとjblでオーディオ最終章である。

現代音楽や現代録音ならばゴムチューブみたいなエッジの低能率スピーカで良いのでしょうが、1940~50年代のプアーな録音技術のjazzを聴くならば、高能率この上ないジェームズ・バロー・ランシングが良い。

暮から正月に掛けて大いに忙しく、電源工事に明け暮れた。あまりの音の進化にいささか呆れてしまい、オーディオは方法論がいかに大切かである。音のよろしくない部分を貯金?してありそこが電源工事の目玉なのだ。

ユニオン電機のトランスは工業製品で、春日の端子とニチアツの圧着端子を使っている。ここを撤去して配線を直結するのがマイナス作業で、マイナスを繰り返えしても音は面白くない。トランスの太いエナメル線に、フルテックの高級インレットをプラス作業し、おまけに松下のプラグもプラスする。マイナスは鮮度は上がるがそれにプラスして音楽表現力を増す、これがあんぷおやじ流儀マイナスプラス手法である。

あまりの激変に耳の良い技術部長が腰を抜かし「低音が際限なく下へ抜けた...」とつぶやき、してやったりである。

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2014年1月 5日 (日)

カウンターポイントsa3.1モンスター電源 その4

Men12続いてシールドや巻紙を剥がして、できるだけコイルがむき出しになるように改造する。

ワニスがけっこう塗ってあり剥がすに面倒だが、発注時にワニス処理無しのコイルを巻いただけにすれば2度手間はない。コイルは直接防振材と触れさせ、振動吸収を行う。

Men13この画像状態でトランスの下こしらえは完了。まあそこそこの仕上がりで、その気になってやれば美しくできるモノだ。

Men14_3ケースなど、これだけの板金がノイズレストランスに組みつけてあった。

R1続いてヒータトランスのRコアトランスも余分な板金を剥がして、防振構造が可能にする。

以上で+b電源とヒータトランスの改造は完了で、いよいよ組立作業に入る。

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