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2014年2月26日 (水)

ジョニー・ホッジスとコルトレーンと麻薬と

Johxだいたいがwikipediaでジョニー・ホッジスを掲載していないのは、けしからんね。エリントンバンドの花形アルトプレイヤーで、チャリー・パーカー以前のアルト奏者ではno1で実に美しく吹く。

デヴィッド・ストン・マーティンのイラストは秀逸で、いつもはダブルのスーツをキッチリ着込んだ洒落モノの小男のあだ名は”ラビット”だった。

麻薬常用者になってしまったコルトレーンは1954年までジョニー・ホッジスのバンドに所属していた。最後は麻薬でコルトレーンに止めてもらうハメになったが、ジョニー・ホッジスは注意を怠らずやさしく諭したが、チョットだけ麻薬中毒などとゆうのは無いのである。この諸悪は白人のギャングが黒人に麻薬を売りつけ荒稼ぎをしていたせいだ。いつの時代も強者は弱者を食い物にする。

コルトレーンはジョニー・ホッジスのバンドに居た頃、既に尊敬するジョニー・ホッジス並みに吹くコトが出来るようになっていたのだ。そして翌年は運命のマイルス・デイヴィスバンドへの参加を控え、風雲急を告げていた。

3.5度

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2014年2月20日 (木)

Cardas Chassis Wire(カルダスワイヤー)

Cardasx台北で購入したawg9.5カルダスワイヤーを虫眼鏡で拡大してみると、確かにマルチストランドになっている。2011年の3月12日、地震を台北で知った翌日購入に出かけたので鮮明に覚えている。

カルダスケーブルの能書きは”何も足さない何も引かない”となっているので早速試した。altec288-16gがamp工房のシステムの肝で、awg9.5カルダスワイヤーを期待して接続する。ところが音がひりつき”なんだいカルダスは!”と身分を下げてしまった。

時は流れ3年が経ち突然身分が上がる。なんてこたない、あっちこっちでフン詰まりしていたものが取れ、振動対策したカルダスワイヤーは俄然真価を発揮して”何も足さない何も引かない”となる。ここが重要で、カルダスパワーで欠点があぶりだされると”カルダスが悪い”と誤解しまう。たかが電線ひとつでも、正当な評価には時間が掛かるものよ。

この”何も足さない何も引かない”の評価はお好きにどうぞで、少なくとも40数年に渡るオーディオ人生においてカルダス理論はエジプト時代に遡るなどおおいに面白くて、興味が尽きない。

4.5度

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2014年2月18日 (火)

音の錬金術師 選択的金属フィルター 了

F1x先ずは取り付け端子のメッキを剥がす。直ぐに銅が現れ”やっぱりな、こりゃあ幸先良いぞ!”ガラス管ヒューズはこの部分が真鍮でできていて銅ならば凄いコトになると勝手に決めた。

F2x穴をあけて中身を全部吐き出す。白い粉は消弧剤でオーディオとは目的が違うので丁寧にかき出す。金ヒューズ固定用のネジを切り、配線接続用のネジを切る。ここでは音を悪くするハンダの存在を一切無くす。金ヒューズをネジで固定して防振剤を注入して蓋をして最強のヒューズの出来上がりである。

早速プリアンプの電源にヒューズを接続して期待の試聴である。おー、ビリー・ホリディがなんと1m近くも前ににじり寄り”アナタの為に歌うわ”ときた。

Cr2lsxxん!1955年ロス、キャピトルスタジオ録音の a fine romance テイク4、明らかにビリー・ホリディのボーカルがハイレベルで、やがてラリー・バンカーのジルジャンが盛大に入るはず...が消えうせた。

これは一体、慌ててヒューズを解体して更に疑問に思いバーナーで炙りヒューズ本体と取り付け足を分離した。なんとヒューズ本体キャップは真鍮で取り付け足が銅でその間をハンダで固着してあった。赤丸が銅、黄色丸が真鍮、青丸がハンダ。

結局ヒューズのキャップが真鍮ならばガラス管ヒューズに同じ結論になった。収穫は金、銀、プラチナ、銅、真鍮、スズやその他の純金属をペレットにし、それらを好みで選択して直列的に並べると、jazzの楽器やボーカルの選択的金属フィルターになる。それと大型のヒューズは防振効果も凄いコトが分かり、これにてヒューズ騒動も了。

5.5度

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2014年2月17日 (月)

電源トランス 了

Acpsxジェームス・ハント(f1ドライバー)の生き方は限りなく自由だったが、限りなく不自由だったに違いない。

オーディオも同義で、我ら野の者は限りなく自由だが広大な海原から砂金を見つけるようなモノで限りなく不自由と言える。防振構造や金を使ってからは、広大な海原に誰の目にもはっきり映る道しるべが見えてしまった。

画像の赤丸印は電源の音のポイントで、電線関係はカルダスのワイヤーを使いacコンセントやacインレットはフルテックなど音の良いモノを使う。コンセントに電源コードを接続したら防振材で埋め込んでしまい、電源トランス工事は完了となる。金やコンセントやインレットやプラグの金属的な純度はそこそこで、一番の重要は防振構造にあった。

これであんぷおやじ流儀の電源トランスの標準化が完成し、レキシントン盤が輝き、躍動し、弾力性を持つ。だがこれからどれだけ音が良くなるかは全くの未知で、いつも未熟で緒に就いたばかりを思う。

本日はセロニアス・モンクの命日です。終日モンクを流し追悼します。

2.5度

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2014年2月15日 (土)

音の錬金術師 選択的金属フィルター

Fusexたかがヒューズ、されど選択的金属フィルターがヒューズである。

h社時代は電力技術者とnc技術者の2足のわらじだった。危険極まりなくて、余り好きではなかった電力技術者の経験が今頃になって役に立つ。一見無駄と思えるようなコトも一生懸命やっておいた方がいい。

遮断器に関してもめっぽう詳しくて、音さえ良ければ真空遮断器でも使いたい所である。とりあえずの遮断器たるブレーカの研究は次に送るとして、先ずはヒューズの研究をしよう。

画像のcr2ls電力ヒューズは即断ヒューズで電力半導体保護用であるが、igbtなど保護されたためしがない。igbtはエミッタに抵抗を入れてゲート電圧遮断でしか保護できない。スマンこの話ではなくてオーディオ用のヒューズの話で、画像右のガラス管ヒューズは金属部分が真鍮で出来ていて銅より音が悪い。そこで日立に特注で作らせた99.99%のofc銅棒でガラス管キャップを作り最強のヒューズをと考えたが、ガラス管ヒューズは軟弱でチマチマしていてエイ面倒だ!電力技術を投入して大型ヒューズを開発しよう。

この研究はヒューズ騒動となり、選択的金属フィルターの発見へと続く。

5度:大雨

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2014年2月14日 (金)

古くて新しい 2

Tsd15x”古くて新しい”は古くて古いものはワルイを暗示させるフシがある。暗示だからお好きにどうぞだが、”古くて古い”ものが良いと毎度ながら思い知らされる。

レコードではemtのカートリッジtsd15を使って長いが、これで2代目である。実は改造に失敗して1代目はダメにしただけで30年も使えて寿命が長い。師匠のベイシーのように毎日レコードを掛けるわけではないので針も減らない。

cdのピックアップはレーザー半導体で寿命は長いと思っていたが、amp工房のマランツcd15もアキュフェーズdp-11も共に読み取りエラーを起こし、ピックアップの交換時期に来ている。

なんだかんだと言いながら古いカートリッジの方が新しいcdのピックアップより寿命が長いとゆうコトで、本当にこれでいいのかねー。

7度

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2014年2月 9日 (日)

ビリー・ホリディ

Billx駿河屋さんは大学時代にレコード屋さんでバイトに励み、有名なjazz評論家とも顔なじみとなりjazzレコードには滅法詳しい。そんな訳で時々名盤を紹介してくれる。

今回の紹介は画像左の Billie Holiday - Body And Soul,MGV 8197 Harry Edison (trumpet) Ben Webster (tenor saxophone) Jimmy Rowles (piano) Barney Kessel (guitar) Red Mitchell (bass) Alvin Stoller (drums) Billie Holiday (vocals) Los Angeles, CA, January 3, 1957 である。

続いて右の45回転盤 Billie Holiday - Songs For Distingue Lovers, MGV 8257 same personnel と合わせて1957年、ロサンゼルスのお金持ちキャピトルスタジオの録音で実にセンスの良い録音である。更に凄いのはサイドメンで、これだけの名手を揃えたのはビリー・ホリディだからなんだろう。

お披露目しないのはリマスター盤のせいで、画像上のcdより音がブーミーで音像が大きくなり、かけられない。名盤のリマスター重量盤とゆうふれ込みに随分とやられた。アメリカ盤の叩き売り(失礼!)cd10枚組ヴァーブコンプリート(1945年~亡くなる1959年まで)の方が、音がまともだから困ってしまう。このcdには冗談テイクとゆうかテープ全て突っ込んでしまったため、リハの凄い音が入っていて驚く。

ビリー・ホリディは波乱万丈のjazz人生で多くの書き物に登場して周知でしょうが、エラのようにビッグ・バンドを振るような歌い手ではなく、小さなjazzクラブが似合う歌い手と心得て、小さめの音量で灯りを落として聴くのがいい。

5度

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2014年2月 8日 (土)

音の錬金術師

Pt0x銀線時代は10年間も続き、5n銀線で自信はあったが”シンバルを割り箸で叩いている、ストラディの胴鳴りが聴こえない”と、口の悪いオーディオ仲間に言われて青ざめた。後に銀線の使い方に問題ありと気付いた。

周期表は、錬金術師、化学者、物理学者、その他の科学者など、無数の人たちによる知の集大成である:wikipediaより

周期表の丸暗記に”こんなモノ、なんの役に立つのかいね?”と悪態つきながら勉強したが、今は周期表に小宇宙を見ている。周期表に登場する錬金術師は魅惑的な言葉で、我らは”音の錬金術師”をめざそう。よって錬金術師は純金属を自在に操らねばならない。周期表の9属~11属にオーディオ用純金属(遷移金属)が集中している。遷移金属も電子配置で分類されて第1(銅、鉄、ニッケル)、第2(銀、ロジュウム)、第3(金、プラチナ)となり、第3遷移が注目デス。

金の防振対策で気を良くしてプラチナのテストを行う。以下amp工房技術部長のテストレポートから。
1 一言で表現すると、金線の防振対策ヒューズの音から、非常に薄  いベールを剥いだような音です。
2 音が非常に澄んでいます、高音よりの様に成りますので低音が少し減った様に感じますが、非常にパワフルな音です。
3 防振対策無しより低音は出ています。
4 シンバルが、シャンシャンと非常に綺麗にリズムをきざみます。
5 トランペットは突き抜ける様に鳴ります。
6 ピアノの音も綺麗で、高音もきつく成りません。
7 女性ボーカルを聞きましたが、低い音域も変に膨らまず自然な声でした。

概ね開発者の意図した音でプラチナもいける感触である。jazzは金でクラシックはプラチナが良いかもしれない。その他でロジュウムのテストもしてみたいが金の10倍の価格に絶句、だが何れ挑戦しよう。プラチナは金の2倍程度で十分に実用範囲に入る。

音の錬金術師にならんとすればお金(かね)の錬金術師の才覚が必要で、こればっかりは...

3度雨:日本平山頂積雪

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2014年2月 5日 (水)

電源トランス その1

Mbxアンプを作る理由もハイエンドアンプを買う理由も、見当たらない。

1,電源、2,振動対策、3,カルダス部品、のサイクルに乗っていればjazz表現がどんどん進化して、他に手をつけている間もない。音の変化は回路方式や部品やケースなどの構成要素の階乗で利いてくる為、アンプの開発をやるとそれらが複雑化して絡み合い、エラく大変である。所が上記3要素に単純化してしまうと、頭脳明晰でない我が頭でも大丈夫とゆう仕掛けなのデス。

ユニオン電機は八王子にある質実剛健の律儀なトランス屋さんで、長い付き合いをしている。何年も前だがmbトランスのバーゲン品を大量に仕入れて、みんなに配った。これがトランスの決め手とゆう訳では勿論無く、更に検討の余地はあるが、とりあえずあんぷおやじ流儀の改造を施してバージョンアップをした。

続く...

0.5度

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2014年2月 4日 (火)

ガボール・ザボのドリーム

Gsxガボール・ザボのドリームは、1967年に清水市の硬派のjazz喫茶”ファイブ・スポット”で手に入れた。交通事故を起こしたjazz仲間を救済しようと、置かれた箱から見つけた。

47年間飽きもせず聴き続けて、手に入れたときはよもや生涯聴くレコードになるとは思わなかった。調整の最後はこの1枚、ガボール・ザボのドリームになる。

ここで得られた結論は”多くは必要ない、むしろ邪魔である”jazzもビジネスだから多くのレコードやcdを売らねばならなず、あの手この手でレコードコレクターへと誘導する。コレクションの枚数が少ないコトや古いjazzばかり聴いていると、jazzの弱罪人にされそうにかかる軽いストレスはたいしたものだ。

昔、jazzレコードを3,000枚以上集めた時期があり、1日1枚を確実に聴いたとしても(3,000/365=8年)一回りに8年も掛かってしまい、下手をしたらカビが生えてしまう。

8.5度:今年の冬は温室の暖房がいらない。

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