ジョニー・ホッジスとコルトレーンと麻薬と
だいたいがwikipediaでジョニー・ホッジスを掲載していないのは、けしからんね。エリントンバンドの花形アルトプレイヤーで、チャリー・パーカー以前のアルト奏者ではno1で実に美しく吹く。
デヴィッド・ストン・マーティンのイラストは秀逸で、いつもはダブルのスーツをキッチリ着込んだ洒落モノの小男のあだ名は”ラビット”だった。
麻薬常用者になってしまったコルトレーンは1954年までジョニー・ホッジスのバンドに所属していた。最後は麻薬でコルトレーンに止めてもらうハメになったが、ジョニー・ホッジスは注意を怠らずやさしく諭したが、チョットだけ麻薬中毒などとゆうのは無いのである。この諸悪は白人のギャングが黒人に麻薬を売りつけ荒稼ぎをしていたせいだ。いつの時代も強者は弱者を食い物にする。
コルトレーンはジョニー・ホッジスのバンドに居た頃、既に尊敬するジョニー・ホッジス並みに吹くコトが出来るようになっていたのだ。そして翌年は運命のマイルス・デイヴィスバンドへの参加を控え、風雲急を告げていた。
3.5度
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