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2014年7月26日 (土)

最強のボリュームを作る 構造を考える編

Crlxcrlの巻き線型ボリュームの解体画像である。円筒状のベーク板に抵抗体巻き線が円周上に整然と巻かれている。内接巻き線の中央部は接触面でむき出しになっている。そこへ銅製(結構硬度があり純銅ではない)のブラシが接触する。銅製ブラシはプレス品で凸3箇所でスリップリングと接触して音をボリューム端子へ伝える。スリップリングは強度の面からも真鍮が使われている。

Abxx一方Allen Bradleyの10kΩカーボン抵抗は、ブラシにカーボンブラシを使っている。

カーボンブラシとな、
50kwの同期電動機は昭和の40年代では磁石などありえず励磁タイプで当然カーボンブラシとスリップリングになり、定期点検で作業員のお供で良く立ち会った。カーボンブラシは日立に発注して在庫を豊富に持っている。科目は機械修理費であんぷおやじが発注していた。スリップリングがスパークで傷が入りダメになると、jazz先輩のk奈さんの所で砲金で吹いてもらい旋盤加工して納品してもらう。これを9年間も面倒見ていたのでブラシやスリップリングにも滅法詳しい。

閑話休題
Allen Bradley10kΩのブラシがカーボンとなって、ピンとくる人は音にうるさい。カーボンブラシのホルダとワイパ凸2箇所は一体のプレス品で銅製なのだが、硬度があり純度は悪い。スリップリングは真鍮製となる。

どうみても音の良い構造には思えない。思えないがcrlで600円、Allen Bradleyで900円となれば、原価は100円以下で全くもって文句は言えない。Allen Bradleyはメキシコ製でモトローラのトランジスタもそうだが、明るく陽気な音がする。ご冗談を...と言われるアナタ、フェロカクタスの自生するメキシコは乾燥していて気候風土が音を陽気にさせる。音は高温多湿の東南アジア新興国へ持ち込んでから重たくなった。

構造を詳細にチェックしてcrlの音の伸び、Allen Bradleyの音の分厚さ、理解が進み次なる一手の手掛かりとならん。

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