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2014年8月 9日 (土)

コルトレーン オレンジ化計画 その3

Label2xximpulseのセンター・レーベルは年代を追って画像のようにな情けなくなる。音も黄色丸印のように段々悪くなり、時代は進化しているなんてとんでもない話だ。合わせて合理化、原価低減、のご都合主義に飲み込まれて盤自体もペラペラになり誰かの人格によう似とる。

時代が真に進化したならば音質はこの画像の全く逆で、そうなればオリジナル盤のプレミアなど付かなくて骨董的価値に振り回されなくて済む。右の2レーベルは”平たい顔族”みたにベターとして更に音に鈍さがつきまとう。左はオリジナル領域だが、ときはなされた音は再び空中でぶつかり結合して飛び散り、ジョン・コルトレーンの真の凄さが見える。

だから真ん中の黒から右側は、オレンジに買い換えたくなる...
いやそんなレベルの話じゃあなくて、コルトレーンjazzの解釈を余す所無くやろうとしても、無理なのだ。オレンジではrvg(Rudy Van Gelder)刻印に拘ったほうが間違いない。手持ちのBell Sound刻印の”BALLADS”なんかオレンジでも音が歪んだりしているから要注意デス。オレンジの年代が1960年から1967年で、コルトレーンのレコードは殆どオレンジが存在することになる。

Pkxおまけの話だが、インパルスの見開きジャケットはゲートホールド(gf)と呼び、情報が多く載せられたことからコルトレーンは大喜びした。またインパルス盤は当時としたら高値の5ドル98セントで売られた。注目すべきはジャケットのビニールコーティングで、50年過ぎた現在でもコーティングに守られて鮮明なコルトレーンが登場する。しかし管理が悪いとビニールが擦り傷でくすんでだらしがない。そこで登場が昔ながらのピカールで、これでゴシゴシやると新品のジャケットに蘇る。裂けたものやコーティングの剥がれたものは作業に注意が要る。そのビニールコーティングも1967年のomで終わり、以降はコーティング無しとなりジャケットも音に比例して貧弱な時代を迎える。

インパルスオリジナル盤のamp工房受け入れ検査では、見開き内側を少し湿ったタオルで乾拭きし、裏表面はピカールで研磨している。

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