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2015年9月24日 (木)

ターンテーブルモータ受難の時代

Emt927 モータ受難の時代で合理化原価低減でペラペラなモータになってしまった。1967年、h製作所清水工場は習志野のモータの増産に合わせて、モータハウジングやエンドブラケットの鋳物ラインがフル稼働していた。湯(溶けた鉄)注ぎで飛び散る火花、ブレーカーの炸裂でもうもうと立ち上がる水蒸気と砂煙、ここにモータエネルギーの原点を見た。やがて合理化が押し寄せ、鋼板を丸めて溶接するハウジングに工法が変わり、鋳物工場は消えた。画像のemt927のリラクタンスシンクロナスモータには、その時代の香りがプンプンする。

Rsckmx_2 某オーディオメーカのターンテーブル開発で、リアクションシンクロナスモーターの開発を行ったが、モータメーカの設計者がまともに設計できなかった。acモータで同期モータ、こうゆう古いテクノロジーは設計資料の上だけで継承されて、自在に設計できる時代ではないのだ。これらのモータを設計していた技術者は我々より年配で、とうに一線を退いている。
Acmxそこで台頭頭してきたのが磁石を使った同期電動機(パルスモータ類)で、こともあろうにデジタルモータなどと称しているが、某なんとかソンの掃除機ならばまだ許せる。(画像左から、ヴィンテージヒステリシスシンクロナスモータ、続いて現代のリアクションシンクロナスモータ、最後に磁石を使ったクローポール型シンクロナスモータ)
M2
3角や4角に回るデジタルモータもどきを使った海外の有名オーディオメーカのターンテーブルの音が良い、などと言われればリラクタンスシンクロナスモータの立つ瀬はないし、正にモータ受難の時代なのだ。

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