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2015年11月11日 (水)

電源蜜結合2

0_2 オルフィレウスの永久運動機械に衝撃を受けたフラーフェザンデ教授は、慌ててアイザック・ニュートンへ見分の書簡を送り意見を求めた。書簡を見たアイザック・ニュートンは”永久運動機械を作るものは無から有を得ようとしている”とバッサリ切り捨てた。”無から有を得ようとしている”については否定と肯定とあるが、否定については時代が変わったら説明しよう、但し生きていればの話だが。肯定についてはまさしくオーディオの話である。

Mc1000x自作派は時として、電源スイッチや電源ヒューズやacインレットを止めたり、カップリングコンデンサを止めたりしてアンプを作っている。オーディオメーカはそれらの部品をしっかり組み込んで、アンプを作っている。仮にその状態で同程度の音質だったとすと、自作派のアンプはそれ以上音の進化は無いが、オーディオメーカ製はヒューズを金にしたりacインレットを純銅にする事で、更なる音の進化がある。自作派の場合”無から有を得ようとしている”訳で、最初から無い物はどうにもならない。よって本来必要な部品はきちんと付けた上で、音質の調整をやるのが本筋と言える。
1 電源と蜜結合する目的は天竜川の底力(昭和36年の通称36豪雨では天竜川に自宅をやられた恨みもある)を受けた佐久間ダムの強大なエネルギーを感ずる事で、レキシントン盤再生には必要なエネルギーとも言える。気持ちは出来るだけ画像のフランシス水車やカプラン、ペルトン水車に近づけたい。昔小型の発電機で実験したがこれもダメ、電池も相当研究したがこれもダメ、なんだい結局最初に戻ってしまい、これらの研究を通じて改めて電源の重要性を認識した。

2 発電所と蜜結合は出来ないが少なくとも6,600vから100/200vに落とした柱上トランスとは蜜結合させたい。引き込み線にはヒューズ(Φ3.2mmdv線で50a)が付いておりこれは最悪だが、まさか電柱に登ってショートする訳にはいかない。このヒューズも含めて蜜結合するコトになる。

Rcv ここで蜜結合を阻害する要因は、無数の太陽電池発電所から送られたdc発電電力をパワーコンデショナを通じて100/200v回線に送り込むコトで、上画像の20kvaトランスの容量を超えた発電電力の場合太陽電池発電所に支配されることになる。赤丸印はスマートグリッドインバータのsic mosfetの逆回復電流によって発生するノイズ電圧で、相当に押さえ込んではあるが必ず発生する。ひた隠しても漏れ伝わり、これらも含めて100/200v回線に送り込まれる。

4x元来電源にトランスを付けるなど粗結合に決まっているのだが、今まで述べたように電源に問題がある場合に電源トランスは重要な蜜結合機構になる。ノイズを遮断し悪い周波数特性が”ぎこちない”電源波形を鈍らせて浄化する。よって電源トランスは性能の悪い方が良く、アモルファスコアで高性能にされるなど迷惑な話だ。画像のノイズカットトランスはユニオン電機 のmnr500vaで、マークレヴィンソンLNP-2L専用に作ってもらった。このトランスによりLNP-2Lは実にクリーミーで蜂蜜をスプーンでかき混ぜるような音に激変した。
粗だったモノを蜜にする、これ即ち蜜結合なり!

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