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2015年11月 3日 (火)

オーディオアクセサリーは純銅に限る!了

0 歴史に残るアンプはめっきり減って、とゆうより名機は昔にして現在は存在しない。その時代背景には多様化とデジタル化、加えてイヤホーンを耳に突っ込んでjazzを聞く時代では名機など誕生のしようもない。更に言うなれば有限要素解析やシュミレータの発達で設計の概念が変わり、理論的正しさが優先で社内会議でもハバを利かせている。それらに合う音、いや音楽はjazzに限らず最近の録音に限る。最新オーディオの音に関して言うならば、凄い音!に腰を抜かすが、公民権運動と共に戦ったjazzじゃあない。マークレヴィンソンのLNP-2L、ML-2Lを最後に歴史に残るアンプは無く、あんぷおやじお気に入りのCello Performance だって歴史には残れない。

1 そのCello Performanceを純銅化しよう。先ずは電源箱を開けると、eiコアのトランスとチョークが目を引く。acインレットを純銅化、ヒューズは金ヒューズに交換する。前出のML-2Lはトロイダルトランス化されたが、ML-2のeiコアを支持する。Cello Performance もeiコアでしてやったりだが、後のトム・コランジェロ作品はコロコロ変わり一貫性が無い。音は振動に影響を受ける為、eiコアの方が振動には強いし防振構造化もやり易い。リーケージフラックスや効率がとり得のトロイダルを、誰がなぜ、音が良いと決めたのだろうか?

2 続いてバランス入力のフィッシャーコネクター、こうゆうコネクターを選択するトム・コランジェロはひねくれモノ。音の良し悪しではなくて信頼性で選択したと思えるフィッシャーコネクターは、青銅 ISO Cu Sn4 Pb4 Zn4、4μmのニッケルメッキの上に1μmの金メッキとなって、良くは出来ているが音は青銅じゃあしょうがない。コネクター丸ごとフルテックの純銅xlrに交換しよう。ま、ケーブルも変わるがフィッシャーコネクターやlemoは困ったモノだ。dc電源接続用の端子は多端子だが全て純銅端子に交換しよう。

3 これがCello Performanceのメイン基板で、電圧増幅基板とパワートランジスタ基板で構成されている。マドリガル・マークレヴィンソンの26Lプリアンプの基板と瓜二つで、パターン設計は同じ人間がやっていると思える。パワー抵抗類は音質に影響が出るためディールの巻き線抵抗に交換する。真に具合が悪いのが、電解コンデンサのバスバー、アイディアは良いのだが基板を縦に繋ぐ電源スタッド、共に真鍮で純銅に変えよう。

4 さて26Lで登場したwimaカップリングコンデンサ2.2μf、なんでメーカの違うアンプなのに同じ2.2μfとは気に入らないね。ここではバランス分で2個となり、迷わずDuelund-68869 1uf / 100VDC,VSF,Copper Foil,10mmT x 41mmW x 45mmL,$181.00 USD Priceに交換しよう。他のコンデンサで位相補正はDuelundの銅コンデンサに交換、電源パスコンなどはクラリティ・キャップに交換する。

5_2 パワートランジスタは旧モトローラのmj15024とmj15025と使い慣れたトランジスタ。最新のトランジスタはsic mosfetまで進化したが、これは太陽電池など変換効率が0.1%を競う世界のスイッチングトランジスタで、おおよそ非効率極まりないオーディオ用とは思えないし、商売柄散々苦労したから見たくないデバイスでsicファンにはスマン!この手を追っかけていると太陽電池用と車用でこの先も次々進化するから、ご苦労なコトになる。あんぷおやじ流儀は地味な3極管と使い古したバイポーラでトドメ、そうでなくても膨大な実験が控えており、デバイスの固定化は開発に必要な条件でもある。昔は良かった!コレクター母材が銅の時代もあり、画像は旧モトローラの銅トランジスタで鉄よりまあまあ良い音はするが、必須でもない。

6 最後はスピーカ出力部で、背後の真鍮ショートバーは純銅板に交換、端子は迷わずカルダスの純銅端子に交換しよう。ここでもトム・コランジェロが万能でないと知る事となり、純銅化を通じて多くの天才設計者の思想を垣間見た。Cello Performanceの純銅化は緻密さに厚みを加えて、その後のトム・コランジェロの作品を凌駕すると思えるが、純銅化改造費用がモノ2台分で100万円を超えてしまい意義を見失う。

誰が一体なぜ何の目的で音が良いと決めたのか?
全ての事象に対して疑問を持ちアプローチしていかないと、オーディオの本質に迫ることは出来ない...了

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