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2015年11月25日 (水)

振動力学 水晶布団編

1例えば定電圧電源を作る場合、ツェナーダイオードを判断基準として誤差増幅器を作動させて常に一定の電圧を得ているが、オーディオはそう簡単にはいかない。判断基準が実に曖昧なのである。ある人は歪み率に、ある人は周波数特性に、ある人は定位に、ある人は楽器の音色に、ある人はブランド力に、ある人は高額に、ある人は師匠に、またある人は往年の名機にと個性があり、100人100様の判断基準が存在して対応は不可能、だからその難しさを生業としているオーディオメーカは凄いと思う。

2 さて水晶防振機構も次の段階に入り画像のトラ文様の袋に水晶粒が詰めてあり、まるで水晶布団で形状も定まらず得体の知れない抽象的防振機構になってしまった。防振機構を考えた時、点接触は効果が薄く面接触が必須で、究極は3次元接触防振構造となる。アキュフェーズcdのdp-11の足は取り外して、底はネジ頭など出ているが水晶防振布団が馴染み、見事に密着して多分最強の防振グッズになったと思われる。市販品でも似たようなモノが存在しているが、水晶粒だけでは振動吸収周波数帯の制限があり片手落ちでラスク板も併用しなければならない。防振機構は水晶布団時代が長く、その間に多くのノウハウを手に入れた。またこれで商品化を考えられたならば、その際に©ampoyajiと入れて頂ければよろしい。

3_3 近所の100均通いが頻繁に続き、袋々と呪文を唱え水晶入れ用の開閉自在な薄い袋を探し、gauss1502ツイータを丸ごと水晶で包む為の丸型タッパーを探し...画像の1502の下の袋が100円、1502を包んだタッパーは100円、何ともチープなオーディオで我ながら笑ってしまいますが、ampを作り始めた1966年頃はみんなチープだった。出来るだけ水晶粒にオーディオ機器を当てたい為、不織布などの丈夫だけど薄いモノが好ましい。厚みのあるクッションスポンジ系は余分なモノが入るため厳禁、薄い布袋でも良い。これで1502は水晶で包まれ、水晶布団が下に敷かれ、その下は何層ものラスク板で計画通りが出来た。ツイータをいじると低音まで変わるからツイータは大事な存在である。
4 1003bホーンのデッドニングは今なら完璧に出来るが既に終わっているため、その上のデッドニングとなる。従来のデッドニングは、ラスクを細かく割り振動吸収素材を作りそれをホーン全体に貼り付け、モルタルで仕上げた。マルチセルの隙間は従来通りの乾燥砂を入れた。理想的はここに水晶粒を入れる。288-16gのドライバは置き台にラスクを敷き水晶布団で丸く包みスロート部分も包んだ。ヤクザなブリキ作りの1003bと、着席位置からドライバのダイアフラムが見えるほどのダイレクトホーンだが、煩さは皆無でジャジャ馬アルテックがきめ細やかに鳴り、amp工房jazzの中心位置に居る。

Lex この頃、防振機構の新方式が編み出される度に日々劇的に音が変わり、この変わるがオーディオの醍醐味で気をつけなくてはいけないのが、変わるを楽しんでいるとあらぬ方向へ音が向かう危険性がある。水晶粒とラスクを使った防振機構はその危険が全く無く、レキシントン盤のエネルギーが増す方向からぶれることは無い。

Sis2x 画像はヴァチカン・システィーナ礼拝堂で奇跡的に撮影できたミケランジェロの天地創造。
ここで最初の判断基準に戻り、オーディオの判断基準作成はまるで天地創造の”1日目、神は暗闇がある中に光を作り、昼と夜が出来た...7日目、神は休んだ”みたいに、混沌とした暗闇に一筋の光の道しるべを作り、そこを手掛かりに光を徐々に生長させ太陽のようなはっきりと判断基準を作り上げるが如し。7日目に神は休んだとあるが、はたして神は休む必要があるのだろうか?現代のあんぷおやじ流儀は7日目もオーディオを探求し続け休まず、”6日働いて7日目は休む”とゆう言葉に、旧約聖書時代の時代背景と何らかの意図を感じてしまう。
おまけ
ヴァチカンのシステーナ礼拝堂は撮影禁止です。2009年6月に訪れた時、誰かが撮影禁止を知らずフラッシュを焚いて撮影した為、我も々と一斉に撮影が始まり警備員の制止も効果なく奇跡の撮影となった。2011年3月の2度目は奇跡は起きなかった。3度目は...

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