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2016年1月30日 (土)

振動力学 スーパーターンテーブルレコード面防振錘編2

Mic2 日本で人気はオランダのフェルメールやフランスのルノアールで、青年期前まではあんぷおやじも同様で模写などを良くしていた。それが戦う芸術家に惹かれ始め、武闘派教皇ユリウス2世と戦ったミケランジェロの天井画に圧倒され、黒の時代のゴヤ、スペイン内戦と戦ったピカソのゲルニカ、ゴヤとピカソはどちらかとゆうと嫌いな絵画だったが人生経験は好みや支持を変えるようで、フェルメールじゃあなくてミケランジェロやゴヤやピカソになってしまった。

Wg

jazzも同様で、観賞用jazz表現ではなくて戦うjazz表現を一義としている。レコード面防振錘は正にそれで、戦うコルトレーンに変貌させてしまった。
John Coltrane - Crescent(Impulse! A-66)
John Coltrane (tenor saxophone) McCoy Tyner (piano)Jimmy Garrison (bass) Elvin Jones (drums)Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, April 27, 1964 90084 Wise One
このワイス・ワンは亡きエリック・ドルフィに捧げた曲となっており、冒頭のボ~ッは色気たっぷりに吹き始めていたが、ミケランジェロの天井画にある人物像の如きスパルタンな姿に変貌した。

Ws 昔ならば”これはイカン、しくじった!”となるが、振動対策を進めるとこれで正解と思えるようになった。所謂余韻だが、余韻イコール振動ハウリングに近く、レコード盤の情報を乱していたのかも知れない。余韻は少なくなり、シンバルのバシャーンは陰を潜め、パーカッションのパカーンはパカッになり、ピアノのピキーンはピキッになりコロコロ転がるはゴロゴロ転がるになって、さあ大変!だが戦うjazzの噴出するエネルギー量が桁違いに多く、迷わずこの方式を正解とする。上画像が大きいレコード面防振錘で全曲は聴けないが、下画像がその対策用の小になる。勿論防振効果が顕著に現れるのは大になる。

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2016年1月28日 (木)

振動力学 スーパーターンテーブルレコード面防振錘編

1昔「アナログを蘇らせた男」とゆう本が出版されたが、蘇らせてもらわなくてもずーっとアナログレコードの探求をやっているから、蘇らせた!とかレコードブーム!とかの言葉にamp工房は当てはまらない。そのターンテーブルは精密工作機械のような出来栄えと、レコード盤の錘(スタビライザー)が必需品のように記憶している。

2 レコード盤のスタビライザーの意味する所は、水平安定性から来るものでレコード盤の反りなどを矯正する為で、あんぷおやじ流儀の錘とは根本的に違う。大体反ったレコードをセンターで押さえても大した矯正にはならないし、レコード盤矯正機などとゆう怪しげなマシーンも存在していてたまげた。

3_2最大の難関がプラッターで、既に水晶粒を敷き詰めてあり(後述)レコード面の振動をある程度抑えることができたが、それを水晶粒防振構造でサンドイッチできれば更に効果は上がる。本当はレコード盤面全体を覆うことができれば成功だが、これは不可能でセンターを防振する。画像の鉄製の缶に水晶粒を充填して、センターには45rpm用のアダプターを接着してセンタースピンドルと勘合させる。

4 最初のレコード面防振錘は画像のように高さが低い缶を使って作り、効果はまあまあだった。この錘の最大のポイントは錘自身が水晶粒を重点することで防振能力を持つ所にある。防振能力をまだ不十分で大きさや高さのある缶を探すと、コーヒー豆の保存用の缶に当たり蓋のパッチン機構は要らないが十分に使える。

5 コーヒー豆缶レコード面防振錘は、直径がレーベル内の小とレコード溝までかかる大の2種対作った。大はカートリッジが最内周で錘に当たりトレースできないが、外側を聴く時には使えて効果は絶大になり、通常は内周になれば情けない音になる所が内周の方が防振効果が表れ音は良くなる。

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2016年1月26日 (火)

振動力学 スーパーターンテーブルアームの線材編

0現役芸術家は大変で、jazzトランペットを吹けばリー・モーガン風とか言われ、サックスを吹けばコルトレーン風とか言われ、ピアノはエヴァンス風とか...居たたまれずフリーをやってもコルトレーンやオーネット・コールマン風だったり。絵画芸術の世界はもっと大変で、jazzの世界より多くの画家がフリー(前衛芸術)を目指したが、1960年代から今日までフリーを続けている画家は少ない。
さてオーディオにおける最重要センサーがカートリッジからアーム周りで、ここの線材は極めて重要になる。画像のsme3012アーム内部の配線は時代背景が古すぎで、迷わず金線に交換する。

3最大の難問がアームからrcaケーブルまでの飛ばし電線で、可撓性(かとうせい=フレキシブル)と軽量である事が要求される。アーム内部で処理された電線はアーム回転中央部分でひねりで対処しているが、真に音の良い線材の場合はこの手法がとれない。

1_2画像は今更ながらのマークレヴィンソンのケーブルで、芯線を取り出し2本撚りとして使用した。音はかなり改善されたが、レキシントン盤からほとばしるエネルギーは出ない。

2_2 続いてチャイニーズカルダスのリッツ細線でやってみたが、これはいけなかった。音は別に!だったが、当時はカルダスのニセモノなど疑う余地は無かったから、カルダスなら間違いないと信じて贔屓目に見ていた。ブランド力で判断を誤る典型で、あんぷおやじの耳もたいしたこたあない。

4最後の手段が24k金線1.0mmΦを叩いて叩いて金箔にしたベロベロ板で、これに止めを刺す。導体の特性で自己振動吸収率の大きいものに鉛があり、これは抵抗率でアウト、次が金で抵抗率が銀、銅に続いて3番目なのだが、耐振動特性に優れ、アームやカートリッジのハイゲインセンサー部に最適な金属材料となる。

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2016年1月24日 (日)

amp工房学校ファーストクール終了

Ampschool 昔は技術教育をすれば辞められてしまい随分と陰口を叩かれていたが、今ははなっから気に入らない御仁は弟子にしない事にしているから辞められるコトも無い。画像のメンバーは翔洋高校ラグビー部の関係者からのお話で、引き受けることにした。オーディオは複合技術で電子工学から運動力学まで広範囲で、これに答えを持って短時間に伝授しようと欲をかいている。今般1クールが終了して成績はまあまあで、何より素晴らしいのは夢中になって半田ごてを握り、夢中になって配線している姿で、彼らは短時間で熱気あるjazzサウンドを手に入れるコトでしょう。

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2016年1月22日 (金)

振動力学 スーパーターンテーブルアーム編2

615年ほど前、製品にはならなかったがハードディスクの超高速回転制御をやった。電流と速度サーボをかけて40,000rpmくらいまで回した。当時、あと何年か経ったらハードディスクは無くなり、時代はシリコンディスクとなって日本電産は大いに困る!などと予測していたが、ハードディスクは一向に無くならない。シリコンディスクでcdの1枚分70メガバイトは大したことはないが、これを音の良い真空管メモリーディスクにしたら、一体何本必要とするか?

1 sme3012アームのパイプへ金線を沿わせていたが、防振構造の観点から致命的に気がついて対策することにした。アーム周りは音を拾い出すセンサーでどの部分を防振構造にしても大きく音質は改善される。この当時はアームからrcaケーブルまでのフレキシブル配線はofcの細線を2本よりとしていた。ここを防振構造にできればパーフェクトなのだが、今のところノーアイディア。

2 カートリッジ結合部に金線を半田付けしてパイプへ通すが、この時代は銀線後遺症でテフロンチューブを絶縁材で使っていた。いずれこのテフロンチューブは止めにする。金線は太い方が音は良く、お代を気にしなければ0.6mmΦ程度にしたい。

3 金線を通したら水晶砂(粒は極小)を充填させていく。現在入手できる水晶粒の最小はsサイズで2mm位から5mm位まで混在しており、チト大きすぎる。ナイフエッジギリギリの所の上部に穴を開けて金線を引っ張り出す。

4 これでアーム部分の組み立てが完了して防振具合を確認すると、鈍い音がしてパイプが別物になった。当然アームの前側がえらく重たくなったので、バランスウエイトは追加しなくてはならない。ここまでやるならば最初からアームを作れが良い。その時の構造は銅パイプを使い、バランスウエイトも銅で作り、軸受けはナイフエッジとする。国産の優秀なアームはナイフエッジがダブルになって改良されているが、音は事務的でsmeのような音楽的ではない。smeにさんざん悪態をついてスマン!jazzをjazzらしく音楽的にするには、ラフも必要なのか知れない。

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2016年1月20日 (水)

振動力学 スーパーターンテーブルカートリッジ編

00もうだいぶ前になるが、マイルスがロックライクになった時jazzは終わった!と言ったjazz関係者も多かった。1999年にヴィレッジ・ヴァンガードで聴いたルー・ドナルドソンは高齢で、若い頃のアルトバリバリ感は無かったからライブでは終わったのかも知れない。知れないが、どっこいamp工房のブルーノートレキシントン盤のルー・ドナルドソンは若く、アルトはバリバリそして切なく演奏してくれる。それもこれもカートリッジの名機のお陰と言える。

5 カートリッジはemtのtsd-15か、オルトフォンのspuゴールドリファレンスしか使わない。国産のカートリッジは性能は良いが事務的な音でjazzの熱気を出すのは難しく、最後はこの2種類になる。新品では20万円近くもするが、ニューヨークjazzツアーでチョット贅沢、いや贅沢をしなくても20万円くらいは掛かるから、その分カートリッジだけには投資しよう。
Spug emtのtsd-15もオルトフォンのspuゴールドリファレンスも防振対策をすると、レキシントン盤のjazzエネルギーはほとばしる。カートリッジのリード線引き出し部に金を叩いて丸めてコネクターを作りそのまま金線リードとしてアーム側金線と接続する。さらにspuの場合はアンダーカバーを手作りして水晶微細粒をカートリッジからボディ全体に充填して、カバーを接着する。
Tsd tsd-15はカートリッジのリード線引き出し部が無いので端子に金線を直接ハンダ付けする。ここにはmcカ-トリッジの微細なポリウレタン線も巻きつけてあるため切断しないように緊張な作業になる。ボディは水晶微細粒が充填しやすいがカンチレバーの可動部分に微細粉末が入りやすく注意する。画像では第2次防振構造でマグネット部分に水晶微細粒を充填作業中、tsd-15は2個持って交互に改良を重ねている。これらの防振構造改造作業はしくじれば20万円のカートリッジを瞬時にパーにしてしまうし、保証も受けられ無いからお勧めは出来ないが、何が何でも分厚く熱いjazzエネルギーを望む方の最後の手段とならん!

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2016年1月18日 (月)

振動力学 スーパーターンテーブルアーム編1

1センサーベースの業務はオフコンの会計処理より時間単価が高く難しいとされていたが、両方を経験したソフトウエアエンジニアと仕事をしたら会計処理の方が難しいと分かった。なんせ1円違っても会計処理は閉められない大変さがある。それに比べてセンサーベースの典型であるnc制御において1パルスは、まあいいか!の数値である。センサーベースの場合、センサーから信号が上がってこないコトにはどうしようもなく、センサーその物が極めて重要になり、ここはアナログに支配された世界になる。とゆう訳でターンテーブル周りは全てセンサーであるから、オーディオシステムの最重要部分となる。

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sme3012アームは金田先生が薦めてsme3009アームはベイシー菅原さんが薦めて、両方を使ってみた。どっちアームの音が良いかについてはいずれ述べるとしよう。アームは難解な機構で理論付けしたら論文が何篇も書けるほどの強敵だが、好い加減でも一応動作するから深く考えないコトにした。sme3012の音がなぜ良いかを知るために、バラバラに解体してつぶさに観察してみる。
33 オーディオ先輩からsme3012アームは軸受けがナイフエッジでこれが音の良い機構と教わり、真っ先にナイフエッジを取り出してみた。勝手な想像では、ナイフエッジ=日本刀のような切れ味の軸受けかと思っていたがあまりの簡単でラフな軸受けに大いに呆れた。構造はv溝に下画像のナイフがちょこんと乗っかるだけで不安定極まりない。
44 大体がプラスティック(カーボンファイバ)のナイフなど全く想像していなかった為、なんだいこんなにいい加減で大丈夫かよ!と悪態をついてしまった。smeアームはイギリス製でイギリスとなれば緻密高精度なモータを開発した先達国で、見城先生に教わったハリアー戦闘機姿勢制御に使われた芸術品2相サーボモータを思い出し、どうもsmeのテクノロジーと一致しない。
6更に驚きはアームパイプの材質で、ステンレス鋼で出来ている。振動減衰特性は銅より悪いから振動にも弱く、パイプ内部から防振用のバルサ材の薄板が出てきた時には、もっとたまげた!

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2016年1月16日 (土)

振動力学 jazzエネルギー増大対策編

Davi1 レオナルド・ダ・ヴィンチは自分を無学の徒と表したが、真の天才や実力者は博学を示さない。実際には無学ではなくアカデミックな意味での学歴が無いだけで、独学した有学の徒であることは間違いない。多くの知識を得た博学者と創造性は何ら関係ないから、芸術の芸の付くオーディオは博学者に振り回されないよう努々ご注意あれ。

Altec1x amp工房のスピーカは高剛性化の改造が施されており、木下モニターにも負けない。木下モニターの優秀性はスピーカ箱を高密度の合板で作り、高剛性を確保しながらも木(モク)の世界から出なかったコトにある。木(モク)はある程度の剛性を保ちながら振動減衰特性が優れて、防振構造にし易い素材といえる。amp工房のjbl4550bkは外周を合板の張り合わせで90mm追加して、上下は更に2層のラスク板を使用してあり、音圧に微動だにしない。ホーン部分は水晶粒を充填してあるが、片側で20kgを20個は必要としているが、原資枯渇故レンガで水増ししている。

Altec2x こちらがラスクを2層追加した上下部分だが、こんな大きなラスクは存在しない。かってjbl4550bkを通常の横置きしていた時代に特注で(2セットで90万円)作ったラスクを真っ二つに切り上下に張り合わせただけ。この効果は絶大だがお代が掛かりすぎる。

Dizzyx celloのパフォーマンス時代は銀線のせいもありエネルギーが噴出せず振動対策はさほど必要なかったが、現在はjazzエネルギーが増大してしまい難儀している。dizzy gillespie’s big4がそれで、レコードの45回転盤とゴールドcdの両方を持っているが、低音がボワボワしてしまい大抵は上手く再生できない。

Ln ところが割烹わかすぎの若旦那のlnp-2l、パフォーマンス、木下モニターでは実に上手く再生している。この曲になると何やらつまみをいじっていたが、lnp-2lのイコライザをいじって低域の調整をやっていたようだ。中域と高域はネットワークのアッテネータで調整できるが、低域だけはどうしようもない。500~600hzから下降させるイコライザがどうやら必要のようである。

Mj1 そこで真空管アンプの設計書を引きずり出した。管球式ステレオアンプ製作80選の上下巻、上杉佳朗先生著書、発行は誠文堂新光社でmjである。上杉先生は一番信頼している真空管アンプの設計者で”このアンプはマッキンに比べてこうである”と、はっきりした判断基準をを昭和40年代初めに既に持っていた。余談になるが上巻と下巻では本のサイズが違い、当時の時代世相が出ている。

Mj2 持っているこの著書は勿論昭和49年の初版本で、給料が残業込みで5万円に満たない時代に1,800円もした。真空管回路の勉強の必要は無いが、イコライザなどの計算式はこうゆう参考書を頼りにする。またいたずらに難しい式を書きたがる著者も居るが、学術論文ではないのでできるだけ簡単な式の方が読者にはありがたい。

Mj3 イコライザなどと洒落たコトを言ったが、なんてこたあないトーンコントロールの低域下降で十分で、回路は画像のようになる。crで下降周波数を決めてボリュームで減衰量を決めるが、コンデンサは銅コンデンサ、ボリュームは巻き線式のブラシを金にして3極管1段のバッファが居る。よってプリアンプを長期間休止させる時にしか改造できない。防振対策はブルーノートレキシントン盤のエネルギーを全帯域に渡り増大させた。問題は低音のエネルギーの処理で、かっての手法では限界があり1ポイントイコライザを考えた次第です。

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2016年1月14日 (木)

Everybody Digs Bill Evans オリジナル盤

Digs Everybody Digs Bill Evans  (Riverside RLP 12-291)
Bill Evans (piano)
Sam Jones (bass)
Philly Joe Jones (drums)
NYC,December 15, 1958
1. Minority
2. Young And Foolish
3. Lucky To Be Me
4. Night And Day
5. Epilogue
6. Tenderly
7. Peace Piece
8. What Is There To Say
9. Oleo
10. Epilogue
1958年の12月30日では流石に年末すぎてリリースは1959年となっている。フィリーとサムはジョーンズだが身内ではなく、またフィリー・ジョー・ジョーンズは偉大な先輩ドラマーのジョー・ジョーンズと間違われないように、フィラデルフィア出身=フィリーと名乗った。

Evansx_27の”Peace Piece”は長年聴きなれた曲で”Bill Evans The Complete Riverside Recordings”が比較的音が良いのでリファレンスとしていた。最近のブルーノートレキシントン盤のエネルギー量増大と音の分厚さに、果たしてビルエヴァンスはどうなったかと引きずり出した。何と戦うビル・エヴァンスになっているではないか!
Bill2そこで急遽オリジナル盤を手に入れるべくネットで調べると、ワルツ・フォー・デビーと違い15,000円と比較的安価で迷わず手に入れた。レコードのオリジナル盤はたんとはいらねえ!主義で、宗旨が転ぶが1958年リバーサイド録音の研究には必要と判断した。
Billx 前出のビクターリマスター”Bill Evans The Complete Riverside Recordings”は45回転盤より音に鋭さがあり、cdもそうだがビル・エヴァンスに関してビクターは中々よろしい。ampexテープもステレオの時代に入ってしまい、ステレオ録音をトラックダウンしてモノラルにしているならば、ステレオにすべきと思う。
Bill1 本題の”Peace Piece”だが、日本語訳の例として子守唄とかあるが、昔ならば納得したが現在のオリジナル盤の戦う姿のビル・エヴァンスでは
”Piece”は断片又はかけらと訳し、飛躍すならばつかの間と訳すると”断片にすぎない平和”若しくは”かけらにすぎない平和”飛躍した”つかの間の平和”と訳そう。

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2016年1月12日 (火)

振動力学 プリアンプ防振構造追加編

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amp工房のプリアンプはカウンターポイントのsa3.1で、原型を止めず改造してしまい、現在はガワだけを使っている。極めつけは2kvaのトランスを使用したモンスター電源で、プリアンプの消費電力はせいぜい50vaだから100vaのトランスで十分であるのアンチテーゼで、2kvaをやってのけた。ここが大事なポイントで、プリアンプは音色を付けと音楽駆動するから、電源はパワーアンプより大容量が必要となる。
1 貸し出し中だったkrellのksp7bプリアンプが返ってきて、そのモンスター電源の置き場所に困り挙句、カウンターポイントsa3.1のモンスター電源の上に載せた。しつっこく言うがただ載せただけなのに、音が激変してしまった。
2 だから言ったじゃない、プリアンプは音色と音楽駆動だって...同時にプリアンプの重要性と難しさの再認識となる。その激変とは音が分厚くなったコトで、音を分厚くするのにどれだけ投資したことか、投資しても出来ないのが音の分厚さなのだ。それにみずみずしい音に圧倒され、振動対策にさらなる改良を要求されたようだ。

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2016年1月10日 (日)

振動力学 ウーファ防振構造追加編

Kai2xxxx 見なけりゃあ信じないが見れば信じる、見る器官が最優先で現代社会を支配している。目より耳の方が優秀な器官などとのたもうオーディオ少数派は、現代社会不適合者とされてしまう異端なのかも知れない。amp工房もメーカである訳だから、何時かはラスベガスのces(コンシューマエレクトリックショー)へオーディオ機器の出品を!と考えていたが、見る映像に支配されたcesにはうんざりで、どうでもよくなった。シリコングラフィックス社のコンピュータグラフィックス(ターミネーターに使われる)が登場してから一気にcgで擬似見る行為が加速して、世の中全体も擬似社会っぽくなってしまった。だが耳だけのおれおれ詐欺など映像が無くても騙されるから、耳には十分注意しよう。

Ofc 朝から晩まで美味いものを食べたい、じゃあなくて良い音を聴きたいと励んでいるアナタは異端ではなくて選ばれし幸せ者。さてウーファに使用した中国製純銅端子はエージングが進んでも音色に違和感を覚え気になって仕方が無い。居ても立ってもいられないのがオーディオで、営業日続きだが活線作業で戻すコトにした。

3 1990年頃?と思うが、416-8a用の真鍮端子を無酸素銅端子として秋葉原で販売していたものに交換していた。情けなかったが良くはなったけど?程度しか分からない当時のオーディオシステムであった。しかしこれが純銅進化の原点でもあった。

515b営業日の端子交換は難航を極めくじけそうになるが、バドのスタインウエイやコルトレーンのセルマーの音色を取り戻す意地が勝った。併せて水晶粒の加圧加重を増して防振能力を強化した。音出ししてやっと絶対的安心感にホッとして、m+aさんの”やっと気が付いたかね!”の言葉を思い出し、中国製純銅製品はamp工房には合わないと決めた。

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2016年1月 8日 (金)

振動力学 スーパーターンテーブル編

Micex”全ての芸術は絵画や彫刻の状態に憧れる!”の最たるものがシステーナ礼拝堂の天井高くに描かれた天地創造で、彫刻家ミケランジェロの傑作である。現代ならばミケランジェロよりフレスコ画を描く技術の優れた作者も居るでしょうが、ミケランジェロのトルク感=生命の力強さにはとても敵わない。まあこれは時代の成せる技でもあり、如何ともし難い。jazzも同じで1950年代のブルーノートレキシントン盤のトルク感=生命の力強さには、とても敵わない。

Dp801xかくして1950年代のブルーノートjazzの再生はレコードでしか得られないため、ターンテーブルシステムが最重要となり、その顛末を記す。偉そうに言えないが最近まで試行錯誤が続き、正直どの手法がレキシントン盤に貢献するか分からなかった。金田式のsp-10はミズメ桜の集成材が良いとあり、即真似して集成材に大枚叩いたが、音は別に!だった。そこで硬質ゴム集成材を張り合わせ底にラスクを敷いたら、ミズメ桜より好結果が得られたが大したことは無い。集成材顛末は、結局何でも良いとの結論になるのだが...

Tsdxターンテーブルシステムはエレキ、メカ、運動力学の複合技術で大変難しいシステムだから一筋縄ではいかず、問題を一つ々をコツコツ解決していく地味な作業になる。まずカートリッジで、jazz再生にはオルトフォンが良いに決まっているが、若干クラシックも聴くため、あえてemtのtsd-15にした。tsd-15カートリッジはemtのターンテーブルのアームに合わせてコネクターが出来ているため、sme3012のアームには取り付け出来ない。勿論アダプターを使う方法もあるが、そうでなくても接点は音を悪くするため画像のように直結した。更にアーム内部の配線は情けないため、アームパイプに這わせて金線を張った。これが功を奏してこの時代のベストレキシントン盤jazzになった。

Dp802x この時代は長く続いたが、レキシントン盤がブルンブルンするどころではなかった。そしてターンテーブルの開発が本業でありモータが主役と考えて開発に随分と傾注していた。ところが既エントリー通り水晶粒の3次元接触防振構造の確立で状況は一変し、奇想天外で無謀なターンテーブルへと進化し始めた。

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2016年1月 6日 (水)

振動力学 水晶粒スーパーケーブル編了

Amp3”全ての芸術は音楽の状態に憧れる!”と思っていたが、どうやら違うようだ。ニューヨークのjazz探訪でもファンである天才トランペッターのクリフォード・ブラウンは既に亡く、jazzの状態に憧れるコトは無いからレコードのオリジナル盤にそれを求める。良く言われる、レコードの再生はタイムマシンでその時代を再現できる!と言い切られても無理がある。amp工房レキシントン盤jazzは振動対策の進化に合わせて劇的に音が変わり、どれがタイムマシンだか分からなくなってしまい、レコードの真実とは如何にや?絵描きのなりそこないあんぷおやじはヴァチカンのサンピエトロ大聖堂へ行けば、ミケランジェロのピエタ像に会うことが出来て、1500年へタイムマシンできる。だから”全ての芸術は絵画や彫刻の状態に憧れる!”が持論になる。

1 熱収縮チューブへカルダスワイヤーのツイストペア線を通し、続いて水晶粒を入れながら、叩く、ゆする、しごくと水晶粒の密度は向上すると同時に自動調芯現象によりカルダスワイヤーは水晶粒の中央へジワジワと移動し、見事に真ん中へ入る。仕上げはヒートガンで熱収縮チューブを加熱収縮させながら、金太郎飴の如くゴロゴロ回すと更に自動調芯が進み且つ表面が丸く美しくなる。

2 最近はメーカ(カルダスやフルテック)も制振や防振が音質向上のポイントと意識して良い傾向である。あるが制振や防振の手法が生ぬるいし誤解もある。フルテックのrcaプラグft-111gのステンレスカバーは、銅や真鍮より振動減衰率が低いため振動に弱く酷い目に遭った。3_2 電源プラグはフルテックFI-50 [NCF(R) インレットプラグ ロジウムメッキ]が制振性能が飛躍的に向上したとあり採用したいが、なんせ34,500円もして50,000円程度で作りたいケーブルには使えない。そこでFURUTECH フルテックFI-11M(Cu) [電源プラグ]4,700円を使いFI-50を軽く超える制振性能となるようプラグ内部にも水晶粒を詰め込んだ。

4 まだカルダスワイヤーの端末が露出しているためFI-11Mとケーブルの端末まで太い熱収縮チューブを通し、水晶粒を充填して締め上げた。最近の役者は不細工でも人気が出る良い時代になったモノで、amp工房の水晶粒スーパーケーブルもゴツゴツして不細工だが、時代の許容度にお許し願いたい。

Mitx さて完成した水晶粒スーパーケーブルは、m+a corporationで貸し出し可能になるよう整備中で暫しお待ち下さい。現代オーディオの3種の神器は電源、銅、振動ハウリング防止となり、しかし学術的に認められた訳ではないから信用してもらうしかない。1999年にボストンのmit マサチューセッツ工科大を訪問したが、mit でこのケーブルを作れば音が良いとか悪いとか関係無しに信用してくれる。同じく1990年代にはnasa 出身のエンジニアの2人と仕事をしたが、nasa もピンキリで一人は大したことは無かった。サウンドラボa1コンデンサスピーカのフィルムはnasa 関連と聞いたが、パフォーマンスで駆動したらフィルムが伸びてしまい大したことは無かった。特にnasa とかmit の名前を出してビジネスするようなシロモノは警戒した方が良い。日本人の弱点を良く突いている。

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2016年1月 4日 (月)

振動力学 3次元接触防振構造放熱編

Budx ブルーノートレキシントン盤のバド・パウエルに照準を合わせて調整しているため、1961年からのコルトレーン・インパルス盤の盤種によっては再生がチト苦しい。なんと言ってもOver The Rainbow で、正確には BLP1504 The Amazing Bud Powell,Vol.2 Bud Powell WOR Studios,NYC,May1,1951 BN383-0 Over The Rainbow となり、WOR Studios の録音でルディ・ヴァン・ゲルダーのクレジットはリマスタリングとなっている。あり得んインプロビゼイションのオーバー・ザ・レインボーで、この1枚この1曲の再生に賭けて来たとも言える名演奏で胸打たれる。よって”レコードは、たんとはいらねえ!”となる。精神疾患を抱え入退院を繰り返したハンディは全く関係なく、左手の驚異的な弦の沈み込み、超スローだが力強い推進力、悲しみと希望の交錯した想像力、これほどの名演奏は他には無い。これが防振構造の進化により次々と演奏がヴァージョンアップして、毎回感動的な演奏が聴ける。

0_2 音は電源が出しているから電源との蜜結合を考えた時、電圧下げる回路に抵抗を使うコトはあり得ないし、真空管のカソードにバイアス抵抗が入るコトはあり得ない。降圧蜜結合はバイポーラトランジスタの定電圧回路が役目を果たし、真空管蜜結合はグリッドにマイナスバイアスを加えて役目とする。よって発熱部分は定電圧回路のバイポーラトランジスタと出力の2a3真空管に限られるから、それの放熱対策をやれば良い。

1 さてパワーアンプ全体を水晶粒に埋め込んでしまう3次元接触防振構造は、ご覧のように美しい水晶に包まれて音も画期的に良くなるが、放熱問題は解決しなければならない。先ず定電圧回路のmj15024の放熱対策を行う。mj15024のコレクタとエミッタ間の電圧差は最小の10vとし、2a3の1本辺り最大電流は100maとすれば1wで銅製の大型放熱器を水晶の中に埋め込んでも問題ない。mj15024の振動対策では全体を水晶粒で覆うことも当然だが、鉄製キャンの頂上に穴を開け水晶砂を充填してあり完璧。

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続いて出力管の温度測定と放熱対策をやる。余談だが真空管は3極管に限り、出力管は2a3しか使わずしかも中国球で十分と判断している。rca球の交換は何時でも出来るし、ヴィンテージオリジナル球にすれば音が良くなるのは分かりきっており、誰にでも出来ることはやらない。最高温度部はヒータの下部でそこに温度センサーを貼り付け、中央部または水晶表面に1個貼り付て温度測定をした。

3 温度測定の結果でヒータ部が最高で129度まで上がり、水晶表面温度で56,5度まで上がった。流石に気持ちが悪いので、ファンを大量に取り付けて水晶表面を広い範囲で冷却した。その結果が既エントリーのヒータ部100度水晶表面温度50度となっている。

5最新の3次元接触防振構造では漬物石と落し蓋になって、その漬物石に相当が銅の分厚い板で合わせて放熱器の役目もしている。熱伝導率は空気が0.0241、これに対して水晶は8、銅は398となって水晶+銅放熱器兼加圧重量が断然優れている。水晶粒の防振構造に銅の加重構造と放熱機構を持つ本システムは、実用新案だが著作物としておこう。最上部の冷却ファンは放熱量が銅でまかなえそうで、止める研究もしている。

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2016年1月 2日 (土)

振動力学 振動ハウリング防止機構編

Ampx繊細さと豪快さかと思っていたが、繊細さと寛容さが正解である。豪快にやればオーディオは壊れてしまうから禁物で、gaussツイータ1502のアルミダイアフラムが由比の塩害で少々穴が開いていても見逃す寛容さ、ブルーノートレキシントン盤の2万円以下はプチプチだらけだが、プチプチを聴いて聴かないふりをする寛容さ、これらがオーディオでは重要であり、勿論繊細に丹念に詰めるのは当然の感性である。

Coltlanex 水晶粒の防振構造は単に水晶粒を詰めれば良いという代物でもない。繊細な注意深さが必要で水晶の粒の特性を考えて使いこなす技が重要となる。altec288-16gドライバのアッテネータ金箔事件でエネルギーが噴出してしまい、ボワボワ感が増した。これはマイクのハウリングと全く同じ現象で、ハウリングが起きれば誰でも慌ててマイクのヴォリュームを下げて抑える。ボワボワ感は振動ハウリングと言い、これは誰でも気が付かないからその現象に至る手立てを間違いと判断して止めてしまう。マイクのヴォリュームを下げるのとは訳が違い、せっかくjazzエネルギーが噴出した訳だからこれを生かさない手は無い。ケーブルから始まりコネクターや真空管や各パーツ類、これらは全て音を出すセンサーであり音を受信するセンサーであるから、それを抑えるために水晶粒による3次元接触防振構造をあみ出した。

Dp80_2 amp工房みたいにコンクリートの床であるとターンテーブルのハウリングは無いが、実はアームやカートリッジが音圧による振動ハウリングを起こしている。オーディオ信号が微弱なほど振動ハウリングは起きやすく、これはマイクとも同じである。よってターンテーブル周りの振動対策は重要であるが、かなり難しく今後の研究課題になる。

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プリアンプは音楽駆動するために特に振動対策が重要で、水晶粒を充填してあるが充填だけでは不十分で重力を掛けなければならない。先のボワボワ振動ハウリング対策の一環で銅ブロックの重り2個で15kgを水晶粒に加重として与えた。これでかなり防振効果が増した。従ってアンプ類の構造は天板の無い筐体へアンプ回路を組み込み水晶粒を充填して、天板は落し蓋としてラスク板と銅(振動減衰率が適度)の重量材を2重とする。この構造を分かりやすくゆうと、漬物桶と漬物石の関係と思えばよろしい。熱の問題は稿を改めるが、例え部品が発火しても酸素は少ないし不燃の水晶粒に防御される。

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2016年1月 1日 (金)

振動力学 ウーファ防振構造編了

1日が変わり1月1日になってしまいブログのアップが遅れたが、2015年12月31日の作業には間違いないので2015年最後の成果としておく。思い立ったが吉日流儀で、スピーカ端子防振構造の改造作業を2日間の徹夜でやった。深夜でcdしか掛けられないが、音が静かで緻密になり、若干軽めで、ベースは背後に回り、シンバルはなお繊細に、今まで経験したこと無い変化で、これで良いのだろうか?

2_2 515bはエレクトリシール付を、4本纏めて甲州街道沿いのヴィンテージオーディオショップへわざわざ出かけて購入した。端子は20年ほど前に交換済みのofc純銅端子、防振リングが付いて、錦糸線は金線の叩き出し平板に交換済み。ofc純銅端子を早速削ってみると赤色が出てきて間違いなく銅である。

4_2 新しい端子は中国製?ofc純銅で現在付いている端子より時代が新しいから良いはずだ!と決めつけて使ったが、どうやらこの端子のせいで音が軽い、となってやはりカルダスに...端子とカルダスワイヤーの接続はハンダを使わず端末が薄いため、圧着とした。

5 難問題は錦糸線部分の金線で、可とう性に優れ無抵抗の軽量とした防振構造は今のところノーアイディア、やむを得ずアーム内部の防振で成果を上げたお清め用の水晶砂と、熱収縮チューブで作ることにしたが水晶砂がチューブに入らず閉口した。太いチューブにすれば解決するが前条件を満たさない。針で突っつきながら丹念に水晶砂を押し込む。

3_2 端子とカルダスワイヤーを水晶粒で埋めた防振ケーブルを作る。それに先ほど作った防振錦糸線金線をハンダ付けして、接続部に水晶粒を充填して出来上がる。

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又しても難問だが、この防振ケーブルをどうして515bに取り付けるのだ。スピーカ端子の2個の穴にボルトを取り付け、そのボルトに結束バンドで締め付け、更に熱の悪影響に注意しながら防振ケーブルをフォーミングしてボイスコイルの口出し部にハンダ付けした。最後は取り付けたあとネットワークから来る防振ケーブルを接続して、その部分を水晶粒で包んで、全工程終了。期待値はクラシックの団子取りだったが、無理だった。リベンジしよう!

Kulusemama2_2 そもそも今回のウーファ振動対策は、ドライバ288-16gアッテネータをあんぷおやじ流儀で巻き線摺動ブラシを金箔に変えていたが、工作のしくじりで真鍮部が摺動していたのを発見して手直しをした結果、エネルギーが噴出してクルセ・ママの低音がボワボワと団子になってしまった対策なのだ。結果は見事にボワボワの団子がとれて一つの流れが出来た。(エネルギー噴出--->防振対策--->エネルギー噴出--->防振対策...)

Ccbps 中国製のofc端子の音は軽い=品が無い結論に達して、遠回りをしたがCardas CCBP-S unplated copper, short (1 set = 1 pair of dual binding posts) SET pcX USD Price: $56.03 しか使えない。中国製は純銅といえども2度と使うまい。

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