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2016年1月 8日 (金)

振動力学 スーパーターンテーブル編

Micex”全ての芸術は絵画や彫刻の状態に憧れる!”の最たるものがシステーナ礼拝堂の天井高くに描かれた天地創造で、彫刻家ミケランジェロの傑作である。現代ならばミケランジェロよりフレスコ画を描く技術の優れた作者も居るでしょうが、ミケランジェロのトルク感=生命の力強さにはとても敵わない。まあこれは時代の成せる技でもあり、如何ともし難い。jazzも同じで1950年代のブルーノートレキシントン盤のトルク感=生命の力強さには、とても敵わない。

Dp801xかくして1950年代のブルーノートjazzの再生はレコードでしか得られないため、ターンテーブルシステムが最重要となり、その顛末を記す。偉そうに言えないが最近まで試行錯誤が続き、正直どの手法がレキシントン盤に貢献するか分からなかった。金田式のsp-10はミズメ桜の集成材が良いとあり、即真似して集成材に大枚叩いたが、音は別に!だった。そこで硬質ゴム集成材を張り合わせ底にラスクを敷いたら、ミズメ桜より好結果が得られたが大したことは無い。集成材顛末は、結局何でも良いとの結論になるのだが...

Tsdxターンテーブルシステムはエレキ、メカ、運動力学の複合技術で大変難しいシステムだから一筋縄ではいかず、問題を一つ々をコツコツ解決していく地味な作業になる。まずカートリッジで、jazz再生にはオルトフォンが良いに決まっているが、若干クラシックも聴くため、あえてemtのtsd-15にした。tsd-15カートリッジはemtのターンテーブルのアームに合わせてコネクターが出来ているため、sme3012のアームには取り付け出来ない。勿論アダプターを使う方法もあるが、そうでなくても接点は音を悪くするため画像のように直結した。更にアーム内部の配線は情けないため、アームパイプに這わせて金線を張った。これが功を奏してこの時代のベストレキシントン盤jazzになった。

Dp802x この時代は長く続いたが、レキシントン盤がブルンブルンするどころではなかった。そしてターンテーブルの開発が本業でありモータが主役と考えて開発に随分と傾注していた。ところが既エントリー通り水晶粒の3次元接触防振構造の確立で状況は一変し、奇想天外で無謀なターンテーブルへと進化し始めた。

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