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2016年1月26日 (火)

振動力学 スーパーターンテーブルアームの線材編

0現役芸術家は大変で、jazzトランペットを吹けばリー・モーガン風とか言われ、サックスを吹けばコルトレーン風とか言われ、ピアノはエヴァンス風とか...居たたまれずフリーをやってもコルトレーンやオーネット・コールマン風だったり。絵画芸術の世界はもっと大変で、jazzの世界より多くの画家がフリー(前衛芸術)を目指したが、1960年代から今日までフリーを続けている画家は少ない。
さてオーディオにおける最重要センサーがカートリッジからアーム周りで、ここの線材は極めて重要になる。画像のsme3012アーム内部の配線は時代背景が古すぎで、迷わず金線に交換する。

3最大の難問がアームからrcaケーブルまでの飛ばし電線で、可撓性(かとうせい=フレキシブル)と軽量である事が要求される。アーム内部で処理された電線はアーム回転中央部分でひねりで対処しているが、真に音の良い線材の場合はこの手法がとれない。

1_2画像は今更ながらのマークレヴィンソンのケーブルで、芯線を取り出し2本撚りとして使用した。音はかなり改善されたが、レキシントン盤からほとばしるエネルギーは出ない。

2_2 続いてチャイニーズカルダスのリッツ細線でやってみたが、これはいけなかった。音は別に!だったが、当時はカルダスのニセモノなど疑う余地は無かったから、カルダスなら間違いないと信じて贔屓目に見ていた。ブランド力で判断を誤る典型で、あんぷおやじの耳もたいしたこたあない。

4最後の手段が24k金線1.0mmΦを叩いて叩いて金箔にしたベロベロ板で、これに止めを刺す。導体の特性で自己振動吸収率の大きいものに鉛があり、これは抵抗率でアウト、次が金で抵抗率が銀、銅に続いて3番目なのだが、耐振動特性に優れ、アームやカートリッジのハイゲインセンサー部に最適な金属材料となる。

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