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2016年1月 4日 (月)

振動力学 3次元接触防振構造放熱編

Budx ブルーノートレキシントン盤のバド・パウエルに照準を合わせて調整しているため、1961年からのコルトレーン・インパルス盤の盤種によっては再生がチト苦しい。なんと言ってもOver The Rainbow で、正確には BLP1504 The Amazing Bud Powell,Vol.2 Bud Powell WOR Studios,NYC,May1,1951 BN383-0 Over The Rainbow となり、WOR Studios の録音でルディ・ヴァン・ゲルダーのクレジットはリマスタリングとなっている。あり得んインプロビゼイションのオーバー・ザ・レインボーで、この1枚この1曲の再生に賭けて来たとも言える名演奏で胸打たれる。よって”レコードは、たんとはいらねえ!”となる。精神疾患を抱え入退院を繰り返したハンディは全く関係なく、左手の驚異的な弦の沈み込み、超スローだが力強い推進力、悲しみと希望の交錯した想像力、これほどの名演奏は他には無い。これが防振構造の進化により次々と演奏がヴァージョンアップして、毎回感動的な演奏が聴ける。

0_2 音は電源が出しているから電源との蜜結合を考えた時、電圧下げる回路に抵抗を使うコトはあり得ないし、真空管のカソードにバイアス抵抗が入るコトはあり得ない。降圧蜜結合はバイポーラトランジスタの定電圧回路が役目を果たし、真空管蜜結合はグリッドにマイナスバイアスを加えて役目とする。よって発熱部分は定電圧回路のバイポーラトランジスタと出力の2a3真空管に限られるから、それの放熱対策をやれば良い。

1 さてパワーアンプ全体を水晶粒に埋め込んでしまう3次元接触防振構造は、ご覧のように美しい水晶に包まれて音も画期的に良くなるが、放熱問題は解決しなければならない。先ず定電圧回路のmj15024の放熱対策を行う。mj15024のコレクタとエミッタ間の電圧差は最小の10vとし、2a3の1本辺り最大電流は100maとすれば1wで銅製の大型放熱器を水晶の中に埋め込んでも問題ない。mj15024の振動対策では全体を水晶粒で覆うことも当然だが、鉄製キャンの頂上に穴を開け水晶砂を充填してあり完璧。

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続いて出力管の温度測定と放熱対策をやる。余談だが真空管は3極管に限り、出力管は2a3しか使わずしかも中国球で十分と判断している。rca球の交換は何時でも出来るし、ヴィンテージオリジナル球にすれば音が良くなるのは分かりきっており、誰にでも出来ることはやらない。最高温度部はヒータの下部でそこに温度センサーを貼り付け、中央部または水晶表面に1個貼り付て温度測定をした。

3 温度測定の結果でヒータ部が最高で129度まで上がり、水晶表面温度で56,5度まで上がった。流石に気持ちが悪いので、ファンを大量に取り付けて水晶表面を広い範囲で冷却した。その結果が既エントリーのヒータ部100度水晶表面温度50度となっている。

5最新の3次元接触防振構造では漬物石と落し蓋になって、その漬物石に相当が銅の分厚い板で合わせて放熱器の役目もしている。熱伝導率は空気が0.0241、これに対して水晶は8、銅は398となって水晶+銅放熱器兼加圧重量が断然優れている。水晶粒の防振構造に銅の加重構造と放熱機構を持つ本システムは、実用新案だが著作物としておこう。最上部の冷却ファンは放熱量が銅でまかなえそうで、止める研究もしている。

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