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2016年2月29日 (月)

振動力学 Gaussツイータ1502スーパーチューニング編了

Bn良い音を聴きたかったらトム.コランジェロの遺作violaのブラボーⅡにするべきで、金額は天文学的ながらアナログ時代最後のアンプはスピーカを奴隷にして感動させる。凄いjazzを聴きたかったら良く作られた真空管アンプにすべきで、金額とは無縁にスピーカを輝かせてjazzの凄さを体感できる。ブルーノートの1950年代はキラ星の如くjazzの巨人が登場して、レンジの狭い真空管アンプによる録音は理屈抜きにjazz黄金期を切り取った。100khzまで再生できる超高域レンジのスーパーツイータは超音波を感知できるこうもり等には有効でしょうが、10khzがやっと聴こえる程度に性能劣化した我らの駄耳にはgaussのツイータ1502程度で十分過ぎで、エルヴィンのジルジャンもコルトレーンのセルマーもバドパウエルのスタインウエイもこの1502が分厚く熱いjazzを伝えてくれる。

21502の構造体は水晶粒3次元接触防振構造になってから材質は何でも良い!と決めていた。画像右のみすぼらしいタッパーウエアから左の紙管+mdf にしたらおったまげる程音が激変して、簡単には論じられない振動対策の奥深さを垣間見た。紙管の穴加工は端面において紙が剥がれてくるから当て木が必要で気をつける。

3 樽状にボディが完成したらその中へ1502を入れ、続いて水晶粒を満遍なく叩きながら詰め込んでいく。1502のスピーカ線は防振構造にしたカルダスワイヤーになるように熱収縮チューブを通しておき、この部分にも水晶粒を充填していく。裏側のエンドブラケットで水晶粒に圧力を掛ける程度の水晶粒量にするコトが秘訣で、後に音の差がはっきりと分かる。

4エンドブラケットを木ハンマーで打ち込んで最後にネジで締め付けると完成する。今回はフロントエンドブラケットをmdf の平板で作ったが、ここは50mm以上の集成材を使いツイータホーンのフレア部を延長すべきで、さらにjazzにエネルギーを与えられる。

6 opuntia galapageia ”ガラパゲイア”はガラパゴスの自然のサイクルが何らかの理由(特定種の過剰保護か観光客の襲来か?)で狂ってしまい、絶滅危惧種に認定されて我らガラパゴスウチワサボテンの栽培研究者に再生プログラムの要請があり、いずれ逆サイテスでガラパゴスへ帰還させる時が来る。ガラパゴスを見れば分かるが島毎にウチワサボテンの形状種類が違いダーウインの進化論を目の当たりにして、日本の携帯電話をガラパゴスと呼んでいるらしいが、最後に生き残るのはガラパゴスであるとゆう真実も忘れて欲しくない。また日本のjazz喫茶やjazzオーディオはガラパゴス症候群の最たるものである!とゆう事実も記憶に止めて頂きたい。

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2016年2月27日 (土)

振動力学 Gaussツイータ1502スーパーチューニング編1

1水晶粒3次元接触防振構造になってからは筐体の材質は何でも良くなってしまい、お代は掛からない。昔の筐体はジュラルミンの削り出しなど粋がって随分と大枚叩いた。Gaussツイータ1502の水晶粒防振構造の実験では100均のタッパーウエアでケースを作ってあり、流石にこれでは説明する時に恥ずかしいので作り直すことにした。塩ビのパイプで作ったろ!とエンチョーへ購入に出向いた。すると紙パイプがあるではないか、紙管の呼び名でΦ200mmがあって好都合、何より1mで1,000円とは塩ビのパイプより遥かに安い。

2嬉々として紙管を購入し早速amp工房で加工に入るが、紙は加工が実に簡単で良い事だらけ、ノコで150mmに切断してツイータの胴体が出来た。続いてエンドブラケットの表と裏になり、これはmdf をジグソーで真ん丸に切断、これも加工が簡単、紙管もmdf も細かい仕上げはヤスリが使えて、木の加工と何ら変わりがない。

3続いてGaussツイータ1502を分解する。ボイスコイル径が40mm近くあり1インチのドライバー如きホーンはデカイ分、高域は伸びず伸びないからシンバルは分厚くなりjazz用の最強のツイータと決めている。ボイスコイルから出ているネジの反対側は真鍮製のスピーカ端子となっていたが当に外してある。

5 随分と昔に防振構造にした為すっかり忘れていたが重大な問題を発見した、いや当時はそこまで深く考えていなかった。ボイスコイルから配線を引き出し更に端子台と結合する金物は銅色をしていたが、念のため削ると真鍮で真鍮に銅メッキが施されていた。なんとかボイスコイルの銅線から直接引っ張り出せないかと構造を観察するが、どうやら無理の様である。

6 そこでやむを得ず真鍮製引き出し金具とボイスコイル接続部に一番近い所に金線をハンダ付けした。1970年代、流石のgauss作者バート・ロカンシーも真鍮と銅の音の違いなど気にせずに作っていたのでしょうが、僅かこれだけの真鍮でも音は大きく変わり純銅化にすべきなのだ。

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2016年2月25日 (木)

振動力学 スーパーターンテーブル編2

Dp801点から線になりそして面に、やがて小さな魅力ある発想は立体と化し水晶粒3次元接触防振構造へ辿り着いた。画像は点から面になりつつある水晶玉防振構造で、霊験あらたかな?ブレスレットの水晶玉を解体してプラッター面に規則正しく配置した。ブレスレットは穴のある面がフラットで使いやすく効果は絶大で、レコードのエネルギーが一段と増してきた。ターンテーブル用モータの開発もその制御用サーボアンプの開発も、意欲をそがれてしまう程の水晶粒防振構造で、denonのdp-80安物ターンテーブルで十分であるとゆう答えは、貧者の核と言える。

Dp802 こうなりゃあシメタものでたたみ掛けてプラッター表面に水晶粒を敷き詰める。劇的とはこのことでブルーノートレキシントン盤が始めて満足いくエネルギーを出してくれた。dp-80のプラッターは作り直すべきで、鋳物を吹いて旋盤で水晶粒層が50mm程度となるように加工したい。水晶粒は紫水晶(アメジスト)で透明なフツーの水晶より高価、音はほとんど同じで無理して紫水晶にすることはない。

Dp803既エントリーでも述べたが、レコード盤面の振動対策が最重要でemt927は構造上振動対策が優れて音が良い。次なる手立てを思いつくが実現不可能で、今の所ノーアイディアだが...カートリッジがトレースする部分のみ窓を開けて、それ以外は水晶粒防振構造にすればレコード革命になるに違いない。その構造が実現できれば磁石付きブラシレスdcサーボモータもacモータも、モータや構造は何でも良くなってしまいこれがあんぷおやじ流儀である。

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2016年2月23日 (火)

プライベート録音

Dc88伊豆のdcアンプmaniaさんに刺激されて、ヒモ族(テープを言う)の名残のdatを引きずり出した。ルボックスやティアックなど数台は処分してしまい、ティアック x-10r の10号1台とパイオニアのdat d-c88だけが残っている。ティアックは既にamp工房のオブジェと化して、動作可能はd-c88だけになる。

D274清水(市)には凄い演奏家が居るもので、古賀先生はスタインウエイのフルコンサートd274を所有して教えている。現状のd274は2,000万円もする高額でたまげてしまう。弾けないくせに音だけを出してみたが、まろやかな音で高音のきらびやかさは素人が弾いたくらいでは出ないのだろう。古賀先生のコンサートでソニーの安物コンデンサマイクをスタインウエイd274に突っ込んで録音した音を聴いたら、実に生々しくd-c88の96kサンプリングのせいだろうか?

Saitoukinenさてここにプライベート録音のdatテープが残されている。開店して間もない2004年の夏の夕方、ストラヴィンスキーの「兵士の物語」をかけていたら突然”一昨日松本で聴いたサイトウキネンのストラヴィンスキーが何でここで流れている!”と息せき切って、お医者さんご夫妻が入ってこられた。これはもう亡くなられてしまったがクラシック音楽業界のフィクサー的な方の遺品で、当時ご贔屓にしていただいて門外不出のdatテープを分けてもらった。

Dat久しぶりにdatが動いたものだから聴いてみた。大西順子さんのトリオはオフマイク感がありイマイチ、クラシックはまあまあ、当時は良く分からなかったが今聴くと音質がはっきりと分かり、あんぷおやじがスタインウエイにマイクを突っ込んで録音した方が遥かに良い音で、録音はマイクの種別もさることながらセッティングが支配的であると言えよう。しかし凄い音と凄い演奏は別物で、あんぷおやじ流儀は凄い演奏に重きを置き、このプライベート録音は凄い演奏でお宝なり、でした。

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2016年2月21日 (日)

ネットワークシステムのアッテネータ

Ampマルチアンプシステムは何度か試みたがこれが難しい。金田式ではバッテリーアンプ時代にやったが、アンプの駆動力が無くて挫折、続いてハイエンド時代はオールCelloアンプとし、515bダブルウーファ駆動用にCello Performance、ミッド&ハイ用にCello mono 150を使いハイのjbl2405には8000hz以上のネットワークを付けた。むちゃくちゃ駆動はするがjazzが面白くなくて挫折、最後はsae2600x2台でやりCelloよりはjazzが良く鳴ったがイマイチ、これでマルチに見切りを付けた。唯一の成功例はクレイドルのマルチアンプシステムで、マッキンのmc1000を主体にマッキンアンプで固め、チャンデバはレヴィンソンのLNC-2だった。ここから見えてくることは出力トランスを使ったマッキンの効能で、トランジスタアンプの場合、直結はjazzをつまらなくするのかも知れない。

1 マルチは問題だらけでネットワークにしたが、これも問題だらけ、苦労して音の良いアンプを作ってもアッテネータやコイルで音が酷いコトになる。金田式ではフォステックスの巻き線型アッテネータの音が良いから使用したとあるが、なぜ音が良いかは追求されていない。
amp工房では昔から導体は丸を基本としているから、巻き線抵抗しか使わない。カーボン皮膜や進のre55は断面が平角で、これらは信念に反し、更にプリント基板も同様な事情から基本的に使用せず、空中配線を行う。

Claフォステックスの巻き線型アッテネータは随分昔に評価が終わり、現在は米国のclarostatに決めている。clarostatの方が巻き線抵抗の音が良いからで、本当は銅線で巻き線抵抗を作るべきでしょうが天文学的長さになり無理、その無理を押して銅線の抵抗体を作っているガレージメーカが海外にあり頭が下がる。

Cla24 ネットワークシステムの3種の神器はclarostatのアッテネータにムンドルフのコイルにDuelund社銅コンデンサとなる。但しclarostatのアッテネータはそのまんまでは使えないため改造する。画像上部に3端子があり真鍮などで出来ているからここに音声信号を流したくない。両端の2端子は巻き線抵抗エンド部にモガミのofc線をハンダ付けしてリード線を直接外部へ出す。いっとう問題は巻き線抵抗表面を摺動させる赤丸印のワイパーで、この四角部分に金箔を巻き付ける。摺動部で金箔の厚みは0.5mm程度は必要、その金箔へ直接ofc線をハンダ付けして可撓(かとう)性を持たせて外部へ引き出す。これで音質抜群なネットワーク用のアッテネータが出来る。定インピーダンス型とか天文学的高価なモノなど、そんなものは吹き飛んでしまう。

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2016年2月19日 (金)

振動力学 emt927とdp-80ターンテーブルの音

Mic画像出展:wikipedia
ウフィツィ美術館にある”聖家族”は、1507年頃のイタリアルネサンスの最盛期にミケランジェロが描いた油絵の傑作で、画像では分からないがとんでもなく上手く、天才を感じさせる名画と言える。ウフィツィ美術館のあるフィレンツェは幾つかの古典画修復工房があり、その存在を若くして知っていたならば修復士の道を目指したかもしれない。オーディオをやっていてつくづく思うが、振動対策ケーブルの同じもの2本目はいやいやながら作業をしてしまう。職人ならば同じものを何個でも平気で作るが、芸術家は2度と同じものを作らない。画家のなりそこないのあんぷおやじは芸術家にしては才能が足らず、職人にしては飽きっぽい、その妥協点が修復士で一番適している。

Emt927 レコード再生に重きを置いているならば、良くセッティングされたemt927ターンテーブルの音を聴くべきで、その腰の据わった安定度の高い音に圧倒されるだろう。amp工房では修理調整の名目で3年間ほど預かって聴き込んだが、これを超えるターンテーブルの開発は至難の技と思える。
Dp80 さてamp工房の常用機種はdenonのdp-80で別エントリーの如く水晶粒による徹した防振構造にしてあり、ブルーノートレキシントン盤のjazzエネルギーはemt927を上回り、憧れのemt927の必要性を感じなくなった。万事メデタシの雰囲気が漂っておりemt927を超えたか?ん!もしemt927を入手して水晶粒防振構造にしたら、dp-80を軽く超えるに違いない...

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2016年2月17日 (水)

Acoustic Research ar7を蘇らせる

Ar70港町にあるjazzクラブ、ハニーサックル・ローズのオーナーでjazzボーカリスト安部久美子さんとはラグビー仲間である。仲間と言っても先輩にあたるが。画像は安部さんのボーカルとトローンボーン奏者の志賀聡美さんのライブ模様になる。安部さんはその昔スイングジャーナル社に勤めておられ、その頃編集部オーディオ部門の勧めでAcoustic Research ar7を入手された。

Ar74 その安部さんが何年か前になるがar7を持ってamp工房へjazzを聴きに見えた。長年大切に使ってきたが、オーディオ装置を一新して使わなくなったのでもらってくれませんか、と言う。ようがす、喜んで頂やしょう、ともらってすっかり忘れてしまっていた。amp工房学校のテーマは防振構造スピーカを作るの巻きで、倉庫をガサガサと探していたら、おー!ar7があるではないか。
Ar73 モノが存在するとイメージが、いや妄想だがどんどん膨らみar7を超改造の防振構造にしよう...だからモノは無い方が余分な事をしなくてすむから幸せとも言える。能書きはさておき、ar7箱内部のネットワークは外に箱を設けて水晶粒充填防振ネットワークにして、その蓋を落し蓋構造のラスク張りとしてar7を支え防振足を兼ねる。小型スピーカでトールボーイ型にすると足がえらく長くなり、水晶粒を全部に詰めるにはお代が掛かりすぎるから、その部分にはd2の安い粉砕岩石を充填する。
Ar71 ar7の仕様を調べてみた。昔のコトだが、ar3は名機と言われたが高くて買えなかったためar4をクラッシク好きの弟の所へ納品して、音だししたことがあり能率が悪かったことを思い出した。f特を見ると3000hzで随分と急峻に落ちて、こうゆうウーファ作りも出来るのだ。
Ar72 ネットワーク回路はオモチャで6dbで計算すると10μfのコンデンサが必要になり画像の値6μfと一致しなくて、仕様のクロスオーバー周波数2000hzにはならない。コイルがウーファに入っていない理由は上記特性によると思われる。まあ、6μfの銅コンデンサにすれば音は激変するが銅コンデンサのお代で新品のスピーカが買えるから、今回は止めとこ。
Ar75 構想いや妄想がまとまり、意気込んで安部さんから頂いたar7をバラして腰が抜けた。ツイータはセンターチャップがボロボロ、ウーファのエッジはボロボロで落下している。余りの酷さに2の足が...
Ar7 追記
ウレタンエッジを手に入れて修理したが、コーン紙を叩くとボコボコと重たい音がして戦意喪失となり蘇らせるは止めとしました。ヒックスドエッジのスピーカばかり扱ってウレタンにはなじみが無く、音をもたつかせるのはウレタンなのかも知れない。

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2016年2月15日 (月)

振動力学 ヨーロッパ音アメリカ音

Oiro_2商売柄とんでもなくお代の掛かったオーディオシステムの調整を引き受けるコトもある。御殿にお邪魔してチョット音を聴かせてもらうのとは訳が違い、納品と調整ですから満足のいく音まで詰める必要があり、これが結構面白い。伊藤先生そのもののオイロダイン平面バッフルではヴァイオリンの中音の分厚さにたまげたが、jazzのエネルギーは感じられなく、オイロダインの前に置かれたモニターレッドの入ったオートグラフも同様の印象で、なんだいヨーロッパ音かい!などと決め付けていた。

Altec 一方amp工房はaltec,jbl,gaussの混成部隊はレキシントン盤のエネルギーを余すところなく出し、いやまだそこまで行っていないが、正にアメリカ音と気に入っていた。振動力学の水晶粒振動防止構造に踏み込んでからそのヨーロッパ音アメリカ音の概念が間違いで、決め付けてはいけないと悟った。オイロダインだってamp工房流儀防振構造にすればjazzエネルギーに満ちた音になると思うが、歴史的名機を傷物にすべきでないとゆうご意見や、オイロダインをバラバラにして水晶粒の防振構造にするほど過激な方は居ない。要はウーファのm0からくる振動系の運動能力で、重いウーファならば高速音が出ないだけでそれはjazzエネルギーに直接的ではなく好みの領域となる。いずれどこかのお金持ちから声が掛かれば、オイロダインでレキシントン盤をブルンブルンと鳴らしたろ。

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2016年2月13日 (土)

振動力学 オーディオシステムの感度2

A810オーディオシステムの感度を上げるには全ての部分に振動対策と純銅化を施す必要があり、最初の一手は駄耳の場合劇的な変化と捉えられない。割烹わかすぎの若旦那のように天才的耳を持った人間なら迷う事無く判別できるから、最初の一手で迷ったならば耳の良い人に助けを請うとよろしい。駄耳では何をしても音の変わるオーディオで泥沼に突入する可能性が大で、あんぷおやじ流儀も周囲の耳の良い人々に大いに助けてもらった。dcアンプmaniaさんが持ち込んだstuder a810と荒武君と里見紀子ちゃんのテープは、m+aの電源ケーブルを持って劇的に音が変わった。

Coltranex jazz喫茶のくせしてコルトレーンしかかけないし聴かない、レキシントン盤はjazzエネルギーがどこまで出せるかの実験ソースの身分である。であるからコルトレーンが一番多く録音して、また最高のjazzを作り上げたインパルス時代に照準を合わせることになり、オーディオシステムの感度調整をやる。ボブ・シール(右)は辣腕で会社から反対されるほどコルトレーンの録音をやっており、まだどこかに未発表のテープが眠っていないのだろうか?画像はイングルウッド・クリフスのヴァン・ゲルダースタジオの録音風景で、こうゆう手掛かりから音の根拠を予測するコトになる。

Coltlanexx上画像のアルバムは The John Coltrane Quartet Plays  (Impulse! A-85)John Coltrane (tenor saxophone) McCoy Tyner (piano) Art Davis, Jimmy Garrison (bass) Elvin Jones (drums)Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, February 18, 196590256 Nature Boy John Coltrane (soprano,tenor saxophone) McCoy Tyner (piano) Jimmy Garrison (bass) Elvin Jones (drums)Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, May 17, 1965
90305 Chim Chim Cheree
90306 Brasilia
90307 Song Of Praise
で最近身分が向上した。1964年の至上の愛、1965年は怒涛の本アルバムのカルテットプレイズ、クルセママ、アセッション、メディティションとフリーへ雪崩れ込む最晩年のまともな?演奏であり、最強のコルトレーンjazzが聴ける。ライブ盤のヴィレッジ・ヴァンガードにインプレッション、更にバードランドの3枚が音質的に不満でカルテットプレイズの聴く機会が増えた。

351sch コルトレーンの演奏は益々過激になっていくのだがヴァン・ゲルダーの録音は盤によって大いにむらがあり困る。ベースの取り方がボン突くことが多く、特にソロパートではフェーダーを一気に上げているように思える。モニターがaltec604で低音が出なかったのだろうか?低音が出ないモニターでモニタリングしたならば不可抗力で、ヴァン・ゲルダーの責任ではなくて時代の責任としておこう。それ以外は最後のjazzエネルギーを感ずる最強の録音で、ヴァン・ゲルダーが称えられる所以だろう。その根幹がampex351stereoテープデッキの回路で、トランス結合の真空管録音再生アンプである。ampex351はキメが粗いのでどうやらここにjazzエネルギーの発生要因がある。今回dcアンプmaniaさんのご協力でstuder a810がamp工房にあり、比較をしている。a810(半導体アンプ)はキメが細かくクリーミーな良いと音で、それがjazzエネルギーと無縁にしている要因かも知れない。いずれにしても謎は益々深まり、更なるオーディオシステムの感度向上が望まれる。

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2016年2月11日 (木)

振動力学 オーディオシステムの感度

Live ...イングルウッド・クリフスのヴァン・ゲルダースタジオ録音より幾分鮮度が鈍い感じはするが、なんとも凄い面子で凄いjazzを演奏したもので...
2014年8月10日エントリーの内容で控えめに”鮮度が鈍い感じ”と表現したが、現時点では音が悪い!と表現が変わってしまった。あんぷおやじ流儀のオーディオ音質改善3種の神器、電源、振動対策、純銅化を1年半無我夢中で推し進めたら、オーディオの感度がまるで違ってしまい、我らの駄耳でも簡単に判別がつくようになった。

Ampex351ルディ・ヴァン・ゲルダーにインタビューする機会があれば、
1961年11月2日~3日のヴィレッジ・ヴァン・ガードの
John Coltrane - Coltrane "Live" At The Village Vanguard(Impulse! A 10) John Coltrane (soprano,tenor saxophone) Eric Dolphy (alto saxophone, bass clarinet -2) McCoy Tyner (piano -1) Reggie Workman (bass -1) Jimmy Garrison (bass -2) Elvin Jones (drums)
"Village Vanguard", NYC, November 2, 1961
Softly, As In A Morning Sunrise
Chasin' The Trane
John Coltrane (soprano,tenor saxophone) Eric Dolphy (alto saxophone, bass clarinet) McCoy Tyner (piano) Reggie Workman (bass) Elvin Jones (drums)
"Village Vanguard", NYC, November 3, 1961
Spiritual 録音について、
Africaxxなぜ同じ1961年6月のイングルウッド・クリフスのヴァン・ゲルダースタジオ録音のアフリカ・ブラスより音質が悪いのか?使用したテープレコーダの機種は?ミキサーの機種は?マイクの本数と種類は?etc聞きたい事が山ほどある。

Sonnyなぜしつっこいかと言うと、
Sonny Rollins - A Night At The Village Vanguard  (Blue Note BLP 1581)
November 3, 1957
A Night InTunisia(afternoon)
Sonny Rollins(tenorsax)
WilburWare (bass)
ElvinJones (drums)
遡ること4年前の1957年のヴィレッジ・ヴァンガードのソニーロリンズの録音は誠によろしい。時代が進化して録音機材が進化したにも拘らず音質が悪いとは一体どうゆうコトか?以降この問題に付きまとわれてしまい、何とも悩ましいオリジナルレコード群でした。

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2016年2月 9日 (火)

Studer a810 と金田式アンプ仲間のご来店

A8101_2最近は金田式の信奉者もだいぶ様変わりしてきて、それぞれ独自の考え方を織り交ぜてオーディオの探求をしている。誠に結構なお話で、金田先生曰く”モノマネせず自分で考えよう!”になってきた。いつも飄々の伊豆のdcアンプmaniaさん、いつもニコニコのサンテクニカさん、東京からクラッシク派で人生先輩のod原さん、dcアンプmaniaさんの良きライバル埼玉の同い年のy田さん、のご来店でした。月曜日は比較的空いてお店は貸しきり状態となり、持ち込んだStuder a810の試聴会となった。最初は東京のod原さんの持参されたテープでスリーブラインドの山本剛さんのご存知ミスティ、レコードでは出せない音にたまげ、しかし太鼓の張りが気になりマイククレジットを見るとスネアがソニーのc55aとあり、これに違いない。いずれスリーブラインドの藤井さんに会ったら、進言しておこう。

A8102圧巻はパナソニックのコンデンサマイク(カプセルが何と100円!)で録音したヴァイオリントリオのjazz演奏で、久しぶりに”良い音”を聴いた。こうゆう良い音はamp工房のオーディオ装置よりもviolaのブラボーにb&wの800で聴けば、みなさんぶっ飛ぶなと聴きながら思った。dcアンプmaniaさんのクレジットを見て又たまげて、”演奏者:荒武裕一朗(ピアノ) 里見紀子(ヴァイオリン) 三島大輝(ベース)”ヴァイオリンの紀子ちゃんは清水では絶大な人気があり、ピアノの荒武君とは昔ウドビルがあった頃jazzコンサートで盛り上がったのを思い出した。清水のマーカムホールでは残念ながらこれだけの音は聴けない、これがライブの難しさでjazzは生に限る、とはいかないのだ。このトリオはオーディオマニアの録音会の重要性を熟知しており、3種楽器の音量と距離感を実に上手く保って素晴らしい録音が可能となったのだ。ドラムを抜いた理由もそこにある。
Img_6 現代は過剰便利と超合理的が優先する時代で、音はどんどん安っぽく薄くなりそれをデジタルの分解能で補おうとしているが、dcアンプmaniaさんや埼玉のy田さんの100円マイクとアナログテープ録音による潤いのある音はそれらへのアンチテーゼで、そうゆう猛者が居る日本は捨てたもんじゃあないと痛快になった。(画像はdcアンプmaniaさんから借用)
後記
翌日の火曜日は開店から閉店まで引きも切らずのお客様のご来店で、dcアンプmania御一行様は空いている月曜日にゆっくりして頂けてホッとしている。余談だが一関ベイシーだって客の全く来ない日も多いだろうし、jazz喫茶なんて今時は”珍しい!”とか”今でもこんな店がある!”などと言われてしまう始末...

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2016年2月 7日 (日)

振動力学 水晶粒

Xtal_2 常連のy本さんがml26lプリアンプに水晶粒を入れたが効果があまり無かった、と最初に話された。今般m+aで改造したml26lは表情豊で最強のプリアンプとなり、その訳は水晶粒の大きさによるモノである。y本さんが使用した水晶粒は画像の左のもので、通常Lとされている大粒でこれではプリアンプ等のパーツが小さいアンプでは効果が出にくい。amp工房では左のSサイズを基本に使用して、Mサイズでは電源のトランス箱に使いLサイズは避けた方がよろしい。振動吸収の第1は粒同士が擦れて振動エネルギーが熱変換される、第2は水晶その物が圧電素子で内部損失が大きい、第3は振動が加わると電圧が発生して内部で電圧循環が行われ振動を吸収する。あくまでも仮定の話であるが。

James2x_2 クレイトン-ハミルトン・ジャズ・オーケストラで活躍しカリフォルニア州立大学(California State University)の教授でもあるjazzトランペッターの James Ford さんがamp工房を訪問された時、水晶に目を丸くして”フェイスブックで紹介して良いか?”と聞かれ、続けて”なぜ水晶なのか?”と聞かれた。答えは”ダイヤモンドを使いたいが、なんせ200kgや300kg必要なのね...”

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2016年2月 5日 (金)

振動力学 ウーファ箱防振構造編了

14550bkの底には推定100kgの水晶粒(サイズと品種の混合)が投入されているが、底に置いただけでは防振効果はたいして表れなかった。先ずは水晶粒のフルイ作業から入り、サイズをs,m,の2種類に分ける。品種については通常の透明に紫と黒、それに結晶体にはならないローズとあり、今の所こららは問題なく使える。4550bkのように大型のスピーカでは大量に使用する為、水晶粒のb級品を使うようにしている。

2ホーン部分の所謂デッドニングが一番効果的でここを水晶粒防振構造に改造した。最初は上側のホーン部分で、内側に約30mmの水晶粒をホーンのカーブに従って敷き詰め、その上に加重を加えるためのレンガを置き、次のカーブへ約30mm敷き詰めを繰り返してホーン最上部まで水晶粒を敷き詰める。なんとも古代ローマの土木工法みたいで可笑しい。

3 次は下側ホーンでこちらは土木作業から大工仕事になる。ホーンの外側をいじる為、ホーンの特性に影響が出るのを避けつつ水晶層を厚くしたい。結局好い加減のエイ、ヤー!で20mm厚みとして杉の角材をカーブに合わせてネジ止めする。この杉角材を曲線に合わせるには、無線と実験でホーンの作り方を学んだコトが生きて、スリットを50mm毎に切ってある。

4 ホーン板は本来厚くすべきだが、水晶効果を表すために4mmの合板を張った。寸法取りして合板の切断をしたが、やられた!3次元曲線で両サイドも弧を描いており失敗、円弧補間は難しいので直線補間の繰り返しで擬似円弧を作った。

5 続いて上部開口部から水晶粒を投入する。満遍なく投入するには振動が有効で、少し投入してからゴムハンマーで丁寧に叩き、また投入してゴムハンマーで叩きを繰り返して、水晶粒をギュウギュウ詰めにする。ここで巣が入るようではダメで相当に時間を掛ける。詰め終ったら開口部へ水晶粒を敷き詰め蓋をして完了となる。

4x 内部から大量のレンガとラスク板が抜かれて、バックチャンバーの容量が増大した。更に見かけ上のバックチャンバー容量増大の為に、25kのグラスウールを抜いて40kのグラスウールを目一杯詰め込んだ。正直この作業が一番苦痛で詰め込むためにグラスウールをカットしながらで、サボテンのトゲとグラスウールのチクチクでもう体中大変。

Amp 音出しすると大いに改善されコトが一目瞭然、但し録音で中低音増大のヴァン・ゲルダーのベースは完璧ではないが、これはヴァン・ゲルダーの時代ではモニターに出なかった低音で、我が方の責任ではないことにしよう。三位一体とか毛利元就の3本の矢とかエンジンは3気筒が優秀とか、よってスピーカシステムも3ウエイが一番条件が良いコトになる。何処を変えても音は変わり、今回は低音のスピーカ箱の防振対策をしただけだが、楽器の音色まで変えてしまい効果は絶大、この結果スピーカ箱はむやみと分厚くして高剛性でなくても水晶粒防音層を入れるだけで、18mm程度の合板でもできると確信した。amp工房学校の皆さんにはこの方式でスピーカ箱を作ってもらう。4550bkを選んだことはミスチョイスで悔いは残ったが”悔いとは進化の過程の原動力である”として、この件にケリをつける。

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2016年2月 3日 (水)

振動力学 ウーファ箱防振構造編1

211本来であればaltecの211a(515bx2用、横寸法2100mm)を導入すべきだったが、1990年当時のオーディオルームの横幅が不足していた為jbl4550bkにしてしまい、苦労の連続で悔いが残った。4550bkではバックチャンバーの容量不足から低域にピークが出来てしまい、その解決策でバスレフにすると腑抜けな低音になってしまう。誠にコーン紙の軽い515bは難しい。画像の211a設計図にもバスレフポート(赤丸印)があり、これはスピーカ駆動力の非力なアンプ時代の産物で密閉にすべき。

1当時は金田式バッテリーアンプの研究中で、金田式ではグラスウールは撤去すべきとなっており、4550bkのグラスウールは撤去してある。今考えれば余分なコトをしたもので、金田式バッテリーアンプは駆動力が無いためさほど問題にならなかったが、celloのパフォーマンスにしたら箱が鳴ってしまい販売店の指示に従いラスク板(600x300)を大量に投入した。

2まあ、ラスク板投入でもグラスウール無しでも低音の充実には程遠く解決にはならなかった。4550bkの作りは粗雑で、内部は至る所クギが飛び出し内部に手を入れる作業ではキズだらけになる。

3 4550bk背後はスペースが狭くどんな作業をやるにもおっくうで、長い間我慢していたが防振構造の進化はやはり箱の問題を浮き彫りにしてしまい、一念発起水晶粒防振構造に改造することにした。

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