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2016年3月10日 (木)

ルディ・ヴァン・ゲルダー録音の考察

515b昔も何やら似た経験したことがありそれの再現か?と思ったが随分と違う。銀線時代の話でΦ5mmと太く5nなど純度の高い銀線を使用すると高音がおとなしくなり、ついアッテネータのレベルを全開するのであるが、今考えればjazzのエネルギーが失せてしまい高音を上げていた。altecドライバ288-16gの水晶粒3次元接触防振構造の進化で静かになり似たような結果だが、515bダブルウーファの隙間に288-16gのエネルギーを埋め込み補間してjazzエネルギーを増し、低音は低く塊る。しかし未だ解決できないのがルディ・ヴァン・ゲルダー録音なのだ。

Lexx例えば1954年の BLP 1518 Horace Silver And The Jazz Messengers Kenny Dorham (trumpet) Hank Mobley (tenor saxophone) Horace Silver (piano) Doug Watkins (bass) Art Blakey (drums)Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, November 13, 1954 ではタグ・ワトキンスのベース撮りはボンつくことも無くまあまあの録音で、ハッケンサックのヴァン・ゲルダースタジオはご両親の居間で録音したので、音は漏れて自然なベースになったと推論する。ベースは100hz辺りのエネルギーが大でamp工房の515bはここが弱い。

Supx続いてコルトレーンで一番大切にしている1964年の John Coltrane - A Love Supreme  (Impulse! A-77)John Coltrane (soprano,tenor saxophone) McCoy Tyner (piano) Jimmy Garrison (bass) Elvin Jones (drums)Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, December 9, 1964 ではジミー・ギャリソンのベースが盛大にボンつき閉口する。この録音はイングルウッドクリフスの新装なったヴァン・ゲルダースタジオで録音されて、遮音が完璧で低域が盛り上がったのか?若しくはaltec604モニターの低音が出ないものだからギャリソンのフェーダーを上げたのか?

Szabo1x 更に続き1966年の Impulse! A-9123 Gabor Szabo QuintetGabor Szabo (guitar, vocals) Ron Carter (bass) Chico Hamilton (drums) Willie Bobo, Victor Pantoja (percussion)Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, May 6, 196690553 My Foolish Heart このマイフーリッシュ・ハートではロン・カーターのベースが手に負えないほどボンつき、ガボール・サボの演奏を台無しにしている。この録音もイングルウッドクリフスのヴァン・ゲルダースタジオなのだ。

Szabo2x 同じガボール・サボでも Impulse! AS-9146 Gabor Szabo Quintet Jimmy Stewart, Gabor Szabo (guitar) Lajos "Louis" Kabok (bass) Marty Morell (drums) Hal Gordon (percussion)"The Jazz Workshop", Boston, MA, April 14 & 15, 1967 90839 Space を聴くとベースの録音はボンつくこと無く自然でエンジニアは reice hamel に変わっており当然インパルスオレンジ盤に van geldr の刻印は無い。

Imprex 同じライブ盤でも John Coltrane - Impressions  (Impulse! A-42)John Coltrane (soprano,tenor saxophone) Eric Dolphy (alto saxophone, bass clarinet -2) McCoy Tyner (piano) Jimmy Garrison, Reggie Workman (bass) Elvin Jones (drums)"Village Vanguard", NYC, November 3, 1961 ヴァン・ゲルダーが録音したインプレッションではベースが盛大にボンついている。ここまで追求すると見えてくるモノはヴァン・ゲルダーのベース撮りに問題があるのでは?所がたいていは自分のオーディオが悪いと決め付けて録音を疑わない。更にjblやgaussやtadのコーン紙の重たいウーファでは、ブルンブルンと表現が変わり問題視しない。ここがaltec515bの難しさであり、これを克服していくところにjazzオーディオの進化が生まれる。

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