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2016年3月16日 (水)

振動力学 515bウーファ防振構造編了

Mic2ヴァチカンシスティーナ礼拝堂でミケランジェロの天井画を眺めていると、たいていは首が痛くなる。よって寝転んで見てやろうと画策しているが、不埒とつまみ出されるのに決まっている。あれだけの雄大な(創世記)絵画を見ていると、どこか1点しか見ていないコトに気が付き記憶に止めておこうとしても無理がある。jazzも同じでコルトレーンのフリー時代若しくは接近した時代の音は、全てを記憶に止めるのは無理でどこか1点の音となる。こうして考えると、なんだい耳も目も一緒じゃあないか!となり更にである、最近は絵筆を握らないが下手になる所かどんどん上手くなると信念している。その要因がjazzオーディオであり絵画になる訳で、得体の知れている良いjazzを良い音で聴き、良き絵画の本物を見る、これらの体験が絵を上手くしてjazzオーディオの音も良くする。

1515bウーファ防振構造はブログにエントリーして著作物として保護しておく。画像のように515bのお尻は水晶粒で覆われ、取り急ぎで水晶粒充填筒はラスクの支柱が間に合わなく木でこさえた。515b1個当たりの水晶粒充填量も2kg強と何とも少ない。全体に振動吸収率は弱めとなっている。
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低域の音響エネルギーは膨大で現在の水晶充填量の2kgではお話にならない、最低でも5kg、理想的には10kgほど必要と考えている。また、暫く前まで考えていた水晶粒で覆うスピーカ箱の構想は無くなり、通常の安物の木で作り吸音はグラスウールで行い、各スピーカの防振構造改造でベストの答えが出る。4550bk箱に片側100kgくらいの水晶充填より、直接515bに僅か2kgの水晶粒防振対策を施した方が何倍も効果が確認できたからである。altec 515bの防振対策はスピーカ取り付け部を水晶粒リングを挟み込んで箱からの振動を遮断して宙に浮かせ、マグネット部とボイスコイルをやはり水晶粒で覆い、このカバー部をしっかりと重力方向へ振動をアースする。
Amp_2音出しをすると読み以上の効果が表れ、毎度ながら今まで聴いたことのない音にいささか戸惑う。何処かのjazz喫茶やオーディオ猛者の所で聴いたような音なら何となく安心するが、そうでないからさあ大変。音の透明度が全く違いレコードの録音状態をたちどころに暴き立て、安心して聴いていられないレコード累々でこれを良しとするのか悪しとするのか。
Caraba オーディオマニアで耳の良い御仁は沢山居る。耳が良いからと言ってjazzオーディオが格段の進化をするとは限らない。いっとう重要はjazzやクラシックをゲージュツとして捉えられる耳かどうかが分かれ目で、周波数分析的耳では現状打破は難しい。あんぷおやじは駄耳でありながらここまで進化できたのは、割烹わかすぎの天才若旦那の力に相違ない。彼は陶芸家の芸術家であり料理人で、音の記憶は味の記憶と同じで商売柄忘れないと言う。なによりもストラディはこうでなくちゃあ、スタインウエイはこうでなくちゃあ、と音楽を芸術的耳で評価できる。だからあんぷおやじはこの評価に、ただ乗っかっただけ...了
ナヴォーナ広場の近くにあるサン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会(San Luigi dei Francesi)のコンタレッリ礼拝堂にあるカラヴァッジオの3部作「聖マタイの召命」、「聖マタイと天使」、「聖マタイの殉教」を見れば、jazzオーディオの音は更なる進化を遂げるに違いない。

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