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2016年4月25日 (月)

振動力学 denon dp-80スーパーターンテーブルのワウフラ考了

Blpブルーノートのレキシントン盤は文化遺産でもあるからレコードに偏芯があるからといって、よもやセンタースピンドルの穴を開け直す訳にはいかない。よって偏芯は諦める。次にレコードのソリだがレキシントン盤は200g以上の重量があり分厚く、これは一応フラットとして扱いソリは考えない。

Impulse 問題は粗悪になったimpulse盤のコルトレーンで薄くペラペラでソリも多く見られる。この場合は画像のような防振構造の錘を載せると、音質とソリの両方が改善される。とまあ、この程度がレコード自身の問題からくるワウフラの改善になる。

Wofワウフラ測定法にも都合の良い仕掛けがあり果たしてどうなのだろうか?画像の目黒のワウフラメータmk-617は、denonの開発時に同じ測定器を準備して欲しい旨要求があり揃えた。wtd(ウエイテッド)とunwtd(アンウエイテッド)があり、wtdにするとワウフラrms値を積分して更に平均化してしまい、美しく値は整えられる。これをunwtdにすると、とてもじゃあないが提出できる値ではなくなる。またrms以外にpeakがあり、このレンジも同様になる。また時々使う手だが、マランツ立会いの時レコードの端面を軽く手で叩いて偏芯除去の神業を使いチャンピョンデータを...マランツさんスミマセン!だからワウフラメータを使うより、denon ad1レコードの最内周の3khzを耳で聴いて調整した方が安心感がある。

Dcsvm じゃあどうすれば良いのだい、となる訳だがワウフラ測定は従来の方法にしておき、回転ムラの除去に新方式を試してみる。新方式と言ったって2000年に失敗した方式の改善版になるが。画像の如くa,b相にz相のロボット用エンコーダパターンを厚手のギンカールに印刷して、反射型センサーで検出した。貼り付ける位置と印刷精度でa相の時間のバラツキが許容範囲を超えてしまった。今回はdp-80に新たにz相のみを追加して、a,b相は磁気センサー信号を使う。z相位置から全周のデータを取り込み、回転偏芯量を割り出し補正を掛ける。この方式で失敗する可能性は偏芯位置の経年変化変動にあるが、機械モノはそこまで不安定ではない。ターンテーブル回転ムラ除去の解決策にこの程度のアイディアしかないが、やってみる価値はありそうでワウフラ考は了とする。

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