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2016年4月 7日 (木)

振動力学 スーパーターンテーブルアーム錘編

0謎めいて
見えない宇宙の果てまで行って謎を確かめて安堵すると、その先にまた宇宙が広がり更に謎は深まる。オーディオも同じで音が進化すると更に倍返しで謎は深まり、謎解きに寝食忘れる。誰も気が付いていないが、なぜ音が良いかの謎は余りにも身近にあるものだから宇宙の探索ほど重要視してい。しかしこの謎は宇宙に匹敵するほど難解で、永久に解けそうにもない。ただ宇宙の謎解き300億円に比して、音の謎解きはたったの3万円のアーム改造費で見ることが出来る、音の宇宙なのだ。

1 ビル・エヴァンスのヴィレッジ・ヴァンガードライブは地下鉄の音が聴こえる聴こえないで一喜一憂しているが、別に地下鉄の音が聴こえたからといってエヴァンスのピアノが輝くこととは関係ない。エヴァンスのピアノを輝かせるのはsme3012アームの改造で、日々輝きが増している。黄色丸印右の2個は金線接続部の水晶粒防振構造で、今回は左の錘について改造する。

2物体の抽象化論
あんぷおやじ流儀は具体的な名前を消し去り得体の知れない物体の再構築で抽象化を一義としている。smeアームの取り付け部水晶粒防振構造は、アーム回転ベアリングも水晶粒で埋めてしまってカタチは定まらず、気分により変化する抽象化構造となっている。赤丸印3個はアームパイプへ水晶粒を充填したりemtのtsd15カーとリッジに水晶粒を充填して重くなり、継ぎ足し々したため実に不細工で振動減衰も一体感がなくて怪しげである。

3 そこで、錘自体を水晶粒にしたらどうだろうか?突然電灯が点くが如く閃いた。サボテン工房でサボテン種子管理用に使用している透明プラスティック容器を分捕ってきて使った。smeアーム錘部分はΦ9.6mmでここに勘合するよう木のパイプを作り、プラスティック容器の側面にネジ止めして、容器の上部は水晶粒充填用の窓を開ける。画像のように容器が大きすぎで水晶粒を充填しても満杯にならず防振効果は薄い。先ずはこの状態で音だししてみると、ヴァン・ゲルダー録音ではないビル・エバンスのピアノがはじけて、やっぱりそうかリリシズムなんかじゃあなくて自己との戦いが出てきた。

4 さじ加減
さじ加減とはいい加減とも相通ずるところがあり、ガリレオの湯川先生の忌み嫌う非論理的思考に他ならない。あんぷおやじも運動力学が専門で非論理的は忌み嫌うが、論理的で解決しない場合には非論理的を持ち出すしかない。こんどは容器が小さすぎでアーム後方に水晶粒容器をずらしアーム露出部が長く出てしまい、さじ加減に限界があり湯川先生のように床に計算式を書くしかない。音は上画像の長い容器と殆ど変わらず被害はないが精神衛生上良くないので、機会を改めて銅の薄パイプで作り直す。針圧調整は特許モンで容器上部に開けられた窓から薬品調合用の子さじで水晶粒を出したり入れたりする。
これが本当のさじ加減...

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