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2016年4月15日 (金)

Rudy Van Gelder オリジナル盤の考察

Blp1967年、コルトレーンの亡くなった年からjazzに転向してレコードの購入を始めた。インパルスとヴァーブはシール付きで売られており当時はレコードの盤による音質差など疑う余地もなく、ただ気泡でプツプツする問題や、やたらと歪んだ音にアメリカ製のいい加減さを呪ったものだった。Rudy Van Gelder の尖端恐怖症サウンドの追求を始めてから様々なコトが明快になった。なんだい今頃かよ!と言われてしまうが、あんぷおやじ流儀の1人プロジェクトxはやたらと時間が掛かるのだけは致し方ない。12インチと10インチでは防振構造の観点から音圧を受ける面は小さい方が良い、と思い試しにblp5034ホレス・シルバートリオのレキシントン盤を手に入れた。勿論安くはない。アート・ブレイキーのシンバルが竹やぶのようにサワサワと全編に渡り入って、青ざめる。同じ盤の12インチblp1520をかけると、ちゃんと金物シンバルになりまたエネルギーも桁違いで、10インチの音はなぜ情けないのだろうか?
BLP 5034   Horace Silver Trio, Vol. 2/Art Blakey-Sabu - Spotlight On DrumsHorace Silver (piano -2,3,5/8) Percy Heath (bass -2,3,5/8) Art Blakey (drums) "Sabu" Martinez (bongos, congas )WOR Studios, NYC, November 23, 1953
BLP 1520   Horace Silver Trio And Art Blakey-SabuHorace Silver (piano) Gene Ramey (bass) Art Blakey (drums)WOR Studios, NYC, November 23, 1953 
しまった!10インチ盤にはRudy Van Gelderの刻印が無い。

Van続いては正真正銘Rudy Van Gelder録音のコルトレーンで、有名なバラッドの登場。Van Gelder刻印付きでmono盤は何万円もするものがあり困ったモノだ。画像は共にmono盤で左がVan Gelder刻印付きオリジナル盤、右はbellsound盤。昔はオレンジレーベルならオリジナル盤と決め付けて失敗した。bellsound盤は歪っぽくて聴いていられず、無駄な投資をしてしまった。
John Coltrane Quartet Impulse! A-32John Coltrane (soprano,tenor sax) McCoy Tyner (piano) Jimmy Garrison (bass) Elvin Jones (drums)Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, November 13, 1962

Bellこちらはエリントン&コルトレーンの名盤で揃い踏み、左からVan Gelder刻印付きオリジナルmono盤、Van Gelder刻印付きオリジナルstereo盤、bellsoundstereo盤になる。bellsound盤はバラッドのような歪みこそないがjazzエネルギーが失せてしまい、別物のような感じすらする。monoとstereoは議論の分かれるところではあるが、ampex351のステレオの時代でトラックダウンでモノにしているからステレオで聴くのが筋と思う。第一Rudy Van Gelder の尖端恐怖症サウンドのステレオ録音は、圧倒的な空間の広がりで迫る。
Duke Ellington Trio And John Coltrane Trio Impulse! A-30John Coltrane (soprano,tenor sax) Duke Ellington (piano) Aaron Bell (bass) Jimmy Garrison (bass) Sam Woodyard (drums) Elvin Jones (drums)Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, September 26, 1962

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