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2016年5月31日 (火)

振動力学 真空管とラインアンプ編3

4rca1635gt管のハンダ吸い取りが終わり、足はグラグラさせて折って除去する。黄色の切断面から真鍮に違いなく、ここを銅に変えるだけでもかなりの音質改善になると想像できる。さて問題は真空管各部の引き出し線で材質を調べると、なんと硬銅線ではありませんか!硬いがまあ銅には違いないから合格としよう。

9黒ベースを見ると1959年48週のプリントがあり、jazz黄金期に製造されて素晴らしい。球によっては接着がへたりグラグラしているが、これがどっこい簡単には外れない。だからグラグラしたからと言って悲観することはない。殆ど破壊状態で黒ベースを外す。

5 黒ベースを外すと真空管の貫禄が消えてしまい、チト後悔するが後戻りは出来ない。mt管の場合はニッケル線の太いのが足になって直接ソケットへ差し込む構造になっているが、この時代のrcagt管は銅線を使用していたのだ。

6 破壊状態でバラした結果の災難は続き、引き出し線の1本が折れてしまった。根元からの折損でガラスを少々削り銅線の表面を磨きofc線をハンダ付けするが、時間が取られこの作業方法に思案する。下側に巻いた紙は1635の印刷を消さないための保護になる。

7次なる方法は真鍮足までの撤去は同じでgt管の誤挿入防止のセンターボスに穴を開けてしまい、ここから水晶微細粒を充填すれば引き出し銅線部の防振構造がとれて、これならば黒ベースも残り良いのではないだろうか。

8 真空管の構造や材質について正確詳細な情報は中々無くて、昔の参考書を片っ端から読破するがた球毎のデータなど無いから諦める。総じてニッケルが使われおりここが銅であればね。赤丸印はニッケルと思われる共通カソードでそれに硬銅線が溶着されている。

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2016年5月29日 (日)

振動力学 真空管とラインアンプ編2

Sa51jazzオーディオならばカウンターポイントのsa3.1が適している。これより高級機のsa5.1はグリッドリークバイアス方式から固定バイアス方式に変更したが、音は多分に鈍い。原因は鈍い電源にあり、それに蜜結合すれば当然音も鈍くなる。しかしjazzエネルギーを出すならば固定バイアスにすべきで、カソードは直接電源の0vに接続されて蜜結合される。6dj8の2本パラにしてもsa3.1の単独接続の方が音が良い、よってここは1本でステレオ構成とする。理由は後ほど。

1真空管の音の良し悪し(よしあし)は何で決まるのだろうか?6sl7の赤ベースは音が良いと言われても困るし、なぜ音が良いのだろうかと仮説する。一義に振動に強い、二儀に真空管の素材、三儀に内部形状と考えて、先日入手した安価なrcaのcrc-1635で研究する。rcaにしてるのは昔浜松のテクソルさんへ2a3アンプを持ち込み、豊富な在庫球をかたっぱしからテストさせてもらった結果で、rcaのヴィンテージ2a3が一番jazzオーディオに向いていた。以来rcaを基本としているが、球のブランド研究者ではないので悪しからず。

3rca1635はパワー管でヒータ電力も6.3vの0.6aと大きくフィラメントの巻き線は太い、プレートの形状も楕円がかった丸でプレスで押しつぶされた角型より自然体でよろしい。プラス領域でグリット電流を流してパワー管としているが、勿論マイナスバイアス領域もありプレート特性は美しくない。これが美しいのと音が良いのとは一致しないから、まあ良いか。gt管の足は真鍮的素材にニッケルメッキを掛けた貧相なものでこれを取り払う。ハンダ吸い取り器で丹念に足の先端からハンダを吸い取る。赤丸印はハンダ除去完了緑丸印は未完。
jazzミュージシャンの駿河屋さんから、オーディオテロのあんぷおやじー、と電話があったが正にその様相...続く。

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2016年5月27日 (金)

振動力学 スーパーターンテーブルアーム構想編

Arm1オーディオにおいて作るべきものと作っても無意味なものとがある。jazz喫茶amp工房はロボット屋家業で、これで経験したアンプや機構部やモータは作るべきで、しかしスピーカやカートリッジのように音楽的なものは投資対効果で作れない。エントリー済みのようにsme3012はバラバラ解体状態でオリジナルのカタチは既にない。ならばいっそアームを作ろう!と相成り構想した。sme3012バラシ図の赤丸印だけを作れば良い。

Arm2先ずはアームそのものを考える。smeをバラしてたまげるのがアームの中に入っている防振用バルサ材で、芸術的技術のイギリスにしてはお粗末過ぎてこれを見てから作ろうのきっかけになった。そしてやらないと思うが、このパイプへ防振用の水晶微細粒を注入するとおったまげる。

Arm3への字アームは不細工でレコード溝接線方向曲げるのでしょうが、アームは画像の錘取り付け部まで含めて銅のストレートパイプ1本で作る。錘については銅の薄いパイプに水晶粒を充填して作り、水晶粒の出し入れで針圧調整する。sme3012はステンレスパイプが使われているが振動減衰的には銅にすべきで、何方さんか上画像の部分だけ銅で作り、売り出されたら如何だろうか。銅のストレートパイプだから加工は極めて楽になり、カートリッジ取り付け部で接線方向に曲げる。勿論銅ストレートパイプの中には水晶微細粒を充填する。

Arm4アームの受け部と回転部がこの機構における最重要部となる。上の黄色丸印がナイフエッジ受け部で鉄で出来ているがここも銅で作る、磨耗が...磨耗を感ずるほどもう寿命が無い。この部分の機構も千差万別で、ナイフエッジ機構はラフで言い換えればいい加減でレコードなどとゆう怪しいシロモノはこれで良い。下の黄色丸印が回転ベアリング部でここは銅のメタル軸受けとする。スラストの受けは水晶の精密球を使いターンテーブルのスピンドルと同じ構造になる。昔ボールネジやガイドを作っていたがボールの転がる振動と音に嫌気がさしており、古典的手法のメタル軸受けとする。ラッパー(音楽ではない)で磨いて滑らかさの極限を出す。

Arm5xxx ナイフエッジのパイプ側だがプラスティックで出来ている。なんだいプラスティックかと軽蔑しがちだが、ネジやガイドでも樹脂を多用しており自己潤滑機能も持たせるコトもでき悪くは無いが、ロボットではなくてオーディオだからやはりプラスティックはまずくて、銅の塊からマシニングで削る。多分アームプロジェクトでは一番費用の掛かるところになる。amp学校の生徒さんにメッキ屋さんも居るから、お願いして金メッキを施せば光輝く金メッキと水晶の最強アームとなる。
あ!失敬、構想偏ではなくて妄想偏でした。

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2016年5月25日 (水)

振動力学 真空管とラインアンプ編1

6sl7トム・コランジェロと同じトランジスタを使えばcelloのパフォーマンスに勝てる?と思いモトローラのトランジスタを大量に仕入れたが、これではモノマネではなっから勝てるわけが無い。続いて独創的な純銀と純銅を電極に使った音の良いトランジスタを作ったがこれでも勝てず、アンプは複合技術で出力トランジスタのファクターは大したことはないと悟る。おまけにviolaのブラボーを聴いてからコルトレーンは750万円のアンプでも無理と悟り、以来jazzオーディオは昔に戻ってしまい真空管になった。画像は防振構造化した6sl7になる。

Aucuxxxx真空管の世界はブルーノートレキシントン盤の世界と同じでウエスタンエレクトリックを頂点に、とんでも金額の世界が広がっている。しかし真空管を変えたら音が変わる世界はあんぷおやじ流儀のテーマではなく、金属素材と振動によりどう音が変わるかの研究になる。毎度登場が周期律表で、オレンジ丸印素材があんぷおやじ流儀サウンドになり、黒丸印は避けている。

Lineampxx画像は10年前に三保のクレイドルに納品した真空管ラインアンプの原型で、真空管はtenの赤球6cg7を使っている。国産にした理由は自己主張の弱いことで、真空管に支配されると困るから、でした。但しこの手の球は全く入手が不可能で、更に改造が出来ないからmt管は研究の対象から外し、改造が可能なgt管にする。

6sl7jangt管では多く存在する6sl7と6sn7を対象とする。最上部の画像は500円程度の6sl7に防振構造を施したが、多少カイゼンされる程度でやはり1本4,000円~5,000円程度は重要なラインアンプに投じて、改造をしくじれば破壊する危険と戦おう。とゆう訳でrcaやgeの6sl7で研究を始める。

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2016年5月23日 (月)

振動力学 小型スピーカ防振構造化手法編了

7xx好き嫌いも多分にあるでしょうがバスレフとか位相反転型は馴染めず、密閉構造に拘る。副産物は振動害でスピーカはサンドバック状態となり、自分自身の音圧でボコボコにされる。スピーカ箱の音響解析や有限要素解析で箱形状は素晴らしく進化したが、スピーカ自体の振動解析はどうもおざなりになっていると思えて仕方がない。

8xスピーカ取り付けフランジ部には水晶粒防振リングを付けて振動絶縁をする為、スピーカ自体をやはり水晶粒の防振構造化しておき、更に尻から振動をアースへ繋ぐ。これで宙に浮いたスピーカの振動はアースされて防振機構は完結する。

Sspx 万能の天才はあり得ないので、水晶粒の防振構造にすれば全て解決とはならず、スピーカで言うならば素材の音の良いことが必須条件となる。ただ同じスピーカであれば防振構造の効果は顕著で、投資金額に十分すぎる程見合う。

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2016年5月21日 (土)

怪しいトランス事件簿

Mnrx_2高調波発生源の無かったオーディオ黎明期と違い、インバータやスイッチング電源など上流の電源波形まで乱してしまう今日、浄化電源などは商品化されて必需品となっている。画像はユニオン電機 のノイズゼロトランスのmnrで昔マークレヴィンソンlnp2l用で特注したことがある。1次側も2次側も銅テープで巻かれ徹底したシールド工法でコモンモードノイズを低減している。

Men11x次に少し廉価版のノイズレストランスmen-10-2010でカウンターポイントsa3.1のモンスター電源で使用している。mnrと違いケースを使用してノイズ遮蔽をしているが、1次側コイルと2次側コイルの空間が大きくストレーキャップに対処しており、基本に忠実でよろしい。これらの優れたトランスを使えば音は電源が出す成りで、効果絶大になる。

Tr1x この持ち込まれたトランスにたまげた。メーカ名は出さないが、made in japan となっているけど日本製の訳が無い。各部はリベット止めでネジを使わず解体できないからjisに適応するとも思えず、解体は強引にむしりとってバラした。ノイズカットと称して1次と2次の間にペラペラアルミ板を挟んでgnd端子としている。こうゆうある種珍妙な発想に非難する気など失せてしまう。

Tr2性能まで明記されているがとてもそんなレベルとは思えない。肝心要のノイズ遮蔽構造が黄色丸印がアルミのシールド板1枚だけとなる。コイルの巻き方もへたっくそだしテーピングも汚く、塗装も汚い。ノイズなど落ちようも無く音の良い訳が無い。しかし何個か買い込んで持ち込まれたから何とかするしかない、怪しいトランス事件簿でありました。

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2016年5月19日 (木)

振動力学 denon dp-80スーパーターンテーブルソフトウエア編6

Dq3相のacモータを2軸の直流に座標変換(d軸、q軸変換、ブロック図参照)して制御するのが主流になっている。交流電流制御では目標値が交流で変動するためpi制御のiが使えず電流が目標値にならない、とされている。見城先生が交流モータをなぜ直流モータに置き換えて制御するのか?と言われた時は大変驚いたが、制御対象によってはdq変換して直流電流にする際にフィルター等が入り制御周波数は高速に出来ずゲインも上がらず、超高速制御のあんぷおやじ流儀では主流にならなかった。pだけの交流電流制御でも制御周波数を上げればその方がゲインは上がる。

Accntまたターンテーブル制御の場合位置制御は必要なく、いや位置制御をやればいつも止まる位置まで決まり面白いが、レコードを最初に置く位置まで決めなくてはならず止めた。次に赤丸印の速度帰還のみになるからブロック図はこうなる。速度指令値は33rpmや45rpmがωrmで与えられ赤丸印で比較され、速度pi演算を経てiqaの電流指令値となりdq-3相交流変換でiuaとivaに変換され、iwaは計算により算出する。

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2016年5月17日 (火)

振動力学 jbl2350ホーン防振構造化偏了

2350x_1プロのjazzミュージシャンでいっとうの友人はピアニストの青木弘武さんになる。先日ほとんどボランティアで静岡へ来て頂きプロの凄さを見せて頂いた。その時小生長年の疑問の答えをもらった。仕事の関係で東南アジアへ良く出かけるがjazzらしい演奏に出会うコトが少なく、なぜ?と思っていた。青木さんが”jazzはオフビートで裏へ々と拍を刻むためガマンの音楽である。よって我慢強い黒人から生まれ、我慢強い日本人に引き継がれた。我が家も家人からのガマンでjazzになる...”実に落ちがついた名言で長年の疑問が解けた。後日談があり、青木さんの奥方からtelがあった時、奥方曰く”亭主は私を魚にjazzしているでしょう!”でした。jblの375に2350(黄色丸印)などの純正のストレートホーンに付けるとやたらとうるさくなり難儀する。

2鬼瓦のディフューザーを付けたら拡散されてうるさくはないが、375ドライバを生かしきれない。かくして2インチや1.5インチのドライバを使うと”鳴らす”とゆう重大な責任が生じ、jbl375やaltec288-16gとの長い格闘が始る。ドライバ本体は既エントリーの如く水晶粒防振構造化により余分な振動が抑えられjazzだけになってきた。

3続いて2350ホーンを木枠とmdf板で包み、その空間に水晶粒を充填してデッドニングを行う。現物合わせで各部の板取りを行っているが、3次元立体構造で組み立てると寸法が合わず組み立てた状態でノコで切断するなど荒業を繰り出し力ずくで仕上げる。

4 現存するホーンのデッドニング法では最強と思える手法で、テスタロッサの如きjbl375が見事に調教される。木枠板張りで重量は10kgを超え更に水晶粒は30kg強充填され、片チャネルで40kgオーバーのホーンにこれまた水晶粒充填の375の20kgを合わせると60kgにもなり、だから言ってるでしょ、jazzオーディオは馬鹿力だって...

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2016年5月15日 (日)

振動力学 小型スピーカ防振構造化手法編2

Kinsi 桃山ルネッツサンス期の長谷川等伯、イタリアルネッサンス期のダ・ヴィンチにミケランジェロ、トドメはバロックへ移ったカラヴァッジオ、これにて絵画は終了で後は前衛するしかないが私はやらない。しかしオーディオは前衛の最たるモノで日々前衛している。錦糸線はボイスコイルの接続部(黄色丸印)まで交換するため、センターキャップをカッターナイフで綺麗にカットする。

Cap1_2 おー!ポールピースの空気穴が見えるではないか。お尻のマグネット側でのガムテープによる穴塞ぎは止めて、こちら側にめくら用の丸棒を打ち込んで接着しよう。これにより何とポールピースの中心に水晶微細粒が充填できる。カットしたセンターキャップはスタンダールの赤と黒だから赤スプレーで美しく塗り、m+aのシールをはりゴム系の接着剤で何食わぬ顔をして元通り接着する。

5xさてと作業は元に戻してエンビパイプの防振箱では余りにも品が無いので黒のつや消し塗装し、m+aのシールを貼り付けて完成、随分と迫力が出始めた。ロボット会社時代に著名な工業デザイナーと一緒にデザインをした関係で、一応デザインにも配慮する。

6x出来上がった防振箱をウーファに取り付け、続いて小粒の水晶を充填する。水晶粒ならば何でも良い、とはいかず吸収すべき振動エネルギーのスペクトラムで粒の大きさを選択する。マグネットのゆれ振幅は微細で小粒の水晶とした。

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2016年5月13日 (金)

振動力学 denon dp-80スーパーターンテーブルソフトウエア編5

Sinclc真実は常に深く隠されてあり、セネカだったゲーテだったか、奥深く隠された公費の横領も技術の偽装も遂には白日にさらされるか...技術立国日本の危機的状況に憂う。さてdp-80用3相交流のエディカレントモータを回す為の数式を示す。出展:”acサーボシステムの理論と実際”d軸電流はゼロとして制御するため4.30式のように簡単になりw相電流はu,v相から算出し3相交流電流を制御する。

Sinclc2 しかし”acサーボシステムの理論と実際”が執筆された時代はソフトウエアサーボとハードウエアサーボが混在して、d-q軸変換をopampのアナログコンピュータで処理する複雑さに脱帽。ですからハードウエアエンジニアにはこのブロック図の方が理解し易い。このような3相サイン波発生器があれば金田式sp10もサイン波駆動できる。

Sint dp-80を動かしているのはexcelである。覚えようとしないから一向にexeclは上達しないがサイン波テーブルくらいならば素人にもできる。先ずエンコーダの分解能により1電気角(360度)当たりの角度を決める。画像は某社のターンテーブルで0.9度毎にサイン値を計算し0~180度まで作れば、その反転が180度~360度になり1回転する。この出た値の大きさはdaコンバータの分解能とも関係して16bitのdaコンバータならば±32767が縦軸の大きさになる。そしてその値をhex変換してsaintblとしてdc.wで定義する。

Curcnt ここからが勝負でアッセンブラでsaintblから超高速で3相交流を作り出す。shrisc,cpuはcpuの構造上割り算はないから引き算の繰り返しで、いくら高速cpuと言っても32bitで32回以上引き算されたらたまったもんじゃあなくて、shlrのシフト命令を使う。この場合あらかじめサインテーブルの値をシフト命令に耐えられるように乗算の細工をしておく。こうしてオープンループでも電流帰還クローズドループでも100khzから200khzの高速電流制御が可能になる。

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2016年5月11日 (水)

振動力学 小型スピーカ防振構造化手法編1

1スピーカの音の良し悪し(よしあし)は一体何で決まるのだろうか?最初に買ったパイオニアのpe-16から今日に至るまで持ち続けている疑問だが、2000年頃からの小型スピーカの研究結果仮説を立てた。甚だ好き嫌い?の我田引水的でご容赦あれ。コーン紙は紙(し)だから紙に限る、ボイスコイルはアルミはだめで銅コイル、マグネットはフェライトよりアルニコ、フレームはダイキャスト製でプレス品はダメ、端子は純銅...無いか。vifaやseas(セアス)等の現代スピーカはこの推奨構造の真逆で最適となり、これを用意する。

2①錦糸線は交換すべきでモガミofc2515の芯拠を抜き出し熱収縮チューブへ通し水晶微細粒を充填する、熱収縮ではフレキシビリティが無くなる為両サイドのみ水晶がこぼれないように収縮、②端子は純銅とする、③フェライトマグネットに水晶充填用の箱を用意、④スピーカ箱から振動絶縁の為に水晶粒防振リングを作る。

3先ずは水晶粒防振箱を作る。いつもの紙管にサイズが無いためエンビパイプを用意する。オーディオにプラスチックやエンビやmdfなどもっての他でジュラルミンのnc加工にすべきだったが、水晶粒防振構造になってから何でも良くなった。良くなったついでに素人細工の日曜大工で良くなり、日々切った張ったの作業になり痛快である。エンビパイプを輪切りにして端面を仕上げ、mdfの板材でスピーカの④まで通すリングを作るが、糸ノコで丸く切るのは毎度難儀する。

4 スピーカとの防振箱の固定は十文字方向にm3のタップをたてポリカのネジでフェライトマグネットを狙って締め付ける。スピーカの背面に穴が開いているがボイスコイル室まで繋がっているためガムテープで塞ぐ。次が佳境で水晶粒をガラガラと充填し、裏蓋を閉めたとき水晶粒に圧力が加わる量とする。ここが大いなるポイントとなる。

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2016年5月 9日 (月)

振動力学 denon dp-80スーパーターンテーブルソフトウエア編4

Ampターンテーブル制御もロボット制御も制御工学上同じサーボシステムに分類されて、全く違いは無い。ここに1冊の名著がある。”acサーボシステムの理論と実際、1990年初版杉本英彦工学博士編著”ソフトウエアデジタルサーボアンプはここから学び独学で修得...必要と迫られた独学に勝る修学は無い。サーボシステムを高速で動作させようとしたら電流帰還が必要となり、ブロック図のacサーボモータ3本の内u相v相の電流を検出して帰還を掛ける。

Ifbx 電流帰還の計算式はシンプルでp演算かpi演算となる。ここのポイントは如何に高速で電流帰還を掛けるかでサーボ剛性が決まる。ブロック図のd-q変換電流帰還制御でもsh7286あたりを使えば100khzの10μsecが可能になり、交流電流制御のp制御のみであれば200khz5μsecが可能となる。

Curx とゆうコトでターンテーブル制御に2個の電流センサーを組み込み電流帰還と速度帰還の通常サーボシステムを組んで実験はスタートした。トルクはガンガン出るし立ち上がり加速度など世界最速を思わせるほど速い、所がワウフラが全く悪く頭を抱え込んでしまった。ここからが泥沼でmatlabでも答えは出ないし、上記教科書のシステム破壊にまで及び光明を見つけた。電流帰還の廃止で速度帰還のみとしたオープンループがターンテーブル制御の正解となった。2a3真空管アンプの無帰還アンプの音が良いのと同じように、電流制御は無帰還となりました。リストのように速度帰還制御から出力されたiqa(電流指令値)と、エンコーダからのターンテーブル位置信号によりサインテーブルから交流値を引きずり出し乗算して出力する。

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2016年5月 7日 (土)

McCoy Tyner plays Ellington impulse!A79騒動記

MccoylpMcCoy Tyner  plays Ellington impulse! A79 は演奏に比較して音が相当に凄いものだからmonoにしたらどうだろうか?と探し、関西のレコード業者でmono盤を見つけて手配した。到着してさぞかし凄い!とワクワクしながら聴いてみると画像の手持ちのas79と同じではないか。しかしジャケットの番号もレコード面のレーベルもa79となっておりmonoを物語っている。早速業者へ連絡すると”あり得ない事態で困惑している”と連絡があり、とりあえずチェックのためにレコード業者へ送り返した。電話連絡があり”確かにステレオカートリッジで聴くと擬似ステレオ的だがこの程度はmonoとして扱っている”と返事があり、返品には応ずるとあったが更に詳しく調べる必要を感じて購入を決めた。

As79早速丹念に聴き込むとエルヴィンのシンバルは右からしっかり聴こえ、チャネルセパレートもしっかりしてas79のステレオ盤に間違いない。思案しながらなんとはなしに盤面を眺めていると、手書きのレコードnoに目がいく。おー!a面as-79a,b面as-79b(赤丸印参照)とあるではないか!これは紛れも無くステレオ盤でレーベルを貼り付けた時にmonoレーベルを間違って張ってしまったのだ。レコード業者の言い分にも参るが、珍品に違いないので貴重品とゆうコトでこの件落着としよう。しかし...凄い音であってもjazzエネルギーとは別モンで、オーディオマニアの性でつい凄い音に振り回され、この時代はすでにampex351ステレオ録音機時代でmonoはトラックダウンで製作しているからステレオが正解との持論が揺らいでしまったmono盤騒動記でした。

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2016年5月 5日 (木)

振動力学 denon dp-80スーパーターンテーブルソフトウエア編3

Xtalx現代社会は水晶に支配されており身の回りは水晶で見事に固められている。ddターンテーブルも水晶pllが組み込まれて、絶対精度は水晶に握られている。あんぷおやじ流儀はマイクロコンピュータによるターンテーブル制御で、cpu用クロックが水晶となり広義では水晶pllと同じと言える。ただいくら高精度の水晶を用いても33rpmとか45rpmの低回転における回転精度を確保するのは極めて難しい。cdが良い例で500rpmとレコード回転の10倍以上になり回転精度の確保は容易になった。下記に回転精度関連タスク2本について説明する。

Strobx回転数同期を調べるにストロボが付いている。昔の交流のシンクロナスモータの時代は、50/60hzの白熱電球のon/offで縞々文様を合わせたから何となく信頼性はあるような気がする。現代は左記プログラムのようにタイマーカウンターのコンペアマッチでストロボランプのon/offをしており、自己評価で果たして良いのだろうか。

Pitadj ピッチコンが1%程度必要でヴォリュームの値をad変換して可変をするが、これはチト技が必要になる。常時ヴォリュームの値をad変換してピッチコントロールをやると、年中変動して挙句ワウフラまで悪くなる。そこでad変換値を微分してヴォリューム変更の意志を確認した時だけピッツチコントロールを起動する。

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2016年5月 3日 (火)

振動力学 jbl2350ホーン防振構造化偏1

2350x jblの問題点はドライバに比べてホーンが弱い事で画竜点睛を欠く!あのオニガワラや蜂の巣では375の大砲音圧が拡散されて飛んでこない、挙句プラスチックのホーンが登場したりジェームス・バロー・ランシングさんも草葉に影で...さて常連さんが持ち込んだ375ドライバと2350ホーンを見ながら、これで大砲を出したろと毎度ながらの妄想は膨らむ。altec党にも係わらず客先にはjbl党も多く、2440と2441から375とチューニングを引き受けてきたがエネルギーは288-16gを上回り、馬鹿力が出る。

375flmホーンを垂直に立てた方が何かと都合がよろしいが、地震を考えたら通常の水平になる。この水平設置があんぷおやじ流儀の水晶粒防振構造化の場合、水晶粒充填で難儀する。2350ホーンはcwホーンと違い3次元立体構造で、どこの一辺を見ても曲線を描いており防振箱の設計が出来ない。そこでスロート部とホーン開口部に角材を組みつけ、mdfはしなりを考慮して9mmを選び、現物合わせで強引に角材に貼り付けるコトで見通しが付いた。ノミとノコで際どい加工が続き、2350ホーンに合わせた木組みの部材が出来る。

Horn_2スピーカ箱製作や増してやホーン製作などdiyの典型で、全く根気が無くなりきのあんぷおやじには苦手の作業になるが、12年のお付き合いの常連のy本さんの音を良くする為に重い腰を上げた次第で、amp工房のaltec1003bホーンの防振構造から遥かに進み、現時点で考えられる最強の防振構造化作業が始まる。

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2016年5月 1日 (日)

振動力学 denon dp-80スーパーターンテーブルソフトウエア編2

Max実際には使えるのだが使えなくしてしまい、どんどん新陳代謝を繰り返して大量消費の大量ゴミ製造機が現代社会ならば、いずれは行き詰まり思想の転換を迫られる時代がやってくるだろう。多分ウイルスにやられたと思うが、dellのvostro220sのハードディスクがやられて立ち上がらなくなった。問題はバックアップを怠ったコトで、dp-80のソフトウエアがかなり書き込んでありそれがパーになった。最新のセキュリティが万全のパソコンに替えようとフツーは思うのでしょうが、それだって信用できないし第一古いソフトが動かなくなってしまい業務に差し支える。こうなりゃあ意地で、xpの中古パソコンは2足3文でもう1台買い2台を使いまわして外乱に対処しよう。さて速度検出まで完了して次ぎは速度フィルターになる。画像のma(移動平均)フィルターは実際にdenonで動いていたモノでdp-80ではそのまま使う。頭のカウンターで周期起動タスクの時間を設定して、下のma8段フィルターで速度データのフィルタリングを行う。

Accx ターンテーブル速度制御の要は加速と減速にあり、マランツの時には33rpm加速時間が最大で10secと長く、その間が一定の加速度を保つと要求されて苦労した。1khzを刻んだレコードの溝を速度ゼロから33rpmまで、音階加速が変動しないようにやる。速度がゼロ付近からゲインは稼げず同一ゲインでは無理で、速度に合わせた最適ゲインを計算しながら動く。これが上手くできたものだからマランツの担当者は、レコードのピッチコンで音楽を作ろうと言い出す始末。

Spdx ターンテーブルの速度制御を正確にやるにはパルス数の多い(ex:10000pulse/rev)エンコーダで信号有無の印刷若しくは加工精度の極めてよいパルスを作らなければならず、各社色々出されているが高精度エンコーダなど見たことが無い。高精度の信号でないから速度pid制御も計算どおりにいかず苦労する。pidのdはターンテーブルには使えない、ワウフラを悪くする元凶でpが主体でiを薄っすらと効かせる、これがターンテーブル制御の極意となる。余談だが親しい大学の教授もシュミレーションで参加してくれて、モータパラメータ、負荷パラメータ、制御パラメータ全てを打ち込みmatlabで計算するとしっかりdの値も出てきて、理想と現実の違いにターンテーブル制御の難しさを思い知った。

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