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2016年6月30日 (木)

素材力学 驚異の銅コンデンサ再び

Cucオーディオは我田引水の典型で、無茶苦茶な理屈でも多くの賛同者を得る不思議に満ちている。44.1khzのcdは情報を大幅に欠落するとまことしやかに伝えられ、sacdが出たが解決には至らず挙句ハイレゾまで到達して果たして不満は解決したのだろうか?。レコードの方がcdより音が良い、は決定的に現在のジョーシキになっているが、それは再製造不可能なオリジナル盤との比較の話で全てのレコードがcdより優れているのではない。一番いけないのがインターネットで、情報の拡散が早くまた怪しげな情報も飛び交う。真の発明やjazzオーディオをやるならば、先ず第一にインターネット情報を遮断して孤立させ、脳を自由にさせ思考を続けなければならない。jazzオーディオの三種の神器は1 素材、2 振動、3 電源となり、ここの発明やカイゼンを続ければ音はどんどん進化する。

Cuc4 m+aさんが息せき切って飛び込んできて”あんぷおやじー、銅のコンデンサにしたら低音が躍動して凄い!”と自慢げに言う。シマッタ、先を越されたか!ほぼ似たようなシステムでウーファ用のネットワークコンデンサは画像赤丸印のように大容量で高価となり、ウーファと並列に入っているからそんなに効果は無い!と屁理屈で買えない自分を納得させていた。デンマークduelund社の銅箔コンデンサの価格は「DUELUND-70263 15uf / 100VDC,  VSF, Copper Foil 749.00 USD Price」 と驚くなかれなのだ。m+aさんはシングルウーファ、amp工房はダブルウーファでコンデンサの使用量も倍になる。仮に全部交換したら749.00 USD x4は約3,000ドル、今のレートで34万円なり!やっぱり無理、eu離脱で円高と言えども無理。m+aさんにしつっこく聞くと、全てが銅ではなくクラリティキャップのmrコンデンサに銅を足していると言う、そうか又しても先を越された。

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2016年6月28日 (火)

素材力学 磁石考

Syuuki2x磁石にはフェライト、アルニコ、ネオジュウムと3種がありスピーカに使われている。初期はアルニコでコンゴ紛争以来日本人が発明したフェライトになり、近年はネオジュウムになっている。本業がロボット屋だった為フェライトとネオジュウムはいや!となるほど磁石を使ってきたが、流石にアルニコはロボットに無い。ウエスタンにjblにaltec、呪文のようにアルニコアルニコと騒ぎ売値はうなぎのぼりに上がる。周期表でアルニコの成分を調べると26番の鉄から29番の銅まで横一列を合金としている所になにやら滑稽さを感じ、悪い数値13のアルミも仲間に入れた。ただ気に入らないのが呼び名のアルニコで、なんで成分の少ないアルミが筆頭にくるのだい、少なくとも良心的科学者ならばテツニコ(英語表記:Irnico)にすべきだった。

Alnico昔親切にして頂いた(株)二六製作所 から成分表を借用させて頂いた。日立時代の相棒は分析屋でガスクロを駆使して、たちどころにに成分分析を行う。altec416-8aのアルニコ磁石を削って持ち込んで分析してもらえば、この図の配合とは違っていたように思える。素材以外の注目はその製造方法で、アルニコは溶解して鋳物で作るが、フェライトは焼き固めるから密度が違う。

4168a素材力学的にはアルニコに軍配が上がり、振動力学的には焼き固めてスがあるフェライトに軍配が上がる。振動力学はそれなりの対策がとれる現在、素材の勝利でアルニコを選択する。画像はlaのジョー・ウヤマの店からハンドキャリーしたアルニコのaltecの名機416-8aである。

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2016年6月26日 (日)

素材力学 真空管とトランジスタ3

Mot素材力学上の要は銅になる。wikipediaによると「銅(どう)は原子番号29の元素、元素記号は Cu、 周期表では金、銀と同じく11族に属する遷移金属である。英語でcopper、ラテン語でcuprumと言う。」更に続けて「銅の使用には少なくとも1万年の歴史があり、紀元前9000年の中東で利用されはじめたと推測されている。」となり、銅は神代の昔から使われており信用できる。よって近年に出来たアルミやジュラルミンは信用できない。あんぷおやじのサボテン研究では単位が6000万年で進化の過程を見ているから、銅の歴史9000年も瞬間の陰影でしかない。赤丸印部分は赤色で銅のトランジスタであることを証明している。黄色丸印はシリコンウエハの上にシリコンをポッティングしてあり、シリコンウエハの保護のつもりだがこれは余分な話で、水晶微細粒を充填して防振構造にする際に邪魔になる。

218金田先生が盛んに音が良いと言ったトランジスタは殆どこの構造をとっている。上画像左下は2sd218の解体図で、更に下画像ではコレクタが銅の丸母材で作られていることが分かる。最近の金田式はsicなど最新の半導体に移ってしまったが、原点は銅であることを意識しなければならない。

Gm70cu真空管にも銅プレートがありロシアのgm-70になる。古典真空管の時代は銅プレートも盛んに使われたが、耐久性などからニッケルに変わってしまった。銅とニッケルではニッケルの方が高価だから、短命で結構でオール銅の真空管を作ってもらいたいモノです。今回は金属素材の信用度の話だが振動力学の観点から振動に強い真空管は3極管となり、グリッドが沢山ある5極管は敬遠している。

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2016年6月24日 (金)

素材力学 トランジスタとネジと

Tr1他意はない!
トム・コランジェロのcelloのパフォーマンスに使われているトランジスタだから、生涯これと決めて迷うことは無い。選択肢は少ない方が音力に集中でき、行きつ戻りつの泥沼に入らず前進あるのみ。mj15024と25を使うに際して、超ド級は解体するが通常ではコレクタのネジのみをofc純銅とする。

Qxトランジスタは大量生産に耐えるように鉄材にニッケルメッキをしている。純ニッケルは鉄材の数十倍もするからメッキ材になった。どうせメッキをするならば電気銅(タフピッチ銅)や100歩譲って真鍮やリン青銅などを使えばもっと音の良いトランジスタになったのでしょうが、銅系はやはり鉄材の10倍近くして減価的に無理だった。手持ちに僅かだがモトローラの銅製のトランジスタを持っており、何れ登場させる。

Ofc2トランジスタの取り付けに必須なofcのネジは、やたら高価で買うわけにはいかずネジくらいは自分で作る。近所にあるスター精密のスイス式旋盤は棒材を入れると次々にネジ切りして出てくるが、こっちは1個々手のダイスによるネジ切りで、手にマメが出来る。

Tr2画像でナットは真鍮だが上画像のofc丸棒に穴をあけ、タップを切れば丸ナットの出来上がりで、締め付けは強引に押さえて行う。m3系はやわいofc純銅の加工に手こずり、コマーシャルベースに乗らず商品は殆ど出ていない。またあったとしても酸化するから金メッキを施してしまうのは惜しい。

jazzオーディオはネジ1本から作るコトに意義があり、”近年オーディオは作る意義を失っている!”と仕掛けられた時代からまことしやかに伝わってくるが、鉱石ラジオの時代と同じで自分で作らねば何も手に入らない状況は不変で、時代は変わったと焦る必要も無い。

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2016年6月22日 (水)

イングルウッドクリフスのヴァン・ゲルダースタジオ

Aokix_2jazz界に僅かだが友人言えるミュージシャンが居る。いっとうの友人はjazzピアニストの青木弘武 さんで年代が近いコトもあって、妙にウマが合う。
”青木さんコルトレーンの晩年はフリーでしたが、そのままやり続けたらどうなったのでしょうか?、前衛の前衛は無い訳だから...”
”いや、亡くなってしまったから答えが消えてしまい良かったのでしょう!”
jazzピアニストの青木弘武さんはアフターアワーズに時々フリーをやる。これが滅法楽しく待っているが、流石にプロは聴衆を見る。
コルトレーンのジャケットを見ながら”イングルウッドクリフスのヴァン・ゲルダースタジオにはスタインウエイが2台あり、練習用の小型とフルコンのd272、小型は滑らかで弾きやすいがフルコンは硬くて弾きにくい。ヴァン・ゲルダーは、ハイ、本番用とd272を指示する。”
そうか!それでピアノの音が違う理由が分かった。続けて”ピアノのマイクのセッティングの写真を撮ろうとしたら、エライ剣幕でヴァン・ゲルダーが怒り出した。”
平日の穏やかな午前中1杯500円のコーヒーを飲みに来てくれて、更に何物にも替え難い貴重な情報をもらった。

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2016年6月20日 (月)

怪しいトランス事件簿完結編

Acp1他人と違うコトに恐怖を感じて個性を無くし、満遍なく学問が出来ないコトに恐怖を感じて金太郎飴的教育にしてしまい個性は失われる。歴史上の偉大な芸術家達は他人と違うコトに命を掛けたから芸術が歴史に残った。であるから現代は偉大な芸術家も偉大な英雄も出ない、文明文化の停滞した世紀と言える。かくして人様のやらないjazzオーディオに現をぬかしているあんぷおやじ流儀は、”変”と言われる。その”変”jazzオーディオの三種神器は素材、振動、電源となり、怪しいトランス事件簿はその電源の悪戦苦闘の物語である。

Acp2音はアンプが出しているのではなく、紛れもなく電源が出している。電源はエネルギーでそのエネルギーの源はパワーである。巨大なカプラン、ペルトン水車を回して水から偉大なパワーをもらい、水力が主体の昔のほうが音が良かったと感ずるのは気のせいだろうか?箱はmdfで作り、時々ゲージュツ家は箱の塗装は得意で、急に高温になった日中に素晴らしい勢いで乾燥するから、焼付け塗装が?あっという言う間に終わる。電源コンセントはcu(銅)の文字にやられて常連さんが購入したfurutechのfpxで、リン青銅で出来ているから音はボケず締まる。acインレットはamp工房常用品のfurutechのfi-06-gで、この問題点はm3ネジで配線を抑えるだけで線が逃げてしまい上手くネジ止め出来ない。フルテックさんカイゼンを望みます。

Acp3勿論遮断容量が20aのヒューズは金ヒューズとなりこの電源装置のエキサイターとなる。電源にトランスを入れる主な目的はノイズ遮蔽にあり、しかし前エントリー通り怪しい中国製?のノイズカットトランスは、とてもじゃあないがノイズは落とせそうにも無い。まあしかしこの絶縁トランスは周波数特性も悪いでしょうから、勝手に高周波ノイズ成分は減衰するとして、この怪しい電源トランスを徹底改造した。

Acp4仕上げは水晶粒の充填で、底部の重量がモロに加わる部分には中粒の水晶、それ以外は小粒の水晶と2層構造にする。音は電源でパワーで、パワーは重量となり重たい!1人でやっと持てる重量のため水晶粒の充填は満杯にしてない。水晶粒を満杯にして落し蓋はネジ止めせず落とし込み、蓋に漬物石相当の加重印加用の鉄の塊を置く。これで怪しいトランス事件簿は完結です。

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2016年6月18日 (土)

素材力学 真空管とトランジスタ2

Trxxx真空管型トランジスタなるモノは1953年にラジオで有名なフィリコ社(Philco)によって、高周波トランジスタとして作られていた。画像出展:wikipedia 実験的トランジスタと称してガラス管に封じ込められていておりまるで真空管、何年か前のエントリーで真空管トランジスタを構想したが、トランジスタの黎明期既に存在していたのだ。学習せずに発明するものだから、出来た!と喜んでも既にあるは良くあることで、ロボットの偏差カウンターも、論文に書いた高速マルチタスクosも、この真空管トランジスタもそうなる。自分で考える習慣を付ける為には無学習が必須で、いずれ真の発明が出来る。

2sb638xx日立の2sb638を大量に在庫しているものだから、構造を調べるために解体してみた。コレクタは母材の鉄にハンダ付け(画像の銀に光っているものがハンダ)されて、ベースとエミッタはアルミ線がワイヤボンデされている。このアルミ線を切断しておいて、コレクタ裏側からバーナーであぶると簡単にシリコンウエハが外せる。高温を嫌うから短時間の神業作業になり、しくじるとシリコンウエハはガラスみたいなモノだから簡単に割れる。

Newtrx 基本的にモトローラのmj15024と15025しか使わないから、この作業によりpchとnchのウエハが手に入る。逆にウエハのハンダ付けの際にも高温にさらさないように短時間でハンダ付けするために1段コレクタはΦ6mmのodc純銅棒、それを2段コレクタのΦ20mmofc純銅棒の穴に差し込みネジ止めする。これをガラス管に入れて真空管を作る、が過去の構想だったが現在は銅の管に入れて水晶粒を充填して防振構造トランジスタが完成する。

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2016年6月16日 (木)

素材力学 真空管とトランジスタ

Syuuki3 オーディオの三種の神器は
1 素材
2 振動
3 電源

と決めている。今回もまた周期表(周期律表と呼んではいけない時代になり、周期表が正解)を眺めつつ、音と素材の関係性について妄想する。
出展:wikipedia

Trxxキャンタイプトランジスタの構成素材は、トランジスタシリコンウエハを鉄材コレクタにハンダで貼り付け、ベースとエミッタはアルミ線をボンディングして引き出し鉄の足に溶着して出している。画像のテフロン下に解体したトランジスタがあり参照。まあ鉄で音を出しているのは悪かろうと、純銀+純銅コレクタにしてみた。純銀とアルミ線でどうやらしくじり成果は出なくて、純銅にして再チャレンジするつもりで音の良いトランジスタ作りもライフワークになっている。

Vtx しかし御大のシリコンは半金属元素で金属ではないから根本的に音が違うような気がする。rca 1635真空管は6n7系とゆうことでその源流に53がある訳で...あ!真空管の歴史は専門外でした。構成素材はニッケルが主体で足が銅と真鍮となって、ここでまた周期表を眺める。原子番号=電子の数だから鉄から銅までは26個から29個でシリコンの14個より遥かに多く、ここに期待して真空管の方が素材力学的にjazzオーディオに向いているとゆう珍論だが...深く掘り下げてみる。

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2016年6月14日 (火)

テクニクスsp10の回転ムラ

Sp101ターンテーブル開発を生業としているとワウフラメータは何台か持つことになる。客先のワウフラメータと同じもので評価する訳で、hpやテクトロ辺りで統一してくれれば1台で済んでありがたいのだが。テクニクスsp10はddで最高のモータを開発して松下電器を随分尊敬したものだった。最新のddは時代を変えるパワーを持ち合わせていなくて、現代オーディオの置かれた状況を象徴しているように見える。

Sp102ワウフラ測定用レコードはdenon のad1を使用する。このレコードには3khzが刻まれており、3khzの周波数精度がワウフラとなる訳。レコードを使ったワウフラ測定の問題点は、既エントリーの通り測定に技術を要するところで、測定データが違うからといってメーカの発表値をあながち否定できない。

Sp106 しかしamp工房では同一条件で各機種の測定をしているから相対比較は出来る。画像の測定条件はwtdでレンジ0.1%として、測定値は3khz(フラフラ動いてたまたま3khz)0.1%~0.086%!でテクニクスファンならば青ざめる。

Sp1041 これではいかんので慌ててレコード端面をコンコンと叩いてセンターを合わせる。おー、0.073%と少し良くなった。インチキと言われても困るのだが、これも真実でありこれがレコードなのだ。

Sp103

更に技は磨きがかかりコンコンの連続で、ようやくチャンピョンデータを見つけた。周波数3.01khz、ワウフラ0.046%、これならば開発した松下電器も納得してくれると思う。しかしこれからが問題で、amp工房の測定値0.047%~0.1%を見てライバルメーカならば0.1%は悪い!と表現し、テクニクスファンならば0.046%は良い!と表現する。レコードの偏芯やソリやセンタースピンドルの穴加工精度で日常的に起こりうるワウフラの不安定に、アナタはどう思うか...デス。

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2016年6月12日 (日)

振動力学 筐体編

Cremonaxxx クレモナにはいずれ行こうと思っているがなんせミケランジェロにダ・ヴィンチにカラバッジオとくるから、プライオリティは低い。なぜストラディやガルネリは凄いのかその空気に触れるだけ、いわば憧れとでも言いましょうか。ヴァイオリンとスピーカ箱を一緒に考えるのは無理があり、ヴァイオリンに水晶粒を充填したら響かなくなる。楽器は鳴らすがスピーカは鳴らさない。米松合板でなければダメはスピーカ箱を鳴らす思想で、この手法を真似すると腕の良い先達が多く居過ぎて太刀打ちできない。

Mdfそこで水晶粒防振構造となる訳で、少なくとも従来のコルトレーンの表現とは随分違ってくる。かくして筐体はmdf(木屑)かコンパネと材料費は飛躍的に安くなった。mdfの音色を論じてもたいしたコトはないが、水晶粒で充填すればmdfでも問題ない。アンプやdaコンバータに使う場合は何処をどんなシールドにするかで、ペラペラの銅板や鉄板を貼り付ける。過日駒越のホームセンターへmdfの切断に出向いた。画像のmdfカットは一部だが、余りにもカット数が多すぎて正確にカウントできない。担当者は”重ねて切ったのだから150円で良し!”と独り言を言いながら伝票を書いてくれた。実に良い人だ。

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2016年6月10日 (金)

続怪しいトランス事件簿

Trbf”モノは美しくあらねばならぬ”が多少工業デザインをやるあんぷおやじの流儀で、ハイエンドオーディオは音とは別にモノの美しさに惹かれて大枚叩く。美しくあらねばならぬも音と一緒で尺度がないからややっこしくなり、多数決で決めるなどととろいコトを言っているとエンブレムのようにしくじる。そしてこのトランス、外見はまあまあのデザインでそこでやられたのでしょうが、中身は汚い。ノイズカットトランスと称して10万円を超える価格に、常連さんに捨ててしまえ!と冷たいことは言えない。

Traft共振しやすいアルミの薄板をノコとニッパを使い丹念に切り取っていく。一番腹立たしいのは黄色丸印のベークのコイル押さえ板で、打ち込んだ上にニスでガチガチに固めて取れず、コイルが緩まないから水晶粒防振効果も半減する。続いて巻き線に巻かれたテープ類を剥がそうとするが、ニスと合わせてコイルにへばりつきここまで剥がすが限界。振動は固めれば解決とはならずで、樹脂で固めたトロイダルトランスのように臭いものに蓋をする方式では防振構造とはならない。コアとコイルはガタガタでよろしく、その隙間に水晶粒を充填して水晶粒の摩擦熱で振動を吸収する。まあこの解体したトランスに水晶粒20kg投入すれば、使い物になるレベルと判断した。解体からここまでで2週間を要し、工数換算をするとユニオン電機にあんぷおやじ仕様でトランスを作ってもらうべき、怪しいトランス事件簿でした。

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2016年6月 8日 (水)

振動力学 真空管とラインアンプ編7

Lamp2 身内に東大関係者が居るから悪態はつけないが、東大の高学歴をしてなぜ善悪の判断が付かないのかね。東大を目指すと期待の星で勉強のやり過ぎで肝心なモノを置き忘れ、肝心なモノを消耗してしまうのでしょう。かくして勉強嫌いはこう持論を唱える。我等前衛ゲージュツ家はアカデミックを否定する所から始り、jazzオーディオも学術はあてにせず、はなっから狂気の世界を目指す。振動対策の初期は1990年代に遡り、ofcの10mm銅板に穴を開けて(黄色丸印)ファーストリカバリダイオードを埋め込んだ。電解コンデンサもお尻の部分は埋め込むように(緑丸印)彫った。この時代のdaコンバータも電磁シールドと防振を兼ねてofc銅へ埋め込むイメージで金型彫りして何種類か作り、音は何度評価しても何度挑戦しても”別に”で大枚捨てた。であるからして現在の水晶粒防振構造は真にスゴイ手法と思う。

1635xxいわばひねくれモノで、人と同じことが大嫌いで真空管の特性もご覧のように悪いものを苦労して使う。rca 1635はパワー管でグリッド+領域で電流を流しながら使うトランジスタの如き真空管で、この球を電圧増幅管とするとこの特性になりグリッドマイナス電圧とプレート電流の特性が汚い、となる。

6sl7 一方で誰でも使う6sl7はご覧のように綺麗で、これならば信用する。ケネディが大統領になった時テレビ時代の幕開けで、テレビ写りの良かったケネディが勝った。前出の東大出はテレビ写りが悪いから、なお更聴衆に不信感を植え付ける。しかし真実は奥深く隠されてありで、美人にも惑わされないようにしよう。かくして不美人のrca 1635ラインアンプの開発は続く。

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2016年6月 6日 (月)

振動力学 真空管とラインアンプ編6

Dcsupタムラのトロイダルトランス、フィリップス電解コンデンサ、タンゴのチョーク、日本インターのファーストリカバリダイオードと音の良い部品で固めたラインアンプ用の電源の音は”別に”と、考えたほど音の向上もなく試行錯誤の時代が長く続いた。試行錯誤は迷いで、迷いは妄想を生み出し妄想は奇想天外へと続くから案外良いものかも知れない。jazzオーディオを標榜するアナタ、大いに迷いましょう。ケースの鉄は結構でトランスは解体しインレットは銅にし、金ヒューズにして水晶粒で埋めてしまえば、強力ラインアンプ電源の出来上がり。

5tdaコンバータのグランドプレーンで10mmのofc銅板を敷き詰めたが音はやはり”別に”の反省があって、5mmの50角ofc銅板でグランドプレーンとした。これにm4のタップを切り各部からの配線を繋ぐが面倒でも純銅のy端子を使いハンダは極力避ける。

Cut真空管アンプの電源は安定化しないと動作点がフラツキ、レコードのワウみたいな状態になり、現代のviolaやkrellのアンプファンが嫌う所となる。安定化電源の肝はパワートランジスタで振動対策の観点からキャンタイプに限り、振動に強いofc銅板を放熱器として使う。画像のキャンタイプトランジスタのコレクタは銅で出来ており、あの石、この石と騒ぐよりこうゆう所に気を使うべし。

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2016年6月 4日 (土)

振動力学 真空管とラインアンプ編5

J160e1964年もののギブソンj160eはお値打ちらしい。ジョン・レノンのj160eは盗まれてしまい1964年に買いなおしたからジョン・レノンのギブソンj160e=1964年となる訳。久しぶりにプロが奏でるギブソンj160eは誠に良い音でたまげ、結局良い音は演奏者の力量に負う所が大きい。同時に”ムリ!”目の前で弾いている音をオーディオから出そうとしても、聴いた瞬間無理と悟る。jazzはライブと言われてもpaを通したデジタルミキサーとデジタルアンプでは生音ではなく、電気仕掛けを通した音で生とは違う。20年くらい前になるがニューヨークのスイートベイジル(現在は閉店)で聴いたアルトのエイブラハム・バートンは、1mの至近距離でつばきは飛んでこなかったけどこれならばライブもよろしい。

1635_3 振動だ!素材だ!電源だ!騒いでも”なにそれ!”と関心は無いようだが、真空管アンプの回路方式や球の支配力に頼っても従来の範疇から出ることは難しい。あんぷおやじ流儀は前衛で前衛は時間が経たないと理解されないが、やがて振動素材電源注目の時代が来る。とゆう訳で純銅に拘り真空管を解体して大いに気付く。rca 1635のリード線は銅線でありこの真空管は使う価値がある。真空管の素材は強磁性体のニッケルが主体で作られているから磁石がくっ付くが、画像の1635の足は磁石がくっ付かず銅線と真鍮で造られているコトが解体せずとも確認できる。
2c52一方で遥かに高額なレイセオンの2c52はどうだろうか?足に磁石がくっ付き、しかし足を削ってみた所真鍮であるからリード線の素材がニッケル若しくは類似強磁性体素材であるコトが分かる。mt管の足はニッケルがそのまま出ているからこれも使えないし、gt管の選別は足に磁石をくっ付けて判断しよう。銅は音が膨らみボケた感じを与えるから、ここでくじけると先には進めない。ボケ感を色艶感に変えて初めて銅が評価される。レイセオンの2c52はしっかりした作りで、これはこれで使いこなす必要性を感ずる。

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2016年6月 2日 (木)

振動力学 真空管とラインアンプ編4

16351音は複合技術の複合要素に支配され、銘球と言えどもそれで解決しないと承知していながら、なぜ真空管の改造までやるのか?なにもせずとも良い音が出る訳がない、が信念であり先に進むには何かの打破が必要と決めて、ある種バカげた手法に活路を見ようとしている。前回までの改造ではやり過ぎと下手をしたら真空管の破壊まで繋がり、いや事実1本だめにしてしまった。その反省から生まれた次なる一手は、画像のセンターセンターボスを薄い糸ノコで丁寧に切断する。

16352センターボスには真空管の真空引きの後密閉するためのガラス管が出ているから、ここを切断したらおしまいで気の抜けない作業が続く。続いてセンターボスの穴から水晶微細粒を丁寧に充填する。真空管の上から見ると底に水晶微細粒の充填が確認できる。その後切断したセンターボスの蓋を接着して元通りになり、よしんば譲り渡す時にも問題は起きない。これで真空管ベース部分の防振構造は出来上がり続いて配線になるが、これも最大譲歩して足の先端銅線の端面にモガミのofc線を突き当てハンダする。これを防振管に入れるが後ほど。

16534 rca crc-1635などとゆう球をなぜ使うかであるがカソードが共通で0vに直結すれば外部で配線の必要もなく、より蜜結合的になる。いやjazz黄金期の1950年代の球にしてみれば単に安からで、スミマセン!回路図のパワーアンプにすれば12kΩで4%の歪みで10wも出るからたまげるが、ラインアンプはグリッドに電流を流さない方式だから狭いバイアス範囲に使いづらさはある。

Amp

まあ、共通カソードの真空管なんかでラインアンプは作らないが、音出ししてみるとクロストークも殆ど感じられず先に進める見通しが付いた。付いたがキメが少々粗い、これからが本格的開発となる。

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