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2016年6月24日 (金)

素材力学 トランジスタとネジと

Tr1他意はない!
トム・コランジェロのcelloのパフォーマンスに使われているトランジスタだから、生涯これと決めて迷うことは無い。選択肢は少ない方が音力に集中でき、行きつ戻りつの泥沼に入らず前進あるのみ。mj15024と25を使うに際して、超ド級は解体するが通常ではコレクタのネジのみをofc純銅とする。

Qxトランジスタは大量生産に耐えるように鉄材にニッケルメッキをしている。純ニッケルは鉄材の数十倍もするからメッキ材になった。どうせメッキをするならば電気銅(タフピッチ銅)や100歩譲って真鍮やリン青銅などを使えばもっと音の良いトランジスタになったのでしょうが、銅系はやはり鉄材の10倍近くして減価的に無理だった。手持ちに僅かだがモトローラの銅製のトランジスタを持っており、何れ登場させる。

Ofc2トランジスタの取り付けに必須なofcのネジは、やたら高価で買うわけにはいかずネジくらいは自分で作る。近所にあるスター精密のスイス式旋盤は棒材を入れると次々にネジ切りして出てくるが、こっちは1個々手のダイスによるネジ切りで、手にマメが出来る。

Tr2画像でナットは真鍮だが上画像のofc丸棒に穴をあけ、タップを切れば丸ナットの出来上がりで、締め付けは強引に押さえて行う。m3系はやわいofc純銅の加工に手こずり、コマーシャルベースに乗らず商品は殆ど出ていない。またあったとしても酸化するから金メッキを施してしまうのは惜しい。

jazzオーディオはネジ1本から作るコトに意義があり、”近年オーディオは作る意義を失っている!”と仕掛けられた時代からまことしやかに伝わってくるが、鉱石ラジオの時代と同じで自分で作らねば何も手に入らない状況は不変で、時代は変わったと焦る必要も無い。

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