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2016年6月18日 (土)

素材力学 真空管とトランジスタ2

Trxxx真空管型トランジスタなるモノは1953年にラジオで有名なフィリコ社(Philco)によって、高周波トランジスタとして作られていた。画像出展:wikipedia 実験的トランジスタと称してガラス管に封じ込められていておりまるで真空管、何年か前のエントリーで真空管トランジスタを構想したが、トランジスタの黎明期既に存在していたのだ。学習せずに発明するものだから、出来た!と喜んでも既にあるは良くあることで、ロボットの偏差カウンターも、論文に書いた高速マルチタスクosも、この真空管トランジスタもそうなる。自分で考える習慣を付ける為には無学習が必須で、いずれ真の発明が出来る。

2sb638xx日立の2sb638を大量に在庫しているものだから、構造を調べるために解体してみた。コレクタは母材の鉄にハンダ付け(画像の銀に光っているものがハンダ)されて、ベースとエミッタはアルミ線がワイヤボンデされている。このアルミ線を切断しておいて、コレクタ裏側からバーナーであぶると簡単にシリコンウエハが外せる。高温を嫌うから短時間の神業作業になり、しくじるとシリコンウエハはガラスみたいなモノだから簡単に割れる。

Newtrx 基本的にモトローラのmj15024と15025しか使わないから、この作業によりpchとnchのウエハが手に入る。逆にウエハのハンダ付けの際にも高温にさらさないように短時間でハンダ付けするために1段コレクタはΦ6mmのodc純銅棒、それを2段コレクタのΦ20mmofc純銅棒の穴に差し込みネジ止めする。これをガラス管に入れて真空管を作る、が過去の構想だったが現在は銅の管に入れて水晶粒を充填して防振構造トランジスタが完成する。

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