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2016年7月 8日 (金)

振動力学 altec403aを蘇らせる編了

1_2先生はグラスウールなんか取ってしまえ!と言うし、オーディオショップの店主も取ってしまえ、そしてラスクを入れろ!と言う。かくしてアメリカの古いグラスウールをマスクをして撤去するが、チクチクで暫くは閉口した。しかし音はダメでグラスウールは必須、ラスクは振動吸収で中に入れるべきではない結論に達している。吸音と防振は分けて考えるべきが現在の手法になっている。jazzオーディオは原理原則に則った上で自由にやらねばならなくて、アンプでスピーカ箱や部屋の定在波を取る、などとゆう魔法は無い。出来上がった密閉箱に40k(高密度)のグラスウールをギュウギュウ詰めにして、木星の嵐のような音圧エネルギーをグラスウールの摩擦熱で消費させる。

2続いて防振構造の真骨頂である水晶粒防振リングを作るが、画像のように綺麗に作るには相当の熟練を要する。この防振リングにより箱が音圧で受ける位相遅れの振動は絶縁されて減衰する。しかしボイスコイルの作用反作用で起きるトルク振動は、自分が発するわけだからこれを取り除かなければならなく、これがマグネットを包み込んだ水晶粒による防振構造になる。

3 次に錦糸線のハトメ部から出したofc線端子と金線で繋ぎヴォイスコイルリード線とする。Φ0.2mmの金線を2本撚って全方向からの振動に耐えるようにする。ここはコーン紙の動きを吸収するためのバネ性機構を必要とするが、今回は8インチとゆうことで省略した。

4 2本撚りの金線はもっと太くすべきだがテストで手持ちで0.2mmとなっている。その金線に熱収縮チューブを通し、微細な水晶粒を充填して防振リード線とする。スピーカの前に出す防振ケーブルはカルダスワイヤーが在庫切れでテンポラリーで作った。本番は銅のΦ25mmのパイプをベンドしてスピーカ上部から下げる構造で美しく出来るはず。

5 完成したaltec 403a防振構造スピーカの音は透明度が抜群で、スピーカからcdはダメ、rcaケーブルもヒリついてダメ等々、様々なダメダシを食らい全部に対応しきれない。最初に戻って吸音と防振は分けるべきで、この先がこの箱をスッポリ入れる25mm大きな箱を作り、その25mmに水晶粒を充填して防振構造が完成する。現状から更に音は生々しくなり透明度も増し、8インチでこんな音が出て良いのか?となるが面倒で止めた。altecのヴァレンシアを聴いてから小型スピーカはやっとれん!結局この狂気にも似た防振構造化作業は403aだろうがヴァレンシアの416-8aだろうが苦労は変わらない、ならば大型スピーカにすべきとの答えに集約される...了

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