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2016年7月16日 (土)

素材力学 altecスピーカ編

Valencia過日の炎天下、相棒のサークルkで支払いをすませて歩いていると車が近づいてくる気配を感じた。amp学校メンバーのt口氏で、先日導入された altec valencia のスピーカ台の相談に見えた。早速材料調達でエンチョーへ出向くと、t口氏が”乾燥米松90mm角材がある”と見つけた。こっちは安物の間伐杉材でいいやと思っていたが、t口氏には”米松”の2文字の拘りがありこれで製作することにした。低音のカブリが消え音の立体感が増した、と喜んでおられたが素材の振動力学で共振係数や減衰係数がマッチングした結果と判断して、今後のamp工房スピーカ台は素材力学上、米松に決めた。
素材力学本日のキーワードは米松と銅。

Almi2素材となると問題はスピーカのヴォイスコイルで、amp学校世話役のm田さんが探しているaltecのユニットを調べてみた。12インチが基本で先ずは600b、これが30cmとサイズの関係もあって案外安くて”これで良いんじゃあない”と気軽に言ってしまった。気になり調べるとaltecのカタログの断片が出てきて丹念に読み込むとアルミ線(青丸印)と判明して却下。他で見つけた文章:The edgewound aluminum voice coils and powerful alnico V magnet with a tight gap, and extremely rigid cone …

418b 続いて15インチの418b、理由はフルレンジ系にツイータを足す程度が選択基準でこうなる。この後姿をみれば分かる人は分かる、そうなんです416-8aのアルミダイキャストフレームにマグネットカバーにaltecブランドエンブレム、どれをとっても416-8aで、しかもフルレンジ=楽器用かなにかで安くて、もうこれに決めた!

Almi_2 しかし待てよ?
altecのデータを苦労して探し出すと418bはedgewound aluminum ribbon voice coilsとなっており却下。このシリーズでは15インチの421aのみが銅のヴォイスコイルとなっており、危うくしくじる所だった。15年ほど前、小型スピーカの研究に明け暮れた時、vifaのユニットでエラク音質の差が出て丹念に調べたらアルミヴォイスコイルに気が付いた。以来スピーカの選択基準は銅のヴォイスコイルで現在の素材力学上、銅にすべきの原点となった。楽器用のスピーカにアルミ線が多く使われているのは軽くてタフさだけで、音質については問題が残る。エレキアンプのスピーカを調べてアルミだったら銅に替えよう。さすればたまんなく甘い音になり、しかし若干音が緩くなる。それでもギブソンj-160eから甘い音を出したいから銅にしよう...弾けないのに。

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