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2016年7月 6日 (水)

振動力学 altec403aを蘇らせる編2

1今は亡き板金屋のトモノさんから、”これ運転してごらん”と7リッターのマスタングマッハ1のハンドルを握らせてくれた。無造作にアクセルを踏みつけるとタイヤから煙を吹いた。テレビからは”大きいことはいいことだ!”が流れ、やたらと何でも大型に憧れて”大が良い”を刷り込まれた高度経済成長期でした。過日amp学校のメンバー宅を訪問しaltecのヴァレンシアを聴くと、小型スピーカなんぞやっとれん!となり、やっぱりjazzオーディオは大型に限る。気を取り直して403aの改造を続けよう。改造後の403aの内部側はご覧のようにシンプルで、左の防振用のエンビパイプが簡単に取り付けできる。

22 続いて上海駿河屋さんから伝授された手法でコーン紙にカーボンコーティングを施す。古びたコーン紙がパリパリと蘇り、第一見た目もいいや。取り付けの方法がフランジ部を表に出しフランジ裏側に防振構造をとるため、フランジにある弊害紙は撤去しない。再三言うが、ハイテクハイエンドになって何で取り付けフランジ部が紙やプラスティックやガスケットで問題無い、にしているは片手落ち。

3 オーディオ仲間には自宅兼写真スタジオのリフォームを自力で1人でやってしまうとんでもない猛者のd4studio さんが居る。氏から電動ノコを買うともっとエンジョイできますよ!とアクマの囁きがあり、遂に買ってしまった。よって汗だくになりながら403a箱2個分のmdfを切り出し、あっと言う間にスピーカ箱2個が出来てしまった。スピーカ箱はエレキアンプ時代からだから半世紀も作り続け、スピーカを見た瞬間に大きさがイメージできる。f0やm0を打ち込んでコンピュータ計算したって、良い音を出しているソフトウエアエンジニアが箱設計支援プログラムを作っている訳ではないから信用しない。

4 次にマグネットとフレーム防振用エンビパイプを、磁石の下側にネジが当たるように締め付ける。振動エネルギーは強大で水晶粒は中目を使い、エンビパイプ内にギュウギュウ詰めに充填する。ポイントは水晶粒に圧力を加えることで、緩いと振動吸収率が落ちる。

5最初に使ったパイオニアのpe-16は大型のマグネットカバーが付いており見た目も格好良かった。そんなイメージのaltec 403aの勇姿が出来上がる。紙管が無かったのでエンビパイプを使用したが、加工性や塗装性を含めて紙管にすべきで、水晶粒防振効果のお陰でダンボールなんかも使え、素人細工で出来上がる凄さに呆れる。

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