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2016年7月30日 (土)

電源力学 電源トランス編1

1結局の所音は人なりで、その人が居なくなれば段々に人密度は薄くなりその人の音ではなくなる。トム・コランジェロはアンプ設計者として一番尊敬しており、謂わばファンのような所もある。マーク・レヴィンソンも同義だがマークの場合は回路設計者とゆうよりオーディオ思想家の意義のほうが強くて、別な意味で尊敬している。現在の最強のパワーアンプはViolaのBrao 2box setであり、トム・コランジェロが亡き後これを越えるものは出来ない。あんぷおやじが使い込み、割烹わかすぎの若旦那が使っているCello Performanceの方が改造できる意味では多分最強のアンプとなり得る。そのCello Performanceの電源部画像で、実に多くの意味が感じ取れる。シートコア(EIコア)で出来た電源トランスとチョークコイルは我等が常用するむき出しトランスに近い。振動防止でトランスをゴムで浮かせているが、これをあんぷおやじ流儀の防振構造にすればViolaのBraoも越える可能性がある。いずれにせよ音の秘密はここにあり、なのだ。

2トロイダルトランスにはなっから疑問を持っていたが、Cello Performanceの電源部を見てから問題の本質はトロイダルとかカットコアとかシートコアではないと確信した。要は素材力学と振動力学により電源トランスの音は決定されると決めた。前回は怪しいトランス事件簿でシートコアトランスで苦労したが、今回はユニオン電機 のシートコアトランスを改造して、防振構造電源ユニットを製作する。

3ユニオン電機のs村さんが見たら目を剥いて呆れる改造方法で、何時もの手法なのだ。音の悪い端子は撤去、EIコアを抑えているspccのプレス板金も撤去する。続いてコイルを押さえている絶縁紙やフィルムをコイルに傷つけないように細心の注意を払いながら撤去する。

4コイルを押さえている厚紙もコアとコイルのギャップに挟み込まれているからこれも撤去、ここは振動防止のニスが染込んで外し辛い。コアとコイルがガタガタになればシメタものだが、今回は余り緩さがない。このガタガタの隙間に満遍なく水晶粒を充填してガタガタを抑える。画像のように出来上がればトランスの改造は完了する。この剥き出しトランス仕様はamp工房仕様でユニオン電機で製作してくれるが、今回はあえて標準仕様のトランスを使った。

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