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2016年8月 1日 (月)

素材力学 抵抗器作り編1

Singo最初に訪問した時は偶然洒落たカフェを八ヶ岳で見つけて、立ち寄った。1980年代も終わり頃と記憶している。3回目の訪問の時は車が故障してしまいピンチの時に、singoさんが駐車場の下をお使いなさいと親切にしてくれた。その後何度も訪問しているが、singoさんが亡くなったコトもあり供養で出かけた。何時ものフルーツティを家人と分け合って飲んでいると突然の雨で、singoさんの涙と勝手に決めさせて頂いた。チト観光化し過ぎは気になる所ではあるが、多くの従業員を抱えてしまったのでは致し方あるまい。八ヶ岳や清里を訪れた際には、俳優の柳生博さんの運営する八ヶ岳クラブに立ち寄られたら如何でしょうか。

Load前回のamp学校の時も長老組は”時間がない、今やらねば!”と拍車が掛かり、その拍車に乗ったあんぷおやじ流儀も傍でみれば狂気としか思えない世界へ踏み込んでいる。ラインアンプで信号はプレートから取り出し、カソードフォロアはやらない。経験則なのだが、ゲインを持たないとラグビーと同じで勝負にならない。どう考えてもプレート抵抗の限界は10kΩ程度になるが、プレート電圧は定電圧電源で自由自在になり、6sn7パラ接続で170vの1kΩまで下げた。プレート抵抗を下げればゲインも下がり、誠に好都合なのだ。

11kΩまで下げると別な景色が見えてくる。そうです抵抗を作るのです。途中経過は省略するがシンナーを浸したビンの中にdaleのrsー5の1kΩを放り込み一昼夜放置する。この剥離方を発見するまでに高価な(1本500円以上もする)rs-5を何本も破壊した。一昼夜漬けた抵抗を取り出し爪をたてると抵抗の保護材が見事に剥がれる。

2 抵抗値は低いほうが音が良く、インピーダンスや何やらと理屈を唱えているが、要するに細い線が沢山巻かれていると長距離で音の通りが悪く、振動にも格別弱いから音が悪くなる。セラミック?と思われる芯にニッケルクロムの細線が巻かれエンドキャップの鉄にスポット溶接されており、ニッケルクロム線はハンダが付かない。

3剥離が完了したrs-5の両端にofc線の芯線を巻きつけハンダで固定して、ofcのリード線を出そうと進めていた。画像で黒色のrs-5はオリジナル、隣は抵抗の芯、剥離済みrs-5、右は解けたニッケルクロムの細線をテフロン棒に巻いて、1kΩの抵抗を作ってみた。

4rs-5に巻かれたニッケルクロム細線の問題点は細い癖して硬度があり、機械巻きしている為形状記憶合金的フォーミングで、解いても巻き付きキンクが直ぐに出来る。そこで解きながらしごいてΦ30mm程度の紙パイプへ再び巻きつけて保管する。前エントリーの抵抗線会社からは何のレスもないので当分はrs-5の解体でしのぐ。巻き直した抵抗を銅のパイプへ入れて水晶粒を充填して1kΩの防振構造抵抗の出来上がり。

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