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2016年8月27日 (土)

素材力学 真空管とラインアンプ編10

00東名高速上り線の富士川サービスエリアに富士川楽座がある。ここの3fに駿河路 という名前の展望レストランがあり、ここの酒井マネージャとは30年来の友人である。その昔、ロボットベンチャー時代に接待食事に、レストランベルジュ35の石坂浩二が描いた絵のある貴賓室利用に便宜を計らってもらって以来になる。その後は御殿場ビールレストランのマネージャで活躍され、そして今の会社に移られ晴れて故郷清水に戻ってこられた。富士川楽座へ寄られたら駿河路で富士山を見ながらの食事は中々のモンですよ。

1さて隠しおおせないのが音色で、rcaの2a3でそれをつくづく思う。素材には全て音色があり金属素材でレキシントン盤が金色に輝く順番は金、銅、真鍮、鉄等で2a3の真空管の音色を損なわないためには、それらの素材を優先的に使う。ラインアンプの入力セレクターにリレーを使うが、銀合金はご覧のように黒く酸化する。

2であるから通常の銀合金接点はリレーに限らずブレーカやスイッチにも使われて、これらは遮断時のアークにより接点表面が荒れ、言い換えれば活性化されているから導通には問題ないが、根本的によろしくない。その酸化した接点をヤスリで磨く...非常識な!

3 いいんです、金箔を張るための強引な酸化の除去です。99.95%の純金Φ1.0mmを叩いて叩いて薄く延ばし接点素材を作る。それを接点の上に被せ母材の銅部分へハンダで固定する。接点の交差角度は90度として、所謂クロスバ接点とする。このリレーを合計4個作る。

4cdで2個phonoで2個、右と左で別々なリレーとしてこれを入力rcaジャック近傍へ配置してコイルをパネルのセレクターで切り替える。金は経年変化が少なく酸化もしないから高信頼性であり、音色は金色に輝き理想的な切替機構ができた。jazzオーディオは直列接続のイモズル式であるから、信号の経路に1箇所でも音色の悪い素材があると悪貨は良貨を駆逐してしまうから努々侮るなかれ。

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