« 素材力学 抵抗器作り編3 | トップページ | 振動力学 真空管依存症3 »

2016年8月 9日 (火)

振動力学 真空管依存症2

2a3随分前になるが浜松のテクソル さんへ管球王国で高評価を受けた venus sound の2a3のアンプを持ち込み、各種2a3の音質テストをやれる幸運に恵まれた。その時の印象は”2a3真空管の試聴は貴重な体験であった。rcaは圧倒的に良く、ゴールデンドラゴンはすんなり鳴り、問題はkrで冷たく突き放された。見た通りの端正な佇まいで音もその様である。”となり、現代録音は丹精緻密なチェコのガラス工芸kr2a3が良いに決まっているが、1950年代~1965年までのヴァン・ゲルダー録音となるとrcaのヴィンテージ2a3に決まっている。問題はその古典球で真空管依存症になってしまい、we300bの刻印だ!2a3は rca cunningham の1枚プレートだ!となり金額は天文学的で原資乏しきあんぷおやじ流儀jazzオーディオでは、全く無縁の話になる。原資豊な方は迷わず真空管依存症になりこれらで鳴らされるべきで、violaのブラボー750万円を持ってしても表現力では古典球に敵わない。

2a3rcaそこであんぷおやじ流儀jazzオーディオはテクソルさんでの経験を踏まえて、ヴィンテージ2a3は rca の2枚プレートに決めた。当方古典球について専門外で振動力学的に判断すると、1枚プレートはプレート、グリッド、ヒーターと全て1セットで音圧振動による影響を受け難く、janの合理化された2枚プレート2a3はプレート、グリッド、ヒーターと全て2セットで音圧の影響を受け易いと判断します。2枚プレートとは表現が適切でなくて双3極管と考えるべきでしょう。双3極管が内部で一体化されており、面積を稼ぎオーバードライブにも強くなっている。余談だが中国球2a3cが1枚プレートでも論外は、素材力学的追求が必要と思うがやっている時間が無い。

2a3cu1rca cunningham の1枚プレート2a3より表現力を増す為には振動力学であり素材力学なのだ。テクソルさんの販売されているrca2a3はマッチドペアで65,000円と、2枚プレートでも決して安くない時代になった。高価でムゲな改造は出来ないが、やれるだけのコトはやろう。先ずは足の材質を調べる。ハンダ付けされた足を削ると銅が出てきてここは問題ない。よく黒ベースが接着剤劣化で緩くなりガタガタすると心配で現代接着剤で固定してしまう誤猛者がいるが、決してやってはいけない。防振構造化で外そうとしたが、外れない頑固さがあり気にすることはないし、2a3クラスになると銅線も太くて丈夫。

2a3cu2内部の素材はニッケルがこの時代の代表格で、ステム内部でニッケルと銅線が接続されている。この2a3の設計図でもあればかなり改造や振動、素材力学上大いに役立つのだが、ネットでも見たことが無い。2a3とか300bは後世にに正しい情報を伝えるために是非設計図を公表してもらいたい。黒ベースの底に最低限の穴を開けて、内部へ水晶微細粒を充填して黒ベースを防振構造化する。ソケットは使用せず足のハンダを抜き取り銅線とカルダスワイヤーを接触させてハンダ付けする。全体を銅管に入れて水晶粒を充填して防振構造とし銅管外部から冷却ファンで冷やす。銅管はネジを切りアース端子を設けgndする事で電磁シールド効果を持たせ、振動、電磁の両方の対策となる。

Photo余談です。
サンパウロ近郊スザノ市でカラオケハウスへ行ったら鉄格子の頑固な門があり、腰に38口径のリボルバー(多分S&WのChiefs Special)を持ったガードマンが護衛していた。夜間の車走行は赤信号でも信号を無視して停車すること無く走り抜ける。リオのコパカバーナの海岸ではスリカッパライに警戒して団体で行動した。1996年にロボット教え子のジョンの招待でブラジルへ渡ったが、何かあってはいけないとジョンが細心の注意を払ってくれた。日本人は平和ボケしているから大いに警戒しよう。

|

« 素材力学 抵抗器作り編3 | トップページ | 振動力学 真空管依存症3 »