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2016年9月26日 (月)

増幅力学 ラグビーとアンプとゲイン編

Kizu_2 ラグビーワールドカップ南アフリカ戦のテレビ中継にクギ付けとなる。ワールドチャンピョンに2度も輝き、アパルトヘイトを打破した今は亡きマンデラ大統領率いるスプリングボクスには、特別な感情を持って支持していた。後半の後半の最後、ゲームキャップテンのマイケル・リーチ君はラインアウトを指示し(我々はリーチ・マイケル君の呼び方に馴染めない)フッカー木津君に”外すなよ!”と耳打ちする。

2006_2その木津君とは2006年花園で同じ東海大付属同士で、戦い相いまみえた。no5ロックで木津君、no8で前川君、皆トップリーグになった。この年にラグビーがゲインである事を名将h多監督から教わり、なんだい、ラグビーとはゲインでアンプなのか?

Gain真空管を学べば直ぐ出てくるのがゲインの公式、確か高校2年の電子工学で学んだから50年以上も同じ式を使い続けている。これをラグビーに当てはめると、μは精神力でrpは相手の力、Rは自分の力、ゲイン1以上が前進でゲインラインを切ると表現するが、力が拮抗している場合には相手より2倍以上の精神力μを持つ必要があり、ラグビーもアンプも同じであるコトが解る。しかし公式は同じでも音は格段の進化を遂げたから、普遍が如何に大切か思い知らされる。アンプの設計には四則演算が解れば十分で、よって小学生の算数で問題ない。やたらと難しい数学モデルを作った所で音はたかが知れているし、今時は何処の大学の研究室でも取り合わないから、数式はもう往生しよう。

301xさてこの数式にあてはめると古典球対プレート抵抗1kΩの是非が分かる。先ずはカニンガムのcx301-aを見てみよう。rcaが生産してカニンガムブランドで販売していた時期の物で、フィラメントはトリタンで電球そのものだが、防振構造になれば全く見えない。135vの時プレート抵抗10kΩでμが8となり、この時の概略ゲインは8x1/(10+1)=0.7で-3dbのマイナスゲインとなってしまい、1kΩは非となる。3kΩくらいにすれば+5dbでラインアンプやチャンデバに使える。

112x続いてカニンガムのcx112-aで、古来は3極出力管で使われていたからプレート抵抗は低い。フィラメントはトリタンではないから蚊の鳴くようなか細い灯りとなる。135vの時プレート抵抗5.1kΩでμが8.5となり、この時の概略ゲインは8.5x1/(5.1+1)=1.4で+3db位となり、1kΩは是となる。301などのプレート抵抗10kΩ組と共用するならば、2kΩでいける。この計算とて概略で、しかし3パラメータが動的であれば概略で十分がゲイン計算式で、ラグビーよりよっぽど楽だ。これは朗報で、銅マンガニン線水晶防振構造電磁シールド抵抗の2kΩはy本氏の技であれば難なく巻ける。

おまけ:
貧者の核とか原資乏しき者への福音とか勝手なコトを言っていたが、weを初めとした高価な古典球群を前に、原資豊かな者には敵わない現実もあると思い知らされた。そして今年こそは翔洋ラグビー部に花園へ行ってもらいたい。その為にゲインの公式を実践しよう!

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