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2016年10月16日 (日)

原点の力学

Buna ヒューマノイド型は別にして安価な工業用ロボットは、電源投入時に原点の確認作業を行う。アブソリュートエンコーダを搭載すれば原点の確認作業の必要は無いが、毎電源投入時のこの儀式でロボットの健康診断が行われたようなものになる。人も時々原点復帰の必要があり、基準ベースから見える景色の確認を行うのが大切と心得ている。かくして原点復帰に出かけた。箱根仙石原にあるポーラ美術館の森がそれで、美術館内の絵画や彫刻の鑑賞の後は必ず訪れるのがこの森。日本では減少している雑木林で、ブナの巨木やヒメシャラの巨木に出会うコトができる。

Koboku_2 さて、スキャンスピークの水晶粒防振構造によりかなりの音質改善がみられた。しかし少しくらい鳴ったところでたかが知れているし、jazzオーディオは緒に就いたばかりで原点辺りをウロウロしているに過ぎない。そして、そこで見たのが倒木で、樹種は分からないが巨木が朽果てて倒れている。実に示唆的で、これ見よがしのこけおどし的に鳴ったところで、直ぐにばれてボキッとおれる。そうか!次なる音の目標はヤナギのようなしなやかさか、さすれば折れることなくjazzオーディオの魂たる音楽はより躍動できる。
Pola歩かなければならない、は年齢から来る強迫観念だが空気の美味いポーラ美術館の森は自ら進んで歩くコトが出来て、行動の原点はかくあるべき。歩きながらしなやかさの手法を思い巡らせていると、そうかまたしても原点だ。
Lamp_2その原点とはノイズとシールドになり、この2点とも論文が何冊も書けるくらい奥が深く、たいていは臭いものにフタをしろ的解決法になる。今更論文もないから実践的手法の完全を目指そう。画像はamp学校メンバーのtukaさんの組み立て中のラインアンプで、コンデンサ、抵抗、真空管は銅パイプに収め電磁シールドしてある。これをどう拡大発展させるかは容易に想像がつき、しなやかさの秘密が見えたか?

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