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2016年10月26日 (水)

情熱と想像力学 真空管式ライアンプ編

1映画ライムライトの名言”All it needs is courage,imagination, and a little dough”の courageとimaginationは勇気と愛とするが、情熱と想像力としよう。 あんぷおやじ流儀は”人生は情熱と想像力と、そして僅かなお足があればいい”となる。オーディオ術も芸術も技術もこの術の付く言葉の必須項は”情熱と想像力”に尽きるが、この言葉は誰にでも持てそうで持ち難い。amp学校メンバーのy本氏は正にあんぷおやじ流儀ライムライトの情熱と想像力と、そして僅かなお足を地でいっている。僅かなお足には異議あり、となるでしょうが十分であればオーディオなんかやっちゃあいられず、ウイーンへ行って弦楽四重奏を聴けばいい。

2さて、y本式の真空管ラインアンプが完成して試験と仕上げで持ち持ち込まれた。氏のラインアンプは全ての配線にモガミのofc線awg16番のド太いやつを使い、プレート抵抗の1kΩは銅マンガニン線で自作し、全てに無骨な想像力と情熱で作られており圧倒される。

3水晶粒防振構造をとるため筐体はmdfで作った。mdfは木とは呼べないような紙に近い材質で、オーディオ界では最低に身分する素材で安かろう悪かろうの烙印が押されているが、さにあらん。水晶防振構造では全く問題なく、音を聴けばmdfの意味が良く分かる。

4仕上げの塗装は水溶性の塗料をハケ塗りベタベタやる。濃い目の塗料ならばタレも無いし素人で問題なく塗れる。ツマミはポテンショメータのダイヤルを改造して使い、銘板はパソコンで打って作る。m+aシールや銘板は剥がれ易いので、貼り付けた上から油性のツヤ消し透明を吹き付けて塗膜の保護も合わせてやる。

5試験は1khz、1vのサイン波をテクトロ歪み率計のsg505から出力させレベルと歪み率を計るが、たいていは儀式だけで厳密には面倒でやらない。音を聴けば一発で分かる。y本式はあんぷおやじ式に比べ配線の太い分僅かに音質改善が見込まれるが、この僅かに情熱と想像力をかけるのがjazzオーディオなのだろう。次週はy本邸へ持ち込み水晶を充填して音質の確認作業を行う。そして水晶を充填しながら音質の変化する過程を、amp学校メンバーがインスタする。

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