« 振動力学 驚異の銅コンデンサと銅コイル | トップページ | 原点の力学 »

2016年10月14日 (金)

音色力学 真空管とトランジスタ

Scyanamp学校世話役のnakaさんからメールが入り、”スキャンスピークは異常なスピーカーで、聞かない方が身のためです!”と言われてしまう始末で、スピーカ箱の水晶粒防振構造はある種革命なのかも知れない。測定器並みの耳のm+aさんは”こんな鳴り方は出来ない!”と脱帽していたものの、milesのrelaxin’をかけると”あ!家の音も似ているから家のシステムもかなり良いのねー?”と言う。これは一体?

Sbm1スキャンスピーク・スピーカシステムはヨーロッパの現代スピーカであるから、直感的に調整用cdはtbmのblow upを使っていた。three blind mice の藤井さんには録音の方法について伺ったことがあり、得体は知れている。何れ藤井さんに来ていただきamp工房の音で、blow upを聴いてもらおうと思っている。

Tbm1その録音システムは画像の通りで、コンデンサマイクについては今回の主題ではないのでさて置き、テープレコーダに注目しよう。ampex ag440bが使われ、ampex200,300,350の真空管アンプからトランジスタに切り替わった機種になる。ag440とくればピンとくる。そうだコルトレーンだ!

Ag4401x以前のコルトレーンのエントリーから「このオラトゥンジ・アフリカ文化センターの録音が遺作となってしまった。1926年9月の生まれだからきっちり40歳の人生だった。そして建設中だった自宅地下の録音スタジオには最新鋭のテープレコーダampex ag440が2台残されていた。」1967年7月17に亡くなり、結局のところヴァン・ゲルダーはag440でコルトレーンを録ること無く終わって真空管式録音と共に去り、これが良かった。

Ag440xx古典球ラインアンプは色艶も勿論良いが、音色判断の感度も抜群に優れており、直ぐにバレてしまう。最初のこれは一体?に戻り、スキャンスピークでmilesのrelaxin’をかけるとm+aさんが”あ!家の音も似ているから家のシステムもかなり良いのねー?”に繋がり、インパルス盤のコルトレーンにも繋がり、これらヴァン・ゲルダー録音は情報量の多いtbmのblow upほどスキャンスピークが上手く鳴らない。ampex200,300,350までの真空管式録音の分厚いが若干情報量不足の音は、スキャンスピーク・スピーカシステムのセアスt25c-001ドームツイータでは無理で、やはりaltecのホーンドライバになる。

Lamp_2これを相性としてしまうのは早計で更なる研究を重ねるが、音色高感度の世界では真空管かトランジスタと区分けして、繊細極まりない音であればトランジスタ、音色抜群で分厚い音であれば真空管となる。

|

« 振動力学 驚異の銅コンデンサと銅コイル | トップページ | 原点の力学 »